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高 齢 者 の め ま い に 滋 陰 降 火 湯 + 六 味 丸



MOA美術館のエスカレーター通路(熱海)宇宙の神秘を感じさせる(2013/10/14)













箱根MOA美術館、有名なエスカレーターと階段京都伊勢丹の巨大階段、MOA美術館の模倣?









 箱 根 MOA 美 術 館 の 階 段 (左) と
  京 都 伊 勢 丹 の 巨 大 階 段 (上)
  ど ち ら が オ リ ジ ナ ル???



80 代 婦 人 。 以 前 か ら 高 血 圧 で 治 療 中 。 10 年 前 か ら 眩 暈 ( め ま い ) に 悩 ま さ れ て い る 。 数 ヶ 月 前 か ら は 頻 繁 で、 頭 が ク ラ ク ラ す る だ け で な く、 足 腰 に も 力 が 入 ら ず、 足 元 が 不 安 定 で あ る 。 食 欲 は 正 常 。 便 は 固 く 下 剤 を 服 用 し て い る 。 の ぼ せ は な い が、 口 が 渇 く 。 睡 眠 は 良 い 。 時 々 寝 汗 を か く 。 落 ち 着 い て 話 を す る の だ が、 眼 光 が 鋭 い 。

血 圧 は コ ン ト ロ ー ル 良 好 。 脈 は 84、 滑 弦、 両 尺 弱 。 舌 は 偏 淡、 苔 が な く 乾 燥 。 肝 腎 の 陰 血 不 足 に よ る 陰 虚 陽 亢 と 考 え、 六 味 丸 と 滋 陰 降 火 湯 を 投 与 。 1 週 間 後、 尿 が す っ き り と 出 る よ う に な っ た 。 足 腰 に 力 が 入 る よ う に な り、 シ ャ ン と し て 歩 け る よ う に な っ た 。 頭 も ふ ら つ か な く な っ た 。 な ん と “ 不 思 議 ” な 薬 な ん で す ね、 と 感 嘆 。

「 肝 腎 」 の 陰 血 が 不 足 す る と 「 脳 髄 」 を “ 滋 養 ” で き な く な る た め、 の ふ ら つ き や 動 揺 感 が 生 じ る 。 さ ら に、 筋 肉 や 骨 や 関 節 の 滋 養 も 低 下 す る た め、 足 腰 の パ ワ ー が 減 少 し、 歩 行 が 不 安 定 に な る 。 頭 の ふ ら つ き だ け で な く、 足 腰 も ふ ら つ く の で あ る 。 排 尿 を コ ン ト ロ ー ル す る の も 「 腎 」 で あ る た め、 尿 も ス ッ キ リ 出 な く な る の で あ る 。

陰 血 が 不 足 す る と、 そ れ を 代 償 し よ う と す る た め、 代 謝 が 活 発 に な り、 内 熱 が 亢 進 す る 。 こ の 熱 ( 火 ) が 上 昇 し、 脳 を 擾 乱 し て 眩 暈 が 発 症 す る 。 本 例 で は 眼 光 鋭 く、 脈 も 弦 で あ る た め、 陰 血 不 足 だ け で な く、 代 謝 が 亢 進 し て 生 じ た “ 火 ” の 上 昇 ( 陰 虚 陽 亢 ) も 認 め ら れ た 。 そ こ を 熱 薬 も 含 む 滋 陰 降 火 湯 を 加 え 、著 効 が 得 ら れ た 。

今 回 「 滋 陰 降 火 湯 + 六 味 丸 」 は 知 柏 地 黄 丸 の 方 意 ( 滋 陰 清 熱 ) で 用 い た 。 陰 血 不 足 を 解 決 す る た め 生 体 、 体 力 が 保 た れ て い る 場 合 は、 代 謝 を 活 発 に し 消 化 管 か ら 陰 血 の 素 を 吸 収 し よ う と す る た め、 熱 産 生 が 高 ま り、 状 況 に よ り 過 剰 な 熱 ( 火 ) を 産 生 す る 。

