1) カ ロ リ ー 制 限 は 長 寿 / 糖 質 制 限 は 短 命 2) 手 足 の 冷 え は 温 め て も 治 ら な い


IMG_2149IMG_2151







IMG_2145IMG_2147








米 国 の 2 研 究 施 設 か ら カ ロ リ ー 制 限 は 長 寿 と の 報 告 が な さ れ た 。 こ れ で 長 年 の 論 争 に 終 止 符 が 打 た れ る 。 一 方 糖 質 制 限 で は 総 死 亡 率 が 高 く な る こ と が 知 ら れ て い る 。 そ れ 以 外 に も 糖 質 制 限 食が ん脳 の 発 達 障 害動 脈 硬 化 な ど に 罹 患 す る リ ス ク を 高 め る の で す

手 足 の 冷 え は 冷 え 性 の 女 性 に 多 い の だ ろ う か? に つ い て 考 え て み た い 。 手 足 の 冷 え の 原 因 は、 エ ネ ル ギ ー ( 熱 ) が 十 分 に 末 端 に ま で 到 達 し な い こ と に あ る 。 エ ネ ル ギ ー を 漢 方 で は 「 気 」 と 捉 え る 。 手 足 の 冷 え は、 1) 気 の 産 生 不 足 2) 気 を 運 搬 す る 血 の 不 足 3) 血 流 の 低 下、 の 3 つ 分 け ら れ る 。 気 の 産 生 不 足 は 熱 代 謝 の 低 下 を 意 味 し、 虚 弱 な 方 と い う こ と に な る 。 皆 さ ん が 考 え る 冷 え 性 で、 分 か り や す い 。 2) の 血 の 不 足 も 「 貧 血 」 を 考 え れ ば 納 得 さ れ よ う 。 3) は 如 何 な る 状 況 か 。

気 温 が 下 が る と、 ヒ ト は 熱 放 散 を 防 ぐ た め、 末 梢 血 管 を 収 縮 さ せ る 。 こ れ は 合 目 的 で 納 得 で き る が、 そ れ 以 外 で も 手 足 の 血 管 は 収 縮 す る 。 交 感 神 経 が 緊 張 す る 場 合 で あ る 。 ス ト レ ス で 多 い 。 交 感 神 経 の 緊 張 が 常 態 化 す る と、 エ ネ ル ギ ー 代 謝 が 亢 進 し 体 内 の 熱 産 生 が 高 ま る 。 末 梢 血 管 の 収 縮 に よ り 熱 放 散 が 低 下 し て い る の で、 熱 は 益 々 体 内 に う つ 積 す る こ と に な る 。 落 ち 着 き が な く な り、 イ ラ イ ラ し た り 不 安 に な っ た り す る 。 精 神 性 発 汗 も 多 く み ら れ る 。 で も 手 足 は 冷 た い 。

交 感 神 経 が 緊 張 し て 発 症 す る 手 足 の 冷 え に は 四 逆 散 が 奏 功 す る 。 四 逆 散 の 腹 診 で は、 腹 直 筋 の 緊 張 や 胸 脇 苦 満 が 特 徴 的 で あ る 。 交 感 神 経 は 筋 緊 張 を 高 め る た め と 思 わ れ る 。 筋 の 緊 張 が 高 ま る と 手 足 の ふ る え も 出 現 す る 。 脇 の 下 や 手 掌 や 足 裏 か ら の 発 汗 ( 精 神 性 発 汗 ) も 特 徴 的 だ 。 試 験 で 答 案 用 紙 が 汗 で べ た つ く 。 胸 毛 も 参 考 に な る 。 ス ト レ ス 性 の 脱 毛 に も 柴 胡 加 竜 骨 牡 蠣 湯 と と も に 頻 用 さ れ る 。

