「 柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 」 は 喘 息 に も 効 く


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湿 熱 に よ る 実 証 の 気 管 支 喘 息 の 特 効 薬 は 五 虎 湯 柴 陥 湯 で あ る 。 本 来 は 五 虎 湯 + 小 陥 胸 湯 で よ い の だ が、 小 陥 胸 湯 が エ キ ス 剤 に な い こ こ と と、 喘 息 患 者 は ス ト レ ス が 多 い た め、 柴 胡 を 含 ん だ 柴 陥 湯 が ベ タ ー と 考 え て の こ と で あ る 。 ス ト レ ス の 場 合 の 喘 息 に は 神 秘 湯 が あ る が、 化 痰 ・ 清 熱 作 用 が 少 な い た め、 小 児 の よ う に 病 根 の 浅 い 場 合 や、 リ ン パ 系 が 未 達 な 場 合 に 有 効 と い え る 。

ス ト レ ス で 腹 直 筋 が 緊 張 し て い る よ う な 実 証 で あ れ ば 四 逆 散 五 虎 湯 が 有 効 で あ る 。 虚 証 な ら ば 小 建 中 湯 を 考 慮 す る 。 小 建 中 湯 は 元 気 が な く 疲 れ や す く ( 注 : 虚 証 が 隠 れ て い る 場 合 も あ る ) 、 腹 診 で 腹 直 筋 の 緊 張 が 目 立 ち、 動 悸 を 触 れ る 場 合 に 有 効 で あ る 。 あ ら ゆ る 疾 患 に 利 用 で き る と い っ て も 過 言 で は な い 。

小 建 中 湯 証 で は 脾 腎 が 虚 し て い る た め、 邪 気 が 上 逆 し や す い 。 そ れ に 伴 い 肺 気 の 粛 降 ( 納 気 ) が う ま く 行 か な く な り、 発 症 す る 。虚 証 で あ っ て も 脾 胃 が 冷 え て 水 飲 が 停 滞 し、 肺 に 上 逆 し て 喘 息 や 鼻 炎 が 発 症 し て い る 場 合 は、 小 青 竜 湯 で あ る 。 小 建 中 湯 証 で も 小 青 竜 湯 証 で も、水 邪 の 有 無 を 別 に す る と、 正 気 が 上 ら ず 邪 気 が 上 逆 す る た め 、 肺 の 宣 散 粛 降 が 障 害 さ れ 、 喘 息 が 発 症 す る 。 そ れ ゆ え 両 剤 に は 桂 皮 を 含 み、 正 気 を 肺 に 上 達 す る の で あ る 。

喘 息 も 発 症 初 期 で あ れ ば、 神 秘 湯 に 化 痰 降 逆 作 用 の あ る 半 夏 厚 朴 湯 な ど を 合 方 す れ ば よ い と 思 う が、 な か な か 治 ら な い と 熱 化 す る た め、 清 熱 剤 の 加 味 が 必 要 と な る 。 そ こ で 成 人 で は 上 記 の 五 虎 湯 + 柴 陥 湯 と な り、 小 児 ( と き に 成 人 女 性 も ) で は 五 虎 湯 + 柴 朴 湯 / 小 柴 胡 湯 と な る 。 寒 性 の 小 青 竜 湯 で も 石 膏 が 必 要 と な り、 小 青 竜 湯 + 桔 梗 石 膏 / 麻 杏 甘 石 湯 を 処 方 す る こ と に な る 。

柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 も 喘 息 に 有 効 と 云 わ れ て い る 。 著 者 の 経 験 で は 自 律 神 経 が 失 調 し、 不 安 や 緊 張 が 認 め ら れ、 と く に 顔 や 頭 か ら の 著 明 な 発 汗 と、 の ぼ せ や 動 悸 も 認 め ら れ る ( 頭 か ら の 汗 は の ぼ せ の 結 果 か も し れ な い ) 。 ま た、 下 痢 や 小 便 不 利 の よ う に 、 水 飲 が 関 与 し て い る よ う に 感 じ て い る 。 本 剤 に も 桂 枝 が 含 ま れ る 。 気 の 上 逆 が、 喘 息 + 発 汗 / の ぼ せ / 不 安 の 原 因 か



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奇 怪 な 「 津 液 病 」 を 治 す


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以 前、 ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 の 多 く は、 水 飲 の 停 滞 ( 湿 熱 ) が 原 因 と 述 べ た 。 長 期 化 す れ ば 湿 熱 の “ 熱 ” が 皮 膚 を 構 成 す る 陰 血 を 灼 損 す る た め、 皮 膚 の 乾 燥 が 著 し く な り、 滋 陰 養 血 さ ら に は 活 血 化 瘀 が 必 要 と な る 。 皮 膚 炎 の 初 期 な ら 清 熱 利 湿 化 痰 が 有 効 だ 。

