ア ト ピ ー が ツ ル ツ ル に (@^^)/~~~


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東 京 や 京 都 の 漢 方 専 門 医 療 機 関 を 見 聞 し、 非 常 に 残 念 に 思 っ た こ と が あ る 。そ れ は ア ト ピ ー の 診 療 に つ い て で あ る 。 治 療 の 主 役 が ス テ ロ イ ド で、 漢 方 薬 は 脇 役 に す ぎ な い こ と が 多 か っ た こ と だ 。 増 悪 時 の 一 時 的 な 使 用 な ら 理 解 も で き る が、 漢 方 治 療 を 看 板 に 掲 げ な が ら、 治 療 の 主 体 が ス テ ロ イ ド と は 。 な か に は ス テ ロ イ ド を タ ッ プ リ 使 用 す る よ う 指 導 し て い た と こ ろ も あ っ た 。 ス テ ロ イ ド 離 脱 を 目 指 し て 訪 れ る 患 者 さ ん は 多 い の だ が、 そ れ で は 詐 欺 で は な い か 。 日 本 の 漢 方 医 療 の 暗 部 を 知 っ た 思 い が す る 。

30 代 の 男 性 。 生 後 直 ぐ よ り ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 で あ っ た が、 軽 い た め か 放 置 し て い た 。 し か し 会 社 に 入 社 し た こ ろ よ り 悪 化 し た た め 皮 膚 科 を 受 診 し ス テ ロ イ ド 軟 膏 の 使 用 を 開 始 。 当 初 は 改 善 が 認 め ら れ て い た が、 そ の 後 は 症 状 が 一 進 一 退 の た め、 半 年 前 か ら ス テ ロ イ ド 軟 膏 を 中 止 し、 顔 に は 保 湿 剤 を 使 用 し て い た 。 受 診 時、 顔 や 首 は 赤 く ( 紅 皮 様 皮 膚 炎 化 )、 局 所 的 に ジ ク ジ ク 滲 出 が 認 め ら れ た 。 四 肢 や 体 は 暗 褐 色 調 で ガ サ ガ サ し、 散 在 性 に 発 疹 や 糜 爛 が 見 ら れ た 。 脈 は 80 で 滑 弦、 両 尺 弱 。 舌 は 暗 紅 で 白 苔 (+)。

食 欲 や 便 通 は 良 好 。 神 経 質 で 緊 張 し や す い 。 の ぼ せ や す く、 暑 い 所 で は 顔 か ら 滲 出 が 生 じ る 。 口 渇 や 口 粘 が 認 め ら れ、 冷 た い も の を 欲 す る 。 疲 れ や す く 寝 汗 が 出 る 。 湿 熱 型 の ア ト ピ ー で、 瘀 血 を 伴 い、 多 少 気 の 不 足 が み ら れ る 。 蒺 藜 子 7、 芍 薬 7、 牡 丹 皮 7、桃 仁 5、 白 朮 9、 薏 苡 仁 20、 枳 実 3、 夏 枯 草 7、 連 翹 9、黄 耆 9、生 甘 草 3 ( す べ て 保 険 適 用 ) を 投 与 。 4 週 間 後 、多 少 顔 の 赤 み が 和 ら ぎ 痒 み が 減 少 。 前 方 に 金 銀 花 9 を 加 味 。 4 週 間 後、 顔 の 赤 み ・ 滲 出 ・ 痒 み が 著 明 に 改 善 。 お 風 呂 に 入 っ て も、 の ぼ せ な く な っ た 。 さ ら に 釣 藤 鈎 9 を 追 加 。

そ の 後 も 加 減 方 で 順 調 に 改 善 し、 肌 が 白 く ツ ル ツ ル と な り 正 常 化 し た た め、 治 療 を 1 年 4 ヶ 月 で 中 止 し た 。 2 年 経 過 す る も 再 発 は な い 。 治 療 は 清 熱 化 痰 ・ 袪 風 熱 ・ 活 血 化 瘀 で あ る 。 特 記 す る べ き こ と は、 の ぼ せ た り 緊 張 し た り す る こ と が な く な り、 自 分 に 自 信 が も て る よ う に な っ た こ と だ 。 長 年 の 悩 み で あ っ た ア ト ピ ー か ら 解 放 さ れ た こ と に も よ ろ う が、 全 身 性 の 皮 膚 炎 を 原 因 と す る 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン の 精 神 状 態 へ の 関 与 も 考 え な く て は な ら な い 。 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン は 大 脳 辺 縁 系 ( 扁 桃 体 ) に 作 用 し 不 安 感抑 う つ 症 状 を 引 き 起 こ す か ら で あ る 。

「 病 は 気 か ら 」 と 言 わ れ る が、 こ の 気 の 流 通 を 促 進 す る 作 用 が 漢 方 薬 の 本 領 で あ る 。 漢 方 薬 は 身 体 と 心 の 両 面 ( 心 身 一 如 ) を ケ ア す る こ と が で き る 。 漢 方 薬 は 自 然 治 癒 に 近 い 治 療 効 果 を 現 す こ と が で き る 。 現 代 ま で 数 千 年 も の 間 脈 々 と 受 け 継 が れ て き た 所 以 で あ る 。 我 々 に は こ の 世 界 的 文 化 遺 産 を 発 展 ・ 継 承 し て い く べ き 責 任 が あ る 。


