ア ト ピ ー が ツ ル ツ ル に (@^^)/~~~


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東 京 や 京 都 の 漢 方 専 門 医 療 機 関 を 見 聞 し、 非 常 に 残 念 に 思 っ た こ と が あ る 。そ れ は ア ト ピ ー の 診 療 に つ い て で あ る 。 治 療 の 主 役 が ス テ ロ イ ド で、 漢 方 薬 は 脇 役 に す ぎ な い こ と が 多 か っ た こ と だ 。 増 悪 時 の 一 時 的 な 使 用 な ら 理 解 も で き る が、 漢 方 治 療 を 看 板 に 掲 げ な が ら、 治 療 の 主 体 が ス テ ロ イ ド と は 。 な か に は ス テ ロ イ ド を タ ッ プ リ 使 用 す る よ う 指 導 し て い た と こ ろ も あ っ た 。 ス テ ロ イ ド 離 脱 を 目 指 し て 訪 れ る 患 者 さ ん は 多 い の だ が、 そ れ で は 詐 欺 で は な い か 。 日 本 の 漢 方 医 療 の 暗 部 を 知 っ た 思 い が す る 。

30 代 の 男 性 。 生 後 直 ぐ よ り ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 で あ っ た が、 軽 い た め か 放 置 し て い た 。 し か し 会 社 に 入 社 し た こ ろ よ り 悪 化 し た た め 皮 膚 科 を 受 診 し ス テ ロ イ ド 軟 膏 の 使 用 を 開 始 。 当 初 は 改 善 が 認 め ら れ て い た が、 そ の 後 は 症 状 が 一 進 一 退 の た め、 半 年 前 か ら ス テ ロ イ ド 軟 膏 を 中 止 し、 顔 に は 保 湿 剤 を 使 用 し て い た 。 受 診 時、 顔 や 首 は 赤 く ( 紅 皮 様 皮 膚 炎 化 )、 局 所 的 に ジ ク ジ ク 滲 出 が 認 め ら れ た 。 四 肢 や 体 は 暗 褐 色 調 で ガ サ ガ サ し、 散 在 性 に 発 疹 や 糜 爛 が 見 ら れ た 。 脈 は 80 で 滑 弦、 両 尺 弱 。 舌 は 暗 紅 で 白 苔 (+)。

食 欲 や 便 通 は 良 好 。 神 経 質 で 緊 張 し や す い 。 の ぼ せ や す く、 暑 い 所 で は 顔 か ら 滲 出 が 生 じ る 。 口 渇 や 口 粘 が 認 め ら れ、 冷 た い も の を 欲 す る 。 疲 れ や す く 寝 汗 が 出 る 。 湿 熱 型 の ア ト ピ ー で、 瘀 血 を 伴 い、 多 少 気 の 不 足 が み ら れ る 。 蒺 藜 子 7、 芍 薬 7、 牡 丹 皮 7、桃 仁 5、 白 朮 9、 薏 苡 仁 20、 枳 実 3、 夏 枯 草 7、 連 翹 9、黄 耆 9、生 甘 草 3 ( す べ て 保 険 適 用 ) を 投 与 。 4 週 間 後 、多 少 顔 の 赤 み が 和 ら ぎ 痒 み が 減 少 。 前 方 に 金 銀 花 9 を 加 味 。 4 週 間 後、 顔 の 赤 み ・ 滲 出 ・ 痒 み が 著 明 に 改 善 。 お 風 呂 に 入 っ て も、 の ぼ せ な く な っ た 。 さ ら に 釣 藤 鈎 9 を 追 加 。

そ の 後 も 加 減 方 で 順 調 に 改 善 し、 肌 が 白 く ツ ル ツ ル と な り 正 常 化 し た た め、 治 療 を 1 年 4 ヶ 月 で 中 止 し た 。 2 年 経 過 す る も 再 発 は な い 。 治 療 は 清 熱 化 痰 ・ 袪 風 熱 ・ 活 血 化 瘀 で あ る 。 特 記 す る べ き こ と は、 の ぼ せ た り 緊 張 し た り す る こ と が な く な り、 自 分 に 自 信 が も て る よ う に な っ た こ と だ 。 長 年 の 悩 み で あ っ た ア ト ピ ー か ら 解 放 さ れ た こ と に も よ ろ う が、 全 身 性 の 皮 膚 炎 を 原 因 と す る 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン の 精 神 状 態 へ の 関 与 も 考 え な く て は な ら な い 。 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン は 大 脳 辺 縁 系 ( 扁 桃 体 ) に 作 用 し 不 安 感抑 う つ 症 状 を 引 き 起 こ す か ら で あ る 。

「 病 は 気 か ら 」 と 言 わ れ る が、 こ の 気 の 流 通 を 促 進 す る 作 用 が 漢 方 薬 の 本 領 で あ る 。 漢 方 薬 は 身 体 と 心 の 両 面 ( 心 身 一 如 ) を ケ ア す る こ と が で き る 。 漢 方 薬 は 自 然 治 癒 に 近 い 治 療 効 果 を 現 す こ と が で き る 。 現 代 ま で 数 千 年 も の 間 脈 々 と 受 け 継 が れ て き た 所 以 で あ る 。 我 々 に は こ の 世 界 的 文 化 遺 産 を 発 展 ・ 継 承 し て い く べ き 責 任 が あ る 。


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「 認 知 症 」 患 者 が 減 少 (@^^)/~~~


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厚 生 労 働 省 の 発 表 に よ る と、 日 本 の 認 知 症 患 者 数 は 2012 年 の 時 点 で 462 万 人、 65 歳 以 上 の 高 齢 者 の 約 7 人 に 1 人 と 推 計 さ れ て い る 。 認 知 症 の 前 段 階 と さ れ る 軽 度 認 知 障 害 ( MCI ) は 約 400 万 人 と 推 計 さ れ、 合 わ せ る と、 高 齢 者 の 約 4 人 に 1 人 が 認 知 症 or 認 知 機 能 障 害 者 と な る 。 2025 年 の 予 測 で は、 認 知 症 患 者 数 は 700 万 人 前 後 に 達 す る と 考 え ら れ て い る 。 日 本 の 人 口 構 成 比 で 重 き を 占 め る、 わ れ わ れ 団 塊 の 世 代 が、 75 歳 以 上 と な る の が 2025 年 だ か ら で あ る 。 こ れ を 2025 年 問 題 と 称 し 国 家 的 戦 略 が 練 ら れ て い る 。

高 齢 化 社 会 を 迎 え る 一 方 で、 少 子 化 の 問 題 も か か え る 日 本 。 認 知 症 の 介 護 に は 非 常 な マ ン パ ワ ー を 必 要 と す る 。 こ の た め 少 子 化 社 会 で は 二 重 の 負 担 が 強 い ら れ る こ と に な る 。 と こ ろ が で あ る、 そ ん な 中、 米 国 か ら、 信 じ が た い サ プ ラ イ ズ が 舞 い 込 ん で 来 た 。 こ の レ ポ ー ト は 65 歳 以 上 の 高 齢 者 を 対 象 と し、 2000 年 と 2012 年 に 認 知 機 能 を 調 査、 比 較 検 討 し た コ ホ ー ト 研 究 で あ る 。 米 国 衛 生 研 究 所 ( NIH ) が 後 ろ 盾 と な っ て お り、 信 頼 性 が 担 保 さ れ た 研 究 と 考 え ら れ る 。

結 果 は、 認 知 症 の 有 病 率 は 2000 年 で 11.6 %、 2012 年 で 8.8 % で あ り、 2012年 で 明 ら か に 認 知 症 患 者 数 が 減 少 し て い た 。 こ の 減 少 に 寄 与 し た 要 因 と し て、 教 育 年 数 が 有 意 差 を 以 て 示 さ れ た ( 2000 年 で 11.8 年、 2012 年 で 12.7 年 ) 。 高 学 歴 ほ ど 認 知 症 に な り に く い、 と い う の が エ ビ デ ン ス で あ る 。 確 か に 頭 を 使 う ほ ど 脳 の 可 塑 性 が 高 ま り、 神 経 細 胞 間 の ネ ッ ト ワ ー ク が 強 化 さ れ る 。 脳 ト レ も 認 知 症 を 予 防 す る 1 つ の ツ ー ル な の か も し れ な い 。 し か し 年 齢 と と も に 脳 も 老 化 す る た め、 ア ミ ロ イ ド β 蛋 白 質 ( Aβ ) は 沈 着 す る 。 そ れ を 防 ぐ こ と は で き る の か

脳 ト レ で Aβ の 沈 着 を 防 ぐ こ と が で き る か は 不 明 で あ る 。 た だ Aβ が 沈 着 し て も、 認 知 症 の 発 症 を 遅 ら せ る こ と は 可 能 と 考 え る 。 き ん さ ん ・ ぎ ん さ ん は 病 理 学 的 に は、 末 期 の ア ル ツ ハ イ マ ー 病 で あ っ た と 言 わ れ る 。 し か し TV か ら 受 け る 印 象 で は、 認 知 症 と は 思 わ れ な い 言 動 で あ っ た 。 知 的 刺 激 は、 認 知 症 が 発 現 し て い て も、 発 症 さ せ な い 可 能 性 が あ る 。 現 段 階 で は 断 定 で は な く、 期 待 で は あ る の だ が 。

現 時 点 で Aβ を 沈 着 さ せ な い 方 法 は、 昨 年 元 旦 に 述 べ た Aβ の 排 泄 路 の 流 通 を 促 進 さ せ る こ と で あ る 。 排 泄 路 に 関 す る 研 究 は 急 速 に 進 ん で き て い る  た だ、 脳 内 老 廃 物 の 排 除 に は 良 質 な 睡 眠 が 欠 か せ な い 。 Aβ は 主 に 夜 間 に 脳 か ら 排 除 さ れ る か ら で あ る 。

厚 労 省 の 推 計 で は、 2025 年 に は 認 知 症 患 者 が 700 万 人 に 達 す る が、 そ の 時 点 で 団 塊 の 世 代 が 75 歳 以 上 の 高 齢 者 と な っ て い る 。 こ の 世 代 か ら 大 学 進 学 率 が 急 速 に 高 ま っ て き た 。 日 本 で も 認 知 症 が 減 少 す る と い う、 想 定 外 の サ プ ラ イ ズ が 起 き る か も し れ な い  そ の た め に は 著 者 を 含 む ベ ビ ー ブ ー マ ー が、 頭 を 鍛 え る 責 務 を 負 う こ と に な る


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「 ド ク タ ー X 」 恵 比 寿 に 「 芍 薬 レ デ ィ ー ス ク リ ニ ッ ク 」 開 業 (@^^)/~~~


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米 倉 涼 子 主 演 「 ド ク タ ー X 」 の モ デ ル と う わ さ の 疋 田 裕 美 先 生 が、 4 月 5 日 恵 比 寿 で 開 業 し ま す 。 ク リ ニ ッ ク 名 は 「 芍 薬 レ デ ィ ー ス ク リ ニ ッ ク 恵 比 寿 」 で す 。 漢 方 も 縦 横 に 駆 使 し 最 新 の 医 療 を 行 い ま す 。 彼 女 は 聡 明 な ド ク タ ー で す 。 以 上 著 者 の 個 人 的 お 知 ら せ で し た 。

人 類 は 穀 物 を 生 産 す る よ う に な り 急 速 な 進 化 を 遂 げ て き た 。 食 料 が 安 定 的 に 供 給 さ れ る よ う に な る と、 人 口 が 増 加 し コ ミ ュ ニ テ ィ が 形 成 さ れ、 集 団 生 活 を 律 す る た め の 規 則 や 規 範 が 整 備 さ れ、 コ ミ ュ ニ テ ィ は よ り 複 雑 な 社 会 へ と 発 展 し て い っ た 。 そ れ に 順 応 す る か の よ う に、 ヒ ト の 頭 脳 も 高 度 な 進 化 を 遂 げ、 今 日 の 文 明 ・文 化 を も た ら す よ う に な っ た 。 数 百 万 年 に も 及 ぶ 狩 猟 か ら 農 耕 へ の 生 活 環 境 の 一 大 転 換 を、 安 定 的 な エ ネ ル ギ ー 源 の 確 保 と い う 現 象 と し て だ け で な く、 穀 物 に 含 ま れ る 化 学 物 質 の 観 点 か ら も、 捉 え る べ き で は な か ろ う か 。

穀 類 に は フ ェ ノ ー ル 類 が 豊 富 に 含 ま れ る 。 こ れ ら は 肉 や 魚 ( 狩 猟 ) か ら は 得 る こ と の で な い 有 益 な 化 学 物 質 で あ る 。 と く に フ ェ ル ラ 酸 は 認 知 症 を 改 善 さ せ る ほ ど の 働 き が あ り、 健 康 食 品 と し て も 市 販 さ れ、 一 部 の 医 師 の 日 常 診 察 に も 用 い ら れ 効 果 を 上 げ て い る 。 コ ウ ノ メ ソ ッ ド の 中 心 を な す も の で あ る 。 さ ら に フ ェ ル ラ 酸 は 抗 ガ ン 作 用血 糖 降 下 作 用美 肌 効 果 も 有 す る 。 女 性 の 米 糠 パ ッ ク は フ ェ ル ラ 酸 の 効 能 で あ ろ う 。 潰 瘍 性 大 腸 炎 の 炎 症 抑 制 効 果 も 報 告 さ れ て い る 。 フ ェ ル ラ 酸 は 米 糠 や フ ス マ に 大 量 に 含 ま れ る 。 安 価 で あ る の が 嬉 し い 。

と こ ろ が で あ る 。 人 類 の 進 化 を も た ら し た 穀 類 を、 目 の 敵 に す る よ う な ダ イ エ ッ ト が、 一 部 で も て は や さ れ て い る 。 長 年 食 さ れ て き た 穀 類 は、 ス イ ー ツ や 清 涼 飲 料 水 な ど と 異 な り、 糖 尿 病 の 原 因 な ど に は な り 得 な い 。 そ れ な の に、 己 の 食 生 活 や 運 動 不 足 な ど を 顧 み ず、 主 食 ( 穀 類 ) を 人 身 御 供 と す る と は 。 過 激 な 糖 質 制 限 は エ ネ ル ギ ー の 大 部 分 を 脂 質 に 依 存 す る 高 脂 肪 食 で あ る 。 高 脂 肪 食動 脈 硬 化 だ け で な く、 癌 細 胞 の 増 殖 や 転 移 を 引 き 起 こ す 。 さ ら に は、 不 安 や 記 憶 障 害 や 反 復 動 作 な ど の、 脳 の 炎 症 徴 候 が 出 現 す る 。 糖 質 制 限 を 行 う と 通 常 に 比 べ、 総 死 亡 率 が 高 ま る と も 報 告 さ れ て い る 。 自 分 を 律 す る ポ ジ テ ィ ブ で 健 康 的 な 糖 尿 病 対 策 を 行 う べ き で あ ろ う 。


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掌 蹠 膿 疱 症 の 治 療 は ア ト ピ ー よ り 楽 々 (@^^)/~~~


銀座ダイヤモンドシライシ (銀座1丁目)皇居前広場 (丸ビル35Fから. 2017/4/5)










50 代 の 女 性 。 10 年 以 上 も 掌 蹠 膿 疱 症 に 苦 し ん で い る 。 知 人 の 紹 介 で 掌 蹠 膿 疱 症 で 有 名 な ク リ ニ ッ ク を 受 診 し た 。 そ こ で の 治 療 は ビ オ チ ン ( ビ タ ミ ン H ) の 服 用 と ス テ ロ イ ド 軟 膏 の 塗 布 。 3 年 間 も 治 療 に 通 っ た が 効 果 が ま っ た く な か っ た 。 当 方 の う わ さ を 聞 い て や っ て 来 た 。

膿 疱 が 手 掌 に 散 在 し、 足 蹠 ( 底 ) に は 集 族 し て い る 。 手 掌 ・ 足 裏 の 皮 膚 は 暗 赤 色 を 呈 し、 表 面 が ツ ル ツ ル し 光 沢 を 放 つ が、 皮 膚 全 体 が ブ ヨ ブ ヨ し た 感 じ で あ る 。 ス テ ロ イ 軟 膏 の 副 作 用 と 思 わ れ る 。 湿 熱 に よ る 掌 蹠 膿 疱 症 と 診 断 し、 麻 黄 5、 芍 薬 9、 茯 苓 7、 茵 蔯 蒿 15、 黄 耆 4、 枳 実 3、 連 翹 6、 益 母 草 9、 生 甘 草 3、 石 膏 20 ( 先 煎 ) ( す べ て 保 険 適 用 ) を 投 与 。

2 週 間 後、 手 掌 ・ 足 底 の 膿 疱 が 消 失 。 足 底 の 皮 膚 が 厚 く 張 っ て い た 感 じ が な く な っ た 。 足 底 の 感 覚 が 戻 っ て き た 。 足 底 の 湿 熱 が 除 か れ た た め で あ る 。 本 人 治 療 効 果 に 感 嘆 ・ 感 激  漢 方 治 療 の 開 始 当 初 か ら ビ オ チ ン と ス テ ロ イ ド 軟 膏 は 中 止 。 3 年 間 も 効 果 の な い 治 療 を 継 続 し、 貴 重 な 時 間 と お 金 を ム ダ に し て き た 。 病 気 に よ る 心 身 の 負 担 も 大 変 な も の で あ っ た ろ う 。

本 例 で 用 い た 治 療 薬 は 越 婢 湯 加 減 と な ろ う か 。 麻 黄 は 肺 の 宣 散、 芍 薬石 膏 は 肺 の 粛 降 を 高 め、 皮 膚 に 停 滞 す る 湿 熱 を 膀 胱 に 下 ろ す 。 茯 苓、 茵 蔯 蒿、 益 母 草 も 余 分 な 水 を 排 除 す る 。 連 翹石 膏 は 抗 炎 症 作 用 を 有 す る 。 益 母 草 に は 瘀 血 を 除 く 作 用 も あ る 。 枳 実 は 膿 疱 内 の 湿 熱 を 破 り 取 り 除 く 。 枳 実芍 薬排 膿 散 及 湯 の 構 成 生 薬 で も あ る 。 黄 耆 は 化 膿 性 炎 症 に 効 果 を 発 揮 す る 。