交 感 神 経 の 緊 張 状 態 を 漢 方 で は 気 が う つ 滞 し て い る と 考 え る 。 治 療 は 気 の 流 れ を ス ム ー ズ す る ( 疎 通 ) こ と に 尽 き る 。 四 逆 散 は 僅 か 四 剤 よ り な る が、 柴 胡 - 芍 薬 の コ ン ビ で 気 を 疎 通 し、 自 律 神 経 の 緊 張 を 鎮 め る 。 枳 実 は う つ 滞 し た 気 を 解 消 ( 破 気 ) し、 気 の 疎 通 を 助 け る 。 甘 草 は 精 神 の 緊 張 を 和 ら げ る 。 緊 張 や 不 安 に 対 す る 頻 用 薬 だ 。 ス ト レ ス に よ る 冷 え を、 温 め た ら 大 変 だ 。 火 に 油 を 注 ぐ こ と に な る

追 伸 : 故 郷 の 山 河 を 感 傷 的 に う た う 啄 木 。 岩 手 の 巨 星 賢 治 に つ い て の ブ ロ グ も ご 参 照 く だ さ い


にほんブログ村

テーマ:漢方・東洋医学 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

女 性 の 陰 部 の 冷 え に 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 . 男 性 に は?


019006






先 日 京 都 の ホ テ ル で 癌 研 の 星 野 惠 津 夫 氏 に よ る が ん に 対 す る 漢 方 講 演 会 が あ っ た が、 真 新 し い こ と は な く、 滋 陰 養 血 補 気 薬 と 駆 瘀 血 薬 を 推 奨 す る 説 明 会 で あ っ た 。 会 で は バ ネ 指に は 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 と 述 べ て い た が、 冷 え 症 の 虚 証 タ イ プ に は よ い が、 実 証 タ イ プ に は 蛇 足 な が ら 治 打 撲 一 方 ( + 桂 枝 茯 苓 丸 ) が 宜 し い 。

当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 は し も や け や 手 足 の 冷 え に 対 す る 頻 用 処 方 で あ る 。 肝 血 が 不 足 し た と こ ろ に 寒 邪 が 侵 襲 し、 肝 血 が 凝 集 し た た め、 厥 陰 肝 経 の 血 脈 が 不 通 と な り 発 症 す る 。 厥 陰 肝 経 は 下 腹 部 ~ 陰 部 ~ 大 腿 内 側 を 循 る た め、 婦 人 科 疾 患 に 関 連 す る こ と が 多 く、 冷 え に よ る 下 腹 部 ( 婦 人 科 ) 痛 や 陰 部 の 痛 み に も 頻 用 さ れ る 。 頭 頂 部 の 頭 痛 や 寒 さ に よ る 鼻 炎 に も 有 効 だ 。

質 問 に 答 え、 以 前 の 症 例 。 高 齢 の 女 性 。 日 常 生 活 に 問 題 は な い が、 外 陰 部 の 冷 え が つ ら い 。 排 尿や 排 便 に は 異 常 を 認 め な い 。 そ こ で 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 を 投 与 し た と こ ろ、 2 週 間 で 症 状 が 完 治 し た 。 そ れ な ら、 ペ ニ ス の 冷 え に も 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 が 効 く か と い う と、 さ に 非 ず 。 『 金 匱 要 略 』 の 条 文に 「 夫 れ 失 精 家、 少 腹 弦 急、 陰 頭 寒 ・ ・ ・ 」 と あ る よ う に、 桂 枝 加 竜 骨 牡 蠣 湯 と な る 。 た だ し 陰 囊 の 場 合 は、 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 だ ~~~

呉 茱 萸 湯当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 の 違 い は、 前 者 は 肝 や 胃 腸 ( 臓 腑 ) が 冷 え て 邪 気 が 上 逆 ( 頭 痛 や 嘔 吐 ) し て い る の に 対 し、 後 者 は 肝 経 の 血 脈 の 冷 え に よ る 疼 痛 が 主 症 状 で あ る


にほんブログ村 

テーマ:漢方・東洋医学 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

女 性 の 「 温 か い 」 味 方 : 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 と 温 経 湯


