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「 胆 怯 」 に 「 竹 筎 温 胆 湯 」


お出汁の絶妙なお味(高島屋 高麗橋吉兆)高麗橋吉兆のランチ. お得だ








【 症 例 】 中 年 の 女 性 。 心 窩 部 が ス ッ キ リ し な い 。 食 欲 は あ る が、 い つ も 胃 が ス ッ キ リ せ ず、 気 分 も 不 快 で あ る 。 漢 方 薬 も 効 果 が な か っ た 。 今 ま で 服 用 し た も の は、 六 君 子 湯四 逆 散柴 胡 桂 枝 湯柴 朴 湯香 蘇 散平 胃 散茯 苓 飲半 夏 厚 朴 湯 や、そ の 合 方 。 疲 れ も な く 元 気 で あ る 。 便 通 も 良 好 。 た だ 寝 つ き が よ く な い 。

血 圧 正 常 。 舌 は 淡 紅 で 白 苔 に 被 わ れ る 。 脈 は 76 で 滑、 有 力 。 腹 部 も 充 実 し て い る 。 圧 痛 も 振 水 音 も な い 。 月 経 は 止 ま っ た よ う だ 。 多 少 気 が 立 っ て い る よ う な 話 し 方 で あ る 。 竹 筎 温 胆 湯 を 投 与 。 2 週 間 後、 胃 が ス ッ キ リ し、 寝 つ き も 良 く な っ た 。 気 分 も ス ッ キ リ し た 。 見 た 目 も 落 ち 着 い た 感 じ と な り、 話 し 方 も お し と や か に な っ て い る 。

ス ト レ ス は 胆 の 働 き を 低 下 さ せ( 胆 虚 )、 気 の 疎 通 不 利 が 生 じ、 胃に 痰 飲 が 産 生 さ れ る 。 痰 飲 が 上 逆 し 「 心 」 を 蒙 蔽 す る と、 心 の 働 き で あ る 精 神 に 不 調 を 来 た す 。 心 に 御 座 す 「 神 」 は 安 寧 で き な く な り、 不 安 感 や 不 眠 が 出 現 す る 。 胆 虚 で は 胆( き も )が 冷 え 不 安 に 苛 ま れ る 。 こ れ を 「 胆 怯 」( )と 云 う 。 治 療 は 胆 の 働 き を 回 復 さ せ る た め、 胆 を 温 め る( 温 胆 )。 温 胆 と は 胆 の 疏 泄( 疏 胆 )を 改 善 す る こ と で あ る 。

温 胆 湯 の 主 た る 効 能 は 化 痰 で あ る 。 痰 は 胃( 脾 )で 産 生 さ れ る( 脾 は 生 痰 の 源、 肺 は 貯 痰 の 器 )。 竹 筎 温 胆 湯 に は 半 夏 ・ 茯 苓 ・ 枳 実 ・ 陳 皮 が あ り、 胃 の 働 き を よ く す る 。 竹 筎 は 不 安 や 不 眠 や 易 驚 に 有 効 だ が、 制 吐 作 用 も あ る 胃 薬 。 竹 筎 温 胆 湯 は こ こ ろ を 癒 し、 胃 に も や さ し い 頻 用 処 方 で あ る 。 心 の 病 や 不 眠 以 外 に 片 頭 痛 ・ PMS ・ パ ー キ ン ソ ン 病 ・ 統 合 失 調 症 な ど な どに も 用 い ら れ る 。

) : 胆 怯 と は 中 国 語 で 臆 病( お く び ょ う )を 意 味 す る 。 中 医 学 で は 胆 の 働 き は 「 決 断 出 づ 」 で あ る 。 胆 が 虚 す と 痰 飲 が 産 生 さ れ、 不 安 で グ ズ グ ズ と 決 断 で き な い 臆 病( 胆 怯 )者 に な る 。 『 金 匱 要 略 』 痰 飲 欬 嗽 脈 証 幷 治 第 十 二 に 「 病 痰 飲 者 、当 以 温 薬 和 之 」 と あ る 。 痰 飲 を 排 除 す る た め に は 温 め る 必 要 が あ る 。 そ れ 故、 胆 虚( 怯 )を 治 す こ と を 温 胆 と 称 す 。