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「 認 知 症 」 患 者 が 減 少 (@^^)/~~~


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厚 生 労 働 省 の 発 表 に よ る と、 日 本 の 認 知 症 患 者 数 は 2012 年 の 時 点 で 462 万 人、 65 歳 以 上 の 高 齢 者 の 約 7 人 に 1 人 と 推 計 さ れ て い る 。 認 知 症 の 前 段 階 と さ れ る 軽 度 認 知 障 害 ( MCI ) は 約 400 万 人 と 推 計 さ れ、 合 わ せ る と、 高 齢 者 の 約 4 人 に 1 人 が 認 知 症 or 認 知 機 能 障 害 者 と な る 。 2025 年 の 予 測 で は、 認 知 症 患 者 数 は 700 万 人 前 後 に 達 す る と 考 え ら れ て い る 。 日 本 の 人 口 構 成 比 で 重 き を 占 め る、 わ れ わ れ 団 塊 の 世 代 が、 75 歳 以 上 と な る の が 2025 年 だ か ら で あ る 。 こ れ を 2025 年 問 題 と 称 し 国 家 的 戦 略 が 練 ら れ て い る 。

高 齢 化 社 会 を 迎 え る 一 方 で、 少 子 化 の 問 題 も か か え る 日 本 。 認 知 症 の 介 護 に は 非 常 な マ ン パ ワ ー を 必 要 と す る 。 こ の た め 少 子 化 社 会 で は 二 重 の 負 担 が 強 い ら れ る こ と に な る 。 と こ ろ が で あ る、 そ ん な 中、 米 国 か ら、 信 じ が た い サ プ ラ イ ズ が 舞 い 込 ん で 来 た 。 こ の レ ポ ー ト は 65 歳 以 上 の 高 齢 者 を 対 象 と し、 2000 年 と 2012 年 に 認 知 機 能 を 調 査、 比 較 検 討 し た コ ホ ー ト 研 究 で あ る 。 米 国 衛 生 研 究 所 ( NIH ) が 後 ろ 盾 と な っ て お り、 信 頼 性 が 担 保 さ れ た 研 究 と 考 え ら れ る 。

結 果 は、 認 知 症 の 有 病 率 は 2000 年 で 11.6 %、 2012 年 で 8.8 % で あ り、 2012年 で 明 ら か に 認 知 症 患 者 数 が 減 少 し て い た 。 こ の 減 少 に 寄 与 し た 要 因 と し て、 教 育 年 数 が 有 意 差 を 以 て 示 さ れ た ( 2000 年 で 11.8 年、 2012 年 で 12.7 年 ) 。 高 学 歴 ほ ど 認 知 症 に な り に く い、 と い う の が エ ビ デ ン ス で あ る 。 確 か に 頭 を 使 う ほ ど 脳 の 可 塑 性 が 高 ま り、 神 経 細 胞 間 の ネ ッ ト ワ ー ク が 強 化 さ れ る 。 脳 ト レ も 認 知 症 を 予 防 す る 1 つ の ツ ー ル な の か も し れ な い 。 し か し 年 齢 と と も に 脳 も 老 化 す る た め、 ア ミ ロ イ ド β 蛋 白 質 ( Aβ ) は 沈 着 す る 。 そ れ を 防 ぐ こ と は で き る の か

脳 ト レ で Aβ の 沈 着 を 防 ぐ こ と が で き る か は 不 明 で あ る 。 た だ Aβ が 沈 着 し て も、 認 知 症 の 発 症 を 遅 ら せ る こ と は 可 能 と 考 え る 。 き ん さ ん ・ ぎ ん さ ん は 病 理 学 的 に は、 末 期 の ア ル ツ ハ イ マ ー 病 で あ っ た と 言 わ れ る 。 し か し TV か ら 受 け る 印 象 で は、 認 知 症 と は 思 わ れ な い 言 動 で あ っ た 。 知 的 刺 激 は、 認 知 症 が 発 現 し て い て も、 発 症 さ せ な い 可 能 性 が あ る 。 現 段 階 で は 断 定 で は な く、 期 待 で は あ る の だ が 。

現 時 点 で Aβ を 沈 着 さ せ な い 方 法 は、 昨 年 元 旦 に 述 べ た Aβ の 排 泄 路 の 流 通 を 促 進 さ せ る こ と で あ る 。 排 泄 路 に 関 す る 研 究 は 急 速 に 進 ん で き て い る  た だ、 脳 内 老 廃 物 の 排 除 に は 良 質 な 睡 眠 が 欠 か せ な い 。 Aβ は 主 に 夜 間 に 脳 か ら 排 除 さ れ る か ら で あ る 。