「 神 農 本 草 経 」 の 黄 耆 の 条 文 に は、 「 治 癰 疽 久 敗 瘡.排 膿 止 痛.大 風 癩 疾.五 痔 鼠 瘻.補 虚.小 兒 百 病 」 と あ り、 化 膿 性 炎 症 へ の 効 能 が 述 べ ら れ て い る 。 黄 耆 に は 気 を 補 う 作 用 や 水 を 除 く 働 き が あ る 。 難 治 性 の 皮 膚 疾 患 や 慢 性 化 膿 性 疾 患 に 有 効 。 著 者 の 頻 用 生 薬 と な っ て い る 。

掌 蹠 膿 疱 症 は 10 年 以 上 も 昔、 マ ス コ ミ が 女 優 の 奈 美 悦 子 さ ん を 取 り 上 げ 有 名 に な っ た 。 彼 女 が 通 っ た 医 療 機 関 は 門 前 市 を な し て い た と い う 。 本 例 も 同 様 の ク リ ニ ッ ク に 3 年 も 通 っ た の だ が 無 効 で あ っ た 。 難 治 性 疾 患 が 現 代 医 学 で 簡 単 に 治 る よ う な 場 合 は、 注 意 が 必 要 だ 花 粉 症 が 注 射 1 本 で 治 る、 と ブ ー ム に な っ た こ と が あ る 。 注 射 は 持 続 型 の ス テ ロ イ ド で あ っ た 。 そ の 後 禁 止 と な っ て い る 。

漢 方 で は 掌 蹠 膿 疱 症 は 短 期 決 戦 で あ る 。 長 引 く よ う な ら 他 を 探 す べ き だ 。 漢 方 医 の 腕 は 精 神 疾 患皮 膚 疾 患 の 治 療 を み れ ば、 一 目 瞭 然 で あ る 。 ア ト ピ ー は お 断 り と い う 漢 方 家 が い る が、 腕 は 推 し て 知 る べ し  漢 方 の 看 板 を 降 ろ し て い た だ き た い も の で あ る


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男 だ け が 罹 る イ ン フ ル エ ン ザ (ToT)/~~~



東京スカイツリー 2011/10/2213






イ ン フ ル エ ン ザ も や っ と 下 火 に な っ て き た 。 と こ ろ で 自 律 神 経 失 調 症 で 医 療 機 関 を 訪 れ る の は、 女 性 が 圧 倒 的 に 多 い で す よ ね 。 で は 風 邪 の 場 合 は  不 思 議 と 男 性 が 多 い の で あ る 。 男 性 は 逞 し い た め、 風 邪 如 き で は 病 院 を 訪 れ な い か と 思 い き や、 そ う で は な い 。 man flu と い う phrase が あ る 。 flu と は イ ン フ ル エ ン ザ の こ と で あ る が、 「 彼 man flu よ 」 と い う 表 現 は、 イ ン フ ル エ ン ザ に 罹 っ た こ と を 意 味 し な い 。 男 性 は 単 な る 風 邪 症 状 な の に、 イ ン フ ル エ ン ザ に 罹 っ た よ う に、 大 袈 裟 に 述 べ る ( exaggerate ) こ と を 揶 揄 し て い る の だ 。 男 性 は 女 性 と 比 較 す る と、 極 め て 小 心 者 ( 臆 病 者 ) な の か も し れ な い  彼 女 に man flu と 言 わ れ な い よ う、 気 を つ け よ ~ ッ と 。

イ ン フ ル エ ン ザ 治 療 薬 「 リ レ ン ザ 」 吸 入 後、 中 学 生 が 転 落 死 し た と の 報 道 が 以 前 あ っ た 。 リ レ ン ザ は 小 児 科 で の 頻 用 処 方 で あ る 。 ち な み に 大 人 で は イ ナ ビ ル、 透 析 患 者 で は 腎 で の 薬 剤 代 謝 が 低 下 し て い る た め タ ミ フ ル 1 錠 で 治 療 が 済 む 。 以 前 か ら イ ン フ ル エ ン ザ 治 療 薬 ( タ ミ フ ル ) と 若 年 者 の 異 常 行 動 と の 関 連 が 指 摘 さ れ て き た 。 こ の た め 10 歳 以 下 の 未 成 年 の 患 者 に は、 原 則 タ ミ フ ル の 投 与 は 控 え る よ う に 指 示 さ れ て い る 。 し か し 薬 を 服 用 し て い な く て も、 異 常 行 動 は 発 症 す る と も 言 わ れ る 。 タ ミ フ ル に 責 任 が あ る の か 検 討 し て み た い 。

異 常 行 動 は 10 歳 前 後 の 男 子 に 多 い ( 平 均 9,44 歳、 男 子 68 %、 女 子 32 % ) 。 異 常 行 動 の 発 症 は 発 熱 後 1 日 以 内 31 %2 日 目 49 %、 3 日 目 17 %、 4 日 目 以 降 1~2 % で、 2 日 目 ま で に 80 % 以 上 も 出 現 す る こ と に な る 。 こ の 時 期 は 生 体 内 で TNF-α、 IL-6、 IL-1 な ど の 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン が 誘 導 さ れ る 時 期 に 一 致 す る 。 サ イ ト カ イ ン は イ ン フ ル エ ン ザ に 対 す る 生 体 防 御 を 推 進 さ せ る 一 方、 タ ン パ ク 質 分 解 酵 素 で あ る ト リ プ シ ン や MMP-9 の 発 現 を 誘 導 す る 。 こ れ ら は 血 管 内 皮 細 胞 を 傷 害 し、 血 管 の 透 過 性 を 亢 進 さ せ る リ ス ク を 有 す る 。 脳 で は 脳 浮 腫 ・ 脳 圧 亢 進 が 生 じ、 精 神 神 経 症 状 や 意 識 障 害 を 引 き 起 こ す こ と に な る 。

タ ミ フ ル を 服 用 し 異 常 行 動 で 亡 く な っ た ケ ー ス の 報 告 で は、 脳 内 か ら タ ミ フ ル は 検 出 さ れ て い な い 。 イ ン フ ル エ ン ザ で も 安 全 と さ れ る 解 熱 薬 ア セ ト ア ミノ フ ェ ン の 服 用 後、 異 常 行 動 が 出 現 し た と の 報 告 も あ る 。 む ろ ん 何 も 服 薬 し て い な く て も 異 常 行 動 は 出 現 し て い る 。 イ ン フ ル エ ン ザ に susceptiblity の 高 い 臓 器 が 脳 と 肺 で あ る 。 そ し て 強 力 な 感 染 症 で あ る flu で は、 免 疫 防 衛 シ ス テ ム の 一 環 で あ る 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン の 発 現 も 大 量 と な る 。 サ イ ト カ イ ン が 中 枢 神 経 に 影 響 を 与 え る こ と は よ く 知 ら れ て い る 。 生 体 側 の 特 性 に よ っ て は、 異 常 行 動 が 出 現 し て も 不 思 議 で は な い 。 判 決 は 「 タ ミ フ ル Not guilty」 で は な か ろ う か


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オ ト コ ♂ の 更 年 期 障 害


NISSAN CROSSING (銀座4丁目交差点)かわづさくらが満開 (東京八重洲. 2017/4/5)






前 回、 花 粉 症 の 漢 方 治 療 に つ い て 述 べ た が、 即 効 薬 を 話 す の を 失 念 し て い た 。 そ れ が 意 外 や 意 外 ワ セ リ ン な の で あ る  か な り の 確 率 で 花 粉 症 を 予 防 で き る 。 安 価 で あ り 一 度 は お 試 し あ れ ~~~

女 性 の 更 年 期 障 害 は よ く 知 ら れ て い る が、 男 性 の 更 年 期 障 害 も 遅 れ ば せ な が ら マ ス コ ミ に も 取 り 上 げ ら れ る よ う に な っ て き た 。 男 性 ホ ル モ ン ( テ ス ト ス テ ロ ン ) の 低 下 に よ り 精 神 症 状 が 現 れ る の だ が、 テ ス ト ス テ ロ ン が 少 な い こ と が あ な が ち 悪 い こ と ば か り と は 言 え な い 。 マ イ ホ ー ム パ に な っ て く れ 家 庭 円 満 に 貢 献 す る 。 た だ 御 主 人 に は そ れ ほ ど 出 世 は 期 待 で き な い か も し れ ま せ ん ネ 。

50 代 男 性 。 5 年 前 か ら 不 安 感 や イ ラ イ ラ が 出 現 。 顔 が ほ て り、 の ぼ せ が ひ ど く、 一 瞬 フ ラ ッ と し て 倒 れ そ う な る 。 寝 つ き も 悪 く 寝 汗 も か く 。 頭 が 重 く ス ッ キ リ し な い 。 顔 が 赤 い が 生 気 が な い 。 責 任 感 の つ よ い 地 方 公 務 員 。 脈 は 70、 滑 弦 。 舌 は 淡 紅 で 薄 白 苔 。 天 麻 6、 釣 藤 鈎 9 ( 後 下 )、 芍 薬 7、半 夏 6、 白 朮 9、 竹 茹 9、 天 南 星 4、陳 皮 3、 枳 実 5、 遠 志 4、 黄 連 5、 山 梔 子9、 生 甘 草 9 ( す べ て 保 険 適 用 ) を 投 与 。

2 週 間 後、 の ぼ せ、 不 安 感、 イ ラ イ ラ が ほ と ん ど 消 失 。 安 定 剤 を 中 止 。 4 週 間 後、 気 力 が 充 実 し て き た 。 睡 眠 剤 は 半 量 に 減 薬 。 6 週 間 後、 別 人 の よ う な 精 悍 な 顔 つ き と な る 。 眠 剤 も 中 止 し 漢 方 の み と し た が、 体 調 良 好 で 以 前 に も 増 し、 バ リ バ リ 仕 事 に 邁 進 で き る よ う に な っ た 。

本 例 が 現 代 医 学 的 に 男 性 の 更 年 期 障 害 ( LOH 症 候 群 ) で あ っ た か 不 明 だ が、 症 状 が 女 性 の 更 年 期 症 状 に 類 似 し、 年 齢 的 に も ホ ル モ ン の 転 換 期 で あ る 。 そ し て よ り 重 要 な こ と は、 更 年 期 障 害 の 精 神 症 状 に 対 し、 女 性 ホ ル モ ン は ほ と ん ど 無 力 で あ る と い う こ と だ 。 こ れ は 男 性 で も 同 じ こ と 。 ホ ル モ ン 補 充 療 法 よ り 漢 方 治 療 の 適 用 と な る 。

本 例 は 男 性 ホ ル モ ン の 転 換 期 に み ら れ る 気 の う つ 滞 ( 肝 う つ ) に よ り、 少 陽 三 焦 の 流 通 が 阻 滞 し 湿 熱 が 産 生 さ れ た 。 湿 熱 は 肝 う つ に よ り 生 じ た 内 風 と と も に 上 昇 し、 中 枢 神 経 系 に 衝 突 し 擾 乱 す る よ う に な り、 精 神 症 状 や 不 眠 や の ぼ せ な ど が 発 症 し た も の と 思 わ れ る 。

治 療 は 平 肝 熄 風、 化 痰 清 熱 と し た 。 天 麻釣 藤 鈎 で 肝 気 の う つ 結 を 疎 通 し、 内 風 を 熄 風 す る 。 芍 薬 は 柔 肝 し 肝 気 の 疎 通 を 助 け る 。 半 夏 ・ 白 朮 ・ 竹 茹 ・ 天 南 星 ・ 陳 皮 は 湿 痰 を 袪 湿 化 痰 し、 黄 連 ・ 山 梔 子 は 清 熱 化 痰 す る 。 と く に 竹 茹遠 志 の 化 痰 作 用 は、 精 神 症 状 に 対 し す ぐ れ た 働 き を 有 す る 。 枳 実 は 気 の う つ 結 を 破 り、 気 の 流 通 を 促 進 す る 。 巻 き 上 が る 内 風 を 熄 し、 湿 熱 ( 病 理 産 物 ) を 除 け ば、 清 気 が 脳 内 を 巡 り、 精 神 症 状 は 自 ず と 消 え 去 る の で あ る 。


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花 粉 症 の medicine chest


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ウ ー マ ン パ ワ ー さ く 裂  さ て さ て ・ ・ ・

イ ン フ ル エ ン ザ 警 報 発 令 中 だ が、 今 年 は 暖 冬 で 花 粉 症 の 到 来 が 早 ま り そ う だ 。 最 近 は 眠 気 の 少 な い 抗 ヒ ス タ ミ ン 薬 が 開 発 さ れ、 さ ら に 鼻 閉 に も 有 効 な 偽 エ フ ェ ド リ ン を 含 む 抗 ヒ ス タ ミ ン 薬 も 処 方 で き る よ う に な っ た 。 抗 ヒ ス タ ミ ン 薬 ( H1 受 容 体 拮 抗 薬 ) は 抗 コ リ ン 作 用 が あ る た め、 ど う し て も 鼻 閉 を 悪 化 さ せ る 傾 向 が あ る 。 鼻 閉 に も 効 く デ ィ レ グ ラ は、 そ の 点 で は 画 期 的 だ 。 そ う は 言 っ て も 抗 ヒ ス タ ミ ン 薬 に 敏 感 で 服 用 に 耐 え ら れ な い 方 も 多 い 。 そ う い う 方 に は 漢 方 薬 が 最 適 だ 。

以 前 、山 本 巌 先 生 が 小 青 竜 湯麻 黄 附 子 細 辛 湯 が ア レ ル ギ ー 性 鼻 炎 に 即 効 す る と 話 さ れ た 。 小 青 竜 湯 に は 麻 黄 ・ 桂 枝 ・ 芍 薬 ・ 五 味 子 ・ 半 夏 ・ 細 辛 ・ 乾 姜 ・ 甘 草、 麻 黄 附 子 細 辛 湯 に は そ の 名 の 通 り 麻 黄 ・ 附 子 ・ 細 辛 が 含 ま れ る 。 こ れ ら の 生 薬 は 温 熱 作 用 が 強 い た め、 鼻 粘 膜 の 血 流 が 促 進 さ れ、 粘 膜 の 浮 腫 が 排 除 さ れ る 。 こ の た め 鼻 腔 の 通 り が 楽 に な り、 鼻 水 も 減 少 す る 。 頓 服 で 服 用 す る と 即 効 す る の だ が、 鼻 炎 が 長 引 く と、 新 た な 問 題 が 生 じ る 。

花 粉 症 ( 炎 症 ) が 長 引 く と 鼻 粘 膜 が 熱 化 す る た め、 小 青 竜 湯 や 麻 黄 附 子 細 辛 湯 な ど の 辛 温 薬 を 服 用 し て い る と、 火 に 油 を 注 ぐ こ と に な る 。 鼻 汁 は 粘 性 と な り、 鼻 閉 が ひ ど く な り、 熱 感 を 覚 え る よ う に な る 。 そ し て 鼻 粘 膜 が 乾 燥 す る た め、 花 粉 の 刺 激 に 敏 感 に 反 応 す る よ う に な り、 炎 症 を 生 じ や す く す る 母 地 を 形 成 す る 。 花 粉 症 を 治 そ う と し、 症 状 を 悪 化 さ せ て し ま う と い う 事 態 が 生 じ 得 る 。 医 療 機 関 を 訪 れ る 花 粉 症 は 圧 倒 的 に 熱 性 が 多 い 。

劉 河 間 ( 金 元 四 大 家 の 一 人 ) は、 今 で い う ア レ ル ギ ー 性 鼻 炎 と 思 わ れ る 鼻 炎 症 状 に 対 し、 「 寒、 皮 毛 を 傷 ( や ぶ ) れ ば 奏 理 ( そ う り ) 蜜 を 致 し、 熱 気 弗 鬱 ( ふ つ う つ ) し て 病 愈 々 ( い よ い よ ) 甚 だ し き を 知 ら ん や 」 ( 素 問 玄 機 原 病 式 ) と 述 べ て い る 。 「 風 寒 に よ っ て 鼻 炎 症 状 が 出 現 す る よ う に み え る が、 実 は 熱 が 原 因 で あ っ て、 風 寒 の 邪 に よ っ て 気 が 収 斂 さ れ 発 散 さ れ な く な る た め ( 鬱 熱 が 生 じ )、 症 状 を さ ら に 悪 化 さ せ て い る に 過 ぎ な い 」 と 看 破 し て い る 。

鼻 閉 や 鼻 の 熱 感 ・ 乾 燥 感 や 口 渇 な ど の 熱 化 症 状 が 出 現 す れ ば 越 婢 加 朮 湯 の 出 番 で あ る 。 熱 化 が 著 し け れ ば 白 虎 加 人 参 湯 や 桔 梗 石 膏 を 加 え る 。 熱 化 が 持 続 し 陰 分 を 傷 る ( 傷 陰 ) よ う に な る と 辛 夷 清 肺 湯 の 出 番 だ 。 熱 化 が 著 し け れ ば 上 記 と 同 じ く 石 膏 を 加 え る 。 胃 熱 が 鼻 粘 膜 に 上 達 ・ 薫 蒸 し、 鼻 炎 が 発 症 し て い る 場 合 は、 黄 連 湯升 麻 葛 根 湯 や 葛 根 湯 加 桔 梗 石 膏 な ど を 考 慮 す る 。

小 児 期 は リ ン パ 系 が 未 発 達 で、 思 春 期 は 反 抗 期 ( 気 鬱 ) で あ る た め、 三 焦 の 運 行 不 利 が 生 じ や す い 。 そ の た め 柴 胡 剤 で あ る 柴 胡 桂 枝 湯 が 有 効 な こ と が 多 い 。 気 鬱 が 著 し け れ ば 柴 胡 剤香 蘇 散川 芎 茶 調 散半 夏 厚 朴 湯 の 合 方 を 考 え る 。


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“ VX ” は 怖 い. で は 認 知 症 の 治 療 は ~


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前 回、 薬 は 使 い 方 に よ っ て は 毒 に も な る こ と を 話 し、 認 知 症 薬 の 副 作 用 で 苦 し め ら れ て い る 患 者 さ ん が 多 い 可 能 性 を 指 摘 し た 。 で は ど う す れ ば よ い の か、 な に か よ い 治 療 法 は な い の か 。 コ ウ ノ メ ソ ッ ド で は フ ェ ル ラ 酸 を 主 成 分 と す る 健 康 食 品 の エ ク セ レ ン ト な 治 療 効 果 を 喧 伝 し て い る 。 フ ェ ル ラ 酸米 ぬ かふ す ま に 多 く 含 ま れ る 。 安 価 で い ろ い ろ 有 益 な 効 能 を 有 す る た め、 日 常 的 に こ れ ら を 利 用 し て み る こ と が 考 え ら れ る 。 漢 方 薬 で あ れ ば 小 麦 が 主 成 分 の 甘 麦 大 棗 湯 が 思 い 浮 か ぶ 。