005013






温 経 湯 に 類 似 す る 方 剤 に 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 が あ る 。 こ の 方 は 寒 邪 が 血 を 蔵 す る 肝 を 侵 襲 し た た め、 肝 血 が 寒 凝 し 血 行 障 害 が 生 じ た 場 合 に 用 い ら れ る 。 し も や け の 代 表 処 方 と し て 有 名 で あ る が、 寒 邪 が 厥 陰 肝 経 に 侵 入 し て 発 症 す る 月 経 痛、 腹 痛、 胸 痛、 腰 痛、 頭 痛、 ソ ケ イ 部 ~ 大 腿 内 側 部 痛 や 膀 胱 炎 ( 頻 尿 ) に も 用 い ら れ る 。 月 経 で は 温 か い 血 液、 排 尿 で は 温 か い 尿 が 排 出 さ れ る た め 冷 え る 。 ま た 冷 え に よ る 鼻 炎花 粉 症 に も 有 効 だ 。

温 経 湯 の 構 成 生 薬 は 、 当 帰、 芍 薬、 川 芎、 桂 皮、 牡 丹 皮、 阿 膠、 人 参、 半 夏、 麦 門 冬、 呉 茱 萸、 生 姜、甘 草 で あ る 。 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 に 、 川 芎、 牡 丹 皮、 阿 膠、 人 参、 半 夏、 麦 門 冬 を 加 え、 細 辛、 木 通、 大 棗 を 除 い た 生 薬 構 成 で あ る 。 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 と 比 べ る と、 活 血 化 瘀滋 陰 養 血 が 強 め ら れ て い る 。 細 辛 は 温 通 薬 で あ る が、 辛 味 が 強 い た め、 陰 血 の 損 耗 の 危 険 が あ る た め、 温 経 湯 で は 採 用 さ れ て い な い 。 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 は 血 を 温 め 血 行 を 改 善 す る 方 剤 で あ る が、 温 経 湯 は こ れ に 駆 瘀 血陰 血 を 補 う と い う 働 き が 加 わ る 。 女 性 の 月 経 ・ 出 産 に 配 慮 か 。

温 経 湯 は 婦 人 科 領 域 の 生 理 痛 や 月 経 異 常 や 不 妊 症 に 頻 用 さ れ て い る が、 皮 膚 科 で も ニ キ ビ ・ 顔 や 口 唇 の 肌 荒 れ ・ 家 婦 湿 疹 ・ 掌 蹠 膿 疱 症 や ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 な ど に も 使 用 さ れ る 。 ほ か に は、 頚 部 柱 管 狭 窄 症線 維 筋 痛 症腰 下 肢 痛 に 奏 功 し た と の 報 告 が あ る 。 腰 下 肢 痛 の 症 例 は 初 め 五 積 散 で 悪 化 し、 温 経 湯 に 変 更 後 改 善 を 得 て い る 。 五 積 散 の 利 水 作 用 が 悪 化 の 原 因 で あ っ た 。

著 者 は 潰 瘍 性 大 腸 炎 に 使 用 し 改 善 を み て い る 。 こ の 例 は 男 性 で あ る が 手 の 荒 れニ キ ビ が 目 立 っ た こ と、 『 金 匱 要 略 』 の 温 経 湯 の 条 文 に 「 婦 人 年 五 十 所, 病 下 利 数 十 日 不 止 ・ ・ ・ 」 と あ る こ と よ り 温 経 湯 を 採 用 し た 。 条 文 の 「 下 痢 を 病 み、 数 十 日 も 止 ま ら な い 」 は、 温 経 湯 証 に は 陰 血 の 不 足 が 存 在 す る こ と を 暗 示 し て い る 。 温 経 湯 は 陰 血 が 不 足 し や す い 女 性 の 必 須 薬 で あ る 。 さ ら に 今 後 の 高 齢 化 社 会 に と っ て 陰 血 を 補 う 欠 か せ な い 薬 と な る 。