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睡 眠 薬 で 認 知 症 が 改 善 (@^^)/~~~


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良 質 の 睡 眠 は エ ネ ル ギ ッ シ ュ な 生 活 に 欠 か せ な い 。 し か し 現 実 に は 睡 眠 障 害 に 悩 ま さ れ る 方 が 多 く、 平 成 25 年 国 民 健 康 ・ 栄 養 調 査 に よ る と、 男 性 の 37.7 %女 性 の 43.0 % が 睡 眠 の 質 に 満 足 し て い な い 。 睡 眠 不 足 に 伴 う 日 中 の 眠 気 は、 労 働 作 業 効 率 を 低 下 さ せ る だ け で な く、 労 働 災 害 や 交 通 事 故 と い っ た 人 身 事 故 を 引 き 起 こ す 。 睡 眠 障 害 が 慢 性 的 と な る と、 高 血 圧 や 糖 尿 病 や 肥 満 や う つ 病 な ど の 生 活 習 慣 病 の 原 因 と な る 。

健 康 保 険 組 合 の 健 康 情 報 デ ー タ( レ セ プ ト )に よ る と、 年 齢 別 の 睡 眠 薬 の 処 方 率 は、40 ~ 44 歳 で 4.6 %、 45 ~ 49 歳 で 5.2 %、 50 ~ 54 歳 で 6.3 %、 65 ~ 69 歳 で 9.4 % で あ る 。 現 在 、 睡 眠 薬 の 主 流 は 「 ベ ン ゾ ジ ア ゼ ピ ン 系 睡 眠 薬 」 で あ る 。 脳 の 活 動 を 抑 制 す る 働 き の あ る GABA-A 受 容 体 に 結 合 し て 睡 眠 に 導 く 。 こ の 系 統 の 睡 眠 薬 に は、 筋 肉 の 緊 張 を 低 下 さ せ る 働 き も あ る た め、 転 倒 な ど の 危 険 が 生 じ る 。 そ の 危 険 を 少 な く し た も の が 「 非 ベ ン ゾ ジ ア ゼ ピ ン 系 睡 眠 薬 」 で あ る の だ が 。

2014 年 11 月、 こ れ ら GABA-A 受 容 体 作 動 薬 と 異 な る 睡 眠 薬 が、 世 界 に 先 駆 け て 日 本 で 発 売 さ れ た 。 「 オ レ キ シ ン 受 容 体 拮 抗 薬 」 の ベ ル ソ ラ ム で あ る 。 オ レ キ シ ン と は 脳 の 視 床 下 部 で 産 生 さ れ る 神 経 ペ プ チ ド で、 覚 醒 作 用食 欲 増 進 作 用 を 併 せ 持 つ 。 ヒ ト は オ レ キ シ ン の 働 き で 目 覚 め、 食 事 を と り、 日 常 生 活 を 開 始 す る 。 こ の オ レ キ シ ン の 産 生 を 抑 制 し 睡 眠 に 導 く の が ベ ル ソ ラ ム で あ る 。

し か し、 こ れ ら 3 系 統 の 睡 眠 薬 は、 脳 の 活 動 を 抑 制 し 鎮 静 化 す る も の で、 睡 眠 は 二 次 的 に 得 ら れ る も の で、 自 然 の 睡 眠 と は ほ ど 遠 い 。 GABA-A 受 容 体 作 動 薬 は、眠 り の 深 さ を 浅 く し、 REM 睡 眠 も 減 少 さ せ、 悪 夢 も 多 く す る 。 オ レ キ シ ン 受 容 体 拮 抗 薬 も 悪 夢 が 多 い と い う 。 自 然 な 睡 眠 が 得 ら れ る 薬 は な い の だ ろ う か。 メ ラ ト ニ ン が あ る で は な い で す か 。 メ ラ ト ニ ン は 脳 の 松 果 体 や 体 内 の 様 々 な 器 官 で も 合 成 さ れ る 睡 眠 ホ ル モ ン で、 サ ー カ デ ィ ア ン リ ズ ム を 調 整 す る 。