「 異 病 同 治 」 と い う 中 医 学 用 語 が あ る 。 異 な る 病 が 同 じ 治 療 ( 漢 方 薬 ) で 改 善 す る こ と を 意 味 す る 。 漢 方 で は 気 ・ 血 ・ 水 の 異 常 が 病 気 の 原 因 と 考 え る た め、 現 代 医 学 で は 病 名 が 異 な っ て い て も、 漢 方 医 学 的 に 原 因 が 同 じ で あ れ ば 治 療 法 は 同 じ だ 。 現 代 医 学 で も 異 な る 病 気 に し ば し ば ス テ ロ イ ド が 処 方 さ れ る 。

50 代 男 性 。 1 ヶ 月 前 腰 痛 出 現 し 歩 け な く な っ た 。 整 形 外 科 で 腰 椎 ヘ ル ニ ア ( L4 - 5 ) と 診 断 さ れ 治 療 を う け る ( 消 炎 鎮 痛 剤 と 理 学 療 法 ) 。 10 日 前 よ り 夜 に 喘 鳴 を と も な う 咳 が 出 現 し て 眠 れ な い 。 現 在 糖 尿 病 で 加 療 中 。 以 前 か ら カ ゼ を 引 く と 喘 息 が 起 き や す い 。 支 え ら れ て 来 院 。 脈 は 80 で 滑 弦 。 舌 は 暗 紅 で 舌 苔 が 厚 い 。 麻 黄 5、 杏 仁 7、 芍 薬 9、 牡 丹 皮 9、 半 夏 7、 茯 苓 9、 栝 楼 仁 9、 防 已 9、 枳 実 5、 生 甘 草 3、 乾 生 姜 1、 石 膏 40 ( 先 煎 ) を 投 与 。

2 週 間 後、 普 通 に 歩 け る よ う に な っ た 。 咳 は 止 ま っ た が 痰 が ま だ で る 。 杏 仁 ・ 半 夏 を 9、 石 膏 を 50 と 増 量 し、 防 已 を 厚 朴 4 に 変 更 。 2 週 間 後、 喘 息 も 治 ま っ た た め 治 療 を 中 止 。 そ の 後 も 再 発 な し 。

本 例 は 湿 熱 に よ り 引 き 起 こ さ れ た 腰 痛 で あ っ た 。 腰 部 に 湿 熱 が 鬱 滞 し た た め、 気 血 の 流 通 が 阻 害 さ れ ( 不 通 則 痛 ) 腰 痛 が 出 現 し た 。 喘 息 の 成 人 例 の 多 く は 湿 熱 を 原 因 と す る こ と は 論 を ま た な い 。 本 例 の 喘 息 も 胸 ( 肺 ) に 潜 在 す る 湿 熱 が、 肺 の 宣 散 粛 降 作 用 を 阻 害 し た た め 発 症 。 麻 黄 で 宣 散、 杏 仁 ・ 芍 薬 ・ 石 膏 で 粛 降 を 行 い、半 夏 ・ 栝 楼 仁 ・ 厚 朴 で 化 痰 降 逆 し 喘 息 も 治 癒 し た 。

宣 散 粛 降 作 用 が 改 善 さ れ る と、 全 身 の 三 焦 ( 水 道 ) の 流 れ が ス ム ー ズ に な り、 鬱 滞 し て い た 余 分 な 水 が 排 除 さ れ る 。 体 が 軽 く 感 じ ら れ、 腰 痛 や 関 節 痛 も 改 善 し、 慢 性 皮 膚 炎 も 改 善 に 向 か う 。 本 例 で は 麻 黄 ‐ 石 膏 ( 宣 散 ‐ 粛 降 ) で 腰 痛 も 喘 息 も よ く な っ た 。 本 例 は 煎 剤 で 治 療 し た が 漢 方 エ キ ス 製 剤 で 治 療 す る と す れ ば、 腰 痛 を 主 眼 と す る と 越 婢 加 朮 湯 + 防 已 黄 耆 湯 、 喘 息 を 主 眼 とす る と 五 虎 湯 柴 陥 湯 と な ろ う 。 津 液 病 に よ る 喘 息 に 有 用 だ



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「 四 逆 散 + 五 虎 湯 」 が 著 効 し た 気 管 支 喘 息