当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 や 温 経 湯 に は、 乾 姜 や 附 子 は 含 ま れ て い な い 。 冷 え は 代 謝 が 低 下 し た た め で は な く、 血 流 障 害 に よ る た め で あ る 。 そ れ ゆ え 冷 所 で 働 く ガ ッ チ リ し た 男 性 に も 使 用 さ れ る 。 呉 茱 萸 湯 も 肝 が 冷 え て い る の だ が、 そ の 影 響 が 血 液 で は な く、 胃 に 及 ん で い る ( 肝 寒 犯 胃 ) 。 胃 が 冷 え る た め 胃 気 が 上 逆 し、 嘔 吐 ( 吐 い て も ス ッ キ リ せ ず ゲ ー ゲ ー す る ) や 頭 痛 が 出 現 す る 。 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 や 温 経 湯 は 「 血 」 の 寒、 呉 茱 萸 湯 は 「 中 焦 」 の 寒 。 た だ 温 経 湯 は 瘀 血 の た め 一 部 熱 化 し て い る 。 ゆ え に 牡 丹 皮 が 含 ま れ て い る 。


にほんブログ村 

テーマ:漢方・東洋医学 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

冷 え 性 の 漢 方 治 療 、女 性 2 題



四条河原 (五条方面を望む), July 12 2014四条河原町 川床料理





京都先斗町鴨川, 四条大橋より三条大橋を望む 







「 東 京 か ら や っ て 来 た 」 と 言 う と、「 京 都 ど な い や す ~ 」 と 聞 か れ る 。 そ ん な と き は よ く 「 ほ ん と の こ と 言 っ て か ま い ま せ ん か 」 と 答 え る 。 京 都 は 現 代 都 市 と し て の 発 展 が 抑 制 さ れ て き た?  歴 史 の 遺 産 を 保 存 す る こ と に や ぶ さ か で は な い が、 コ ミ ュ ニ テ ィ は い ま を 生 き る 人 び と の た め に 存 在 す る 。 己 の 幸 せ の た め に 生 き る こ と が 他 人 の 幸 せ に も 繋 が る 。 い ま の 幸 せ を 求 め、 人 類 は 創 造 し 進 化 し て き た 。

日 本 一 悪 い と 言 わ れ る 交 通 マ ナ ー は 交 通 網 の 悪 さ に よ る 。 古 都 の 景 観 を 守 る の で あ れ ば、 逆 に 交 通 網 の 近 代 化 を 図 る こ と が 必 要 だ 。 交 通 網 の 不 便 さ は 市 民 生 活 を 直 撃 し、 市 民 の 心 身 に 多 大 な ス ト レス を 与 え る 。 先 進 都 市 整 備 を 急 ぐ べ き だ 。 現 代 文 明 は 上 に 伸 び る モ ダ ン な 都 市 を 希 求 す る 。 古 代 よ り 人 々 は 天 空 に 魅 せ ら れ て き た 。

高 層 化 は 広 く 自 由 な 土 地 が 得 ら れ、 「 古 」 と の 緩 衝 地 帯 に 繋 が る 。 高 さ 規 制 は 投 資 の 足 か せ だ 。 現 代 建 築 と 文 化 的 建 造 物 の コ ラ ボ 。 守 り に 徹 し て 発 展 を 逃 す か、 攻 め に 転 じ て 飛 躍 を と げ る か 。 さ て・・・ 観 光 客 に は あ こ が れ の ま ち だ が、 い ま に 住 む 京 都 の ひ と に は ???

80 代 女 性 。 近 医 で 高 血 圧の 治 療 を う け て い る 。 1 年 前 か ら 腰 痛 を 患 い 日 中 は コ ル セ ッ ト が 離 せ な い 。 以 前 か ら 冷 え 性 で 冬 場 に し も や け が 出 現 し て い た が、 最 近 は 夏 場 で も 足 が 冷 え る 。 食 欲 は 良 好 。 脈 は 76 、沈 細 で 両 尺 脈 弱 。 舌 は 淡 紅 で 少 苔 で 嫩、 舌 下 静 脈 の 怒 張 あ り 。 腹 部 は 軟 弱 で あ る 。 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯附 子 末 を 投 与 。

2 週 間 後、 腰 痛 が 楽 に な っ た 。 コ ル セ ッ ト を し な く て も よ く な っ た 。 冷 え も 感 じ な く な っ た 。 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 は し も や け に 効 く 。 ま た 高 齢 者 の 変 形 性 脊 椎 症 に よ る 疼 痛 に も 有 効 だ 。 冷 え が つ よ け れ ば 附 子 を 加 え る と さ ら に 効 果 的 だ 。 し も や け で 瘀 血 が あ れ ば 桂 枝 茯 苓 丸肝 鬱 が あ れ ば 抑 肝 散 な ど を 加 え る と 効 果 が 高 ま る 。