認 知 症 で 一 番 多 い ア ル ツ ハ イ マ ー 病 は、 脳 内 に 長 年 に わ た り Aβ ( ア ミ ロ イ ド β タ ン パ ク 質 ) が 大 量 に 沈 着 蓄 積 す る こ と で、 脳 神 経 細 胞 が 傷 害 さ れ 発 症 す る 。 正 常 者 で も Aβ は 日 常 的 に 産 生 さ れ て い る の だ が、 睡 眠 中 に 脳 内 か ら 排 泄 さ れ 肝 臓 で 代 謝 ( 無 毒 化 ) さ れ る 。 そ こ で Aβ を 脳 内 か ら 排 除 す る 算 段 が 考 え ら れ る 。 そ れ に は ま ず 睡 眠 の 質 を よ く す る こ と が 必 要 と な ろ う 。 漢 方 薬 に は 副 次 的 効 果 も あ る た め、 酸 棗 仁 湯 ・ 抑 肝 散 ・ 甘 麦 大 棗 湯 な ど の 使 用 が 考 え ら れ る 。

脳 内 に は リ ン パ 管 が 存 在 し な い が、 脳 血 管 の 周 囲 に は リ ン パ 管 に 相 当 す る、 脳 脊 髄 液 を 運 搬 排 泄 す る シ ス テ ム が 存 在 す る 。 こ れ ら は 脳 血 流 量 に 比 例 し て 運 搬 量 が 増 加 す る た め、 脳 血 管 の 流 れ を ス ム ー ズ に す る 必 要 が 生 じ る 。 脳 血 管 性 認 知 症 に 使 用 さ れ る 抗 血 小 板 薬 が ア ル ツ ハ イ マ ー 病 で も 有 効 と い う 。 こ れ は 脳 血 流 の 改 善 に よ る だ け で な く、 脳 脊 髄 液 の 循 環 を 促 進 し、 脳 内 か ら Aβ を 排 泄 す る こ と が、 ア ル ツ ハ イ マ ー 病 の 改 善 に 大 い に 関 与 し て い る 証 左 と 考 え ら れ る 。

で は 脳 内 の 老 廃 物 Aβ の 排 泄 を 促 進 す る 漢 方 薬 は あ る の だ ろ う か  ア ク ア ポ リ ン 4 の 働 き を 阻 害 し、 脳 浮 腫 や 脳 脊 髄 液 減 少 症 に 有 効 と さ れ る、 五 苓 散 が ま ず 頭 に 浮 か ぶ 。 さ ら に 五 苓 散四 物 湯 と を 足 し た よ う な 当 帰 芍 薬 散 に は、 脳 内 の 水 の 代 謝 を 改 善 し、 脳 血 流 も 増 加 さ せ る 働 き が 期 待 さ れ る 。 水 代 謝 の 観 点 か ら は 猪 苓 湯 も 考 え ら れ る 。 た だ こ れ ら は 短 期 に お い て は 効 果 は 期 待 で き ず、 長 期 間 の 観 察 が 必 要 だ 。


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「 VX ガ ス 」 と 「 ア ル ツ ハ イ マ ー 病 」


京都伏見の城南宮しだれ梅はほぼ満開のようだ





京の梅林といえば, 北野天満宮か城南宮「紅椿






以 下 は 以 前 の ブ ロ グ か ら の 引 用 で あ る ➜ 「 少 子 高 齢 化 が 進 む 日 本、 認 知 症 患 者 は す で に 300 万 人 を 超 え た 。 国 の 医 療 経 済 的 負 担 も さ る こ と な が ら、 患 者 を 介 護 す る 家 族 の 苦 し み は ま さ に 地 獄、 介 護 地 獄 で あ る 。 こ の 裏 に は 日 本 の 認 知 症 医 療 の 貧 弱 さ が あ る 。 著 者 は 7 年 前 ブ ロ グ で、 ド ネ ペ ジ ル が 認 知 症 患 者 の 周 辺 症 状 を 悪 化 さ せ て い る 可 能 性 を 指 摘 し た 。 ド ネ ペ ジ ル が 興 奮 の 元 凶 な の だ 。

症 状 出 現 か ら 1 年 ぐ ら い で あ れ ば、 ド ネ ペ ジ ル は 認 知 機 能 の 改 善 に 働 く 。 し か し、 そ の 後 は 効 果 は 期 待 し 難 く、 薬 剤 に よ る 副 作 用 だ け が 前 面 に 現 わ れ、 本 人 や 家 族 を 苦 し め る よ う に な る 。 ア リ セ プ ト の 功 罪 と 言 わ れ る が、 進 行 す れ ば “ 効 ” は ほ と ん ど な い と 言 っ て よ い 。 こ れ に は 認 知 症 薬 の 少 量 投 与 を 認 め な い 保 険 医 療 制 度 も 関 与 す 。

認 知 症 は 変 性 疾 患 で 進 行 を 止 め る こ と は で き な い 。 脳 神 経 細 胞 間 の ネ ッ ト ワ ー ク が 破 壊 さ れ る た め、 興 奮 性 の 抑 制 が 効 か な く な る 。 ド ネ ペ ジ ル は 脳 内 の ア セ チ ル コ リ ン 濃 度 を 増 大 さ せ る た め、 興 奮 性 を 助 長 す る 。 周 辺 症 状 が 出 現 ・ 悪 化 す る 。 こ れ を 医 師 が ア ル ツ ハ イ マ ー 病 の 悪 化 と 考 え 薬 を 増 量 。 症 状 は さ ら に 悪 化 。 そ れ な ら と 精 神 病 薬 を 加 え る 。 薬 は 増 え る が 症 状 は 悪 化 。 最 悪 だ が こ れ が 現 実 だ 」 。

ア セ チ ル コ リ ン を 増 加 さ せ る ア ル ツ ハ イ マ ー 病 治 療 薬 の 副 作 用 は、 胃 腸 症 状 や 精 神 症 状 だ け で は な い 。 生 命 に か か わ る 重 大 な 副 作 用 が あ る の だ 。 そ れ が 以 前 ブ ロ グ で 紹 介 し た コ リ ン 作 動 性 ク リ ー ゼ で あ る 。 診 断 上 の ポ イ ン ト は 瞳 孔 が 針 先 ほ ど に “ 縮 小 ” し て い る こ と で あ る 。 視 野 が 暗 く て 物 が 見 え に く く な る 。 有 機 リ ン 化 合 物 ( 農 薬 や サ リ ン ) の 中 毒 で み ら れ る 特 徴 で あ る 。 こ れ は 死 後 も 続 く 。 著 者 は 農 薬 自 殺 の ケ ー ス で、 こ の 特 異 的 な 所 見 を 検 分 し た 経 験 が あ る 。

有 機 リ ン 化 合 物 は ア セ チ ル コ リ ン エ ス テ ラ ー ゼ の 働 き を 阻 害 し、 体 内 の ア セ チ ル コ リ ン を 増 加 さ せ る 。 ド ネ ペ ジ ル と 類 似 の 働 き で あ る た め、 ア ル ツ ハ イ マ ー 病 治 療 薬 で サ リ ン と 同 様 の 症 状 が 出 現 す る こ と が あ り 得 る 。 ア ル ツ ハ イ マ ー 病 の 治 療 は 匙 加 減 と 心 得 な け れ ば な ら な い 。 と く に 高 齢 者 で は 薬 物 に 対 す る 耐 性 が 低 い の だ か ら 。 今 回 世 界 を 震 撼 さ せ た 金 正 男 氏 殺 害 に 使 用 さ れ た VX ガ ス も 有 機 リ ン 化 合 物 で あ る 。 た だ し そ の 毒 性 は サ リ ン の 比 で は な い と 言 わ れ て い る 。 以 上 緊 急 報 告 で し た ~~~


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運 動 は ポ ジ テ ィ ブ ↑ 糖 質 制 限 は ネ ガ テ ィ ブ ↓


年越し家庭料理2三陸“大船渡”からウニが届きました






戦 後 を ま だ 引 き ず っ て い た ガ キ の 頃 と 比 べ る と、 今 日 の 飽 食 の 時 代 は ス イ ー ツ に あ ふ れ か え る 。 よ ほ ど 気 を 引 き 締 め て い な い と、 誘 惑 に 身 を 任 せ、 メ タ ボ に 足 を す く わ れ、 身 を 滅 ぼ す こ と に な る 。 糖 質 を 制 限 す る の は 時 代 の 趨 勢 で あ る 。 で も 糖 質 を 20〜30 g / 日 と い う 過 激 と し か 言 い よ う が な い 糖 質 制 限 は 認 容 で き る も の で は な い 。

こ の 食 事 の 問 題 は、 生 命 を 維 持 す る た め の エ ネ ル ギ ー の ほ と ん ど を、 脂 質 か ら 得 る 高 脂 肪 食 と い う 点 で あ る 。 こ こ が 糖 尿 病 治 療 薬 SGLT2 阻 害 薬 と の 違 い な の だ 。 高 脂 肪 食 は : 腸 内 細 菌 叢 を 撹 乱 し 免 疫 力 を 低 下 さ せ る、 イ ン ス リ ン の 抵 抗 性 を 悪 化 さ せ る、 体 内 に 慢 性 炎 症 を 引 き 起 こ す、 動 脈 硬 化 を 進 展 さ せ る、 が ん を 発 生 ・ 増 殖 さ せ る 母 地 を つ く る、 そ し て お 子 さ ん の 学 業 不 振 も 招 く、 な ど な ど 生 体 に と っ て 不 利 益 な こ と ば か り で あ る 。

糖 質 を ほ と ん ど 摂 取 し な け れ ば 糖 質 不 足 と な る か ら、 糖 尿 病 と い え ど も 見 た 目 の 血 糖 値 は 以 前 ほ ど 上 昇 し な い ( た だ ケ ト ン 体 を 産 生 す る こ と を 目 的 と す る 過 激 な 糖 質 制 限 食 は、 イ ン ス リ ン 分 泌 不 足 の 場 合 は 危 険 を 伴 う ) 。 で も こ れ は 飢 餓 の よ う な 非 常 時 の エ ネ ル ギ ー 代 謝 で あ り、 ネ ガ テ ィ ブ な 面 が 多 く 推 奨 す る こ と は で き な い 。 生 体 本 来 の 筋 肉 で を 利 用 す る 手 段 を 考 え る こ と が 正 道 で あ ろ う 。 筋 肉 を 増 や し 糖 代 謝 機 能 を 増 強 す る 運 動 が 重 要 と 考 え る 。

運 動 を 行 う と、 筋 肉 細 胞 内 の GLUT4 を 細 胞 膜 へ ト ラ ン ス ロ ケ ー シ ョ ン し、 血 中 の 糖 を 細 胞 内 に 取 り 込 み、 エ ネ ル ギ ー ( ATP ) の 産 生 が 活 発 と な る 。 こ の 働 き は イ ン ス リ ン を 必 要 と せ ず、 筋 収 縮 ( 運 動 ) が AMPK を 活 性 化 さ せ る こ と に よ り 行 わ れ る 。 ま た 運 動 後 に も イ ン ス リ ン に 対 す る GLUT4 の 反 応 が 増 強 さ れ る 効 果 が 持 続 し、 筋 肉 に お け る 糖 利 用 が 活 性 化 さ れ る 。 で も、 そ れ だ け で は な い の だ

さ ら に GLUT4 の 数 も 増 加 す る た め、 筋 を 鍛 え れ ば 糖 代 謝 を 著 明 に 改 善 さ せ る こ と が で き る の だ 。 イ ン ス リ ン 抵 抗 性 の 糖 尿 病 の 段 階 で は 完 治 が 期 待 で き る  糖 を 利 用 で き な い か ら、 糖 を 摂 ら な い の で は な く、 糖 を 利 用 で き る よ う 努 力 ( 運 動 ) す る 。 糖 質 制 限 と は 違 い ポ ジ テ ィ ブ な 方 法 で あ る 。 糖 質 を 避 け て ば か り い る と 膵 臓 の β 細 胞 は 怠 け、 益 々 使 い も の に な ら な く な り ま す よ 汗 を 流 さ な き ゃ ネ ~


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下 の ト ラ ブ ル go away ~~~


お台場海浜公園. のどかですな~~~ 荒涼とした淋しさを感じさせる秩父長瀞






も う 遠 い 話 し と な っ た が 覚 え て い る だ ろ う か 。 2008 年 の 自 民 党 総 裁 選 に 現 都 知 事 の 小 池 氏 が 立 候 補 し た 。 小 泉 総 理 が 「 何 も い わ な い 」 発 言 か ら 丸 一 日 経 ず し て、 小 池 氏 支 持 を 表 明 。 小 池 氏 の レ ス ポ ン ス は 「 つ い に 言 っ て く れ た ん で す ね 。 チ ョ ー う れ し い 。 勇 気 百 倍 で す 」 。 彼 女 が 「 主 演 女 優 」 に 決 定 し た の で あ っ た が、 結 果 は 麻 生 太 郎、 与 謝 野 馨 氏 に 次 ぐ 3 位 の 得 票 数 で あ っ た 。 で も 党 員 票 で は 与 謝 野 氏 を 大 き く 上 回 る 2 位 で あ っ た 。 今 や ポ ス ト 安 倍 の 最 有 力 候 補 に  人 気 で は 総 理 を 抜 い た か 。 総 裁 ( 総 理 ) の 椅 子 も 夢 で は な い か も ネ ~

70 代 女 性 。 半 年 前 に 息 子 が 勤 め て い た 会 社 が 倒 産 。 そ れ 以 来 心 労 の た め 体 調 が す ぐ れ な い 。 不 安 で 落 ち 着 き が な く な り イ ラ イ ラ す る 。 の ぼ せ る 。 陰 部 が 不 快 で 尿 が 漏 れ て い る よ う な 感 じ が し、 頻 回 に ト イ レ に 行 く よ う に な っ た 。 泌 尿 器 科 で 治 療 を 受 け る も 改 善 が な い た め、 漢 方 指 導 医 で あ る 都 内 の ク リ ニ ッ ク を 受 診 。 そ こ で 八 味 地 黄 丸 を 投 与 さ れ た が、 症 状 が 悪 化 す る よ う に な っ た た め、 再 診 。 そ こ で 六 味 丸 に 変 更 さ れ た 。

こ れ も 効 果 が ま っ た く な い た め、 娘 さ ん の 紹 介 で 受 診 と な っ た ( 娘 さ ん も 著 者 に 転 院 し 改 善 ) 。 食 欲 は あ る が 口 が 渇 き 冷 た い 物 を 飲 み た い 。 便 秘 は な い が ガ ス が 多 く お 腹 が 張 る 。 入 眠 不 良 で 何 度 も 覚 醒 す る 。 脈 は 90 で 滑 弦、 両 尺 脈 沈 細 。 舌 は 暗 紅 で 薄 白 苔 ( + ) 。 肝 鬱 の た め 湿 と 火 が 産 生 さ れ、 湿 と 熱 が 合 し て 湿 熱 に 転 化 。 火 は 傷 陰 す る た め 陰 血 不 足 も 生 じ た 。 ツ ム ラ の 竜 胆 瀉 肝 湯 と 四 逆 散 を 投 与 。 1 週 間 後、 陰 部 の 不 快 感 が 消 失 し 頻 尿 も な く な っ た 。 精 神 的 に も 安 定 し 睡 眠 も 著 し く 改 善 。 以 前 よ り も 元 気 に な っ た、 と 。

ス ト レ ス で 気 が 鬱 滞 す る と 代 謝 ( 異 化 ) が 亢 進 す る こ と に な り、 体 内 に は 非 生 理 的 な 熱 ( 火 ) が 産 生 さ れ る こ と に な る 。 こ の 火 が 陰 血 を 灼 損 す る と、 陰 血 の 不 足 を 回 復 さ せ よ う と、 代 謝 が 亢 進 す る こ と に な る 。 こ の よ う に 代 謝 が 代 償 的 に 亢 進 し、 熱 産 生 が 高 ま る こ と が 陰 虚 陽 亢 の 本 質 で あ る 。 本 例 は 肝 鬱 化 火 か ら 陰 虚 内 熱 に 進 展 し て、 2 種 の 火 が 産 生 さ れ た 状 態 で あ る 。 火 が 上 昇 し 神 経 を 刺 激 す る と 不 安 や イ ラ イ ラ が 生 じ る 。 湿 熱 が 下 注 す る と 陰 部 の 不 快 感 が 生 じ る 。

治 療 は 肝 鬱 を 疏 通 し、 体 内 の 火 を 清 す る 。 さ ら に 火 に よ り 灼 損 さ れ た 陰 血 を 滋 養 し、 陰 部 に 下 注 し た 湿 熱 を 尿 か ら 瀉 す 。 肝 鬱 の 解 放 に は 四 逆 散、 滋 陰 清 熱 利 湿 に は 竜 胆 瀉 肝 湯 と な る 。 清 心 蓮 子 飲 も 精 神 的 な 膀 胱 炎 症 状 に よ く 使 用 さ れ る 。


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お 守 り は 甘 麦 大 棗 湯 (^-^)/


恋が成就する?今戸神社のお守り (浅草)リッチになれる?伏見稲荷の福銭










安 倍 総 理 ト ラ ン プ 大 統 領 と 蜜 月 の 関 係 へ 。 こ れ に は イ ヴ ァ ン カ の 父 へ の 後 押 し が あ っ た と も 。 祖 父 岸 信 介 総 理 が 安 保 条 約 を 難 産 の 末 成 立 さ せ た こ と が 川 上 に あ る の だ ろ う が 。 安 倍 総 理 の 父 安 倍 晋 太 郎 氏 は 陸 奥 国 ( 岩 手 ) の 俘 囚 の 長、 安 倍 頼 時 の 子 安 倍 宗 任 の 末 裔 に あ た る 。 宗 任 の 兄 が 安 倍 貞 任 で あ る 。 安 倍 総 理 に は 親 密 感 を 感 じ る 。