厚 労 省 の 推 計 で は、 2025 年 に は 認 知 症 患 者 が 700 万 人 に 達 す る が、 そ の 時 点 で 団 塊 の 世 代 が 75 歳 以 上 の 高 齢 者 と な っ て い る 。 こ の 世 代 か ら 大 学 進 学 率 が 急 速 に 高 ま っ て き た 。 日 本 で も 認 知 症 が 減 少 す る と い う、 想 定 外 の サ プ ラ イ ズ が 起 き る か も し れ な い  そ の た め に は 著 者 を 含 む ベ ビ ー ブ ー マ ー が、 頭 を 鍛 え る 責 務 を 負 う こ と に な る


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「 ド ク タ ー X 」 恵 比 寿 に 「 芍 薬 レ デ ィ ー ス ク リ ニ ッ ク 」 開 業 (@^^)/~~~


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米 倉 涼 子 主 演 「 ド ク タ ー X 」 の モ デ ル と う わ さ の 疋 田 裕 美 先 生 が、 4 月 5 日 恵 比 寿 で 開 業 し ま す 。 ク リ ニ ッ ク 名 は 「 芍 薬 レ デ ィ ー ス ク リ ニ ッ ク 恵 比 寿 」 で す 。 漢 方 も 縦 横 に 駆 使 し 最 新 の 医 療 を 行 い ま す 。 彼 女 は 聡 明 な ド ク タ ー で す 。 以 上 著 者 の 個 人 的 お 知 ら せ で し た 。

人 類 は 穀 物 を 生 産 す る よ う に な り 急 速 な 進 化 を 遂 げ て き た 。 食 料 が 安 定 的 に 供 給 さ れ る よ う に な る と、 人 口 が 増 加 し コ ミ ュ ニ テ ィ が 形 成 さ れ、 集 団 生 活 を 律 す る た め の 規 則 や 規 範 が 整 備 さ れ、 コ ミ ュ ニ テ ィ は よ り 複 雑 な 社 会 へ と 発 展 し て い っ た 。 そ れ に 順 応 す る か の よ う に、 ヒ ト の 頭 脳 も 高 度 な 進 化 を 遂 げ、 今 日 の 文 明 ・文 化 を も た ら す よ う に な っ た 。 数 百 万 年 に も 及 ぶ 狩 猟 か ら 農 耕 へ の 生 活 環 境 の 一 大 転 換 を、 安 定 的 な エ ネ ル ギ ー 源 の 確 保 と い う 現 象 と し て だ け で な く、 穀 物 に 含 ま れ る 化 学 物 質 の 観 点 か ら も、 捉 え る べ き で は な か ろ う か 。

穀 類 に は フ ェ ノ ー ル 類 が 豊 富 に 含 ま れ る 。 こ れ ら は 肉 や 魚 ( 狩 猟 ) か ら は 得 る こ と の で な い 有 益 な 化 学 物 質 で あ る 。 と く に フ ェ ル ラ 酸 は 認 知 症 を 改 善 さ せ る ほ ど の 働 き が あ り、 健 康 食 品 と し て も 市 販 さ れ、 一 部 の 医 師 の 日 常 診 察 に も 用 い ら れ 効 果 を 上 げ て い る 。 コ ウ ノ メ ソ ッ ド の 中 心 を な す も の で あ る 。 さ ら に フ ェ ル ラ 酸 は 抗 ガ ン 作 用血 糖 降 下 作 用美 肌 効 果 も 有 す る 。 女 性 の 米 糠 パ ッ ク は フ ェ ル ラ 酸 の 効 能 で あ ろ う 。 潰 瘍 性 大 腸 炎 の 炎 症 抑 制 効 果 も 報 告 さ れ て い る 。 フ ェ ル ラ 酸 は 米 糠 や フ ス マ に 大 量 に 含 ま れ る 。 安 価 で あ る の が 嬉 し い 。

と こ ろ が で あ る 。 人 類 の 進 化 を も た ら し た 穀 類 を、 目 の 敵 に す る よ う な ダ イ エ ッ ト が、 一 部 で も て は や さ れ て い る 。 長 年 食 さ れ て き た 穀 類 は、 ス イ ー ツ や 清 涼 飲 料 水 な ど と 異 な り、 糖 尿 病 の 原 因 な ど に は な り 得 な い 。 そ れ な の に、 己 の 食 生 活 や 運 動 不 足 な ど を 顧 み ず、 主 食 ( 穀 類 ) を 人 身 御 供 と す る と は 。 過 激 な 糖 質 制 限 は エ ネ ル ギ ー の 大 部 分 を 脂 質 に 依 存 す る 高 脂 肪 食 で あ る 。 高 脂 肪 食動 脈 硬 化 だ け で な く、 癌 細 胞 の 増 殖 や 転 移 を 引 き 起 こ す 。 さ ら に は、 不 安 や 記 憶 障 害 や 反 復 動 作 な ど の、 脳 の 炎 症 徴 候 が 出 現 す る 。 糖 質 制 限 を 行 う と 通 常 に 比 べ、 総 死 亡 率 が 高 ま る と も 報 告 さ れ て い る 。 自 分 を 律 す る ポ ジ テ ィ ブ で 健 康 的 な 糖 尿 病 対 策 を 行 う べ き で あ ろ う 。


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掌 蹠 膿 疱 症 の 治 療 は ア ト ピ ー よ り 楽 々 (@^^)/~~~