40 代 女 性 。 半 年 前 か ら 手 足 の 冷 え と 肩 こ り が ひ ど く な って き た 。 立 ち く ら み も す る 。 子 宮 内 膜 症 に よ る 生 理 痛 が つ ら い た め ホ ル モ ン 薬 を 服 用 し て い る 。 イ ラ イ ラ す る 。 緊 張 感 も つ よ く 発 汗 も 多 い 。 寝 つ き が 悪 く 途 中 覚 醒 も 多 い 。 脈 は 88 で 沈 細 偏 弦 。 舌 は 淡 紅、 白 苔 (+) 。 歯 根 も み ら れ る 。 舌 下 静 脈 怒 張 (3+) 。 右 に 胸 脇 苦 満 を 認 め、 臍 上 に 動 悸 (3+) 。 そ こ で 加 味 逍 遥 散桂 枝 加 竜 骨 牡 蠣 湯 を 投 与 。

2 週 間 後、 冷 え を ほ と ん ど 感 じ な く な っ た 。 寝 つ き が よ く な っ た 。 緊 張 感 や 発 汗 が 減 っ て き た 。 肩 こ り も 楽 。 本 例 は 上 記 の 末 梢 循 環 障 害 に よ る 冷 え と は 異 な る 。 本 例 は 緊 張 し や す く、 精 神 性 発 汗 が 多 い こ と か ら わ か る よ う に、 交 感 神 経 が 日 常 的 に 緊 張 し て い る の だ 。

交 感 神 経 が 緊 張 す る と、 末 梢 の 細 小 動 脈 は 収 縮 す る た め 、手 足 の 血 流 が 低 下 し、 手 足 が 冷 え を 感 じ る よ う に な る 。 し か し 体 内 の エ ネ ル ギ ー 産 生 は む し ろ 亢 進 し て い る 。 末 梢 動 脈 が 収 縮 す る と、 そ の 分 血 液 は 大 動 脈 に 流 れ る た め、 動 脈 の 拍 動 が 高 ま る の だ ( 臍 上 悸 ) 。 加 味 逍 遥 散 で 月 経 な ど で 不 足 す る、 肝 の 陰 血 を 補 い、 肝 鬱 を 除 く 。 桂 枝 加 竜 骨 牡 蠣 湯 は、 異 常 な 緊 張 を 緩 め、 気 血 の 衝 逆 を 降 ろ す 。

し も や け で 冷 え 性 と く れ ば、 当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 は す ぐ 思 い つ く が、 本 剤 は 冷 え に よ る 痛 み 全 般 に も 有 効 だ 。 陰 部 や 下 腹 部 の 痛 み か ら 上 腹 部 痛、 さ ら に は 胸 痛 や 頭 痛 に も 奏 功 す る 。 一 方 現 代 社 会 は ス ト レ ス に よ る 冷 え も 多 く み ら れ る た め 注 意 を 喚 気 し た い 。


にほんブログ村 

テーマ:膝痛、腰痛、肩こりよ、さようなら! - ジャンル:ヘルス・ダイエット

「 冷 え 性 」 の 特 効 薬 は “ こ れ ” だ



サボテン公園、40年前はピラミッド型の温室だけだった?大学時代に1度訪れた城ヶ崎海岸、しばしばサスペンスの舞台に 







            東 京 新 聞 9 月 2 6 日 夕 刊 に 、
          近 衛 文 麿 元 総 理 の 記 事 が あ っ た 。
          そ の 中 に 、宇 垣 一 成
元 陸 軍 大 臣 の
             近 衛 評 が 掲 載 さ れ て い た 。
              聡 明 で 気 持 ち が よ い が 、
                  知 恵 が 余 っ て
             胆 力 と 決 断 力 が な か っ た 。
           知 恵 は 人 か ら 借 り ら れ る が 、
           度 胸 は 人 か ら 借 り ら れ な い 。