パ ニ ッ ク 発 作 が 急 増 中 。 突 然 、何 の 前 触 れ も な く 、 言 い 知 れ ぬ 不 安 な 感 覚 に 襲 わ れ た ら 、 ど う な る で あ ろ う か 。 頭 が 混 乱 ( 錯 乱 ) し、 恐 怖 の 虜 と な る で あ ろ う 。 こ れ が パ ニ ッ ク 発 作 で あ る 。 現 実 を 冷 静 に 判 断 す る こ と が 不 可 能 と な る た め 、 恐 怖 が 恐 怖 を 生 む よ う な 状 況 に 陥 る 。 現 実 ( リ ア ル ) に は 恐 怖 の 対 象 は 存 在 し な い の だ が、 大 脳 が 存 在 し な い 恐 怖 を 勝 手 に 認 識 ( 想 像 ) す る た め 生 じ る 。 異 常 な 感 覚 体 験 で あ る が 救 急 外 来 で は 日 常 的 な 疾 患 で あ る 。

パ ニ ッ ク 発 作 を 体 験 す る と 、気 が 狂 っ た の で は な い か と 苦 悩 す る 。 次 に 発 作 が 起 こ っ た ら、 自 制 す る こ と が で き ず、 無 意 識 の 内 に 自 分 や 他 人 を 傷 つ け た り す る の で は な い か と の 不 安 も 懐 く よ う だ 。 こ の た め 引 き こ も り が ち と な り、 孤 立 感 を 深 め て い く た め、 感 覚 が 鋭 敏 と な り 発 作 の 閾 値 が 低 下 す る 。 自 ら 発 作 が 起 き や す い 状 況 を つ く っ て し ま う 。

恐 怖 や 不 安 な ど は 今 ま で に 何 度 も 経 験 し て 来 た こ と で あ る 。 赤 ち ゃん は 見 知 ら ぬ 人 を み る と 泣 き 叫 ぶ 。 幼 い こ ろ 夜 中 の ト イ レ や 鎮 守 の 森 や 墓 地 は 怖 か っ た 。 走 っ て 逃 げ 帰 っ た で は な い か 。 ヒ ト は 状 況 を 正 確 に 把 握 で き な い と、 本 能 的 に 危 険 ( 恐 怖 ) を 感 じ る 。 ヒ ト が 大 勢 い て も 知 ら な い 人 び と で あ れ ば、 緊 張 ・圧 迫 感 が 異 常 に 高 ま り、 不 安 や 恐 怖 を 感 じ る こ と す ら あ る ( 広 場 恐 怖 症 ) 。

突 然 湧 き 上 が る 死 を 意 識 す る よ う な 恐 怖 感 を 抑 え 込 む こ と は た や す い こ と で は な い 。 恐 怖 感 は 大 脳 辺 縁 系 ( 扁 桃 体 ) を 介 し た 刺 激 が、 正 常 ( 現 実 ) の 認 識 ( 意 識 ) を 凌 駕 し て し ま う か ら で あ る 。 意 識 を 扁 桃 体 か ら や っ て 来 る 刺 激 に 集 中 し て い る と、 恐 怖 を 感 じ る 神 経 経 路 が 形 成 さ れ て し ま う ( 脳 の 可 塑 性 ) 。 こ れ を 防 ぐ に は 偽 り の 刺 激 に 意 識 を 振 り 向 け ず、よ そ に 向 け て、 嵐 の 過 ぎ 去 る ま で 耐 え る こ と だ 。

不 安 神 経 症 の 方 は 安 定 剤 を 持 っ て 歩 く だ け で 大 分 違 う よ う だ 。 し か し 耐 え る こ と な く 頻 繁 に 安 定 剤 を 服 用 し て い る と、 扁 桃 体 か ら の 刺 激 に 対 す る 域 値 が 低 下 し、 却 っ て 発 作 が 頻 繁 に な る 危 険 を 潜 む 。 そ れ な ら 漢 方 で あ る ま い か 。 甘 麦 大 棗 湯 を お 守 り 代 わ り に し て は ど う か 。 浅 田 宗 伯 は 甘 麦 大 棗 湯 に つ い て 「 客 忤 ( き ゃ く ご ) は 大 抵 此 の 方 に て 治 す る な り 」 と 述 べ て い る 。 涙 を 浮 か べ た り 嗚 咽 し た り 幼 児 性 を 感 じ る 場 合、 著 効 す る よ う 感 じ て い る 。


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奥 様 は エ ル メ ス 御 主 人 は ユ ニ ク ロ


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 銀 座 中 央 通 り


お 鮨 は カ ウ ン タ ー で お 好 み で い た だ き た い 。 セ ッ ト で は 自 分 の 好 み に 合 わ な い も の が 含 ま れ る 。 漢 方 の 「 エ キ ス 製 剤 」 に つ い て も 同 じ こ と が い え る 。 エ キ ス 剤 は 出 来 上 が り の 既 製 品 で あ る た め 、含 ま れ る 構 成 生 薬 の 取 捨 選 択 が で き な い 。 治 療 に 不 要 な 生 薬 が 含 ま れ て い た り 、必 要 な も の が な か っ た り す る 。 「 帯 び に 短 し た す き に 長 し 」 だ 。

煎 じ 薬 は そ の 点 「 匙 ( さ じ ) 加 減 」 が で き る 。 生 薬 を 縦 横 無 尽 に 駆 使 し た 治 療 が 可 能 と な る 。 そ う は い っ て も エ キ ス 剤 を 希 望 す る 方 が 多 い 。 嫁 が 煎 じ 薬 の 臭 い で 姑 に 遠 慮 し た り、 「 私 の は 煎 じ 薬 で、 主 人 の は 面 倒 だ か ら エ キ ス 剤 に し て 」 と い う 奥 方 も い る 。 奥 様 は エ ル メ ス、 御 主 人 は ユ ニ ク ロ と い う こ と か

た し か に、 カ ゼ な ど の 治 療 に は エ キ ス 剤 は 便 利 で あ る ( 単 な る カ ゼ で は 煎 じ 薬 を 希 望 す る 方 な ど い な い ) 。 悪 寒 し て、 鼻 水 や の ど の 痛 み が あ る よ う な ら 葛 根 湯 エ キ ス 。 鼻 咽 頭 粘 膜 や 首 の 後 ろ ( 項 部 ) に 違 和 感 を 感 じ る 初 期 に 使 用 す る 。 熱 感 が 生 じ 痛 み が 強 く な る よ う な ら 桔 梗 湯 や 桔 梗 石 膏 を 加 え る 。 虚 弱 体 質 で 自 然 と 汗 が で る よ う な ら ( 自 汗 )、 葛 根 湯 で は な く 桂 枝 湯 と な る 。 い か に も 寒 そ う で 咽 喉 が チ ク チ ク す る よ う な ら 麻 黄 附 子 細 辛 湯 を 試 み る 。

悪 寒 が つ よ く て も 床 に 入 る と 暑 が っ て 布 団 を は ぐ よ う な ら 麻 黄 湯 だ 。 葛 根 湯 は 床 に 入 っ て も 悪 寒 が す る 。 床 に 入 る と 麻 黄 湯 以 上 に 暑 が る よ う だ と 大 青 竜 湯 と な る 。 発 熱 後、 体 の 熱 感 と 悪 寒 が 繰 り 返 す よ う な ら 小 柴 胡 湯 。 発 熱 し て 嘔 吐 が あ れ ば こ れ も 小 柴 胡 湯 だ 。 生 理 中 に 高 熱 が で る か ぜ も 小 柴 胡 湯 。 腹 痛 を と も な え ば 柴 胡 桂 枝 湯 。 熱 感 を と も な い、 痰 や 咳 が ひ ど け れ ば 柴 陥 湯 + 五 虎 湯 or 麻 杏 甘 石 湯 と な る 。

発 汗 ・ 高 熱 が み ら れ、 口 渇 が ひ ど け れ ば 白 虎 加 人 参 湯 。 エ キ ス 製 剤 で は 石 膏 の 量 が 少 な い の で 桔 梗 石 膏 を 加 え る と よ い よ う だ 。 発 熱 ・ 発 汗 が み ら れ 咳 痰 が 長 引 き、 胸 悶 し 気 分 が ス ッ キ リ せ ず 眠 れ な い と き は 竹 茹 温 胆 湯 が よ い 。 元 気 が な く 痰 と 咳 が 続 い て い る な ら 参 蘇 飲 。 ス ペ イ ン 風 邪 の 多 く の 患 者 を 参 蘇 飲 が 救 っ た ら し い 。 こ ど も の 咳 が 長 引 き 喘 息 も 疑 わ れ る な ら 神 秘 湯 か 。 女 性 の 自 律 神 経 ぽ い 方 の 喘 息 に 柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 が 著 効 す る 場 合 が あ る 。  

咽 喉 が 乾 き 空 咳 が 続 く よ う だ と 麦 門 冬 湯 。 治 り 難 け れ ば 麻 杏 甘 石 湯 を 加 え る 。 中 年 女 性 で 咽 喉 が 乾 き 、咳 を し た り イ ラ イ ラ し た り 気 分 が ス ッ キ リ し な い よ う な 場 合 は 滋 陰 至 宝 湯 が よ い 。 更 年 期 障 害 な ど で も 加 味 逍 遥 散 よ り 効 く こ と も あ る 。 咽 喉 が 詰 ま っ て 咳 や 痰 が み ら れ 知 覚 過 敏 で 神 経 質 な と き は 半 夏 厚 朴 湯 が よ い 。 高 齢 者 で 微 熱 が 出 て 咳 ・ 痰 が 続 く よ う な ら 清 肺 湯 を 試 し て み る 。 結 構 効 く も の で あ る 。


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怪 病 ・ 奇 病 は 痰 が 原 因


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こ こ ろ の 病 が 増 加 し て い る 。 い じ め や 登 校 拒 否 は も は や 社 会 問 題 で あ る 。 戦 後 70 年、 日 本 は 驚 異 的 発 展 を 遂 げ、 豊 か さ を 実 感 す る 社 会 と な っ た 。 戦 後 の ひ も じ い 思 い を 体 験 し た 世 代 が、 そ の 反 動 と し て 子 供 に 何 で も 買 い 与 え、 そ の 結 果 忍 耐 力 の な い 自 己 中 心 的 な 性 格 を 生 ん だ 。 チ ョ ー む か つ い て 切 れ や す い 。

大 人 は 大 人 で 豊 か さ へ の 執 着 の あ ま り、 そ れ を 失 う 不 安 や 恐 怖 で 精 神 に 変 調 を き た し て い る 。 強 迫 的 で 妄 想 的 で あ る 。 国 連 は 貧 困 撲 滅 運 動 を 展 開 し て い る 。 あ の ア フ リ カ の こ ど も た ち の 澄 み き っ た 目 を 見 て ほ し い 。 昔 は も の は な か っ た が 夢 が あ っ た 。 失 う も の が な い 者 は 強 い 。 Come on!( か か っ て 来 い ) 精 神 が 必 要 で あ る 。

女 子 高 生 。 友 人 関 係 に 悩 み、 半 年 前 か ら 不 安 感、 気 力 低 下、 頭 痛、 不 眠 が 出 現 。 カ ウ ン セ リ ン グ を 求 め 精 神 科 を 受 診 。 診 察 の 途 中 で 切 れ て 通 院 中 止 。 セ ン タ ー 病 院 に 転 院 。 そ こ で も 医 師 の 態 度 に 切 れ て 中 止 。 3 ヶ 月 前 別 の 精 神 科 ク リ ニ ッ ク を 受 診 し、 統 合 失 調 症 と 診 断 さ れ た 。 親 は 診 断 に 疑 問 を も っ た が 治 療 を 開 始 。 し か し 症 状 は む し ろ 悪 化 し て い っ た 。 風 邪 を 引 い た よ う な 悪 寒 や 発 熱 が 出 現 。 倦 怠 感 も 悪 化 。 生 理 も 4 ヶ 月 前 か ら 止 ま っ て い る 。 母 親 か ら 相 談 の 電 話 が あ っ た 。 当 方 精 神 科 で は な い が、 情 に ほ だ さ れ 拝 見 す る こ と に し た 。

抗 精 神 病 薬、 抗 コ リ ン 薬 と 眠 剤 が 処 方 さ れ て い た が、 す で に 1 週 間 前 に 中 止 し て い た 。 漢 方 的 に は 肝 鬱 の た め 生 じ た 湿 濁 が 胸 隔 を 塞 ぎ、 清 気 が 上 行 で き ず 清 竅 が 通 じ な い 状 態 に な る 。 清 気 が 脳 に 上 達 し な い の だ 。 精 神 疾 患 で は よ く み ら れ る 。 柴 胡 4、 香 附 子 5、 芍 薬 6、 牡 丹 皮 5、 半夏 5、 茯 苓 5、 竹 茹 5、 蘇 葉 4、 遠 志 4、 陳 皮 3、 黄 連 3、 山 梔 子 3、 生 姜 0.5、 甘 草 2、 牡 蠣 7 ( 先 煎 ) を 投 与 。

2 週 間 後 か な り 症 状 改 善 し て い る 。 6 週 後 ほ と ん ど 症 状 消 失 。 3 ヵ 月 後 生 理 が き た 。 精 神 状 態 は ま っ た く 正 常 と な っ た 。普 通 の 子 よ り 元 気 で 明 る い 。 生 理 も 月 に 一 度 と 規 則 的 と な っ た 。 治 療 薬 は 竹 茹 温 胆 湯 加 減 で あ る 。 竹 茹 温 胆 湯 加 減 は 精 神 疾 患 に し ば し ば 著 効 す る 。 た だ 現 代 医 学 で も 難 治 の 精 神 疾 患 に は、 煎 じ 薬 で な け れ ば 対 応 で き な い 。 怪 病 は 痰 が 原 因 の こ と が 多 い の で ~ す

本 例 を 治 療 し な が ら 感 じ た こ と は、 精 神 科 医 は 信 用 で き る の か と い う 疑 問 だ 。 高 校 生 に な ん の 躊 躇 な く 抗 精 神 病 薬 を 投 与 す る と は 。 主 治 医 に 電 話 で 病 名 を 確 認 し た が、 統 合 失 調 症 と い う だ け で そ っ け な い も の で あ っ た 。 治 療 で よ く な ら ず に 薬 の 副 作 用 に 苦 し め ら れ る 。 下 田 治 美 さ ん の 著 書 「 精 神 科 医 は い ら な い 」 を 読 ん で 謙 虚 に 反 省 し て い た だ き た い 。 精 神 科 の 治 療 に 満 足 で き ず に い る 多 く の 方 々 の 叫 び を 代 弁 し て い る 。


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風 が 吹 く と 意 識 が 飛 ん じ ゃ ウ ~


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50 代 後 半 の 男 性 。 1 年 半 前 か ら 立 っ て い る と フ ラ ッ と し、気 が 遠 く な る よ う な 感 じ が す る 。 近 医 受 診 し、 高 血 圧 を 指 摘 さ れ 投 薬 を 受 け る 。 MRI は 正 常 。 し か し 症 状 が ま っ た く 改 善 さ れ な い た め 来 院 。 い つ も 頭 が 霧 の 中 に い る よ う で ス ッ キ リ し な い 。 イ ラ イ ラ や 不 安 感 や の ぼ せ が あ る 。 眠 り は よ い 。 暑 が り で 汗 か き 。 舌 は 大 き く 淡 紅 で 白 苔 あ り 。 脈 は 94 で 滑 偏 弦 。

肝 火 が 胃 の 痰 飲 を 伴 い 上 昇 し て い る 。 本 人、 体 に 自 信 が な い が 出 稼 ぎ に 行 く の で 煎 じ 薬 は 無 理 と の こ と 。 そ こ で、 エ キ ス 製 剤 で あ る 釣 藤 散 7.5 と 黄 連 解 毒 湯 7.5 を 処 方 。 2 週 間 後 TEL あ り 。 「 多 少 め ま い 感 が 残 っ て い る が 他 は す べ て 良 い 。 元 気 で 仕 事 し て い る 」 と の こ と 。 そ の 後 も 症 状 安 定 し て い る 。

本 例 で は 肝 気 が う つ 滞 し た た め 火 と 化 し、 胃 に 横 逆 し 胃 の 働 き が 障 害 さ れ 痰 飲 が 産 生 さ れ た 。 火 と 痰 飲 が 挾 雑 し 上 逆 し て 脳 神 経 に 衝 突 し、 め ま いい ら い ら不 安 感の ぼ せ が 発 症 し た 。 釣 藤 散 は 釣 藤 鈎、 防 風、 菊 花、 麦 門 冬、 半 夏、 茯 苓、 陳 皮、 人 参、 甘 草、 生 姜、 石 膏 で 構 成 さ れ て い る 。

釣 藤 鈎 は 肝 気 の 高 ぶ り ( 肝 鬱 ) に よ り 生 じ た 内 風 を 鎮 め る 。 防 風 ・ 菊 花 に は 肝 気 を 疎 通 さ せ 肝 鬱 を 解 除 す る 働 き が あ る 。 半 夏 ・ 茯 苓 ・ 陳 皮 で 胃 の 痰 飲 を さ ば く 。 麦 門 冬 は 五 行 の 金 ( 肺 ) 克 木 ( 肝 ) の 考 え で あ ろ う か 。 肺 を 助 け る こ と で 肝 気 の 高 ぶ り を 抑 え る 。 そ の 意 味 で は 芍 薬 が 欲 し い と こ ろ だ 。 本 例 で は 内 風 が 化 火 し て い る た め 黄 連 解 毒 湯 を 合 方 し た 。

水 気 上 逆 と は 異 な り、 一 瞬 気 を 失 う よ う な め ま い の 訴 え を よ く 聞 く 。 多 く は 急 な 風 の 上 昇 の た め で 釣 藤 散 加 減 が 有 用 で あ る 。 高 齢 者 で は 陰 虚 陽 亢 が 多 く、 知 柏 地 黄 丸 加 減 が 有 用 だ が、 七 物 降 下 湯 も お 忘 れ な く 。 七 物 降 火 湯 は 四 物 湯 に 釣 藤 鈎 と 黄 柏 と 黄 耆 を 加 え た も の で あ る 。 著 者 は 陰 血 が 不 足 し 虚 火 が 上 昇 す る 場 合、 七 物 降 下 湯 を 使 用 す る 機 会 が 多 く な っ て い る 。