銀座ダイヤモンドシライシ (銀座1丁目)皇居前広場 (丸ビル35Fから. 2017/4/5)










50 代 の 女 性 。 10 年 以 上 も 掌 蹠 膿 疱 症 に 苦 し ん で い る 。 知 人 の 紹 介 で 掌 蹠 膿 疱 症 で 有 名 な ク リ ニ ッ ク を 受 診 し た 。 そ こ で の 治 療 は ビ オ チ ン ( ビ タ ミ ン H ) の 服 用 と ス テ ロ イ ド 軟 膏 の 塗 布 。 3 年 間 も 治 療 に 通 っ た が 効 果 が ま っ た く な か っ た 。 当 方 の う わ さ を 聞 い て や っ て 来 た 。

膿 疱 が 手 掌 に 散 在 し、 足 蹠 ( 底 ) に は 集 族 し て い る 。 手 掌 ・ 足 裏 の 皮 膚 は 暗 赤 色 を 呈 し、 表 面 が ツ ル ツ ル し 光 沢 を 放 つ が、 皮 膚 全 体 が ブ ヨ ブ ヨ し た 感 じ で あ る 。 ス テ ロ イ 軟 膏 の 副 作 用 と 思 わ れ る 。 湿 熱 に よ る 掌 蹠 膿 疱 症 と 診 断 し、 麻 黄 5、 芍 薬 9、 茯 苓 7、 茵 蔯 蒿 15、 黄 耆 4、 枳 実 3、 連 翹 6、 益 母 草 9、 生 甘 草 3、 石 膏 20 ( 先 煎 ) ( す べ て 保 険 適 用 ) を 投 与 。

2 週 間 後、 手 掌 ・ 足 底 の 膿 疱 が 消 失 。 足 底 の 皮 膚 が 厚 く 張 っ て い た 感 じ が な く な っ た 。 足 底 の 感 覚 が 戻 っ て き た 。 足 底 の 湿 熱 が 除 か れ た た め で あ る 。 本 人 治 療 効 果 に 感 嘆 ・ 感 激  漢 方 治 療 の 開 始 当 初 か ら ビ オ チ ン と ス テ ロ イ ド 軟 膏 は 中 止 。 3 年 間 も 効 果 の な い 治 療 を 継 続 し、 貴 重 な 時 間 と お 金 を ム ダ に し て き た 。 病 気 に よ る 心 身 の 負 担 も 大 変 な も の で あ っ た ろ う 。

本 例 で 用 い た 治 療 薬 は 越 婢 湯 加 減 と な ろ う か 。 麻 黄 は 肺 の 宣 散、 芍 薬石 膏 は 肺 の 粛 降 を 高 め、 皮 膚 に 停 滞 す る 湿 熱 を 膀 胱 に 下 ろ す 。 茯 苓、 茵 蔯 蒿、 益 母 草 も 余 分 な 水 を 排 除 す る 。 連 翹石 膏 は 抗 炎 症 作 用 を 有 す る 。 益 母 草 に は 瘀 血 を 除 く 作 用 も あ る 。 枳 実 は 膿 疱 内 の 湿 熱 を 破 り 取 り 除 く 。 枳 実芍 薬排 膿 散 及 湯 の 構 成 生 薬 で も あ る 。 黄 耆 は 化 膿 性 炎 症 に 効 果 を 発 揮 す る 。

「 神 農 本 草 経 」 の 黄 耆 の 条 文 に は、 「 治 癰 疽 久 敗 瘡.排 膿 止 痛.大 風 癩 疾.五 痔 鼠 瘻.補 虚.小 兒 百 病 」 と あ り、 化 膿 性 炎 症 へ の 効 能 が 述 べ ら れ て い る 。 黄 耆 に は 気 を 補 う 作 用 や 水 を 除 く 働 き が あ る 。 難 治 性 の 皮 膚 疾 患 や 慢 性 化 膿 性 疾 患 に 有 効 。 著 者 の 頻 用 生 薬 と な っ て い る 。

掌 蹠 膿 疱 症 は 10 年 以 上 も 昔、 マ ス コ ミ が 女 優 の 奈 美 悦 子 さ ん を 取 り 上 げ 有 名 に な っ た 。 彼 女 が 通 っ た 医 療 機 関 は 門 前 市 を な し て い た と い う 。 本 例 も 同 様 の ク リ ニ ッ ク に 3 年 も 通 っ た の だ が 無 効 で あ っ た 。 難 治 性 疾 患 が 現 代 医 学 で 簡 単 に 治 る よ う な 場 合 は、 注 意 が 必 要 だ 花 粉 症 が 注 射 1 本 で 治 る、 と ブ ー ム に な っ た こ と が あ る 。 注 射 は 持 続 型 の ス テ ロ イ ド で あ っ た 。 そ の 後 禁 止 と な っ て い る 。

漢 方 で は 掌 蹠 膿 疱 症 は 短 期 決 戦 で あ る 。 長 引 く よ う な ら 他 を 探 す べ き だ 。 漢 方 医 の 腕 は 精 神 疾 患皮 膚 疾 患 の 治 療 を み れ ば、 一 目 瞭 然 で あ る 。 ア ト ピ ー は お 断 り と い う 漢 方 家 が い る が、 腕 は 推 し て 知 る べ し  漢 方 の 看 板 を 降 ろ し て い た だ き た い も の で あ る