    近 衛 公 の 性 格 を 端 的 に 表 し て い る 言 葉 と 思 わ れ る 。


冷 え 性 を 治 療 す る 場 合 は 「 膈 」 に 着 目 す る こ と が 大 切 に な る 。 「 膈 」 に お け る 「気 」 の 出 入 障 害 が 、 冷 え 症 の 原 因 で あ る 場 合 が 多 い 。 気 の 不 足 ( 気 虚 ・ 陽 虚 ) は 、 エ ネ ル ギ ー 代 謝 ( 異 化 ) の 低 下 を 意 味 し 、冷 え 性 と な る 。 し か し 、気 の 産 生 が 正 常 で も 、気 の “ 出 入 り ” が ス ム ー ズ に 行 か な い と 、冷 え を 感 じ る 。 回 転 式 の 扉 ( ド ア ) の 前 で 、ひ と の 出 入 り が 停 滞 す る よ う に! 治 療 は 柴 胡 ・ 麻 黄 ・ 桂 枝 で 、 「 気 」 を 内 か ら 外 へ と 運 搬 ・ 供 給 、そ し て 芍 薬 で 「 気 」 を 内 へ と 還 流 ・ 循 環 す る の で あ る 。

「 体 内 の エ ネ ル ギ ー 産 生 が 減 少 す れ ば 、“ 冷 え 性 ” と な る 」 。 こ の 場 合 は “ 体 を 温 め れ ば 良 く な る ” 、 と だ れ も が 気 が つ く 。 意 外 と 見 逃 さ れ て い る の が 、「 膈 」 に お け る 「 気 」 の 出 入 不 利 に よ る 「 冷 え 性 」 で あ る 。 ス ト レ ス 社 会 で は 、気 の 流 れ が 停 滞 ( 鬱 滞 )し 易 い 。 膈 で の 出 入 不 利 は 、こ れ と 一 連 の も の で あ る 。

『 傷 寒論 』 第 3 1 8 条 の 「 四 逆 散 」 証 で み ら れ る “ 手 足 逆 冷 ” ( 手 足 の 冷 え ) は 、気 の 流 れ の “ 鬱 滞 ” に 起 因 す る 。 四 逆 散 は 柴 胡 ・ 芍 薬 ・ 枳 実 ・ 甘 草 の 四 味 よ り な り 、柴 胡 と 芍 薬 の コ ン ビ 、 「 出 」 と 「 入 」 で あ る 。 女 性 の “ ス ト レ ス ” に 伴 う 冷 え 性 に は 、 「 柴 胡 ・ 桂 枝 - 芍 薬 」 コ ン ビ で あ る 、柴 胡 桂 枝 湯 が 意 外 と 有 効 。

柴 胡 桂 枝 湯 の 「 黄 芩 」 は 清 熱 作 用 を 有 す る が 、 気 の 鬱 滞 で は 化 熱 す る た め 有 用 な 場 合 も 多 い 。 女 性 の 気 の 鬱 滞 に よ る 病 理 に は 、し ば し ば 加 味 逍 遥 散 が 用 い ら れ る 。 更 年 期 障 害 ・ 生 理 不 順 ・ 生 理 痛 ・ 自律 神 経 失 調 症 ・ 冷 え 性 ・ お 肌 の ト ラ ブ ル な ど に 頻 用 さ れ る 。 し か し 、体 内 に 痰 飲 ( 水 ) が 停 滞 し て い る 場 合 に は 、半 夏 を 含 む 柴 胡 桂 枝 湯 が ベ タ ー と な る 。「 痰 飲 」 の 停 滞 は 、「 気 」 の 流 れ の “ 障 害 物 ” と な り 、悪 循 環 す る か ら で あ る 。

平 胃 散半 夏 厚 朴 湯香 蘇 散 な ど と 合 方 す る と 、痰 飲 を 排 除 す る 力 が 強 ま る 。 気 の 流 れ が 改 善 す る と 、ス トレ ス 症 状 も 改 善 し、冷 え 症 も 消 え て 行 く 。 ス ト レ ス に よ る 冷 え 性 が 意 外 と 多 い の で あ る 。  “ 障 害 物 ” が そ れ 程 で な く 、血 ( 陰 血 ) が 不 足 し て い る よ う な 場 合 が 、加 味 逍 遥 散 の 適 用 と な る 。 抑 肝 散 の 適 用 は 、見 る か ら に イ ラ イ ラ ・ キ ッ キ し て い る ( 内 風 ) よ う な 場 合 だ 。
 
