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中 高 年 の め ま い ・ の ぼ せ . 火 は ま た 昇 る (+_+)

くいだおれ太郎 道頓堀商店街道頓堀川に面する Glico の ネオンサイン










【 症 例 】 50 代 後 半 の 男 性 。 1 年 半 前 か ら フ ワ ー ッ と し、 気 が 遠 く な る よ う な 不 快 な 感 じ が す る 。 近 医 を 受 診 し 高 血 圧 を 指 摘 さ れ 投 薬 を 受 け る 。 MRI は 正 常 。 症 状 が 改 善 さ れ な い た め 来 院 し た 。 い つ も 頭 が 霧 の 中 に い る よ う で ス ッ キ リ し な い 。 イ ラ イ ラ や 不 安 感 や の ぼ せ が あ る 。 項 部 が 凝 る 。 眠 り が よ く なく 、 寝 汗 を か く 。 舌 は 大 き く 偏 紅 で 白 苔 あ り 。 脈 は 94 で 滑 偏 弦 。 肝 火 が 胃 の 痰 飲 を 伴 い 上 昇 し て い る 。 本 人、 体 に 自 信 が な い が 出 稼 ぎ に 行 く の で 煎 じ 薬 は 無 理 と の こ と 。 エ キ ス 製 剤 で あ る 釣 藤 散黄 連 解 毒 湯 を 処 方 。 2 週 間 後 TEL あ り、 「 多 少 め ま い 感 が 残 っ て い る が 他 は す べ て よ い 。 元 気 で 仕 事 し て い る 」 と の こ と 。 そ の 後 も 安 定 し て い る 。

釣 藤 散 は 肝 に 火、 胃 に 痰 飲 が 存 在 し、 上 衝 す る 場 合 の 処 方 で あ る 。 肝 鬱 で は 胃 の 働 き が 障 害 さ れ、 痰 飲 が 産 生 さ れ る た め、 半 夏 ・ 茯 苓 ・ 陳 皮 で 痰 飲 を 排 除 す る 。 肝 気 が 鬱 結 す る と 火 に 化 し( 肝 火 )、 風 を 生 じ 痰 飲 を 伴 い 舞 い 上 が る 。 釣 藤 鈎 で 清 熱 熄 風 し、 肝 火 を 降 逆 す る 。 石 膏 に は 清 熱 + 鎮 肝 作 用 が あ る 。 麦 門 冬 は 肝 火 が 心 陰 を 灼 損 す る の を 防 ぐ 。 一 方 で “ 五 行 ” の 金( 肺 )を 補 い、 木( 肝 )を 克 す る 意 も あ ろ う か 。 釣 藤 散 に は 柔 肝 薬 で あ る 芍 薬 が 必 要 に も 感 じ る が、 麦 門 冬 で そ の 役 割 も 十 分 に 果 た し て い る こ と に な る 。 本 例 で は 熱 性 が 強 か っ た た め 黄 連 解 毒 湯 を 合 方 し 著 効 を 得 た 。 本 例 も 年 齢 を 考 え る と 男 性 更 年 期 障 害 で あ っ た の か も し れ な い 。 以 前 50 代 の 女 性 だ が、 の ぼ せ ・ め ま い が 黄 連 解 毒 湯 の 頓 用 で、 数 分 で 霧 散 し た 方 が い た 。

一 瞬 気 を 失 う よ う な フ ワ ー ッ と し た め ま い の 訴 え を よ く 聞 く 。 ス ト レ ス フ ル な 現 代 社 会 で は、 “ 火 ” が 産 生 さ れ、 心 脳 に 上 衝 し て 発 症 す る 場 合 が 多 い 。 自 律 神 経 の 失 調( 肝 鬱 )で は 肝 火 が 生 じ る 。 感 情 が 激 昴 し た り 肝 火 が 過 剰 に な る と 心 火 が 生 じ る 。 病 後 や 産 後 や 高 齢 で は 陰 血 が 不 足 し や す い た め、 “ 代 償 的 ” に 代 謝 が 亢 進 し 虚 火陰 虚 内 熱 )が 生 じ る 場 合 が あ る 。 前 2 者 に は 釣 藤 散 や 黄 連 解 毒 湯 の 加 減 方 が 使 用 さ れ る 。 後 者 に は 陰 血 を 補 い 清 熱 す る 七 物 降 下 湯 や 滋 陰 降 火 湯 な ど が 用 い ら れ る 。 気 血 が 不 足 し、 心 脳 へ の 補 給 が 低 下 し て も 同 様 の 症 状 が 起 き る 。 補 中 益 気 湯 や 十 全 大 補 湯 な ど の 出 番 と な る 。

と こ ろ で、 釣 藤 散 は 頭 痛 に 有 効 な こ と は よ く 知 ら れ る が、 そ の 場 合、 釣 藤 散 が 有 効 で あ っ た 頭 痛 で み ら れ た 症 状( 徴 候 )を 検 討 した 報 告 が あ る 。 木 村 容 子 氏 ら に よ る と、 「 朝 の 頭 痛 」 「 め ま い ・ ふ ら つ き 感 」 「 不 眠 」 「 耳 鳴 り 」 「 舌 下 静 脈 怒 張 」 「 頸 肩 こ り 」 が み ら れ る 場 合、 釣 藤 散 が 有 効 で あ っ た 。 いず れ も 気 が 上 逆 し て い る 徴 候 で あ る こ と が 見 て 取 れ る 。 今 後 の 参 考 に し た い 。 尚、 本 例 で は 頭 痛 の 訴 え は な か っ た 。


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テーマ:漢方・東洋医学 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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