前 白 血 病 状 態 「骨 髄 異 形 成 症 候 群」


明治10年創業の銀座二葉鮨ビルのなかに昭和20年代の木造建築が






先 月 昼、 銀 座 「 二 葉 鮨 」 を 初 め て 訪 れ て み た 。 お 店 は 周 囲 か ら 隔 絶 し た 古 い 木 造 建 築 。 暖 簾 を く ぐ る と、 遠 い 昔 の 懐 か し い 情 景 が 目 に 入 っ て き た 。 創 業 は 明 治 10 年、 い ま の 店 舗 は 昭 和 20 年 代 の も の と い う 。 5 代 目 当 主 の 握 り は 丹 念 で 隙 が な い 。 甘 く な く 酢 の 利 い た 好 み の 味 だ 。 5 貫 づ け の 真 子 に は 感 銘 。 時 期 な ら 10 貫 づ け も 握 る と か 。 ま た 来 よ ー ッ と 。

7 0 代 初 め の 男 性 。 5 年 前 に 全 身 倦 怠 感 出 現 し た た め 総 合 病 院 を 受 診 。 血 液 内 科 を 紹 介 さ れ 骨 髄 生 検 や 染 色 体 の 検 査 を 受 け、 骨 髄 異 形 成 症 候 群 と 診 断 さ れ た 。 治 療 は 骨 髄 移 植 し か な い と 言 わ れ 経 過 観 察 と な っ た 。 し か し 倦 怠 感 が 持 続 す る た め、 知 人 の 紹 介 で 漢 方 治 療 を 希 望 し 受 診 と な っ た 。 以 前 か ら 尿 酸 値 が 高 く ア ロ プ リ ノ ー ル を 服 用 し て い る の だ が、 受 診 時 は痛 風 発 作 を 発 症 し て い た 。 母 趾 基 部 が 発 赤 腫 脹 し、 疼 痛 で 歩 行 が 困 難 な 状 態 で あ っ た 。 漢 方 的 に は 湿 熱 が 母 趾 部 に 下 注 し て い る も の と 診 断 。 

治 療 は 清 熱 化 瘀 化 痰 と す る 。 麻 黄 5、 芍 薬 9、 牡 丹 皮 9、 桃 仁 5、 忍 冬 藤 9、 知 母 9、 黄 耆 9、 人 参 3、 蒼 朮 9、 茵 陳 蒿 15、 木 通 6、 甘 草 2、 生 姜 0.5、 石 膏 35( 先 煎 )を 投 与( す べ て 保 険 で 処 方 ) 。 ア ロ プ リ ノ ー ル は 重 篤 な 副 作 用 と し て 再 生 不 良 性 貧 血 が あ る た め、 本 人 希 望 も あ り 中 止 と し た 。 2 週 間 後 に は 痛 風 発 作 は 消 失 。 そ こ で 本 格 的 に 骨 髄 異 形 成 症 候 群 の 治 療 を 行 う こ と に し た 。

舌 に 白 膩 苔 が 満 布 し て い る が 、 全 体 に 化 燥 し て い る 。 お 酒 が 大 好 き な た め か、 湿 熱 が 停 滞 し て い る の だ が、 熱 の た め 傷 津 さ れ、 陰 津 が 不 足 し た 状 態 に 変 化 し て い る 。 治 療 は 滋 陰 養 血 を 主 と し、 化 痰 を 従 と し 補 気 を 兼 ね た 。 補 気 剤 で あ る 人 参 ・ 黄 耆 に は 免 疫 力 を 高 め る 働 き が あ る が、 黄 耆 に は 骨 髄 の 造 血 能 の 回 復 を 促 進 す る 働 き が あ る た め、 骨 髄 異 形 成 症 候 群 や 再 生 不 良 性 貧 血 に は 必 須 の 生 薬 と な る 。 処 方 は、 柴 胡 3 、乾 地 黄 6、 玄 参 4、 麦 門 冬 6、 当 帰 6、 芍 薬 6、 五 味 子 6、 人 参 3、 黄 耆 8、 茵 陳 蒿 5、 陳 皮 4、 大 棗 6 と し た( す べ て 保 険 調 剤 )。