国立競技場. 2020年東京オリンピックに向け工事中国立競技場→神宮球場→秩父宮ラグビー場↑赤坂御用地





                  若 い 歌 声

テ ィ ー ン エ ー ジ ャ ー の 女 子 。 幼 児 期 か ら の ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 と 気 管 支 喘 息 。 ア ト ピ ー は ス テ ロ イ ド 軟 膏 で 安 定 し て い る 。 喘 息 も 毎 日 朝 晩 の ス テ ロ イ ド の 吸 入 で 安 定 し て い た が 、半 年 前 に シ ョ ッ キ ン グ な 出 来 事 に 会 い 、そ れ 以 来 悪 化 し 発 作 が 毎 晩 出 現 す る よ う に な っ た 。 気 管 支 拡 張 剤 の テ ー プ や 吸 入 も 行 い 、何 と か 凌 い で い る 状 態 と な っ た た め 、遠 方 よ り 漢 方 薬 を 希 望 し 来 院 。 シ ン グ レ ア も 服 用 し て い る 。

表 情 が 硬 く 言 葉 数 も 少 な い 。 脈 は 82 で 細 滑 。 舌 は 偏 紅 、や や 胖 大 、薄 白 苔 (+) 。 舌 下 静 脈 の 怒 張 あ り 。 腹 診 で 左 右 の 腹 直 筋 の 緊 張 が 目 立 つ 。 腹 力 は 充 実 。 動 悸 や 圧 痛 は 認 め な い 。 食 欲 良 好 。 便 通 も 順 調 。 生 理 は ま だ 不 規 則 。 発 作 は 毎 晩 起 き る が 、日 中 も 運 動 な ど で 出 現 す る 。 汗 は 少 な い 方 だ が 手 掌 に は ベ ッ ト リ か く 。 緊 張 し や す い 。 肝 鬱 の た め 肺 の 宣 散 粛 降 不 利 が 生 じ た 。 四 逆 散五 虎 湯 を 投 与 。 3 週 間 後 明 る い 笑 顔 で や っ て 来 た 。 あ れ か ら 発 作 は 起 き て い な い 。 経 口 薬 も 吸 入 薬 も 中 止 し た 。 学 校 で 1000 メ ー ト ル ラ ン ニ ン グ の 後 、 1 度 出 現 し た が 2 時 間 で 治 ま っ た 。 ア ト ピ ー も 痒 み が な く な っ た の で ス テ ロ イ ド 軟 膏 も 中 止 し た 。 緊 張 感 も 大 分 楽 に な り 気 分 良 好 だ 。

肺 の 宣 散 粛 降 が 失 調 す れ ば 咳 が で る 。 し か し 「 五 藏 六 府 は 皆 、人 を し て 咳 せ し め 、肺 独 り に 非 ず 」 と い わ れ る よ う に 、宣 散 粛 降 を 障 害 す る 病 態 は 色 々 あ る ( 腎 咳 ・ 肝 咳 etc ) 。 腎 の 納 気 作 用 が 失 調 す る と 、 肺 気 が 腎 に 納 摂 さ れ な く な る た め 、 宣 散 粛 降 が 失 調 し て 咳 が で る 。肝 の 疏 泄 作 用 が 失 調 す る と 、気 の 循 行 の バ ッ ク ア ッ プ が う ま く 行 か な く な る た め 、肺 の 宣 散 粛 降 が 失 調 し 、喘 息 が 出 現 す る よ う に な る 。

本 例 は 小 児 期 よ り 肺 の 宣 散 粛 降 作 用 の 失 調 ( 喘 息 ) が あ る と こ ろ に 肝 の 肺 に 対 す る バ ッ ク ア ッ プ が 低 下 し た た め 、喘 息 が 悪 化 し た 。そ こ で 肝 の 疏 泄 作 用 を 促 進 す る た め 四 逆 散 、肺 の 宣 散 粛 降 を 改 善 す る た め 五 虎 湯 を 投 与 し た 。 気 管 支 喘 息 を 悪 化 さ せ て い る 原 因 は 肝 鬱 ( 肝 の 疏 泄 失 調 ) で あ る が 、 元 来 の 喘 息 の 原 因 は 肺 の 湿 熱 に あ る た め 麻 黄杏 仁 ( 宣 散 ・ 粛 降 ) に 、清 熱 化 痰 作 用 の あ る 石 膏桑 白 皮 を 加 え た 五 虎 湯 を 併 用 し た 。 肺 の 働 き が 改 善 す る と 皮 膚 を を 守 る 衛 気 の 働 き も 増 強 さ れ る た め 、皮 膚 病 ( ア ト ピ ー ) も 改 善 す 。