血 虚 で 血( 肝 )寒 ( 血 虚 寒 凝 ) に よ る 「 冷 え 性 」 の 場 合 は 、当 帰 四 逆 加 呉 茱 萸 生 姜 湯 が 著 効 す る 。 本 剤 は 桂 枝 湯 に 当 帰 ・ 呉 茱 萸 ・ 細 辛 ・ 木 通 を 加 え た も の と 見 做 す こ と も で き る 。 桂 枝 湯 は 営 衛 を 和 し 、営 血 を 行 ら せ る 。  当 帰 は 血 を 補 い 、呉 茱 萸 は 肝 を 温 め 、細 辛 は 散 寒 ・ 止 痛 に 働 く 。 手 足 の 冷 え だ け で な く 、「 寒 」 に よ る 生 理 痛 や 頭 痛 や 腰 痛 や 腹 痛 な ど に も 有 効 で あ る 。 陰 血 の 不 足瘀 血 が よ り 明 ら か で あ れ ば 、 温 経 湯 を 用 い る 。  


     秀 吉 は 智 恵 で 天 下 を 取 っ た と 言 わ れ る 。
      そ れ も そ う だ が 、そ れ だ け で は あ る ま い 。
     彼 が 天 下 人 に な れ た の は 、ス ピ ー ド に あ る 。
      決 断 と 行 動 が 疾 風 の よ う に 迅 速 で あ っ た 。
      胆 力 は 相 当 の も の で あ っ た と 想 像 さ れ る 。
     天 下 人 に な っ て か ら の 行 動 は ? ? ? で あ っ た が 。

           「 急 い て は 事 を 仕 損 ず る 」 、
               と 言 わ れ る が 、
           「 少 し 時 間 を 頂 け ま す か 」 、
               と 悠 長 で は 、
        モ ー メ ン タ ム が 失 わ れ 、勝 機 を 逃 す 。
         そ れ が 開 戦 前 夜 の 近 衛 公 で あ っ た 。

        熟 考 し て か ら 行 動 す る の で は な く 、
           走 り な が ら 考 え れ ば よ い の だ 。
            行 動 せ ず ば 、名 案 浮 か ば ず 。
          会 議 し て い る 暇 が あ れ ば 、走 れ  



にほんブログ村

テーマ:漢方・東洋医学 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

冷 え 症 は ス ト レ ス が 原 因



新宿駅南口、右後方は池袋のサンシャインビル新宿駅南口、右は高島屋タイムズスクエア






【 中 年 の 男 性 】 1 年 半 前 か ら 手 足 が 冷 え て 強 く 痛 み 、背 中 ・ 上 腕 が 悪 寒 す る 。 頭 ・ 項 部 が 締 め つ け ら れ る よ う に 痛 む 。 ツ ム ラ の 紹 介 で 受 診 。 既 往 歴 : 1 5 年 前 か ら 高 血 圧 ・ 糖 尿 病 ・ 高 脂 血 症 で 治 療 中 。 脈 は 56 、沈 滑 有 力 。両 尺 弱 。舌 暗 紅 、白 膩 苔 。舌 下 静 脈 怒 張 。 心 肺 清 。食 欲 良 好 。 大 便 は 不 爽 。 お 腹 が 張 っ て ガ ス が 多 い 。 睡 眠 は 寝 つ き が 悪 く 、途 中 覚 醒 が 3 ? 4 回 も あ る 。 夢 も 多 い 。 起 床 が つ ら い 。 頭 が ボ ー ッ と し て い る 。 咽 喉 の 痞 塞 感 あ り 。 空 気 が 不 足 す る 感 じ が あ る 。 細 か く 考 え る 方 。イ ラ イ ラ す る 。 い ろ い ろ 考 え た り 、冷 え て い る の で は と 神 経 を 集 中 さ せ る と 、ま す ま す 悪 化 。 首 か ら 上 に は 汗 を か く 。 盗 汗 も 時 々 み ら れ る 。

