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★ 京 懐 石 ★ で 「 味 覚 障 害 」 解 決 (^_-)-☆


東京駅丸の内 初夏の暖かさ (2018/3/4)改装前の東京駅 首都圏に大雪が (2008年2月)






金 銭 欲 や 名 誉 欲 な ど の 「 欲 望 」 に は 悪 い イ メ ー ジ が 付 き ま と う 。 し か し 「 食 欲 」 や 「 性 欲 」 は、 生 命 や 種 の 存 続 に 必 要 欠 く べ か ら ざ る も の で あ る 。 食 欲 が な く な れ ば 即 死 に 直 結 す る 重 大 事 態 と な る 。 病 気 で 食 欲 が 低 下 し て い る 場 合 は、 病 気 の 治 療 が 優 先 さ れ る 。 だ が 病 気 で も な い の に 食 欲 が 低 下 す る こ と も 多 い 。 そ の 中 に は、 好 き 嫌 い や 恋 の 病 や ス ト レ ス な ど も 含 ま れ る の だ が、 頻 度 が 多 い の は 味 覚 障 害 で あ ろ う 。 そ の 三 大 原 因 が、 ① 薬 物 ② 亜 鉛 不 足 ③ ド ラ イ マ ウ ス( 口 腔 乾 燥 )で あ る 。

① に よ る 味 覚 障 害 は、 抗 コ リ ン 作 用 に よ る 口 腔 乾 燥 に よ る も の が 多 く、 そ の 場 合 の 病 態 は ド ラ イ マ ウ ス と ほ ぼ 同 じ と 考 え て よ い 。 ② に よ る 味 覚 障 害 は、 舌 に 存 在 す る 味 蕾 の 味 細 胞 の 代 謝 に、 亜 鉛 が 必 要 不 可 欠 な 物 質 で あ る こ と に よ る 。 亜 鉛 が 不 足 す る と 味 細 胞 は 傷 害 さ れ る 。 亜 鉛 は 牡 蠣 に 多 く 含 ま れ る 。 ③ は 唾 液 の 分 泌 不 足 に よ り 生 じ る 。 唾 液 は 炭 水 化 物 の 消 化 を 行 な う 以 外、 舌 や 口 腔 の 粘 膜 を 保 護 ・ 保湿 し、 細 胞 の 修 復 ・ 再 生 を 活 発 に す る 働 き が あ る 。 唾 液 が 不 足 す れ ば 亜 鉛 不 足 と 同 様、 味 細 胞 の 働 き が 障 害 さ れ 味 覚 障 害 が 生 じ る 。

ド ラ イ マ ウ ス の 患 者 は 増 加 し て い る の だ が、 東 北 大 学 歯 学 部 教 授 の 笹 野 高 嗣 氏 に よ る と、 患 者 は 「 口 が 渇 く 」 と 訴 え る こ と は 少 な く、 代 わ り に 「 口 の 中 が 灼 け る よ う に ヒ リ ヒ リ し て 痛 い 」 「 ベ タ ベ タ、 ネ バ ネ バ す る 」 な ど と 表 現 す る こ と が 多 い と の こ と で、 診 察 に あ た り 注 意 が 必 要 で あ る 。 氏 は ド ラ イ マ ウ ス の 治 療 に、 う ま 味( 昆 布 だ し )を 用 い る と い う、 ユ ニ ー ク な 治 療 を 行 な っ て い る 。 う ま 味 に は 唾 液 の 分 泌 を 持 続 的 に 増 加 さ せ る 働 き が あ る の だ 。 酸 味 も 唾 液 の 分 泌 を 増 す が 作 用 は 一 時 的 で あ る 。