ヒ ト は 加 齢 と と も に 睡 眠 が 浅 く な り、 睡 眠 薬 の 服 用 も 増 え る 。 こ れ は メ ラ ト ニ ン の 減 少 に 起 因 す る 。 70 歳 以 上 で は 小 児 期 の 1/10 に も 減 少 す る 。 こ の 睡 眠 ホ ル モ ン、 認 知 障 害せ ん 妄う つ 病骨 粗 鬆 症、 そ し て が ん な ど へ の 治 療 効 果 も 多 数 報 告 さ れ て い る 。 と く に 2025 年 に は 700 万 人 に も 達 す る と 言 わ れ る 認 知 症 こ れ に 対 す る 治 療 効 果 に は 注 目 が 集 ま る 。 そ こ で こ こ で 思 い 出 し て い た だ き た い こ と が あ る 。 ア ル ツ ハ イ マ ー 病 の 原 因 と な る Aβ な ど の 脳 内 老 廃 物 は、睡 眠 中 に 脳 か ら 排 除 さ れ る、 と い う こ と を 。

メ ラ ト ニ ン は 自 然 な 睡 眠 を も た ら す た め、 脳 内 の 老 廃 物 が ス ム ー ズ に 排 除 さ れ、 認 知 機 能 の 老 化 を 防 止 す る 。 脳 だ け で は な い、 全 身 の 細 胞 を 活 性 化 す る 。 他 に も 未 知 の 生 理 的 機 能 を 有 し て い る も の と 考 え ら れ る 。 メ ラ ト ニ ン 受 容 体 を 刺 激 し メ ラ ト ニ ン を 分 泌 し、 眠 り に 導 く 睡 眠 薬 が ロ ゼ レ ム で あ る 。 ロ ゼ レ ム は 武 田 製 薬 が 世 界 に 先 駆 け て 開 発 し た 画 期 的 な 新 薬 で あ る 。 認 知 機 能 障 害せ ん 妄 を 有 す る 者 に も 有 効 で、 高 齢 者 の 第 一 選 択 薬 と い う の が 著 者 の 印 象 だ 。 自 律 神 経 が ら み に も 良 い よ う で す よ ~~~

PS : ロ ゼ レ ム酸 棗 仁 湯 の 薬 効 に 類 似 性 を 感 じ る 。 後 日、 報 告 す る 。


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悪 夢 に よ る 不 眠 に 酸 棗 仁 湯


012023





             五 年 前 の 悪 夢
        祝 岩 手 県 立 釜 石 高 校 野 球 部

テ ィ ー ン エ ー ジ ャ ー の 女 の 子 。 ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 の 相 談 の た め、 著 者 の 前 任 地 高 雄 病 院 を 受 診 。 と こ ろ が 応 対 の 医 師 は、 顔 に プ ロ ト ピ ッ ク を 塗 り な さ い、 の 一 点 張 り の 対 応 で あ っ た と い う 。 本 人は ス テ ロ イ ド や プ ロ ト ピ ッ ク で 長 年 治 療 し て い た が 治 ら な い た め、 漢 方 治 療 を 希 望 し て 訪 れ た の に 。 昔 は 高 雄 病 院 は 漢 方 で ア ト ピ ー を 治 療 し、 そ の 名 を 全 国 に 轟 か し て い た の に  

著 者 が い た 1 年 前 は、 ス テ ロ イ ド を 全 身 に た っ ぷ り 塗 る 治 療 に 代 わ っ て い た 。 こ れ が 著 者 が 高 雄 病 院 を 辞 め た 理 由 で あ る 。 ス テ ロ イ ド を 用 い な い、 漢 方 治 療 を 希 望 す る ア ト ピ ー の 方 に は、 高 雄 病 院 の 治 療 は 合 わ な い た め、 お 薦 め す る こ と は で き な い 。