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女 性 ホ ル モ ン は 更 年 期 障 害 に 無 効


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     今 日 は 節 分
更 年 期 障 害 の 症 状 は 二 つ に 大 別 さ れ る 。 1) の ぼ せ、 ほ て り、 冷 え、 発 汗 異 常 や 動 悸 な ど の 血 管 運 動 神 経 に よ る 症 状 。 2) 不 安 や う つ、 イ ラ イ ラ、 不 眠、 疲 労 感、 頭 痛、 め ま い な ど の 精 神 神 経 症 状 。 ホ ル モ ン 補 充 療 法 は 血 管 運 動 神 経 症 状 に は 効 果 を 現 す が、 精 神 神 経 症 状 に は 効 果 が 乏 し い 。 更 年 期 障 害 を 単 な る 女 性 ホ ル モ ン の 不 足 だ け で 説 明 す る こ と は 難 し い 。

42 歳 女 性 。 3 年 前 か ら 体 が だ る く、 気 力 も 乏 し く な っ て き た 。 精 神 科 を 受 診 し、 う つ 病 と 診 断 さ れ た 。 し か し 症 状 の 改 善 が な い た め 婦 人 科 を 受 診 。 更 年 期 障 害 と 診 断 さ れ、 ホ ル モ ン 注 射 を 受 け る も 悪 化 。 家 事 も で き な い 状 態 と な っ た た め 受 診 。

初 診 時、 肥 満 体 で 無 力 状 顔 貌 。 顔 が の ぼ せ、 体 が ほ て る 。 動 悸 が す る 。 体 が だ る く、 眠 く て 何 も し た く な い 。 寝 つ き が 悪 い 。 肩 こ り が ひ ど い 。 こ の た め 昼 か ら ア ル コ ー ル を 飲 む よ う に な り ( キ ッ チ ン ド リ ン カ ー )、 一 日 中 家 で ゴ ロ ゴ ロ し て い る 。

生 理 は 規 則 的 だ が ド ロ ド ロ し た 出 血 が 多 い 。 生 理 痛 は な い 。 舌 は 紅、 全 体 に 乾 燥 。 脈 は 60 で 細 。 陰 虚 陽 亢 と 考 え、 知 柏 地 黄 丸 加 減 ( 乾 地 黄 12、 赤 芍 ・ 白 芍 各 9、 牡 丹 皮 9、 百 合 15、 栝 樓 根 12、 知 母 6、 黄 柏 9、 枳 実 6、 茯 苓 15、 沢 瀉 9、 牡 蠣 15 ( 先 煎 ) ) を 投 与 。

12 日 後 。 表 情 が 豊 か と な り、 ま る で 別 人 の よ う だ 。 気 力 が で て き た と 明 る い 声 で 話 す 。 体 重 5 キ ロ 減 少 。 初 診 28 日 後 に は 家 事 を 始 め、 台 所 に 立 つ の が 楽 し い 。 驚 く ほ ど の 回 復 で あ っ た 。 漢 方 薬 は ほ ど な く 中 止 。 現 在 も 地 域 活 動 を 行 い 元 気 に 暮 ら し て い る 。

女 性 ホ ル モ ン は あ る 年 齢 を 境 と し 減 少 し 始 め る 。 更 年 期 障 害 が 女 性 モ ル モ ン の 減 少 に 起 因 す る と い わ れ る 所 以 で あ る 。 し か し、 精 神 神 経 症 状 は ホ ル モ ン 療 法 で は 改 善 さ れ な い 。 む し ろ 本 例 の よ う に 悪 化 す る 場 合 も 多 い 。 こ の こ と は 銘 記 す べ き で あ る 。

本 例 に は い ろ い ろ 家 庭 内 の ス ト レ ス が あ っ た と い う 。 ス ト レ ス は コ ー チ ゾ ル の 過 剰 分 泌 を 引 き 起 こ し、 大 脳 辺 縁 系 の 扁 桃 体 に 作 用 し、 う つ 症 状 を 発 症 さ せ る 。 一 方、 更 年 期 で は 女 性 ホ ル モ ン の 分 泌 が 低 下 し て く る の だ が、 ホ ル モ ン が 作 用 す る 受 容 体 の 側 の 問 題 も 考 え ら れ る 。

受 容 体 が up-regulation ( 過 剰 に 反 応 ) し て い る 可 能 性 が あ る 。 ホ ル モ ン 分 泌 の 少 し の 動 揺 に も 受 容 体 が 過 剰 に 反 応 し、 体 内 の ホ ル モ ン の 働 き が 上 下 に 大 き く 振 れ る こ と が 考 え ら れ る 。 こ の 私 説 で は 女 性 ホ ル モ ン が か な り 低 下 す る ま で、 長 期 に わ た り、 急 激 / 過 敏 に 反 応 す る 女 性 ホ ル モ ン 受 容 体 の 働 き に、 身 体 は 翻 弄 さ れ る こ と に な る 。

漢 方 的 に は、 本 例 は ス ト レ ス に よ り 交 感 神 経 が 緊 張 し 熱 産 生 が 亢 進 し た た め、 体 の 構 成 成 分 ( 陰 ) を 灼 損 す る よ う に な っ た 。 そ こ で 滋 陰 清 熱 す る こ と で 著 効 が 得 ら れ た 。 熱 産 生 が 高 ま り 陰 が 不 足 す る 陰 虚 陽 亢 の 状 態 で は、 神 経 や ホ ル モ ン の 刺 激 に 対 し 受 容 体 が 過 剰 に 反 応 す る よ う に な る 。 更 年 期 障 害 で は 陰 虚 陽 亢 が 多 い 所 以 で あ る 。

更 年 期 障 害 と は 女 性 ホ ル モ ン が 不 足 し た た め、 女 性 ホ ル モ ン が 作 用 す る 受 容 体 が 過 剰 ( 過 激 ) に 反 応 す よ う に な っ た 病 態 と 理 解 で き る 。 以 前 話 し た postsynaptic hypersensitivity の よ う な 状 態 で は な か ろ う か ~



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「 甘 い 誘 惑 」 糖 質 制 限 ス イ ー ツ


菊乃井本店 ★★★ 元禄二年(1689年)創業の半兵衛麸 (京都五条清水)







糖 質 制 限 を し て も 糖 尿 病 は 治 ら な い 。 至 極 当 た り 前 の 話 で あ る 。 糖 質 を 摂 ら な い た め、 見 せ か け の 血 糖 値 は 改 善 す る が、 根 底 ( 本 ) に 存 在 す る 糖 代 謝 障 害 は 改 善 す る ど こ ろ か、 そ の 深 刻 さ は 増 す ば か り 。 膵 臓 の イ ン ス リ ン 分 泌 細 胞 ( β 細 胞 ) の 廃 用 性 萎 縮 が 引 き 起 こ さ れ、 糖 代 謝 障 害 の さ ら な る 悪 化 を 招 く 。 糖 質 を 摂 取 す る と 血 糖 が 前 に も 増 し て 上 昇 す る た め、 危 な い ダ イ エ ッ ト か ら 抜 け 出 せ な く な る 。

た だ、 肥 満 な ど が 原 因 の イ ン ス リ ン 抵 抗 性 に よ る 糖 尿 病 ( β 細 胞 の 働 き が 保 た れ て い る ) の 場 合、 運 動 や ダ イ エ ッ ト に よ り イ ン ス リ ン 抵 抗 性 が 解 除 さ れ れ ば、 糖 尿 病 か ら 脱 出 で き る 可 能 性 は 残 さ れ て い る 。 し か し、 高 齢 者 や イ ン ス リ ン 分 泌 が 低 下 し て い る 糖 尿 病 の 場 合、 過 激 な 糖 質 制 限 を 続 け る と エ ネ ル ギ ー 産 生 機 構 が 障 害 さ れ る 。 米 国 糖 尿 病 学 会 は ケ ト ン 体 を 産 生 す る 食 事 療 法 を 禁 じ て い る 。

過 激 な 糖 質 制 限 食 は 高 脂 肪 食 で あ る 。 動 脈 硬 化 だ け で な く、 癌 細 胞 の 増 殖 や 転 移 を 引 き 起 こ す 。 さ ら に 不 安 や 記 憶 障 害 や 反 復 動 作 な ど 脳 に 炎 症 徴 候 が 現 れ る 。 日 常 的 な 症 状 に 便 秘睡 眠 障 害 が あ る 。 高 脂 肪 ・ 高 蛋 白 食 で は 腸 内 細 菌 叢 が 撹 乱 さ れ、 善 玉 菌 が 消 滅 す る 。 便 秘 は む ろ ん、 癌 や ア レ ル ギ ー ・ 免 疫 疾 患 や 炎 症 性 疾 患 の 元 凶 と な る 。

β 細 胞 が 傷 害 さ れ て い る 糖 尿 病 だ け で な く、 正 常 者 で も 過 激 な 糖 質 制 限 を 行 う と、 イ ン ス リ ン の 分 泌 が 低 下 す る た め、 セ ロ ト ニ ン や メ ラ ト ニ ン が 脳 内 に 取 り 込 ま れ な く な り、 睡 眠 障 害 が 発 症 す る 。 糖 質 制 限 で は 夜 間 の 脳 の エ ネ ル ギ ー は ブ ド ウ 糖 に 代 わ り ケ ト ン 体 が 行 う が、 ケ ト ン 体 で は ブ ド ウ 糖 に 比 べ る と、 脳 細 胞 の 活 動 の 低 下 は 必 至 で あ る

糖 質 制 限 で は 脂 肪 だ け で な く 蛋 白 質 の 摂 取 も 増 加 す る 。 す る と 糖 原 性 ア ミ ノ 酸 ( ア ラ ニ ン ・ グ リ シ ン な ど ) か ら ピ ル ビ ン 酸 が つ く ら れ、 つ づ い て オ キ サ ロ 酢 酸 が 合 成 さ れ る 。 す る と 1) TCA cycle が 促 進 さ れ、 脂 肪 の β 酸 化 に よ り 得 ら れ た ア セ チ ル CoA が、 TCA サ イ ク ル に 取 り 込 ま れ、 ケ ト ン 体 の 産 生 が 少 な く な る 。 も し く は 2) グ ル カ ゴ ン の 働 き で オ キ サ ロ 酢 酸 が ブ ド ウ 糖 に 変 換 ( 糖 新 生 ) さ れ る ル ー ト を 進 む 。

ケ ト ン 体 が 産 生 さ れ ず に、 血 糖 値 が 上 昇 す る リ ス ク が 高 ま る 。 正 常 者 な ら 問 題 は 起 き な い が、 糖 尿 病 の 場 合 は ど う な る の で あ ろ う か 。 糖 新 生 で ブ ド ウ 糖 が 産 生 さ れ て も、 糖 尿 病 で は 糖 を 利 用 す る こ と が で き ず 血 糖 値 が 急 上 昇 す る 。 糖 質 制 限 食 ビ ジ ネ ス に 食 ら い つ い て い る 輩 が 多 い   高 価 な ス イ ー ツ が 甘 い 言 葉 で 誘 っ て る 。 美 人 な ら 誘 わ れ ま す が ネ


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ア ト ピ ー は 治 ら な い. 治 せ な い


夕日に染まる東京 from Haneda羽田国際空港より~~





   羽 田 発 7 時 50 分

漢 方 治 療 を 求 め て 来 院 す る 方 は、 不 思 議 と 地 元 よ り 遠 方 が 多 い 。 し か し 遠 方 の 方 は 突 然 音 信 不 通 に な る こ と が あ り、 地 元 の 方 と 違 い そ の 後 の 経 過 が 把 握 し が た い 。 た ま た ま 遠 方 か ら 来 院 し た 方 か ら そ の 後 の 状 態 を 知 る 始 末 で あ る 。 「 皆 さ ん ア ト ピ ー が き れ い に 治 っ て ま す よ 。 そ の 方 か ら ど こ で 治 療 し た の か 聞 い て や っ て 来 た の で す 」 と 話 さ れ る 。

こ れ と は 対 照 的 な の が 不 妊 症 の 方 。 出 産 後 は 喜 び も ひ と し お で、 お 礼 の 電 話 や 赤 ち ゃ ん の 写 真 入 り の 葉 書 を 送 っ て く れ る の だ が、 治 療 中 は 治 療 し て い る こ と を 決 し て 他 言 し な い 。 出 産 後 も 漢 方 治 療 を 薦 め て く れ る こ と は な い 。 ア ト ピ ー は 病 気 だ が、 不 妊 症 は 夫 婦 間 の 秘 事 で あ り、 他 人 に は 話 せ な い こ と な の で あ ろ う 。 ア ト ピ ー に 比 べ 不 妊 症 の 治 療 は 楽 な の だ が 仕 方 が な い 。

ア ト ピ ー の 治 療 は 幼 少 期 で あ っ た り、 発 症 初 期 で あ れ ば 治 療 は ス ム ー ズ に 行 く 。 逆 に 言 う と、 ス テ ロ イ ド の 使 用 期 間 が 短 い と 楽 で あ る 。 ス テ ロ イ ド を 長 期 に 大 量 に 使 用 し て い た 方 の 治 療 は 難 儀 す る 。 ス テ ロ イ ド は 炎 症 を 抑 え る 働 き は 強 い の だ が、 完 治 し な い た め 再 燃 を 繰 り 返 し、 皮 膚 が 暗 赤 色 を 呈 し 表 面 が ボ コ ボ コ と 塑 像 に な り、 色 素 沈 着 が み ら れ る よ う に な る 。

こ れ は 難 治 で あ る 。 例 え る な ら、 空 爆 の 後 の 街 の よ う な も の で、 電 気 や ガ ス や 水 道 や 電 気 や 交 通 網 ( イ ン フ ラ ) を ま ず 整 備 し な け れ ば、 皮 膚 の 改 善 ( 再 建 ) は お ぼ つ か な い 。 さ ら に ス テ ロ イ ド を 長 期 に 使 用 す る と ス テ ロ イ ド 中 毒 の 様 相 を 呈 し て い る の で、 こ の 安 易 な 治 療 法 を 中 止 す る こ と を 困 難 に し て い る と い う 問 題 も 存 在 す る 。 保 湿 剤 に は 界 面 活 性 剤 が 含 ま れ る 。 使 用 で き る の は 唯 一 ワ セ リ ン だ け で あ る 。 保 湿 剤 は ス テ ロ イ ド 以 上 に 悪 い、 と 述 べ る 専 門 家 も い る 。ス テ ロ イ ド や 保 湿 剤 ( ワ セ リ ン を 除 く ) を 使 用 し な い 漢 方 治 療 が 宜 し い の だ が 。

以 前、 5 時 間 以 上 も か け て 来 院 し た 高 校 生 。 何 年 間 も ス テ ロ イ ド ホ ル モ ン の 内 服 と ス テ ロ イ ド 軟 膏 を 全 身 に タ ッ プ リ と 塗 って き た 。 し か し、 本 人 が 治 療 に 疑 問 を 感 じ て 数 ヶ 月 前 に 中 止 。 親 に 怒 ら れ た が 絶 対 に こ ん な 治 療 は 二 度 と し な い と 拒 否 。 こ の 子 の 判 断 が 正 し い の で は な い か 。 何 年 間 も 治 ら な か っ た の に ス テ ロ イ ド を 使 い 続 け る こ と に 親 は 疑 問 を 持 た な か っ た の か 。 彼 の 判 断 は 正 し か っ た 。 彼 の ア ト ピ ー は 非 常 に よ く な っ た の で あ る 。 全 身 の 赤 黒 か っ た 皮 膚 も 正 常 の 皮 膚 に 回 復 し た

追 伸 : 選 抜 21 世 紀 枠 で 岩 手 県 の 不 来 方 ( こ ず か た) 高 校 出 場  不 来 方 と は 盛 岡 を 意 味 す る 言 葉 で あ る 。 啄 木 の 歌 に、 不 来 方 の お 城 の 草 に 寝 こ ろ び て 空 に 吸 わ れ し 十 五 の こ こ ろ、 が あ る 。 当 時 の 盛 岡 中 学 ( 現 盛 岡 第 一 高 校 ) の 生 徒 の こ ろ、 授 業 を 抜 け 出 し 近 く の 盛 岡 城 ( 不 来 方 城 ) で 詠 ん だ も の で あ る 。 不 来 方 高 校 は 盛 岡 市 に 南 接 す る 町 に あ る 。



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漢 方 薬 が 必 要 な 糖 尿 病


Honda NSX 2017/2/27発売 2370万003





   た ま 電 気 自 動 車
    製 造 : 1947 年




70 代 の 男 性 。 以 前 か ら 糖 尿 病 と 高 血 圧 症 の 治 療 中 。 5 年 前 か ら は 狭 心 症 の 治 療 も う け て い る ( 心 カ テ ー テ ル 検 査 で 確 定 ) 。 左 半 身 が し び れ て 痛 む 。 動 悸 ・ 息 切 れ が し て 疲 れ や す い 。 口 が 乾 き 痰 が か ら む 。 胃 が も た れ 胸 焼 け が す る 。 肩 が こ り 膝 が 痛 い 。 足 が ほ て る 。 脈 は 80 で 細 滑、 結 代 あ り 。 舌 は 暗 紅 で や や 化 燥、 薄 白 苔 。 気 陰 両 虚 + 血 瘀 で あ る 。 麦 門 冬 6、 沙 参 6、 葛 根 7、 当 帰 5、 芍 薬 6、 牡 丹 皮 5、 桃 仁 4、 桂 枝 6、 陳 皮 4、 知 母 9、 黄 耆 5、 木 通 4、 生 甘 草 2 を 投 与 。

2 週 間 後、 左 半 身 の 痛 み が か な り よ く な っ た 。 口 渇 、痰 の か ら み も 大 分 よ い 。 も た れ 胸 焼 け は 消 失 。 同 様 の 処 方 で 初 診 か ら 40 日 後 に は 左 半 身 の 痛 み 消 失 。 そ の 後 の 経 過 中、 一 時 胸 痛 発 作 や 不 整 脈 が 出 現 し た た め 、延 胡 索 や 川 芎 を 使 用 し 症 状 改 善 。 今 で も 夫 婦 で 田 畑 の 農 作 業 を 元 気 に 行 な っ て い る 。 直 近 の 処 方 は 、乾 地 黄 6、 山 茱 萸 6、 麦 門 冬 6、 当 帰 5、 牡 丹 皮 4、 何 首 烏 6、 桂 枝 4、 延 胡 索 4、 人 参 3、 黄 耆 5、 大 棗 6 で あ る 。