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男 だ け が 罹 る イ ン フ ル エ ン ザ (ToT)/~~~



東京スカイツリー 2011/10/2213






イ ン フ ル エ ン ザ も や っ と 下 火 に な っ て き た 。 と こ ろ で 自 律 神 経 失 調 症 で 医 療 機 関 を 訪 れ る の は、 女 性 が 圧 倒 的 に 多 い で す よ ね 。 で は 風 邪 の 場 合 は  不 思 議 と 男 性 が 多 い の で あ る 。 男 性 は 逞 し い た め、 風 邪 如 き で は 病 院 を 訪 れ な い か と 思 い き や、 そ う で は な い 。 man flu と い う phrase が あ る 。 flu と は イ ン フ ル エ ン ザ の こ と で あ る が、 「 彼 man flu よ 」 と い う 表 現 は、 イ ン フ ル エ ン ザ に 罹 っ た こ と を 意 味 し な い 。 男 性 は 単 な る 風 邪 症 状 な の に、 イ ン フ ル エ ン ザ に 罹 っ た よ う に、 大 袈 裟 に 述 べ る ( exaggerate ) こ と を 揶 揄 し て い る の だ 。 男 性 は 女 性 と 比 較 す る と、 極 め て 小 心 者 ( 臆 病 者 ) な の か も し れ な い  彼 女 に man flu と 言 わ れ な い よ う、 気 を つ け よ ~ ッ と 。

イ ン フ ル エ ン ザ 治 療 薬 「 リ レ ン ザ 」 吸 入 後、 中 学 生 が 転 落 死 し た と の 報 道 が 以 前 あ っ た 。 リ レ ン ザ は 小 児 科 で の 頻 用 処 方 で あ る 。 ち な み に 大 人 で は イ ナ ビ ル、 透 析 患 者 で は 腎 で の 薬 剤 代 謝 が 低 下 し て い る た め タ ミ フ ル 1 錠 で 治 療 が 済 む 。 以 前 か ら イ ン フ ル エ ン ザ 治 療 薬 ( タ ミ フ ル ) と 若 年 者 の 異 常 行 動 と の 関 連 が 指 摘 さ れ て き た 。 こ の た め 10 歳 以 下 の 未 成 年 の 患 者 に は、 原 則 タ ミ フ ル の 投 与 は 控 え る よ う に 指 示 さ れ て い る 。 し か し 薬 を 服 用 し て い な く て も、 異 常 行 動 は 発 症 す る と も 言 わ れ る 。 タ ミ フ ル に 責 任 が あ る の か 検 討 し て み た い 。

異 常 行 動 は 10 歳 前 後 の 男 子 に 多 い ( 平 均 9,44 歳、 男 子 68 %、 女 子 32 % ) 。 異 常 行 動 の 発 症 は 発 熱 後 1 日 以 内 31 %2 日 目 49 %、 3 日 目 17 %、 4 日 目 以 降 1~2 % で、 2 日 目 ま で に 80 % 以 上 も 出 現 す る こ と に な る 。 こ の 時 期 は 生 体 内 で TNF-α、 IL-6、 IL-1 な ど の 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン が 誘 導 さ れ る 時 期 に 一 致 す る 。 サ イ ト カ イ ン は イ ン フ ル エ ン ザ に 対 す る 生 体 防 御 を 推 進 さ せ る 一 方、 タ ン パ ク 質 分 解 酵 素 で あ る ト リ プ シ ン や MMP-9 の 発 現 を 誘 導 す る 。 こ れ ら は 血 管 内 皮 細 胞 を 傷 害 し、 血 管 の 透 過 性 を 亢 進 さ せ る リ ス ク を 有 す る 。 脳 で は 脳 浮 腫 ・ 脳 圧 亢 進 が 生 じ、 精 神 神 経 症 状 や 意 識 障 害 を 引 き 起 こ す こ と に な る 。

タ ミ フ ル を 服 用 し 異 常 行 動 で 亡 く な っ た ケ ー ス の 報 告 で は、 脳 内 か ら タ ミ フ ル は 検 出 さ れ て い な い 。 イ ン フ ル エ ン ザ で も 安 全 と さ れ る 解 熱 薬 ア セ ト ア ミノ フ ェ ン の 服 用 後、 異 常 行 動 が 出 現 し た と の 報 告 も あ る 。 む ろ ん 何 も 服 薬 し て い な く て も 異 常 行 動 は 出 現 し て い る 。 イ ン フ ル エ ン ザ に susceptiblity の 高 い 臓 器 が 脳 と 肺 で あ る 。 そ し て 強 力 な 感 染 症 で あ る flu で は、 免 疫 防 衛 シ ス テ ム の 一 環 で あ る 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン の 発 現 も 大 量 と な る 。 サ イ ト カ イ ン が 中 枢 神 経 に 影 響 を 与 え る こ と は よ く 知 ら れ て い る 。 生 体 側 の 特 性 に よ っ て は、 異 常 行 動 が 出 現 し て も 不 思 議 で は な い 。 判 決 は 「 タ ミ フ ル Not guilty」 で は な か ろ う か


