生 理 痛 ・ 月 経 不 順 に 柴 胡 桂 枝 湯


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  雨 天 で も 「 大 船 渡 さ ん ま ま つ り 」 盛 大 で し た

小 柴 胡 湯 や 柴 胡 桂 枝 湯 や 大 柴 胡 湯 は、 柴 胡 剤  と も 呼 ば れ、 頻 用 処 方 で あ る 。 柴 胡 剤 は 「 柴 胡 - 黄 芩 」 の 組 み 合 わ せ を も つ 漢 方 薬 で あ る 。 本 来 は 『 傷 寒 論 』 に み ら れ る よ う に、 寒 邪 が 体 表か ら 半 表 半 裏 に 侵 入 し た 場 合 に 用 い ら れ る 。 現 代 では 転 用 し、 傷 寒 で な い 場 合 で も、 肝 気 ( 胆 気 ) が 鬱 滞 ( 肝 気 鬱 結 ) し、 肝 に 熱 が 産 生 さ れ た 病 態 に も 使 用 さ れ て い る 。 生 理 不 順 や 月 経 痛 に も 加 味 逍 遥 散 で は な く、 柴 胡 剤 が よ い 場 合 が あ る と 述 べ た こ と が あ る 。 現 代 ス ト レ ス 社 会 で は、 欠 か せ な い 重 要 処 方 で あ る 。

60 代 の ガ ッ チ リ し た 女 性 。 若 い こ ろ か ら 不 安 や 抑 鬱 や イ ラ イ ラ が み ら れ て い た が、 最 近 は お 腹 が 張 り、 ガ ス が 多 く、 ス ッ キ リ し な い 。 食 欲 は あ る が 便 が で に く い 。 睡 眠 は 安 定 剤 を 服 用 し 眠 れ る 。 若 い こ ろ は 生 理 が 不 順 で 月 経 痛 が ひ ど か っ た 。 降 圧 剤 を 服 用 し て い る 。 脈 は 90、 細 弦 。舌 は 暗 紅 で 白 苔 満 布、 舌 下 静 脈 が 怒 張 。 腹 部 膨 満 し 腹 壁 緊 張 。 肝 鬱 と 考 え、 大 柴 胡 湯 を 投 与 。 便 通 改 善、 気 分 も 安 定 し て き た 。 そ の 後、 安 定 剤 を 中 止 で き た 。

20 代 女 性 。 生 理 痛 と 生 理 前 の イ ラ イ ラ が ひ ど い 。 月 経 周 期 は 35 ∼ 45 日 前 後 と 不 規 則 。 食欲 ・ 便 通 は 良 好 。 睡 眠 は 良 い が 起 床 が つ ら い 。 と き ど き 立 ち く ら み や 動 悸 が み ら れ る 。 脈 は 72 で 細 滑 弦 。 舌 は 淡 紅 で 薄 白 苔 あ り 。 舌 下 静 脈 は 軽 度 怒 張 。 腹 診 で 触 れ る と く す ぐ っ た が る 。 腹 力 4/5、 季 肋 部 が 軽 度 緊 張 し、 臍 傍 に 動 悸 を 触 れ る 。 基 本 は 肝 鬱 な の だ が、 立 ち く ら み & 動 悸 ( 気 の 上 逆 ) も み ら れ 、 桂 枝 が 必 要 な 状 態 だ 。 触 診 で お 腹 を く す ぐ っ た が り、 季 肋 部 の 緊 張 も あ る 。 柴 胡 桂 枝 湯 を 投 与 。 症 状 速 や か に 改 善 。

女 性 で も 肝 鬱 に よ る 気 滞 が 顕 著 な ら、 躊 躇 せ ず、 大 柴 胡 湯 を 投 与 す べ き で あ る 。 肝 気 が 疎 通 し、 気 滞 が 解 消 し、 気 分 も お 腹 も ス ッ キ リ す る 。 柴 胡 桂 枝 湯 は、 小 柴 胡 湯桂 枝 湯 を 合 方 し た も の で あ る 。 小 柴 胡 湯 に、 気 の 流 通 を よ く す る 桂 枝、 柔 肝 作 用 の あ る 芍 薬、 が 加 味 さ れ、応 用 範 囲 が 広 い 。 月 経 痛 や 月 経 不 順 、 更 年 期 障 害 に 加 味 逍 遥 散 が 頻 用 さ れ る が、 「 血 」 を 補 う 当 帰 が 含 ま れ て い る た め、 柴 胡 桂 枝 湯 に 比 べ、 処 方 が ク ド ク ( 濃 く ) な っ て い る 。 肝 血 の 不 足 の な い 10 ∼ 30 代 の 方 な ら、 柴 胡 桂 枝 湯 の 方 が ス カ ッ と 効 く 。 柴 胡 桂 枝 湯 は 半 夏 で 胸 膈 の 痰 濁 を 排 除 し、 桂 枝 で 正 気 を 上 達 さ せ る か ら だ 。 起 立 性 調 節 障 害 に も 頻 用 さ れ る 。



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テーマ:漢方・東洋医学 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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