糖 尿 病 の 初 期 は 過 食 や 運 動 不 足 な ど で 肥 満 を 呈 す る が、 進 行 す る と 体 重 減 少 ・ 疲 労 倦 怠 ( 虚 労 ) が 現 わ れ て く る 。 陰 虚 は 滋 陰 薬 ( 地 黄 ・ 麦 門 冬 ・ 沙 参 ・ 山 茱 萸 ・ 山 薬 な ど ) の 投 与 で 改 善 す る が、 虚 労 に は 血 流 を 改 善 す る こ と が 必 要 と な る 。 張 錫 純 先 生 は 『 虚 労 を 治 す に は 血 痺 を 除 き、 血 を 行 ら さ な け れ ば な ら な い 』 と 指 摘 し て い る 。

血 痺 と は 都 市 の イ ン フ ラ ( 道 路 ・ 水 道 ・ 電 気 ・ ガ ス ) が 寸 断 し て い る よ う な 状 態 で あ る た め 、都 市 生 活 は 孤 立 ( 麻 痺 ) し、 と き に は 生 命 の 危 険 に 曝 さ れる 。 急 ぎ 血 を 産 生 し、 血 流 を 流 通 さ せ る 必 要 が あ る 。

本 例 で は 、左 半 身 の し び れ が み ら れ 肝 虚 の 存 在 が 示 唆 さ れ た 。 初 診 時 に 用 い た 当 帰 ・ 芍 薬 は 肝 血 を 補 い、 黄 耆 は 肝 気 を 補 う 。 当 帰 ・ 牡 丹 皮 ・ 桃 仁 は 瘀 血 を 除 き、 協 同 し て 血 流 を 改 善 す る 。 張 錫 純 先 生 は 「 左 半 身 の 脱 力 や 痛 み や し び れ な ど は 肝 虚 に よ る も の 」 と 指 摘 す る 。

た し か に 女 性 の 腰 下 肢 の 痛 み は 左 側 に 多 く、 し ば し ば 疎 経 活 血 湯 が 奏 効 す る 。 疎 経 活 血 湯 は 、肝 血 不 足 ( 肝 血 虚 ) で あ る と こ ろ に、 風 湿 ( 外 邪 ) を 感 受 し た た め 誘 発 さ れ る 痛 み を 治 す ( 主 体 は 肝 血 不 足 ) 。 女 性 は 月 経 や 分 娩 に よ り 肝 血 が 不 足 し や す い 。 風 湿 の 侵 襲 が 主 体 と な る と 薏 苡 仁 湯 で あ る 。

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の ぼ せ ・ 動 悸 ・ め ま い を 放 置 す る と ~~ 危 険 で す

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ト ラ ン プ 大 統 領 誕 生  国 民 の 民 意 が 示 さ れ た 。 今 後 の ト ラ ン プ 氏 の 政 策 で 世 界 は ど う 動 い て い く の か 今 度 は 民 意 が 問 わ れ る 番 だ 。

50 代 の 女 性 。 数 年 前 か ら の ぼ せ や 動 悸 を と き ど き 感 じ て い た 。 数 ヶ 月 前 か ら 。 人 混 み に 出 か け る と、 の ぼ せ ・ 動悸 が ひ ど く な り、 め ま い が し て 倒 れ そ う に な る 。 漢 方 治 療 を 希 望 し 受 診 。 ガ ッ チ リ し た 体 型 。 血 圧 は 120 / 76 。 脈 が 84 で 滑 弦 。 舌 は 淡 紅 で 潤、 白 苔 に 被 わ れ る 。 食 欲 ・ 便 通 は 良 好 。 最 近 は の ぼ せ や 動 悸 が 頻 繁 で、 頭 が モ ワ ー ッ と し 気 分 が 悪 く な る 。 外 出 中 は 不 安 に な り、 取 り 乱 し て し ま い そ う に な る ( パ ニ ッ ク 的 ) 。 更 年 期 に よ る 肝 気 鬱 結、 化 火 上 炎 と 考 え、 柴 胡 加 竜 骨 牡 蠣 湯 と 黄 連 解 毒 湯 を 投 与 。 2 週 間 後、 の ぼ せ や 動 悸 が な く な っ た 。 気 分 も ス ッ キ リ し 驚 い た 。

肝 気 が 鬱 結 す る と、 交 感 神 経 の 活 動 が 活 発 に な り、 筋 肉 や 肝 で の エ ネ ル ギ ー 産 生 ( 異 化 ) が 亢 進 す る 。 さ ら に 四 肢 末 梢 の 細 小 動 脈 が 収 縮 す る た め、 過 剰 に 産 生 さ れ た エ ネ ル ギ ー ( 熱 ) は 大 動 脈 内 を 上 行 す る こ と に な る 。 四 肢 は 冷 え る の に 上 半 身 が 熱 い、 と い う よ う な こ と に な る 。 心 に 熱 が 上 迫 す る と、 心 の 機 能 が 亢 進 し 、動 悸 や 頻 脈 が 出 現 す る 。 顔 に 迫 る と 不 快 な ほ て り ( の ぼ せ ) や め ま い が 現 れ る 。 熱 が “ 脳 ” を 擾 乱 す る と、 精 神 の 安 寧 が 得 ら れ ず、 種 々 の 精 神 症 状 や 自 律 神 経 症 状 が 現 れ る 。

柴 胡 加 竜 骨 牡 蠣 湯 は 交 感 神 経 の 緊 張 を 緩 め、 異 常 に 亢 進 し た 熱 産 生 を 低 下 さ せ、 上 方 へ 向 う 熱 を 降 ろ す 。 黄 連 解 毒 湯 は “ 火 ” と 化 し た 過 剰 な エ ネ ル ギ ー を 消 火 し 鎮 火 さ せ る 。 虚 証 は 別 だ が、 今 日 は ス ト レ ス 社 会 の た め か、 体 内 の 熱 産 生 が 亢 進 し て い る 方 が 多 い 。 そ の た め 柴 胡 加 竜 骨 牡 蠣 湯 + 黄 連 解 毒 湯 が 著 効 す る、 の ぼ せ ・ め ま い ・ 動 悸 を 訴 え る 自 律 神 経 の 不 調 な 方 々 を 多 く 経 験 す る 。 

柴 胡 加 竜 骨 牡 蠣 湯 と 大 柴 胡 湯 の 鑑 別 は、 両 剤 と も 気 が う つ 滞 し て い る た め、 体 内 に 過 剰 な 熱 ( 邪 気 ) が 産 生 さ れ て い る の だ が、柴 胡 加 竜 骨 牡 蠣 湯 証 で は 邪 気 が 上 方 に 向 か い 心 や 脳 を 衝 ( つ ) く た め、 動 悸 や 眩 暈 が 出 現 す る 。 緊 張 や 不 安 感 が つ よ い 。 大 柴 胡 湯 証 に は 邪 気 が 上 り、 心 や 脳 に 衝 突 す る よ う な 激 し い 症 状 は な く、 邪 気 が 内 に 鬱 鬱 と し て 発 散 で き ず、 イ ラ イ ラ ・ カ ッ カ し て い る 状 態 だ 。 活 火 山 の よ う な も の で、 う つ 積 が 続 け ば 爆 発 す る 。 は け 口 は 漢 方 薬 に あ り 。


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1) カ ロ リ ー 制 限 は 長 寿 / 糖 質 制 限 は 短 命 2) 手 足 の 冷 え は 温 め て も 治 ら な い


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米 国 の 2 研 究 施 設 か ら カ ロ リ ー 制 限 は 長 寿 と の 報 告 が な さ れ た 。 こ れ で 長 年 の 論 争 に 終 止 符 が 打 た れ る 。 一 方 糖 質 制 限 で は 総 死 亡 率 が 高 く な る こ と が 知 ら れ て い る 。 そ れ 以 外 に も 糖 質 制 限 食が ん脳 の 発 達 障 害動 脈 硬 化 な ど に 罹 患 す る リ ス ク を 高 め る の で す

手 足 の 冷 え は 冷 え 性 の 女 性 に 多 い の だ ろ う か? に つ い て 考 え て み た い 。 手 足 の 冷 え の 原 因 は、 エ ネ ル ギ ー ( 熱 ) が 十 分 に 末 端 に ま で 到 達 し な い こ と に あ る 。 エ ネ ル ギ ー を 漢 方 で は 「 気 」 と 捉 え る 。 手 足 の 冷 え は、 1) 気 の 産 生 不 足 2) 気 を 運 搬 す る 血 の 不 足 3) 血 流 の 低 下、 の 3 つ 分 け ら れ る 。 気 の 産 生 不 足 は 熱 代 謝 の 低 下 を 意 味 し、 虚 弱 な 方 と い う こ と に な る 。 皆 さ ん が 考 え る 冷 え 性 で、 分 か り や す い 。 2) の 血 の 不 足 も 「 貧 血 」 を 考 え れ ば 納 得 さ れ よ う 。 3) は 如 何 な る 状 況 か 。

気 温 が 下 が る と、 ヒ ト は 熱 放 散 を 防 ぐ た め、 末 梢 血 管 を 収 縮 さ せ る 。 こ れ は 合 目 的 で 納 得 で き る が、 そ れ 以 外 で も 手 足 の 血 管 は 収 縮 す る 。 交 感 神 経 が 緊 張 す る 場 合 で あ る 。 ス ト レ ス で 多 い 。 交 感 神 経 の 緊 張 が 常 態 化 す る と、 エ ネ ル ギ ー 代 謝 が 亢 進 し 体 内 の 熱 産 生 が 高 ま る 。 末 梢 血 管 の 収 縮 に よ り 熱 放 散 が 低 下 し て い る の で、 熱 は 益 々 体 内 に う つ 積 す る こ と に な る 。 落 ち 着 き が な く な り、 イ ラ イ ラ し た り 不 安 に な っ た り す る 。 精 神 性 発 汗 も 多 く み ら れ る 。 で も 手 足 は 冷 た い 。

交 感 神 経 が 緊 張 し て 発 症 す る 手 足 の 冷 え に は 四 逆 散 が 奏 功 す る 。 四 逆 散 の 腹 診 で は、 腹 直 筋 の 緊 張 や 胸 脇 苦 満 が 特 徴 的 で あ る 。 交 感 神 経 は 筋 緊 張 を 高 め る た め と 思 わ れ る 。 筋 の 緊 張 が 高 ま る と 手 足 の ふ る え も 出 現 す る 。 脇 の 下 や 手 掌 や 足 裏 か ら の 発 汗 ( 精 神 性 発 汗 ) も 特 徴 的 だ 。 試 験 で 答 案 用 紙 が 汗 で べ た つ く 。 胸 毛 も 参 考 に な る 。 ス ト レ ス 性 の 脱 毛 に も 柴 胡 加 竜 骨 牡 蠣 湯 と と も に 頻 用 さ れ る 。

交 感 神 経 の 緊 張 状 態 を 漢 方 で は 気 が う つ 滞 し て い る と 考 え る 。 治 療 は 気 の 流 れ を ス ム ー ズ す る ( 疎 通 ) こ と に 尽 き る 。 四 逆 散 は 僅 か 四 剤 よ り な る が、 柴 胡 - 芍 薬 の コ ン ビ で 気 を 疎 通 し、 自 律 神 経 の 緊 張 を 鎮 め る 。 枳 実 は う つ 滞 し た 気 を 解 消 ( 破 気 ) し、 気 の 疎 通 を 助 け る 。 甘 草 は 精 神 の 緊 張 を 和 ら げ る 。 緊 張 や 不 安 に 対 す る 頻 用 薬 だ 。 ス ト レ ス に よ る 冷 え を、 温 め た ら 大 変 だ 。 火 に 油 を 注 ぐ こ と に な る

追 伸 : 故 郷 の 山 河 を 感 傷 的 に う た う 啄 木 。 岩 手 の 巨 星 賢 治 に つ い て の ブ ロ グ も ご 参 照 く だ さ い


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動 悸 ・ 不 整 脈 は 漢 方 で 治 す


か に か く に 渋 民 村 は 恋 し か り お も い で の 山 お も い で の 川 ( 啄 木 )

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10 年 ぶ り に 実 家 の あ る 盛 岡 市 を 訪 れ た 。 90 に な る 母 の 見 舞 い の た め で あ る 。 東 北 の 地 盛 岡 で 感 じ た こ と は、 東 北 の 人 は や さ し い 。 ひ と を 温 か く 受 け 入 れ る こ こ ろ が 残 さ れ て い る、 と い う こ と だ 。 そ う い え ば 以 前 テ レ ビ で、 旅 行 客 に 親 切 に 接 し て く れ た ま ち の 一 番 が 盛 岡、 と の 放 送 番 組 が あ っ た 。 余 生 は 盛 岡 で 送 り た い と 思 う 。

「 傷 寒 論 」 に、 「 傷 寒, 脈 結 代, 心 動 悸, 炙 甘 草 湯 主 之 」 と い う 条 文 が あ る 。 炙 甘 草 湯 は、 炙 甘 草、 生 姜、 人 参、 地 黄、 桂 枝、 阿 膠、 麦 門 冬、 麻 子 仁、 大 棗 の 九 味 よ り な る 方 剤 で、 一 名 復 脈 湯 と も い わ れ る 。 復 脈 湯 の 名 が 示 す よ う に、 脈 の 乱 れ を 元 に 戻 す 働 き が あ る 。 ウ イ ル ス や 細 菌 が 体 内 に 侵 入 す る と、 正 邪 ( 正 気 と 邪 気 の ) 闘 争 が 引 き 起 こ さ れ、 発 熱 や 発 汗 な ど が 生 じ、 気 陰 が 消 耗 さ れ 不 足 す る 。 「 心 」 の 気 陰 の 不 足 が、 一 定 程 度 に 達 す る と 症 状 が 現 れ る 。

気 ( 陽 ) は エ ネ ル ギ ー ( ATP ) で あ る 。 そ の た め、 心 気 が 不 足 す る と 心 機 能 が 低 下 す る た め、 心 臓 の 収 縮 が 乱 れ 脈 が 結 代 し 動 悸 を お ぼ え る 。 陰 は 人 体 を 構 成 す る 物 質 で あ り、 エ ネ ル ギ ー の 根 源 を 包 含 す る も の と 考 え る 。 陰 と 陽 は 互 い に 依 存 し 合 い、 人 体 の 恒 常 性 が 維 持 さ れ て い る 。 陰 陽 が 不 足 す る と 「 衣 食 住 足 り て、 礼 節 を 知 る 」 こ と が で き な く な る 。 し か し 過 剰 で あ っ て も 「 過 ぎ た る は 及 ば ざ る が ご と し 」 と な り、 健 康 な 状 態 と は 言 え な い の だ が 。

70 代 後 半 の 女 性 。 以 前 か ら 某 医 院 で 高 血 圧 の 治 療 中 。 数 年 前 か ら と き ど き 動 悸 が 出 現 す る も、 改 善 な く 経 過 。 こ こ 1 ヶ 月 は ほ ぼ 毎 晩 2 時 ご ろ に、 動 悸 が 現 れ 怖 く な る 。 寝 付 き は よ い が、 夢 が 多 く よ く 覚 醒 す る 。 イ ラ イ ラ し て 怒 り っ ぽ い 。 体 が ふ る え る 。 3 年 前 か ら 左 下 肢 の 後 面 が 張 っ て 苦 し い 。 血 圧 170/80 。 脈 は 65、 細 偏 弦 。 両 尺 脈 は 微 細 。 舌 は 淡 紅 で 乾 燥 。 陰 血 不 足、 そ の 代 償 と し て 熱 産 生 が 亢 進 し て い る 。 乾 地 黄 7、 山 茱 萸 7、 麦 門 冬 7、 百 合 6、 栝 楼 根 7、 芍 薬 7、 知 母 7、 茯 苓 6、 大 棗 3、 酸 棗 仁 15 を 投 与 し、 降 圧 剤 は 継 続 。 1 週 間 後、 ニ コ ニ コ し て や っ て 来 た 。 動 悸 が な く な っ た 。 夢 も 少 な く な り、 イ ラ イ ラ も 改 善 。 血 圧 も 148/80 と 良 好 。

炙 甘 草 湯 は、 地 黄、 阿 膠、 麦 門 冬、 麻 子 仁、 大 棗 で 陰 を、 大 量 の 炙 甘 草 と 人 参 で 気 を 補 う 。 桂 枝 は 清 気 を 上 布 さ せ、 心 に 移 送 す る 。 そ の た め、 熱 産 生 が 亢 進 し て い る 状 態 ( 陰 虚 陽 亢 ) で は、 気 を 昇 ら せ る 桂 枝 の 使 用 に は リ ス ク を 伴 う 。 心 気 の 不 足 に よ る 動 悸 に は 桂 枝 は 必 須 だ が 。 生 姜 に つ い て も 同 じ こ と が い え る 。

過 剰 の 気 が 火 に 転 化 し、 心 を 衝 ( つ ) く と、 却 っ て 動 悸 や 不 整 脈 が 悪 化 す る 。 本 例 は 陰 が 不 足 し、 気 の 産 生 が 亢 進 す る 陰 虚 陽 亢 で あ る 。 そ こ で 桂 枝 と 生 姜 を 除 き、 胃 や 肝 腎 の 陰 を 補 い、 知 母 で 清 熱 す る こ と で、 虚 火 上 亢 を 鎮 静 化 す る こ と が で き た 。 酸 棗 仁 は 魂 ( 精 神 ) を 安 定 さ せ る 。 気 を 産 生 す る 作 用 が 強 力 な 人 参 も 採 用 し な か っ た 。 本 例 で 用 い た の は、 加 減 復 脈 湯 ( 地 黄、白 芍、麦 門 冬、 炙 甘 草、阿 膠、麻 子 仁 ) 加 味 で、 滋 陰 と 清 熱 を 強 め て い る 。


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「 糖 質 い じ め 」 頭 痛 ・ 胸 悶 ・ 嘔 吐 に 「 呉 茱 萸 湯 」

    光 輝 く 2017 年 に

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後光が差してます (下鴨神社で)