高 齢 に な る と 味 に 対 す る 感 受 性 だ け で な く、 唾 液 の 分 泌 量 も 低 下 す る 。 食 事 が 美 味 し く 感 じ ら れ な く な り、 無 味 乾 燥 な 余 生 を 送 る こ と に な る 。 こ れ こ そ “ う ま 味 ” の 出 番 で あ る 。 昆 布 の う ま 味 の 主 成 分 で あ る グ ル タ ミ ン 酸 は、 味 細 胞 の う ま 味 受 容 体 と 反 応 し、 う ま 味 を 大 脳 の 味 覚 野 に 伝 え る 。 う ま 味 受 容 体 で あ る グ ル タ ミ ン 酸 受 容 体 は、 T1R1 と T1R3 の ヘ テ ロ 二 量 体 で 構 成 さ れ、 グ ル タ ミ ン 酸 以 外 の う ま 味 成 分 で あ る イ ノ シ ン 酸( 鰹 節 )や グ ア ニ ル 酸( 干 し 椎 茸 )や ア ス パ ラ ギ ン 酸 な ど と も 反 応 す る 。

料 理 を よ り 美 味 し く す る た め に、 複 数 の ス パ イ ス が 用 い ら れ る 。 昆 布 も 単 独 で は な く、 鰹 節 な ど と 合 わ せ て 使 用 さ れ る 。 こ の “ 合 わ せ だ し ” の 効 果 は 相 乗 的 で、 う ま 味 を 6 ~ 7 倍 に も 増 し て く れ る 。 グ ル タ ミ ン 酸 と グ ア ニ ル 酸 を 合 わ せ る と、 う ま 味 受 容 体 か ら 離 れ 難 く な る こ と が 科 学 的 に 証 明 さ れ て い る 。 昆 布 だ け で も 唾 液 の 分 泌 を 増 加 さ せ、 味 覚 を 良 く す る 働 き が あ る の だ が、 “ 合 わ せ だ し ” に は そ の 何 倍 も の 効 能 が あ り そ う だ 。 日 に 三 度 の 食 事 で、 う ま 味 の 効 い た 料 理 を 味 わ え ば よ い の だ 。 と き に は 京 の 高 級 料 亭 に で も 行 き ま ひ ょ か

PS : 味 覚 障 害 に 用 い ら れ る 漢 方 薬 に は、 加 味 逍 遥 散、 加 味 帰 脾 湯、 抑 肝 散、 滋 陰 至 宝 湯、 滋 陰 降 火 湯、 半 夏 瀉 心 湯 や 八 味 地 黄 丸 な ど が あ る 。

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味 覚 障 害 に 人 参 湯 + 桂 枝 茯 苓 丸











フ ェ ル ラ 酸 ガ ー デ ン ア ン ゼ リ カ ( 西 洋 当 帰 ) か ら 創 ら れ た サ プ リ メ ン ト の 認 知 症 改 善 効 果 が 脚 光 を 浴 び て い る 。 西 洋 当 帰 に は フ ェ ル ラ 酸 と 12 種 の ク マ リ ン 化 合 物 が 含 ま れ、 こ れ ら が 認 知 症 の 予 防 ・ 改 善 に 有 効 に 働 く と さ れ る 。 た だ 西 洋 当 帰 の フ ェ ル ラ 酸 は ヒ ト で は 吸 収 さ れ な い た め、 米 ぬ か 由 来 の フ ェ ル ラ 酸 が 加 え ら れ て い る の だ 。 し か し 生 薬 の 当 帰 に 含 ま れ る フ ェ ル ラ 酸 は ヒ ト で も 吸 収 で き る 。

サ プ リ で あ る た め、 薬 品 で あ る 当 帰 は 使 用 で き な い た め 、西 洋 当 帰 で 代 用 し て い る の だ 。 フ ェ ル ラ 酸 は 米 ぬ か ・ 当 帰 以 外 に も、 小 麦 ・ 川 芎 ・ 黄 連 に も 含 ま れ る 。 特 に 小 麦 に は 1 kg あ た り 300 ~ 500 mg も 含 まれ、 米 の 100 mg を 遥 か に 凌 ぐ 。 フ ェ ル ラ 散 は 甘 麦 大 棗 湯 の 薬 効 に も 大 い に 影 響 を 与 え て い る 可 能 性 が あ り そ う だ 。 抑 肝 散 の 当 帰 や 川 芎 に も フ ェ ラ ル 散 は 含 ま れ る 。 当 帰 芍 薬 散 や黄 連 解 毒 湯 が 動 物 の 認 知 症 モ デ ル に 有 効 と の 報 告 も あ る 。 今 後 、高 齢 化 に 伴 い 認 知 症 患 者 は 急 速 に 増 加 し て く る 。 漢 方 も 科 学 す る 時 代 だ 。