肝 腎 の 陰 血 不 足 で は、 筋 ・ 骨 の 滋 養 が 不 足 す る た め、 足 腰 が 心 許 な く な る 。 肝 は 筋 を 主 る腎 は 骨 を 主 る、 か ら だ 。 肝 腎 の 陰 血 を 補 い、 “ 火 ” と 化 し 上 昇 す る 過 剰 な 熱 を 清 熱 降 火 す る 。 さ ら に 腎 は 髄 を 生 ず、 と あ る よ う に、 腎 は 脳 髄 を 滋 養 す る 。 腎 陰 を 補 い 清 熱 す る の が 知 柏 地 黄 丸 だ 。 痰 飲 が 上 逆 す る た め 嘔 気 や 嘔 吐 を と も な う 激 し い 眩 暈 は よ く 知 ら れ て い る が、 陰 虚 陽 亢 に よ る も の も あ る 。 陰 血 不 足 す る 高 齢 者 や 分 娩 や 大 病 後 に し ば し ば み ら れ る 。


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頭 を 良 く す る 七 物 降 下 湯 ?



A lot of people of over 50 years old surely come to love Tokyotover more than Skytree. Because Tokyotower was built when they were children.We can see the Rainbow bridge overe there on June 4th, 2011.





What do you think the skyscrapers in Shinjuku are flurred with ? Smog and/or yellow sand ?





The imperial villa (浜離宮) looks like the forest. We can barely get the shape of Skytree under construction in the middle.






       嫁 ぐ 前 の 最 愛 の 娘 に 父 は い っ た
    そ な た は 南 陽 一 美 し い と い わ れ て い る が 、
    そ れ は 南 陽 し か 照 ら せ な い 光 源 で も あ る 。

          そ な た の 夫 の 管 仲 ど の は 、
        い つ か 天 下 を 照 ら す 光 源 と な ろ う 。

             ゆ え に 、そ な た は 、
           管 仲 ど の の 内 を 照 ら せ 。
                う ぬ ぼ れ て 、
          外 を 照 ら そ う と し て は な ら ぬ 。
                         管 仲 (上) ( 宮 城 谷 昌 光 ) よ り

5 ・ 6 年 前 か ら 抑 肝 散 ( 加 陳 皮 半 夏) が 注 目 の 的 に な っ て い る 。 「 認 知 症 の 問 題 行 動 」「 い ろ い ろ な 精 神 疾 患 」「 難 治 性 疼 痛 」 や 「 更 年 期 障 害 」 な ど に 奏 功 す る、 と 多 く の 報 告 が な さ れ て き た 。 異 常 行 動 へ の 有 効 性 は、 多 く の 報 道 に よ り 衆 知 の こ と で あ る 。
                 で は
抑 肝 散 は 異 常 行 動 だ け で な く、 認 知 機 能 を 改 善 で き る の か 15 年 以 上 前、 痴 呆 に 当 帰 芍 薬 散 が 有 効 だ と の 講 演 が あ っ た 。 彼 の 研 究 は、 そ の 後 も 製 薬 会 社 か ら、 繰 り 返 し 流 さ れ て き た 。 著 者 は 当 初 か ら、 そ ん な 動 物 実 験 な ど は 信 用 し て い な か っ た 。 作 為 が 働 く と 無 効 も 有 効 に 豹 変 す る 。 そ れ が 薬 効 試 験 で あ る 。 こ れ は 近 藤 誠 氏 の 「 抗 が ん 剤 は 効 か な い 」 を 読 め ば 明 白 だ 。

案 の 定、 今 日 で は そ の よ う な こ と を 信 じ る ひ と は ノ ー ボ デ ィ だ 。 そ れ で は 抑 肝 散 が 認 知 機 能 を 高 め な い か と い う と、 “ 否 ” 。