い じ め 。 今 に 始 ま っ た 問 題 で は な い 。 学 校 だ け で は な く、 村 八 分 の よ う に、 昔 か ら 世 間 に 広 く 存 在 し て い た 。 自 己 顕 示 欲、 裏 を 返 せ ば 自 己 愛 が 強 い 人 間 は、 集 団 生 活 の な か で 生 き て 行 く た め に 人 身 御 供 を 必 要 と し た 。 あ る も の を 攻 撃 ・ 犠 牲 に す る こ と で、 自 分 た ち を 護 ろ う と す る 集 団 心 理 で あ る 。 国 家 的 規 模 に な る と、 国 家 の 存 在 を 脅 か す

先 日 安 倍 総 理 は パ ー ル ハ ー バ ー で、 敗 戦 後 の 困 窮 に あ え ぐ 日 本 国 民 に 、 敵 国 で あ っ た に も か か わ ら ず、 多 大 の 物 資 ・ 食 料 を 提 供 し て く れ た 米 国 民 に 対 し、 衷 心 よ り の 感 謝 の 気 持 ち を 伝 え て い た 著 者 も 同 感 で あ る 。 不 評 で あ っ た よ う だ が、 給 食 の ス キ ン ミ ル ク が 大 好 き だ っ た 。 そ れ な の に 主 食 で あ る 穀 物 ( 糖 質 ) を 「 毒 」 で あ る か ご と く 述 べ る 輩 が い る 。 糖 質 を 人 身 御 供 に し、 生 活 習 慣 に 対 す る 自 己 責 任 を 糖 質 に 擦 り つ け よ う と す る 。 人 類 は 穀 物 の 生 産 と 共 に 急 速 に 進 化 を 遂 げ、 文 明 を 築 き 上 げ て き た 。 糖 質 を 利 用 で き な い 生 命 は 消 滅 し た

80 代 女 性 。 筋 力 が 低 下 し て き た た め ベ ッ ト 上 の 生 活 が 多 い が、 頭 は し っ か り し て い る 。 本 人 の 訴 え は 頭 痛 と 胸 悶 感 で あ る 。 頭 痛 は 若 い こ ろ か ら あ る が、 と き ど き 項 部 か ら 頭 全 体 が ガ ン ガ ン 痛 く な る 発 作 が み ら れ 嘔 吐 を 伴 う 。 嘔 吐 は ゲ ー ゲ ー と 激 し い わ り に は、 ほ と ん ど 唾 液 の よ う な 液 体 で あ る ( 乾 嘔 ) 。 と き ど き 胸 の 何 と も い え な い 不 快 な 胸 悶 感 を 伴 な う が、 胸 悶 感 が 単 独 で 出 現 す る こ と も あ る 。 食 欲 は 好 き 嫌 い が 激 し い が、 好 物 な ら ペ ロ リ と 平 ら げ る 。 足 は 冷 え る 。 昔 か ら 自 律 神 経 が 不 安 定 で、 抗 う つ 剤 や 安 定 剤 や 頭 痛 薬 な ど を 常 用 し て い る 。

血 圧 は 110/66 。 脈 は 60 で 沈 細 弦 。 舌 は 暗 紅 色 調 で 無 苔 で 鏡 面 的 。 腹 部 は 虚 弱 で は な く 上 腹 部 は 膨 満 し て い る 。 心 下 痞 硬 と、 中 脘 と 左 下 腹 部 に 圧 痛 を 認 め る 。 動 脈 の 拍 動 や 小 腹 不 仁 は 認 め な い 。 典 型 的 な 呉 茱 萸 湯 証 と 考 え ら れ た た め 、エ キ ス 剤 で 本 湯 を 投 与 。 2 週 間 後、 効 果 て き め ん 。 頭 痛 が 軽 く な り、 嘔 吐 や 胸 悶 感 も 現 れ な く な っ た 。 さ ら に 以 前 に 比 べ 表 情 が 明 る く な り、 愚 痴 数 も 少 な く な っ た の だ 。

呉 茱 萸 湯 の 適 応 病 態 と は、 体 内 の エ ネ ル ギ ー 代 謝 が 低 下 し た 結 果、 肝 と 胃 の 機 能 が 低 下 し て い る ( 虚 寒 ) 状 態 で あ る 。 も ち ろ ん 代 謝 が 低 下 し て い な く て も、 外 寒 や 冷 飲 ( 寒 邪 = 実 寒 ) な ど で 体 内 が 侵 襲 さ れ た 場 合 も 適 用 と な る が、 本 例 は 前 者 で あ る 。 肝 が 冷 え て 機 能 が 低 下 す る と、 気 の 疎 通 が う ま く 行 か な く な る た め、 胃 に 存 在 す る 寒 邪 ( 虚 / 実 ) が 上 逆 ・ 上 衝 し 症 状 が 現 れ る 。 胃 で は 痞 満 や 嘔 気 ・ 嘔 吐 が 生 じ、 胸 に 上 衝 す る と 胸 悶 感 が、 頭 で は 頭 痛 が 出 現 す る 。 手 足 は 冷 え る 。

呉 茱 萸 湯 の 構 成 生 薬 は、 呉 茱 萸 ・ 人 参 ・ 大 棗 ・ 生 姜 で あ る 。 呉 茱 萸 は 厥 陰 肝 ( 血 ) と 陽 明 胃 ( 気 ) を 温 め る 。 人 参 と 大 棗 は 胃 気 を 補 い 気 の 上 逆 を 降 ろ す 。 生 姜 は 胃 の 消 化 を 助 け る 。 四 剤 な が ら 周 到 で あ る 。

) 米 国 は 先 の 3・11 の 東 日 本 大 震 災 に お い て も、 ト モ ダ チ 作 戦 な る オ ペ レ ー シ ョ ン を 迅 速 に 展 開 し て く れ た 。 同 盟 国 ア メ リ カ に 感 謝 申 し 上 げ る 。


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「 体 を 温 め る 」 と 病 気 は 悪 化 す る! う っ そ ~

銀閣寺12017年初詣 伏見稲荷





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「 最 近 だ る く て 疲 れ や す い の で 元 気 に な る 漢 方 薬 く だ さ い 」 と よ く 言 わ れ る 。 朝 鮮 人 参 が 含 ま れ る よ う な 漢 方 薬 が 欲 し い よ う な の だ 。 気 が 不 足 し て だ る い の で あ れ ば 確 か に 効 き そ う だ、 が、 ス ト レ ス 社 会 に 暮 ら す 現 代 人 は、 気 が う つ 積 し て 余 っ て い る 場 合 が 多 い 。 ス ト レ ス に 追 い 込 ま れ 窮 鼠 猫 を 噛 む よ う な 状 況 に あ る 。 ガ ス 抜 き こ そ 必 要 だ 。

ス ト レ ス は 交 感 神 経 を 緊 張 さ せ エ ネ ル ギ ー 代 謝 ( 熱 産 生 ) を 活 発 に す る 。 体 を 動 か さ な い 現 代 人 に と っ て 熱 産 生 の 亢 進 は、 不 要 で 過 剰 な 熱、 す な わ ち 病 理 産 物 で あ る “ 火 邪 ” を 産 生 す る こ と に な る 。 「 火 」 は 神 経 を 刺 激 し て 精 神 の 安 寧 を 損 な う た め、 い ら い ら し た り, 不 安 に な っ た り, 怒 り ぽ く な っ た り, 動 悸 が し た り, 眠 れ な く な っ た り す る の だ 。

交 感 神 経 の 緊 張 を 緩 め る ( リ ラ ッ ク ス ) 対 策 は、 漢 方 で は 気 の 流 れ を ス ム ー ズ に す る ( 気 の 疎 通 ) こ と で あ る 。 漢 方 方 剤 と し て は、 柴 胡 剤半 夏 厚 朴 湯 が 頻 用 さ れ る 。 過 剰 な 体 内 の 熱 は 運 動 で 発 散 さ せ る の が 理 想 だ が、 多 忙 な 現 在 人 は、 冷 た い ビ ー ル ・ 飲 料 水 や 熱 さ ま シ ー ト や 下 剤 な ど を 用 い て い る よ う だ 。 漢 方 で は 大 黄 ( 瀉 下 剤 ) が 含 ま れ る 大 承 氣 湯三 黄 瀉 心 湯 な ど、 そ し て 黄 連 ・ 黄 芩 ・ 黄 柏 ・ 石 膏 な ど 清 熱 剤 を 含 む 黄 連 解 毒 湯白 虎 加 人 参 湯 が 頻 用 さ れ て い る 。

体 が だ る く ス ッ キ リ し な い よ う な と き、 気 を 補 う 漢 方 薬 を 服 用 す る と、 体 内 が 火 の 海 と な り、 体 調 が 益 々 悪 化 す る 現 代 人 が 多 い 。 「 温 め る と 病 気 は 治 る 」 の は、 体 内 が 冷 え て 虚 し て い る 場 合 だ 。 体 内 に 火 邪 を 有 し て い る 場 合 は、 「 火 に 油 を 注 ぐ 」 こ と に な る   「 虚 す る は こ れ を 補 い 実 す る は こ れ を 瀉 せ 」 で あ る 。 で も 手 足 の 冷 え を 訴 え る 現 代 人 は 多 い で は な い か? 体 内 は だ が 手 足 は、 原 因 は 後 日 説 明 す る 。

真 夏 に 暖 房 ー大 変 な こ と に な り ま す よー 」 も 参 照 く だ さ い 。


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マ イ ホ ー ム パ パ は 男 性 ホ ル モ ン が 不 足


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       2017 年  
    謹 賀 新 年

  










最 近 は あ ま り 取 り 上 げ ら れ な く な っ た が、 環 境 ホ ル モ ン の 問 題 が セ ン セ ー シ ョ ナ ル に マ ス コ ミ に 取 り 上 げ ら れ た こ と が あ る 。 動 物 の ♀ ( メ ス ) 化 や 少 女 の 早 熟 化 ( 早 発 月 経 ・ 乳 房 発 達 )、 更 に は 停 留 睾 丸 の 増 加 や 精 子 数 減 少 の 原 因 物 質 と し て 糾 弾 さ れ た 。 環 境 ホ ル モ ン は 生 物 学 的 に、エ ス ト ロ ゲ ン 作 用 を 有 す る 。 性 ホ ル モ ン は コ レ ス テ ロ ー ル か ら 酵 素 を 介 し て 段 階 的 に つ く ら れ る 。

コ レ ス テ ロ ー ル は 中 間 代 謝 物 質 ( プ ロ ゲ ス テ ロ ン な ど ) を 経 て、 男 性 ホ ル モ ン で あ る テ ス ト ス テ ロ ン に 変 換 さ れ る 。 こ の 変 換 は 精 巣 や 卵 巣 や 副 腎 に お い て 行 な わ れ て い る 。 次 い で テ ス ト ス テ ロ ン は、 酵 素 の 働 き に よ り、 エ ス ト ロ ゲ ン に 変 換 さ れ る 。

胎 生 期 に お け る 原 始 生 殖 腺 は 副 腎 に 隣 接 す る 生 殖 隆 起 か ら 発 生 す る 。 生 殖 腺 は 皮 質 と 髄 質 に 分 化 す る が、 こ の 段 階 で は 卵 巣 と 精 巣 の 区 別 が な い 。 胎 生 7 ~ 8 週 に な る と、 Y 染 色 体 が 存 在 し な い 場 合 ( ♀ ) は、 髄 質 は 退 化 し 皮 質 が 卵 巣 へ と 発 達 す る 。 さ ら に ミ ュ ラ ー 管 が 卵 管 と 子 宮 に 発 達 す る 。 Y 染 色 体 が 存 在 す る と ( ♂ )、 髄 質 が 精 巣 へ と 発 達 し、 テ ス ト ス テ ロ ン が 分 泌 さ れ る 。

テ ス ト ス テ ロ ン は 雄 性 ( 男 性 ) 化 を 促 進 す る ホ ル モ ン で あ る が 女 性 に も 存 在 す る 。 テ ス ト ス テ ロ ン の 分 泌 は 男 女 と も 思 春 期 に ピ ー ク を 迎 え る が、 そ の 時 点 で 8 ~ 10 倍 も の ひ ら き が あ る 。胎 児 は 子 宮 内 で 母 親 の “ テ ス ト ス テ ロ ン ” の 影 響 を 受 け る 。  

「 高 テ ス ト ス テ ロ ン 」 の 母 親 か ら 生 ま れ た 娘 は、 成 長 す る と 行 動 が 男 性 的 と な る 。 さ ら に、 高 テ ス ト ス テ ロ ン の 母 親 か ら 生 ま れ る 子 供 は、 男 子 で あ る 確 率 が 高 い と い う 。 母 親 だ け で な く、 双 子 の 一 方 ( ) の テ ス ト ス テ ロ ン の 影 響 も 受 け る 。 双 子 が 男 子 と 女 子 の 場 合、 そ の 女 子 は、 女 子 と 女 子 の 双 子 の 場 合 に 比 べ お て ん ば と い う ( Testosterone and Behavior 日 本 語 版 よ り ) 。

テ ス ト ス テ ロ ン に 関 す る 興 味 あ る 記 事 が あ る 。 男 性 の テ ス ト ス テ ロ ン 値 は、子 供 が で き る と、 低 下 す る 。 特 に 育 児 に 熱 心 な 父 親 の 、 ホ ル モ ン の 低 下 が 著 し い 。 そ う、 浮 気 を し な く な る  定 時 に な る と、 家 路 を 急 ぐ マ イ ホ ー ム パ パ に 変 身 す る 。 赤 子 の 誕 生 は 、 父 親 を 家 庭 に 縛 り つ け る 有 効 な ツ ー ル に な る 。 少 子 高 齢 化 社 会 は、 男 性 の 浮 気 が 原 因 な の か 現 実 は 女 性 の 浮 気 が 増 加 し て い る ら し い が

「 あ な た の 子 供 が 欲 し い だ け な の 」 二 号 さ ん が よ く 使 う 手 だ が、 男 性 が 自 分 か ら 離 れ て 行 か な い よ う に す る 効 果 は あ り そ う だ 。 子 供 が で き た 場 合 の 話 だ が 。 あ ち こ ち に 子 供 を つ く っ て い る 方 が い る が、 こ の よ う な 方 に は 上 記 の 法 則 は 当 て は ま ら な い 。 戦 前 ・ 戦 後 の 政 治 家 に は 多 か っ た よ う だ 。 こ の こ と で 初 代 総 理 の 伊 藤 博 文 は、 明 治 天 皇 か ら お 叱 り を 受 け た ら し い 。 偉 く な る 方 は 男 性 ホ ル モ ン が 多 い よ う だ 。

奥 様 に と っ て は 御 主 人 は マ イ ホ ー ム パ パ で あ っ て 欲 し い で す ね 。 で も 出 世 を 考 え る、 と、 多 少 心 配 に な り ま す が、 テ ス ト ス テ ロ ン が 低 い と 犯 罪 者 に な る 可 能 性 が 低 い と 言 い ま す 。 自 殺 は 増 え る よ う で す が


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米 国 糖 尿 病 学 会 : 過 激 な 糖 質 制 限 に NO × ロ ー カ ー ボ は OK


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が ん ( 癌 ) 。 日 本 人 の 死 亡 原 因 の 第 1 位 で あ る 。 こ の 治 療 薬 と し て 話 題 を 集 め て い る の が、 チ ェ ッ ク ポ イ ン ト 阻 害 剤 で あ る オ プ ジ ー ボ ( 小 野 薬 品 工 業 ) 。 本 庄 佑 京 都 大 学 名 誉 教 授 の 創 薬 で あ る 。 チ ェ ッ ク ポ イ ン ト 阻 害 剤 の 治 療 効 果 に 腸 内 細 菌 が 重 要 な 役 割 を 担 っ て い る 。 腸 内 細 菌 は 炭 水 化 物 を 栄 養 と し て 生 活 し て い る 。 高 脂 肪 食 で あ る 過 激 な 糖 質 制 限 食 は、 が ん を 悪 化 さ せ る 上 に、 が ん の 治 療 に お い て も 問 題 を 孕 む 。 治 療 効 果 が 低 下 す る 。 漢 方 薬 の 薬 効 も 腸 内 細 菌 に 依 存 す る 。

お 母 さ ん 方 に は 大 切 な お 子 さ ん の こ と な の で 再 掲 す る 。 高 脂 肪 食 が 思 春 期 の 脳 ( 前 頭 前 野 ) の 発 達 障 害 を 引 き 起 こ す、 の で あ る 。 過 激 な 糖 質 制 限 食 ( ケ ト ン 食 ) は、 が ん の 原 因 と な る だ け で な く、 認 知 機 能 や 人 格 と い う 人 間 の 尊 厳 を 脅 か す 障 害 を も 引 き 起 こ す 。 ま た 糖 質 制 限 食 の 予 後 を 調 べ た メ タ 解 析 で は、 糖 質 制 限 を 行 っ た グ ル ー プ で、 総 死 亡 率 が 有 意 に 増 加 し て い た 。 さ ら に 糖 質 制 限 食 は 動 脈 硬 化 も 進 行 ・ 悪 化 さ せ る 。

著 者 は ベ ビ ー ブ ー マ ー で あ る 。 小 学 校 で 出 さ れ た 給 食 の ス キ ン ミ ル ク は 美 味 し か っ た 。 今 で も 占 領 軍 ( 米 国 ) に は 感 謝 し て い る 。 ひ も じ い 時 代、 あ れ が な か っ た な ら、 日 本 の 戦 後 の 発 展 は な か っ た、 と す ら 考 え る 。 ご 飯 や パ ン に も 育 て て も ら っ た 。 穀 物 の お か げ で、 成 長 で き て き た の に、 そ れ を 否 定 し、 排 斥 し よ う と す る 。

恩 を 仇 で 返 す、 信 じ 難 き 暴 挙 だ 。 糖 尿 病 や 肥 満 を、 自 身 の 生 活 習 慣 を 顧 み ず、 天 の 恵 み で あ る 主 食 ( 糖 質 ) の せ い に す る 。 規 則 正 し い 食 生 活 や 休 養 ・ 睡 眠 、 筋 肉 を 鍛 え る 運 動 を 行 っ て い る の で す か 。 穀 物 の 生 産 と 共 に ヒ ト は 進 化 し、 文 明 を 築 き 上 げ て き た 。 著 者 は 糖 質 制 限 を 中 止 し、 頭 も お 腹 も 快 調 で ~ す