我 々 は 夜 間 は 身 体 的 活 動 を 停 止 し、 疲 れ を 癒 し、 翌 日 の 活 動 に 備 え る 。 脳 は 日 中 の 思 考 活 動 で 産生 さ れ た 老 廃 物 を 、 夜 間 に 排 除 し、 肝 臓 に 送 り 解 毒 す る 。 こ の 働 き が 障 害 さ れ る と、 有 害 物 質 が 脳 に 蓄 積 し、 認 知 症 が 発 症 す る 。 睡 眠 は 脳 に と っ て 恒 常 性 を 維 持 す る 上 で、 大 切 な 静 寂 期 間 で あ る 。 し か し、 レ ム 睡 眠 中 に は そ の 名 ( REM ) の 由 来 と な っ た、 眼 球 が 急 速 に 動 い て い る 状 況 が み ら れ る 。 さ ら に は 自 律 神 経 系 の 嵐 と い う 状 態 が 出 現 す る 。

睡 眠 中 は 心 拍 も 呼 吸 も 静 か に ゆ っ く り と し た も の と 思 わ れ が ち だ が、 レ ム 睡 眠 中 は phasic に ↑↓ 変動 し て い る 。 血 圧 が 高 く な っ た り、 脈 拍 が 速 く な っ た り、 呼 吸 が 荒 く な っ た り、 し て い る の で あ る 。

日 中 に 情 動 が 激 し く 動 い て い る よ う に、 自 律 神 経 ( 交 感 神 経 ) が 活 発 に 活 動 し て い る の で あ る 。 そ し て こ の よ う な を 一 晩 に 3 ∼ 5 回 も 経 験 し て い る の だ 。 休 息 で あ る べ き 睡 眠 中 危 険 に さ ら さ れ て い る、 と も 言 え よ う 。 原 因 は 不 明 だ が、 一 説 に は と の 関 係 が 指 摘 さ れ て い る 。 レ ム 睡 眠 中 に は リ ア ル な 夢 を み る 。

そ れ な ら ば、 鮮 明 に 思 い 出 さ れ る 悪 夢 は、 体 に 有 害 と い う こ と に な り そ う に 思 わ れ る 。 そ こ で 睡 眠 薬 で 悪 夢 が 引 き 起 こ さ れ る、 と い う 事 実 を 再 認 識 す る べ き で あ る 。 睡 眠 薬 は 睡 眠 の 質 を 担 保 し て い る わ け で は な い 。 む し ろ 悪 化 さ せ て い る 可 能 性 が あ る 。

漢 方 薬 の 酸 棗 仁 湯 は 睡 眠 の 質 を 改 善 す る と い わ れ る 。 む ろ ん 寝 付 き も よ く す る 。 陰 血 不 足 に 陥 り や す い、女 性 や 高 齢 者 に 奏 功 す る 。 効 果 が 乏 し け れ ば 帰 脾 湯 な ど を 加 味 す る と 宜 し い 。

寝 つ き が 悪 い 場 合 : 疲 れ て い る の に 目 が 冴 え て 眠 れ な い と き は 甘 麦 大 棗 湯、 イ ラ イ ラ し て 気が 高 ぶ っ て い る 場 合 は 黄 連 解 毒 湯抑 肝 散 な い し そ の 合 方、 虚 証 で あ れ ば 桂 枝 加 竜 骨 牡 蠣 湯 だ 。

追 記 : レ ム 睡 眠 で は 陰 茎 の 勃 起 が 起 き る 。 女 性 で も 同 様 の こ と が 生 じ る 。 こ れ は 精 神 的 イ ン ポ テ ンツ で も 起 き る た め、 器 質 的 な 障 害 と の 鑑 別 と な る 。 生 理 的 な こ と で あ り 不 純 な こ と で は な い 。


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