そ の 後、 上 記 の 加 減 方 を 3 年 間 服 用 し、 エ キ ス の 参 耆 剤 に 変 更 し 服 用 し て い る 。 骨 髄 異 形 成 症 候 群 の 欧 米 で の 5 ~ 10 年 生 存 率 は 10 ~ 20 % と さ れ る が、 診 断 か ら か れ こ れ 5 年 に も な る の だ が、 貧 血 や 白 血 球 数 も 改 善、 毎 日 お 酒 も 楽 し ん で い る 。 仕 事 も 年 齢 以 上 の 働 き で、 と き に は 重 労 働 も こ な し て い る 。 が ん 医 療 は 現 代 医 学 が 主 戦 場 で あ る 。 進 行 が ん で も 治 療 に よ り 寛 解 と 悪 化( 一 進 一 退 )を 繰 り 返 し な が ら、 し ば ら く 小 康 状 態 を 得 る こ と も 珍 し く な い 。 漢 方 は あ く ま で も 補 助 で あ り、 過 剰 に 評 価 し て は い け な い 。 本 例 は 白 血 病 に は 未 だ 移 行 し て い な い 病 態 で あ る 。


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皮 下 出 血 の 原 因 は 胃 腸 虚 弱 !



赤坂プリンスホテル(今年が最後のツリー) Dec.4th,2010表参道 Dec.4th,2010





表参道(11年ぶりの復活)






症 例 : 8 0 代 の 女 性 。 高 血 圧 と 骨 粗 鬆 症 で 以 前 か ら 治 療 中 。 4 か 月 前 か ら 誘 因 な く 腕 に 内 出 血 が 出 没 す る よ う に な っ た 。 ま た 最 近 、起 床 時 に 体 の だ る さ が 著 し く 、疲 れ や す く な っ た 。 顔 色 は 精 彩 な く 、腕 に 1 0 cm 前 後 の 内 出 血 が 数 ヵ 所 み ら れ る 。 血 圧 は 1 2 0 / 8 0 。 脈 は 6 6 、滑 。 舌 は 暗 紅 で 白 腐 苔 が 満 布 。 食 欲 、便 通 は 良 好 。 睡 眠 は 眠 剤 を 服 用 中 。 暑 く も 寒 く も な い 。

脾 虚 ( 消 化 管 の 機 能 低 下 ) と 考 え 六 君 子 湯 を 投 与 。 2 週 間 後 、疲 れ な く な っ た 。 新 し い 出 血 が 出 現 せ ず 、内 出 血 も 消 退 し た 。 初 診 の 血 液 検 査 は 貧 血 な く 、出 血 ・ 凝 固 系 と も 正 常 で あ っ た 。

高 齢 者 、特 に 女 性 で は 皮 膚 に 内 出 血 が 出 現 す る こ と が 多 い 。 日 常 的 な 軽 度 の 外 力 で 血 液 が 漏 れ 出 る と は 、ど う し た こ と か 。 女 性 で は 瘀 血 と さ れ そ う だ が 、意 外 と 気 虚 に よ る 場 合 が 多 い 。

固 摂 作 用 が 低 下 す る た め 、血 液 が 脈 外 に 漏 れ 出 る た め ダ ~ ッ。 後 天 の 気 ( エ ネ ル ギ ー ) は 、胃 腸 で 食 物 よ り 消 化 吸 収 さ れ る 。 消 化 管 の 働 き が 低 下 す る と 気 が 不 足 し 固 摂 作 用 は 低 下 す る 。

脾 虚 が 改 善 す る と 、気 が 充 実 し 、疲 れ も 吹 っ 飛 ん で し ま ウ ~ ッ。 内 出 血 も 治 っ て 目 出 度 し 。 今 回 は あ た り 前 の 症 例 で し タ ~ ッ 。


近 々 、両 眼 の 著 し い 視 力 低 下 が 改 善 し た 緑 内 障 を 解 説 す る 。 エ ビ デ ン ス = 視 野 検 査 で 改 善 が 証 明 さ れ た ; ケ ー ス で あ る 。 網 膜 色 素 変 性 症 の 治 療 は 、桃 紅 四 物 湯 加 減 が 有 名 な の だ が 緑 内 障 の 煎 じ 薬 に よ る 治 療 は 、ど の よ う に す れ ば 宜 し い の か



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