米 国 糖 尿 病 学 会 が 認 め る 糖 質 制 限 は、 ロ ー カ ー ボ ( マ イ ル ド な 糖 質 制 限 ) で あ る 。 過 激 な 糖 質 制 限 食 ( ケ ト ン 食 ) は 危 険 と し 注 意 を 喚 起 し て い る 。 米 国 糖 尿 病 学 会 は 動 物 性 脂 肪 の 摂 取 は カ ロ リ ー の 10 % 以 下 と し、 ケ ト ン 体 を 産 生 す る よ う な ダ イ エ ッ ト は 危 険 で、 尿 ケ ト ン 体 陽 性 で の 運 動 に は 警 告 を 発 し て い る 。


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慢 性 皮 膚 炎 に 「 三 物 黄 芩 湯 + 黄 連 解 毒 湯 」


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50 代 女 性 。 1 年 前 か ら 顔 に 発 疹 が 出 現 す る よ う に な り 皮 膚 科 を 受 診 し、 抗 ア レ ル ギ ー 薬 の 内 服 と ス テ ロ イ ド 軟 膏 を 処 方 さ れ た 。 ス テ ロ イ ド 軟 膏 を 顔 に 塗 り、 当 初 改 善 傾 向 み ら れ た が、 そ の 後 は む し ろ 悪 化 。 痒 み が ひ ど く、 ス テ ロ イ ド 軟 膏 の た め か 顔 全 体 が ほ て り、 む く ん だ 状 態 と な っ た 。 そ こ で 漢 方 治 療 を 希 望 し、 医 師 に 紹 介 状 を 依 頼 す る も 断 ら れ、 な ん と 経 口 ス テ ロ イ ド 剤 を 処 方 さ れ て し ま っ た 。 本 人 不 安 に な り、 当 方 に 相 談 に 訪 れ た 。 皮 膚 科 は 紹 介 診 察 の み で あ っ た が、 あ ま り の 理 不 尽 に 治 療 を 引 き う け た 。

顔 全 体 が 赤 褐 色 ( 赤 鬼 状 ) を 呈 し 腫 れ て い る 。 頭 髪 内 や 首 に も 発 疹 が み ら れ る 。 顔 が ほ て る 。 皮 膚 が か さ つ き 粉 が ふ く 。 滲 出 液 は な い 。 毎 日 顔 に ス テ ロ イ ド 軟 膏 を 塗 っ て い る 。 食 欲 や 便 通 は 良 好 。 痒 み の た め 入 眠 が 良 く な い 。 更 年 期 の た め か、イ ラ イ ラ し た り、 気 分 が ス ッ キ リ し な い 。 血 圧 正 常 。 脈 は 70 、 沈 細 。 舌 は 暗 紅、 白 苔( + ) も 前 部 は 鏡 面 的 で 乾 燥 。 血 液 検 査 で 軽 い 糖 尿 病 を 認 め る 。 治 療 に よ り 修 飾 さ れ て い る が、 火 邪 が 顔 面 ・ 頭 部 に 上 昇 し 皮 膚 を 燻 蒸 し て い る 。 三 物 黄 芩 湯 と 黄 連 解 毒 湯 を 投 与 。

1 週 間 後、 ス テ ロ イ ド 軟 膏 は 止 め たと の こ と で、顔 面 の 赤 み が 増 し て い る 。 痒 み の 悪 化 は み ら れ な い 。 前 方 を 1 週 間 分 投 与 。 顔 の ほ て り が 大 分 楽 に な っ た 。 痒 み も 少 し 良 い 。 赤 み も 多 少 軽 減 。 た だ 顔 が 張 っ て い る 感 じ が 強 い た め、 猪 苓 湯 を 追 加 投 与 し た 。 1 週 間 後 、顔 に 白 い 肌 が 現 わ れ て き た 。 痒 み も ほ て り も な い 。 顔 の 張 り も 消 失 。 以 前 か ら あ っ た 慢 性 膀 胱 炎 の よ う な、 下 腹 部 の 不 快 感 が な く な っ た 。 前 方 を 2 週 間 分 投 与 。 顔 の 赤 み が ほ と ん ど 消 失 し、 白 い 肌 で 覆 わ れ て い る 。 そ の 後 く す り を 減 量 し て き た が、 肌 は 白 く 美 顔 で 再 発 が 認 め ら れ な い た め、 治 療 を 中 止 し た 。

三 物 黄 芩 湯 + 黄 連 解 毒 湯 は、 皮 膚 疾 患 の 治 療 に 用 い ら れ る こ と が 多 い 。 本 例 で は 顔 に 湿 熱 が 存 在 し た た め、 猪 苓 湯 も 使 用 し た 。 女 性 は 月 経 や 出 産 な ど で、 潜 在 的 に 陰 血 が 不 足 し て い る が、 猪 苓 湯 に は 阿 膠 が 含 ま れ て い る た め、 陰 血 を 傷 る 危 険 性 は 少 な い 。 最 近、皮 膚 科 で は 「 ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 は 治 り ま す 」 と は 言 わ な い ら し い 。 「 上 手 に 付 き 合 っ て い き ま し ょ う 」 と 言 う ら し い 。 だ が、 い つ ま で 付 き 合 え ば 良 い の で あ ろ う か 。 ま さ か 一 生 で は な い で す よ ね ? 漢 方 で は 完 治 し て い る 方 も 多 い の で す よ 。


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過 激 な 「 糖 質 制 限 食 」 ( ケ ト ン 食 ) は、 が ん 細 胞 を 増 殖 ・ 悪 化 さ せ る


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「 週 刊 ポ ス ト」 12 月 2 日 号 に 「 糖 質 制 限 で が ん 細 胞 が 消 え た 」 な る 記 事 が 掲 載 さ れ て い た 。 こ の 糖 質 制 限 と は、 ケ ト ン 体 が 産 生 さ れ る ほ ど の、 著 者 が 言 う 「 過 激 な 糖 質 制 限 食 」 で あ る 。 が ん 細 胞 は、 糖 質 を 唯 一 エ ネ ル ギ ー 源 と し て、 生 存 ・ 増 大 ・ 転 移 し て い く た め、 糖 質 を 断 ち、 が ん 細 胞 が 利 用 で き な い 「 ケ ト ン 体 」 を エ ネ ル ギ ー 源 と す れ ば、 が ん は 死 滅 す る、 と い う の で あ る 。 ど な た か に 洗 脳 さ れ て し ま っ た? の か と し か 思 え な い、幼 稚 な 考 え で あ る 。

こ の 臨 床 研 究 は 「 抗 が ん 剤 」 を “ 併 用 ” し な が ら の 糖 質 制 限 で あ る 。 そ れ も た っ た 数 ヶ 月 の 経 過 観 察 で あ る 。 が ん 研 究 者 か ら の 批 判 に ま っ た く 耐 え ら れ な い、 驚 く ほ ど 非 科 学 的 な 結 論 の 導 き で あ る 。 が ん 研 究 者 は は な か ら 相 手 に し な い 。 い ま だ に 「 が ん は 糖 質 し か エ ネ ル ギ ー 源 と し て 利 用 で き な い 」 と い う 誤 っ た 考 え を 吹 聴 し て い る 方 や、 そ れ を 鵜 呑 み に す る 医 師 が い る と は  糖 質 制 限 を 実 行 し て い て も、「 が ん 」 に な る 方 は い く ら で も お り ま す 。 厳 し い 糖 質 制 限 を 唱 導 し て い た 方 も、 が ん に な っ た で は あ り ま せ ん か

著 者 も こ の よ う な 誤 解 を し て い た こ と が あ る が、 そ れ は 1931 年 に ノ ー ベ ル 賞 を 受 賞 し た ワ ー ル ブ ル グ 博 士 の、 が ん 細 胞 は 大 量 に ブ ド ウ 糖 を 利 用 す る、 と の 報 告 に あ る 。 だ が、 が ん 細 胞 が 利 用 で き る の は 糖 だ け と い う の は、 今 日 で は 完 全 に 否 定 さ れ て い る 。

高 脂 肪 食 で が ん は 急 速 に 増 殖 ・ 転 移 を き た し、 大 腸 が ん は グ ル タ ミ ン を 利 用 し 増 殖 す る 。 高 脂 肪 ・ 高 タ ン パ ク 食、す な わ ち ケ ト ン 食 は、 が ん の ハ イ リ ス ク な 食 事 と な る 。 そ し て 癌 細 胞 は、 分 化 の 低 い も の ほ ど 大 い に、 ケ ト ン 体 を 利 用 す る 。 さ ら に 乳 が ん、 前 立 腺 が ん、 肺 腺 が ん な ど で は、 ブ ド ウ 糖 の 利 用 が 少 な い の だ 。 糖 質 制 限 を し て い て も、 ム ダ な 抵 抗 と い う こ と に な る 。 以 上、 緊 急 報 告 で し た


 
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感 冒 性 胃 腸 炎 や 急 性 肝 炎 に 万 能 薬 : 小 柴 胡 湯


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「 小 柴 胡 湯 の 副 作 用 ( 間 質 性 肺 炎 ) で 死 者 多 数 」 。 か な り 以 前 に な る が、 当 時 セ ン セ ー シ ョ ナ ル に マ ス コ ミ 報 道 が な さ れ た 。 そ れ 以 来、 小 柴 胡 湯 の 使 用 量 は か な り 減 少 し た よ う に 思 う 。 「 発 熱 し て 嘔 吐 す る 風 邪 に は 小 柴 胡 湯 」 の よ う に、 名 方 「 小 柴 胡 湯 」 が 使 用 さ れ る べ き 状 況 は 多 く、 萎 縮 的 医 療 の 感 を 否 め な い 。 活 況 な 漢 方 業 界 に お い て は 異 例 の こ と で あ る 。 こ れ は 小 柴 胡 湯 が 異 常 に 大 量 に 投 与 さ れ た か ら に 他 な ら な い 。 肝 炎 に 小 柴 胡 湯 が 有 効 と の 一 連 の レ ポ ー ト が ト リ ガ ー で あ っ た よ う に 記 憶 す る 。

肝 炎 と い っ て も 小 柴 胡 湯 が 有 効 な の は、 慢 性 化 し た 肝 炎 で は な い 。 慢 性 肝 炎 は 急 性 肝 炎 と 異 な り、 肝 組 織 の 線 維 化 ( 硬 化 ) が 進 ん で き て お り、 硬 化 が さ ら に 進 行 す れ ば 萎 縮 し、 肝 硬 変 へ と 進 む 。 一 方、 急 性 肝 炎 は、 炎 症 に 伴 う 滲 出 性 病 変 ( 炎 症 細 胞 や 血 漿 成 分 の 浸 潤 、細 胞 の 膨 化 ) が 著 し く、 肝 臓 は 腫 脹 し 腫 大 し て い る 。 両 者 を 漢 方 的 に 比 較 す る と、 慢 性 肝 炎 は 「 陰 虚 」 の 状 態 ( 肝 の 委 縮 )、 急 性 肝 炎 は 「 湿 熱 」 と い え よ う 。 小 柴 胡 湯 の 構 成 生 薬 の ほ と ん ど が “ 燥 性 ” で あ る 。 湿 熱 に は 有 効 で あ る が、 陰 虚 に は 禁 忌 で あ る 。 当 時、 製 薬 会 社 の 小 柴 胡 湯 の 効 能 / 効 果 ( 適 応 症 ) に は、「 慢 性 肝 炎 に お け る 肝 機 能 の 改 善 」 と あ っ た 。 誤 り で あ る 。

50 代 女 性 。 以 前 よ り 肝 機 能 障 害 ( 脂 肪 肝 ) を 指 摘 さ れ て い た 。 1 年 前 か ら 体 が だ る く ス ッ キ リ し な い 。 会 社 の 定 期 健 診 で 肝 機 能 異 常 を 指 摘 さ れ 受 診 。 肝 機 能 は GOT 200 ( 正 常 値 10-40)、 GPT 233 (5-45)、 γ-GTP 85 (45↓) と 高 値 。 水 太 り 体 質 だ (155 cm. 75 kg) 。 柴 胡 4、 芍 薬 7、 半 夏 5、 茯 苓 7、 茵 蔯 蒿 15、 陳 皮 4、 枳 実 5、 連 翹 7、 木 通 5、 甘 草 2 を 投 与 。 2 週 間 後、 だ る さ が 消 失 し 調 子 が よ い 。

そ の 後 は 2 週 間 分 の 処 方 を 1 ヶ 月 で 服 用 。 計 7 回 受 診 し た 6 ヶ 月 後 の 肝 機 能 検 査 は、 GOT 37, GPT 54, γ-GTP 40 と 改 善 。 処 方 は 多 少 加 減 し た が、 基 本 的 に は 小 柴 胡 湯 加 芍 薬茵 蔯 蒿去 人 参 で あ っ た 。 芍 薬 は 肝 の 陰 血 を 補 い、 柴 胡 の 弊 害 ( 陰 血 の 消 耗 ) を 防 ぐ 。 柴 胡 と 芍 薬 の コ ン ビ は 三 焦 水 道 を 通 利 し 湿 熱 を 除 く 。 茵 蔯 蒿 も 湿 熱 を 排 除 す る 。 人 参 は 湿 熱 を 悪 化 さ せ る た め 外 し た 。

小 柴 胡 湯 は 胃 腸 障 害 を 伴 う 風 邪 には 必 須 の 方 剤 で あ る 。 そ れ が 適 用 で も な い 病 態 に 使 用 さ れ た た め、 悪 役 の レ ッ テ ル を 貼 ら れ て し ま っ た 。 責 め ら れ る の は 製 薬 会 社 と そ れ に 加 担 し た 医 師 で あ り、 小 柴 胡 湯 に は 罪 は な い 。 ど ん な に す ば ら し い 薬 で あ っ て も、 使 い 手 ( 方 ) に よ っ て は 毒 に も な る 。 小 柴 胡 湯 は 風 邪 以 外 に も、 自 律 神 経 失 調 症更 年 期 障 害生 理 痛、 さ ら に は 耳 鼻 科 疾 患 に 至 る ま で、 幅 広 い 疾 患 に 奏 功 す る ~ 


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め ま い に 苓 桂 朮 甘 湯 . 五 苓 散 と の 鑑 別 .


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そ う だ 2016 紅 葉 の 京 都 へ 行 こ う

20 代 の 女 性 。 1 年 前 か ら め ま い に 悩 ま さ れ て い る 。 初 め 胸 悶 感 と 動 悸 が 現 わ れ、 そ れ か ら 回 転 性 の め ま い と 嘔 吐 が 出 現 す る 。 大 学 病 院 の 耳 鼻 咽 喉 科 で メ ニ エ ル 症 候 群 と 診 断 さ れ 、 投 薬 さ れ る も 改 善 な し 。 そ の た め 精 神 科 を 紹 介 さ れ、 パ ニ ッ ク 発 作 と 診 断 さ れ、 抗 う つ 薬 と 安 定 剤 を 投 与 さ れ る も、 頻 繁 に 発 作 が 起 こ る た め 当 方 受 診 。 血 圧 110 / 70、 脈 は 62、沈 細 滑 。 舌 は 淡 紅 で 湿 潤 し 薄 白 苔 (+) 。 疲 れ 易 く 手 足 が 冷 え る 。 食 欲 も あ ま り 進 ま な い 。 寝 つ き は 良 い が 、起 床 が つ ら い 。 生 理 痛 が ひ ど く 、イ ラ イ ラ す る 。

心 下 に 痰 飲 ( 水 邪 ) が 停 滞 し、 上 逆 し て い る 。 水 邪 が 上 昇 し 胸 ・ 肺 ・ 心 に 衝 突 ( 上 衝 ) す る と 、 胸 の 不 快 感 や 動 悸 が 出 現 す る 。 さ ら に 頭 部 に 上 衝 す る と、 回 転 性 の め ま い や 頭 痛 な ど が 出 現 す る 。 そ こ で 苓 桂 朮 甘 湯 を 投 与 。 2 週 間 後 の 受 診時、 顔 が 引 き 締 ま っ た 感 じ に 見 え る 。 服 薬 し た 翌 日 に め ま い 発 作 が あ っ た が、そ の 後 は な く、 何 と な く 良 い 感 じ だ 。 4 週 間 後、 1 度 も 発 作 が な か っ た 。 生 理 痛 も 軽 く、 イ ラ イ ラ も 軽 減 。 疲 れ や 冷 え も 改 善 し た 。

心 下 に 水 飲 ( 痰 飲 ) が 存 在 す る と、 胃 気 は 正 常 の 昇 降 出 入 を 行 え な い よ う に な る た め、 非 生 理 的 / 病 的 な 気 ( 邪 気 ) が 心 下 に 貯 留 す る 痰 飲 を 伴 な い、 上 逆 す る よ う に な り、 め ま い や 頭 痛 や 動 悸 や 胸 痛 な ど を 引 き 起 こ す 。 こ の よ う な と き、 苓 桂 朮 甘 湯 を 処 方 す る 。 茯 苓 ・ 白 朮 ( ツ ム ラ の エ キ ス は 蒼 朮 ) で 水 飲 を 除 き、 桂 皮 で 清 気 ( 胃 気 ) を 昇 ら せ、 濁 気 ( 邪 気 ) を 降 ろ す 。 昇 清 降 濁 だ 。 心 下 に、 水 邪 と 気 の 上 逆 ( 衝 気 ) を み る た め、 腹 部 に 動 悸 を 触 れ る 。

水 邪 と 邪 気 ( 水 気 ) が 心 下 や 胃 に 存 在 し、 急 激 に 上 衝 す る 場 合急 性 の 症 状 が 出 現 す る 。 類 似 処 方 で あ る 五 苓 散 の 場 合 は、 噴 水 状 の 嘔 吐 は み ら れ る が、 水 気 が 他 臓 器 に 衝 突 ( 上 衝 ) す る よ う な 症 状 は み ら れ な い 。 な の で 五 苓 散 で は 桂 枝 の 量 は 少 な く、 急 を 緩 す る 甘 草 も 含 ま れ て い な い 。 五 苓 散 の 桂 枝 は 三焦 水 道 の 流 通 を よ く し、 水 邪 の 排 泄 を 促 進 す る の で あ る 。 五 苓 散 証 で は 水 飲 を 除 け ば 症 状 が 消失 す る た め、 苓 桂 朮 甘 湯 の 構 成 生 薬 で あ る 茯 苓 ・ 朮 に 加 え、 利 水 剤 で あ る 猪 苓 と 沢 瀉 が 含 ま れ る 。



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