40 代 の 女 性 。 半 年 以 上 前 か ら 食 べ 物 の 味 が 薄 く 、 水 っ ぽ く 感 じ る よ う に な っ た 。 ま る で 水 に 漬 け て か ら 食 べ て い る よ う な 感 じ な の だ 。 2 ヵ 月 前 か ら は 舌 の 両 側 に 水 が 溜 っ て い る よ う な 感 じ も 出 現 。 食 欲 は 良 好 だ が 胃 は も た れ や す く 重 く 感 じ る 。 生 ツ バ が 多 く な っ た 。 便 通 は 規 則 的 だ が 放 屁 が 多 い 。 睡 眠 は 良 好 。 生 理 は 順 調 で 痛 み も な い 。 仕 事 の 人 間 関 係 で ス ト レ ス が 強 く 神 経 質 で い ろ い ろ 気 に す る 。

脈 は 70 で 滑 弦、 尺 無 力 。 舌 は 暗 紅 で 白 苔 満 布、 尖 辺 は 紫 紅 色 を 呈 し、 舌 下 静 脈 の 怒 張 が 目 立 つ 。 腹 診 で 心 下 痞 鞭 を 認 め、 臍 下 の 左 右 に 瘀 血 の 圧 痛 を 認 め る 。 人 参 湯 + 加 味 逍 遥 散 を 投 与 。 2 週 間 後、 口 中 に 水 が 溜 っ て い る 感 じ が 多 少 改 善 。 前 方 を 継 続 。 2 週 間 後、 食 事 の 水 っ ぽ い 感 じ は ほ と ん ど な く な っ た が、 味 の 薄 い 感 じ が ま だ あ る 。 生 ツ バ も 少 な く な っ た 。 加 味 逍 遥 散 を 桂 枝 茯 苓 丸 に 変 更 。 2 週 間 後、 胃 の 重 い 感 じ が 楽 に な り、 生 ツ バ も ほ と ん ど 感 じ な く な っ た 。

本 例 は 味 覚 障 害 を 訴 え て 受 診 し て き た の だ が、 口 腔 内 に 湧 き 上 がる 唾 液 ( 生 ツ バ ) が 本 体 の よ う に 思 わ れ た 。 『 金 匱 要 略 』 の 甘 草 乾 姜 湯 の 条 文 に は 「 肺 痿 吐 涎 沫 而 不 咳 者 、・ ・ ・ ・ ・ 此 為 肺 中 冷 、必 眩 、多 涎 唾 、甘 草 乾 姜 湯 以 温 之 。」 と あ る 。 肺 が 冷 え て い る と 生 ツ バ が 多 く な り 、甘 草 乾 姜 湯 が 奏 功 す る と 述 べ ら れ て い る 。 甘 草 乾 姜 湯 は エ キ ス 剤 に な い の で 、そ れ を 含 む 人 参 湯 を 投 与 し 改 善 が み ら れ た 。

味 覚 障 害 が 人 参 湯 で 改 善 し た と い う 報 告 は あ る が、 本 例 は 味 覚 の 障 害 と い う よ り、 唾 液 が 多 い た め 水 っ ぽ い と い う の が 実 情 だ? 加 味 逍 遥 散 を 併 用 し た の は 肺 中 冷 だ け で な く、 自 律 神 経 や 瘀 血 の 影 響 も 考 慮 さ れ た か ら だ 。 そ の後 、桂 枝 茯 苓 丸 に 変 え た の は、舌 や お 腹 や 肌 の 所 見 か ら、 本 例 で は 瘀 血 の 影 響 も 強 い と 考 え た か ら で あ る 。 微 小 循 環 の 鬱 滞 は 炎 症 性 物 質 を 産 生 し 神 経 の 働 き を 傷 害 す る !?


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