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オ ト コ ♂ の 更 年 期 障 害


NISSAN CROSSING (銀座4丁目交差点)かわづさくらが満開 (東京八重洲. 2017/4/5)






前 回、 花 粉 症 の 漢 方 治 療 に つ い て 述 べ た が、 即 効 薬 を 話 す の を 失 念 し て い た 。 そ れ が 意 外 や 意 外 ワ セ リ ン な の で あ る  か な り の 確 率 で 花 粉 症 を 予 防 で き る 。 安 価 で あ り 一 度 は お 試 し あ れ ~~~

女 性 の 更 年 期 障 害 は よ く 知 ら れ て い る が、 男 性 の 更 年 期 障 害 も 遅 れ ば せ な が ら マ ス コ ミ に も 取 り 上 げ ら れ る よ う に な っ て き た 。 男 性 ホ ル モ ン ( テ ス ト ス テ ロ ン ) の 低 下 に よ り 精 神 症 状 が 現 れ る の だ が、 テ ス ト ス テ ロ ン が 少 な い こ と が あ な が ち 悪 い こ と ば か り と は 言 え な い 。 マ イ ホ ー ム パ に な っ て く れ 家 庭 円 満 に 貢 献 す る 。 た だ 御 主 人 に は そ れ ほ ど 出 世 は 期 待 で き な い か も し れ ま せ ん ネ 。

50 代 男 性 。 5 年 前 か ら 不 安 感 や イ ラ イ ラ が 出 現 。 顔 が ほ て り、 の ぼ せ が ひ ど く、 一 瞬 フ ラ ッ と し て 倒 れ そ う な る 。 寝 つ き も 悪 く 寝 汗 も か く 。 頭 が 重 く ス ッ キ リ し な い 。 顔 が 赤 い が 生 気 が な い 。 責 任 感 の つ よ い 地 方 公 務 員 。 脈 は 70、 滑 弦 。 舌 は 淡 紅 で 薄 白 苔 。 天 麻 6、 釣 藤 鈎 9 ( 後 下 )、 芍 薬 7、半 夏 6、 白 朮 9、 竹 茹 9、 天 南 星 4、陳 皮 3、 枳 実 5、 遠 志 4、 黄 連 5、 山 梔 子9、 生 甘 草 9 ( す べ て 保 険 適 用 ) を 投 与 。

2 週 間 後、 の ぼ せ、 不 安 感、 イ ラ イ ラ が ほ と ん ど 消 失 。 安 定 剤 を 中 止 。 4 週 間 後、 気 力 が 充 実 し て き た 。 睡 眠 剤 は 半 量 に 減 薬 。 6 週 間 後、 別 人 の よ う な 精 悍 な 顔 つ き と な る 。 眠 剤 も 中 止 し 漢 方 の み と し た が、 体 調 良 好 で 以 前 に も 増 し、 バ リ バ リ 仕 事 に 邁 進 で き る よ う に な っ た 。

本 例 が 現 代 医 学 的 に 男 性 の 更 年 期 障 害 ( LOH 症 候 群 ) で あ っ た か 不 明 だ が、 症 状 が 女 性 の 更 年 期 症 状 に 類 似 し、 年 齢 的 に も ホ ル モ ン の 転 換 期 で あ る 。 そ し て よ り 重 要 な こ と は、 更 年 期 障 害 の 精 神 症 状 に 対 し、 女 性 ホ ル モ ン は ほ と ん ど 無 力 で あ る と い う こ と だ 。 こ れ は 男 性 で も 同 じ こ と 。 ホ ル モ ン 補 充 療 法 よ り 漢 方 治 療 の 適 用 と な る 。

本 例 は 男 性 ホ ル モ ン の 転 換 期 に み ら れ る 気 の う つ 滞 ( 肝 う つ ) に よ り、 少 陽 三 焦 の 流 通 が 阻 滞 し 湿 熱 が 産 生 さ れ た 。 湿 熱 は 肝 う つ に よ り 生 じ た 内 風 と と も に 上 昇 し、 中 枢 神 経 系 に 衝 突 し 擾 乱 す る よ う に な り、 精 神 症 状 や 不 眠 や の ぼ せ な ど が 発 症 し た も の と 思 わ れ る 。

治 療 は 平 肝 熄 風、 化 痰 清 熱 と し た 。 天 麻釣 藤 鈎 で 肝 気 の う つ 結 を 疎 通 し、 内 風 を 熄 風 す る 。 芍 薬 は 柔 肝 し 肝 気 の 疎 通 を 助 け る 。 半 夏 ・ 白 朮 ・ 竹 茹 ・ 天 南 星 ・ 陳 皮 は 湿 痰 を 袪 湿 化 痰 し、 黄 連 ・ 山 梔 子 は 清 熱 化 痰 す る 。 と く に 竹 茹遠 志 の 化 痰 作 用 は、 精 神 症 状 に 対 し す ぐ れ た 働 き を 有 す る 。 枳 実 は 気 の う つ 結 を 破 り、 気 の 流 通 を 促 進 す る 。 巻 き 上 が る 内 風 を 熄 し、 湿 熱 ( 病 理 産 物 ) を 除 け ば、 清 気 が 脳 内 を 巡 り、 精 神 症 状 は 自 ず と 消 え 去 る の で あ る 。