当 帰 芍 薬 散 の 生 薬 構 成 は、 当 帰 ・ 芍 薬 ・ 川 芎 ・ 茯苓 ・ 朮 ・ 沢瀉、 抑 肝 散 は、 柴 胡 ・ 当 帰 ・ 川 芎 ・ 茯 苓 ・ 朮 ・ 甘 草 ・ 釣 藤 鈎 と な る 。 川 芎 は 脳 血 流 を 改 善 し、 当 帰 と 芍 薬 は 脳 代 謝 を 活 発 に す る 物 質 と 思 わ れ る が、 そ れ だ け で は 薬 効 不 足 の 感 を 否 め な い 。

抑 肝 散 に あ る 柴 胡 は “ 気 ” を 脳 に 運 び、 釣 藤 鈎 は セ ロ ト ニ ン や グ ル タ ミ ン 酸 の 脳 内 代 謝 を 調 節 し、 神 経 細 胞 を 傷 害 か ら 守 る 。 脳 細 胞 が 賦 活 化 し 、認 知 機 能 が 改 善 す る 可 能 性 が 残 さ れ る 。

20 年 前、 ク モ 膜 下 出 血 後 遺 症 の 中 年 男 性 を 診 察 治 療 し た 。 四 肢 麻 痺 で 言 葉 を 理 解 で き な い、 完 全 介 護 の 状 態 で あ っ た 。 血 府 逐 瘀 湯 ( 乾 地 黄 、当 帰 、赤 芍 、川 芎 、桃 仁 、紅 花 、牛 膝 、柴 胡 、枳 実 、桔 梗 、甘 草 ) 加 減 を 投 与 。 2 週 間 で 表 情 が 表 れ る よ う に な り、 言 葉 を 理 解 し 話 そ う と す る 様 子 が み ら れ た の だ 。 驚 く よ う な 改 善 で あ っ た ( 残 念 に も 後 日 再 発 作 で 亡 く な っ た ) 。

血 府 逐 瘀 湯 は、 桃 紅 四 物 湯 と 四 逆 散 を 合 わ せ た よ う な 方 剤 。 釣 藤 鈎 は な い が、 気 血 の 巡 り を よ く し て 、脳 に 活 性 物 質 を 送 る 。 活 性 物 質 と は 滋 陰 養 血 作 用 が あ る、 地 黄 ・ 当 帰 ・ 芍 薬 を い う 。 柴 胡 ・ 川 芎 は 気 血 を 推 進 し 、桃 仁 ・ 紅 花 で 血 液 を サ ラ サ ラ に

血 府 逐 瘀 湯 に 釣 藤 鈎 を 加 え た よ う な エ キ ス 剤 は な い で す か ?

あ り ま す よ ~  四 逆 散七 物 降 下 湯桂 枝 茯 苓 丸 で あ る 。 七 物 降 下 湯 は、 四 物 湯 に 黄 耆 ・ 黄 柏 ・ 釣 藤 鈎 を 加 え た 方 剤 だ 。 腎 陰 や 肝 の 陰 血 が 不 足 し、 気 が 上 逆 す る 症 状 に 有 効 で あ る 。 覚 え や す い よ う に 言 う と、 「 陰 虚 の 抑 肝 散 証 」 と で も な ろ う か 。

滋 陰 降 火 湯 と 病 態 は 似 る が、 七 物 降 下 湯 証 に は 内 風 が 存 在 。 イ ラ イ ラ ( 精 神 不 穏 ) や 頭 痛 や 睡 眠 障 害 な ど の 症 状 が 烈 し い 。 そ れ 故、 七 物 降 下 湯 + 黄 連 解 毒 湯 と い う 形 の 処 方 も 多 く な る 。 七 物 降 下 湯 + α で 治 験 し て み よ う  頭 が 良 く な る ~~~


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