め ま い に 苓 桂 朮 甘 湯 . 五 苓 散 と の 鑑 別 .


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そ う だ 2016 紅 葉 の 京 都 へ 行 こ う

20 代 の 女 性 。 1 年 前 か ら め ま い に 悩 ま さ れ て い る 。 初 め 胸 悶 感 と 動 悸 が 現 わ れ、 そ れ か ら 回 転 性 の め ま い と 嘔 吐 が 出 現 す る 。 大 学 病 院 の 耳 鼻 咽 喉 科 で メ ニ エ ル 症 候 群 と 診 断 さ れ 、 投 薬 さ れ る も 改 善 な し 。 そ の た め 精 神 科 を 紹 介 さ れ、 パ ニ ッ ク 発 作 と 診 断 さ れ、 抗 う つ 薬 と 安 定 剤 を 投 与 さ れ る も、 頻 繁 に 発 作 が 起 こ る た め 当 方 受 診 。 血 圧 110 / 70、 脈 は 62、沈 細 滑 。 舌 は 淡 紅 で 湿 潤 し 薄 白 苔 (+) 。 疲 れ 易 く 手 足 が 冷 え る 。 食 欲 も あ ま り 進 ま な い 。 寝 つ き は 良 い が 、起 床 が つ ら い 。 生 理 痛 が ひ ど く 、イ ラ イ ラ す る 。

心 下 に 痰 飲 ( 水 邪 ) が 停 滞 し、 上 逆 し て い る 。 水 邪 が 上 昇 し 胸 ・ 肺 ・ 心 に 衝 突 ( 上 衝 ) す る と 、 胸 の 不 快 感 や 動 悸 が 出 現 す る 。 さ ら に 頭 部 に 上 衝 す る と、 回 転 性 の め ま い や 頭 痛 な ど が 出 現 す る 。 そ こ で 苓 桂 朮 甘 湯 を 投 与 。 2 週 間 後 の 受 診時、 顔 が 引 き 締 ま っ た 感 じ に 見 え る 。 服 薬 し た 翌 日 に め ま い 発 作 が あ っ た が、そ の 後 は な く、 何 と な く 良 い 感 じ だ 。 4 週 間 後、 1 度 も 発 作 が な か っ た 。 生 理 痛 も 軽 く、 イ ラ イ ラ も 軽 減 。 疲 れ や 冷 え も 改 善 し た 。

心 下 に 水 飲 ( 痰 飲 ) が 存 在 す る と、 胃 気 は 正 常 の 昇 降 出 入 を 行 え な い よ う に な る た め、 非 生 理 的 / 病 的 な 気 ( 邪 気 ) が 心 下 に 貯 留 す る 痰 飲 を 伴 な い、 上 逆 す る よ う に な り、 め ま い や 頭 痛 や 動 悸 や 胸 痛 な ど を 引 き 起 こ す 。 こ の よ う な と き、 苓 桂 朮 甘 湯 を 処 方 す る 。 茯 苓 ・ 白 朮 ( ツ ム ラ の エ キ ス は 蒼 朮 ) で 水 飲 を 除 き、 桂 皮 で 清 気 ( 胃 気 ) を 昇 ら せ、 濁 気 ( 邪 気 ) を 降 ろ す 。 昇 清 降 濁 だ 。 心 下 に、 水 邪 と 気 の 上 逆 ( 衝 気 ) を み る た め、 腹 部 に 動 悸 を 触 れ る 。

水 邪 と 邪 気 ( 水 気 ) が 心 下 や 胃 に 存 在 し、 急 激 に 上 衝 す る 場 合急 性 の 症 状 が 出 現 す る 。 類 似 処 方 で あ る 五 苓 散 の 場 合 は、 噴 水 状 の 嘔 吐 は み ら れ る が、 水 気 が 他 臓 器 に 衝 突 ( 上 衝 ) す る よ う な 症 状 は み ら れ な い 。 な の で 五 苓 散 で は 桂 枝 の 量 は 少 な く、 急 を 緩 す る 甘 草 も 含 ま れ て い な い 。 五 苓 散 の 桂 枝 は 三焦 水 道 の 流 通 を よ く し、 水 邪 の 排 泄 を 促 進 す る の で あ る 。 五 苓 散 証 で は 水 飲 を 除 け ば 症 状 が 消失 す る た め、 苓 桂 朮 甘 湯 の 構 成 生 薬 で あ る 茯 苓 ・ 朮 に 加 え、 利 水 剤 で あ る 猪 苓 と 沢 瀉 が 含 ま れ る 。



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テーマ:漢方・東洋医学 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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