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花 粉 症 の medicine chest


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ウ ー マ ン パ ワ ー さ く 裂  さ て さ て ・ ・ ・

イ ン フ ル エ ン ザ 警 報 発 令 中 だ が、 今 年 は 暖 冬 で 花 粉 症 の 到 来 が 早 ま り そ う だ 。 最 近 は 眠 気 の 少 な い 抗 ヒ ス タ ミ ン 薬 が 開 発 さ れ、 さ ら に 鼻 閉 に も 有 効 な 偽 エ フ ェ ド リ ン を 含 む 抗 ヒ ス タ ミ ン 薬 も 処 方 で き る よ う に な っ た 。 抗 ヒ ス タ ミ ン 薬 ( H1 受 容 体 拮 抗 薬 ) は 抗 コ リ ン 作 用 が あ る た め、 ど う し て も 鼻 閉 を 悪 化 さ せ る 傾 向 が あ る 。 鼻 閉 に も 効 く デ ィ レ グ ラ は、 そ の 点 で は 画 期 的 だ 。 そ う は 言 っ て も 抗 ヒ ス タ ミ ン 薬 に 敏 感 で 服 用 に 耐 え ら れ な い 方 も 多 い 。 そ う い う 方 に は 漢 方 薬 が 最 適 だ 。

以 前 、山 本 巌 先 生 が 小 青 竜 湯麻 黄 附 子 細 辛 湯 が ア レ ル ギ ー 性 鼻 炎 に 即 効 す る と 話 さ れ た 。 小 青 竜 湯 に は 麻 黄 ・ 桂 枝 ・ 芍 薬 ・ 五 味 子 ・ 半 夏 ・ 細 辛 ・ 乾 姜 ・ 甘 草、 麻 黄 附 子 細 辛 湯 に は そ の 名 の 通 り 麻 黄 ・ 附 子 ・ 細 辛 が 含 ま れ る 。 こ れ ら の 生 薬 は 温 熱 作 用 が 強 い た め、 鼻 粘 膜 の 血 流 が 促 進 さ れ、 粘 膜 の 浮 腫 が 排 除 さ れ る 。 こ の た め 鼻 腔 の 通 り が 楽 に な り、 鼻 水 も 減 少 す る 。 頓 服 で 服 用 す る と 即 効 す る の だ が、 鼻 炎 が 長 引 く と、 新 た な 問 題 が 生 じ る 。

花 粉 症 ( 炎 症 ) が 長 引 く と 鼻 粘 膜 が 熱 化 す る た め、 小 青 竜 湯 や 麻 黄 附 子 細 辛 湯 な ど の 辛 温 薬 を 服 用 し て い る と、 火 に 油 を 注 ぐ こ と に な る 。 鼻 汁 は 粘 性 と な り、 鼻 閉 が ひ ど く な り、 熱 感 を 覚 え る よ う に な る 。 そ し て 鼻 粘 膜 が 乾 燥 す る た め、 花 粉 の 刺 激 に 敏 感 に 反 応 す る よ う に な り、 炎 症 を 生 じ や す く す る 母 地 を 形 成 す る 。 花 粉 症 を 治 そ う と し、 症 状 を 悪 化 さ せ て し ま う と い う 事 態 が 生 じ 得 る 。 医 療 機 関 を 訪 れ る 花 粉 症 は 圧 倒 的 に 熱 性 が 多 い 。

劉 河 間 ( 金 元 四 大 家 の 一 人 ) は、 今 で い う ア レ ル ギ ー 性 鼻 炎 と 思 わ れ る 鼻 炎 症 状 に 対 し、 「 寒、 皮 毛 を 傷 ( や ぶ ) れ ば 奏 理 ( そ う り ) 蜜 を 致 し、 熱 気 弗 鬱 ( ふ つ う つ ) し て 病 愈 々 ( い よ い よ ) 甚 だ し き を 知 ら ん や 」 ( 素 問 玄 機 原 病 式 ) と 述 べ て い る 。 「 風 寒 に よ っ て 鼻 炎 症 状 が 出 現 す る よ う に み え る が、 実 は 熱 が 原 因 で あ っ て、 風 寒 の 邪 に よ っ て 気 が 収 斂 さ れ 発 散 さ れ な く な る た め ( 鬱 熱 が 生 じ )、 症 状 を さ ら に 悪 化 さ せ て い る に 過 ぎ な い 」 と 看 破 し て い る 。

