痛 く て 歩 け な い 、 漢 方 だ ~



涼を求めて等々力渓谷へ等々力渓谷、虫よけが必須?










    
7 0 代 女 性 。 5 年 前 か ら 手 の し び れ と 腕 の 痛 み が 出 現 し た 。 2 年 後 よ り 歩 き づ ら さ を 感 じ る よ う に な り 、徐 々 に 症 状 悪 化 。 足 を 引 き ず る よ う に な り 、大 学 病 院 で 脊 椎 管 狭 窄 症 と 診 断 。 手 術 を 勧 め ら れ て い る が 家 人 が 反 対 で あ る 。 握 力 も 低 下 。 手 や 下 腿 が 腫 脹 し て い る が 、膝 蓋 腱 反 射 は 亢 進 し て い る 。 食 欲 ・ 睡 眠 ・ 便 通 は 良 好 だ が 、頻 尿 が あ る 。 降 圧 剤 を 服 用 。

脈 は 8 0 で 滑 ・ 有 力 、両 尺 は 無 力 。 舌 は 暗 紅 で 薄 白 苔 ( + ) 、化 燥 著 明 。 腕 の 痛 み の 性 状 は チ ク チ ク と 刺 さ れ る よ う な 感 じ 。 寒 が り で は な く 熱 が り 。 漢 方 的 に は 陰 血 不 足 が 主 体 と 考 え 、
   乾 地 黄 9 、当 帰 7 、芍 薬 9 、川 芎 4 、麦 門 冬 9 、知 母 9 、
   黄 耆 5 、防 已 9 、牛 膝 7 、木 瓜 5 、羗 活 4 を 投 与 し た 。 

2 週 間 後 、し び れ 、痛 み や 歩 行 が 楽 に な っ て き た 。 前 方 投 与 。 初 診 4 週 間 後 、し び れ と 痛 み が 以 前 の 状 態 に 戻 っ た と 失 望 。 や は り 手 術 し か な い の か 、 と 。 瘀 血 も 大 い に 関 与 し て い る 。 香 附 子 6 、桃 仁 9 、紅 花 6 を 加 え る 。 初 診 6 週 後 、痛 み が 消 失 。 し び れ は ま だ あ る が 、痛 み が な い た め 、歩 行 は 楽 に な っ た  そ の 後 は 、し び れ も か な り 改 善 し 、疼 痛 の 再 発 も み ら れ な い 。

陰 血 不 足 で は 筋 肉 や 神 経 ・ 骨 格 系 の 滋 養 が 、 特 に 不 足 す る 。 脊 椎 管 狭 窄 症 は 、脊 椎 管 内 の 靭 帯 骨 化 や 椎 間 板 ヘ ル ニ ア や 骨 棘 な ど に よ り 、脊 髄 や 脊 髄 根 神 経 が 圧 迫 さ れ て 発 症 す る 。

陰 血 不 足 は 骨 や 筋 肉 の 代 謝 を 障 害 し 、回 復 力 を 低 下 さ せ る 。 そ こ で 陰 血 を 補 給 し た 。 一 時 的 に 症 状 の 改 善 が 認 め ら れ た 。 し か し 、症 状 が 以 前 の 状 態 に 戻 っ た 。 陰 血 不 足 で は 血 液 の “ 粘 性 ” が 高 ま る た め 、血 液 が ド ロ ド ロ し 、停 滞 し や す く な る 。 

血 流 の う つ 滞 、そ う “ 瘀 血 ” が 形 成 さ れ や す く な る の で あ る 。 そ こ で 活 血 化 瘀 薬 で あ る 桃 仁 ・ 紅 花 を 採 用 す る こ と に し た 。 疏 肝 理 気 作 用 の あ る 香 附 子 を 加 味 し て 、理 気 活 血 を 図 っ た 。 結 果 予 想 通 り の 効 果 が 得 ら れ た 。 方 剤 は 桃 紅 四 物 湯 加 減 。 香 附 子 を 加 え て い る の で 、血 腑 逐 瘀 湯 の 方 意 に も 通 じ る

湿 濁 に よ る 疼 痛 に 四 妙 丸 加 減 が 奏 功 す る こ と は 紹 介 し た 。 今 回 は 陰 血 不 足 + 瘀 血 に 対 し 血 腑 逐 瘀 湯 加 減 が 奏 功 し た 。  
    ( 症 例 は 5 年 前 の も の で あ る )



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テーマ:漢方・東洋医学 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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