     診 断 は 肝 気 鬱 結 ・ 痰 濁 壅 蔽 清 竅 ・ 阻 滞 経 絡 。
          治 療 は 、温 胆 湯 加 減 を 投 与 。
柴 胡 7 、芍 薬 9 、牡 丹 皮 9 、半 夏 9 、茯 苓 9 、竹 筎 9 、枳 実 6 、遠 志 5 、山 梔 子 9 、桂 枝 6 、甘 草 3 、竜 骨 10 ( 先 煎 ) 、牡 蠣 10 。 2 週 間 後 。 冷 え は 変 わ ら な い が 、睡 眠 が 良 く な っ て き た 。 喉 の 奥 の 痞 塞 感 も 多 少 良 く な り 、 便 通 も 改 善 し て き た 。 頭 が 鉢 巻 で 締 め つ け ら れ る よ う だ 。 処 方 は 、柴 胡 9 、芍 薬 9 、牡 丹 皮 9 、半 夏 9 、茯 苓 9 、竹 筎 9 、楼 仁 9 、枳 実 6 、遠 志 5 、黄 連 3 、山 梔 子9 、生 姜 2 、甘 草 3 、竜 骨 10 、牡 蠣 10 と す る 。

2 週 間 後 。 足 の 冷 え が 大 分 改 善 し た 。 イ ラ イ ラ も 少 な く な っ た 。 以 前 よ り 目 が 霞 む 。 菊 花 9 を 加 え 、黄 連 を 5 、生 姜 を 3 に 増 量 。 2 週 間 後 。 冷 え は さ ら に 改 善 。 睡 眠 も 良 い 。 頭 痛 が ま だ あ る 。 頭 に 空 気 を 入 れ ら れ て い る 感 じ が す る 。 処 方 は 、柴 胡 9 、桂 皮 4 、芍 薬 9 、牡 丹 皮 9 、半 夏 9 、茯 苓 9 、竹 筎 9 、枳 実 6 、遠 志 5 、黄 連 3 、山 梔 子 9 、生 姜 1 、甘 草 3 、竜 骨 10 ( 先 煎 ) 、牡 蠣 10 ( 先 煎 ) と す る 。

2 週 間 後 。 冷 え は 時 々 感 じ る 程 度 に 。 湯 た ん ぽ が 不 要 に 。 喉 の 痞 塞 感 も 消 失 。 頭 痛 も あ ま り 起 き な く な っ た 。 ま た ま た 今 回 の 症 例 も 温 胆 湯 加 減 。 な ぜ 温 胆 湯 を こ ん な に 使 用 す る の か 、現 代 医 学 の 弱 点 と 言 う か 、概 念 の 違 い か 、「 怪 病 多 痰 」 、治 り 難 い 病 は “ 痰 ” が 原 因 ? ! 現 代 医 学 で 治 ら な い の で 漢 方 を 訪 れ る 。

痰 ( 痰 飲 ) は 三 焦 水 道 の 壅 滞 で 生 じ る 。 少 陽 三 焦 の 流 通 は 胆 気 が 主 宰 す る 。 胆 虚 ( 胆 鬱 ) の 痰 飲 を 治 療 す る の が 温 胆 湯 。 胆 は 肝 の 腹 に 付 属 す る 奇 恒 の 腑 で あ る 。 胆 虚 の 多 く は 肝 の 疏 泄 失 調 で 生 じ る 。 そ こ で 温 胆 湯 と 柴 胡 剤 を プ ラ ス す る の で あ る 。 柴 胡 温 胆 湯 と で も ネ ー ミ ン グ し ま し ょ う か 。 真 の 冷 え 症 は 意 外 と 少 な い 。 気 鬱 に よ る 場 合 が 多 い 。



にほんブログ村

テーマ:健康で過ごすために - ジャンル:ヘルス・ダイエット

最新記事
最新トラックバック
カテゴリ
QRコード
QRコード