鼻 閉 や 鼻 の 熱 感 ・ 乾 燥 感 や 口 渇 な ど の 熱 化 症 状 が 出 現 す れ ば 越 婢 加 朮 湯 の 出 番 で あ る 。 熱 化 が 著 し け れ ば 白 虎 加 人 参 湯 や 桔 梗 石 膏 を 加 え る 。 熱 化 が 持 続 し 陰 分 を 傷 る ( 傷 陰 ) よ う に な る と 辛 夷 清 肺 湯 の 出 番 だ 。 熱 化 が 著 し け れ ば 上 記 と 同 じ く 石 膏 を 加 え る 。 胃 熱 が 鼻 粘 膜 に 上 達 ・ 薫 蒸 し、 鼻 炎 が 発 症 し て い る 場 合 は、 黄 連 湯升 麻 葛 根 湯 や 葛 根 湯 加 桔 梗 石 膏 な ど を 考 慮 す る 。

小 児 期 は リ ン パ 系 が 未 発 達 で、 思 春 期 は 反 抗 期 ( 気 鬱 ) で あ る た め、 三 焦 の 運 行 不 利 が 生 じ や す い 。 そ の た め 柴 胡 剤 で あ る 柴 胡 桂 枝 湯 が 有 効 な こ と が 多 い 。 気 鬱 が 著 し け れ ば 柴 胡 剤香 蘇 散川 芎 茶 調 散半 夏 厚 朴 湯 の 合 方 を 考 え る 。


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“ VX ” は 怖 い. で は 認 知 症 の 治 療 は ~


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前 回、 薬 は 使 い 方 に よ っ て は 毒 に も な る こ と を 話 し、 認 知 症 薬 の 副 作 用 で 苦 し め ら れ て い る 患 者 さ ん が 多 い 可 能 性 を 指 摘 し た 。 で は ど う す れ ば よ い の か、 な に か よ い 治 療 法 は な い の か 。 コ ウ ノ メ ソ ッ ド で は フ ェ ル ラ 酸 を 主 成 分 と す る 健 康 食 品 の エ ク セ レ ン ト な 治 療 効 果 を 喧 伝 し て い る 。 フ ェ ル ラ 酸米 ぬ かふ す ま に 多 く 含 ま れ る 。 安 価 で い ろ い ろ 有 益 な 効 能 を 有 す る た め、 日 常 的 に こ れ ら を 利 用 し て み る こ と が 考 え ら れ る 。 漢 方 薬 で あ れ ば 小 麦 が 主 成 分 の 甘 麦 大 棗 湯 が 思 い 浮 か ぶ 。

認 知 症 で 一 番 多 い ア ル ツ ハ イ マ ー 病 は、 脳 内 に 長 年 に わ た り Aβ ( ア ミ ロ イ ド β タ ン パ ク 質 ) が 大 量 に 沈 着 蓄 積 す る こ と で、 脳 神 経 細 胞 が 傷 害 さ れ 発 症 す る 。 正 常 者 で も Aβ は 日 常 的 に 産 生 さ れ て い る の だ が、 睡 眠 中 に 脳 内 か ら 排 泄 さ れ 肝 臓 で 代 謝 ( 無 毒 化 ) さ れ る 。 そ こ で Aβ を 脳 内 か ら 排 除 す る 算 段 が 考 え ら れ る 。 そ れ に は ま ず 睡 眠 の 質 を よ く す る こ と が 必 要 と な ろ う 。 漢 方 薬 に は 副 次 的 効 果 も あ る た め、 酸 棗 仁 湯 ・ 抑 肝 散 ・ 甘 麦 大 棗 湯 な ど の 使 用 が 考 え ら れ る 。

脳 内 に は リ ン パ 管 が 存 在 し な い が、 脳 血 管 の 周 囲 に は リ ン パ 管 に 相 当 す る、 脳 脊 髄 液 を 運 搬 排 泄 す る シ ス テ ム が 存 在 す る 。 こ れ ら は 脳 血 流 量 に 比 例 し て 運 搬 量 が 増 加 す る た め、 脳 血 管 の 流 れ を ス ム ー ズ に す る 必 要 が 生 じ る 。 脳 血 管 性 認 知 症 に 使 用 さ れ る 抗 血 小 板 薬 が ア ル ツ ハ イ マ ー 病 で も 有 効 と い う 。 こ れ は 脳 血 流 の 改 善 に よ る だ け で な く、 脳 脊 髄 液 の 循 環 を 促 進 し、 脳 内 か ら Aβ を 排 泄 す る こ と が、 ア ル ツ ハ イ マ ー 病 の 改 善 に 大 い に 関 与 し て い る 証 左 と 考 え ら れ る 。

で は 脳 内 の 老 廃 物 Aβ の 排 泄 を 促 進 す る 漢 方 薬 は あ る の だ ろ う か  ア ク ア ポ リ ン 4 の 働 き を 阻 害 し、 脳 浮 腫 や 脳 脊 髄 液 減 少 症 に 有 効 と さ れ る、 五 苓 散 が ま ず 頭 に 浮 か ぶ 。 さ ら に 五 苓 散四 物 湯 と を 足 し た よ う な 当 帰 芍 薬 散 に は、 脳 内 の 水 の 代 謝 を 改 善 し、 脳 血 流 も 増 加 さ せ る 働 き が 期 待 さ れ る 。 水 代 謝 の 観 点 か ら は 猪 苓 湯 も 考 え ら れ る 。 た だ こ れ ら は 短 期 に お い て は 効 果 は 期 待 で き ず、 長 期 間 の 観 察 が 必 要 だ 。


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