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難 治 性 の 気 管 支 喘 息 に は 漢 方 だ



快晴の十国峠付近。絶景の富士も伊豆スカイラインで小田原へと急ぐ途中で






気 管 支 喘 息 は 吸 入 ス テ ロ イ ド が 治 療 に 導 入 さ れ 、コ ン ト ロ ー ル が 容 易 に な っ た 。 し か し WHO に よ る と 世 界 で 2 億 3500 万 人 が 喘 息 に 罹 患 し、 そ の 増 加 率 は 10 年 で 平 均 50 % に も 及 ぶ、 と い う 。 花 粉 の 飛 び 交 う 春 は 喘 息 患 者 に と っ て 厄 介 な 季 節 で あ る 。 5 月 は 米 国 で は 喘 息 の 要 注 意 月 と い わ れ、 5 月 1 日 は 世 界 喘 息 デ ー と な っ て い る 。 日 本 で は 吸 入 ス テ ロ イ ド の 普 及 に よ り 喘 息 死 は 着 実 に 減 少 の 傾 向 に あ る が、 今 日 で も 難 治 性 の 喘 息 は 依 然 多 数 存 在 し て い る 。

そ れ で は 中 医 学 的 に 気 管 支 喘 息 を 考 え て み た い 。 著 者 は 13 年 前 津 液 病 と し て の 気 管 支 喘 息 と 題 す る 論 文 を 発 表 し、 喘 息 の 原 因 の 多 く は 痰 飲 に 起 因 し、 治 療 は 麻 杏 甘 石 湯 合 小 陥 胸 湯 加 減 が 有 効 と 述 べ た 。 こ の 場 合 の 痰 飲 は 熱 化 し て い る 。 元 来 の 痰 飲 は 冷 た い の で あ る が、 改 善 せ ず 長 引 け ば 炎 症 反 応 に よ り 多 く は 熱 化 す る 。 

冷 え て い る よ う で あ れ ば 小 青 竜 湯 加 減 で、 熱 化 す る よ う な ら 石 膏 を 加 え る 。 た だ 胃 の 冷 飲 が 肺 に 上 逆 し 喘 息 が 発 症 す る の が 小 青 竜 湯 で あ る た め、 麻 黄 は 発 散 に 働 く た め 『 傷 寒 論 』 で は 除 く 。 寒 飲 が 胃 か ら 上 り 肺 を 襲 撃 す る た め 大 気 を 吸 入 ( 粛 降 ) す る こ と が で き な く な り、 発 症 す る の が 小 青 竜 湯 証 。 麻 黄 は 粛 降 を 阻 害 す る 。

喘 息 は ア レ ル ゲ ン ( ペ ッ ト の 毛 ・ ダ ス ト ・ カ ビ ・ 花 粉 な ど ) で 誘 発 さ れ る が、 内 因 が 非 常 に 重 要 と な る 。 ア レ ル ゲ ン に 暴 露 し て も 喘 息 を 発 症 し な い 場 合 が 大 多 数 で あ る 。 痰 飲 が 体 内 で 産 生 さ れ る 状 況 と は ?

飲 食 が 不 摂 生 で あ る と 胃 に 痰 飲 が 産 生 さ れ、 そ れ が 肺 に 貯 留 し、 肺 の 宣 散 粛 降 を 障 害 す る た め 喘 息 が 発 症 す る 。 胃 の 働 き が 弱 いた め 痰 飲 が 産 生 さ れ、 喘 息 が 発 症 す る 場 合 も あ る 。 小 児 や 虚 弱 者 に 多 い の で あ る が 六 君 子 湯 を 服 用 し て い る と、 い つ の 間 に か 喘 息 が 治 っ て い る の だ 。 ス ト レ ス な ど で 肝 の 疏 泄 失 調 が 生 じ、 三 焦 水 道 の 流 通 が 停 滞 し 痰 飲 が 産 生 さ れ て も 喘 息 が 発 症 す る 。 こ れ が 多 い 。

ス ト レ ス で は 痰 飲 が 熱 化 ( 痰 熱 ・ 痰 火 ) す る ケ ー ス が 多 い た め、 治 療 は 上 記 の 五 虎 湯 合 小 陥 胸 湯 加 減 が 有 効 で あ る 。 し か し 熱 化 が 著 し い 場 合、 麻 黄 の 交 感 神 経 を 刺 激 す る 作 用 が by - プ ロ ダ ク ト を 生 じ る 。 脈 が 異 常 に 速 く な る 場 合 は 麻 黄 を 中 止 す る 。 交 感 神 経 の 緊 張 ( 肝 の 疏 泄 失 調 ) が 著 し い 場 合 も 同 様 で あ る 。 こ の 場 合 は、 柴 胡 を 使 用 す る の で あ る が、 柴 胡 の 升 堤 作 用 が 肺 の 粛 降 作 用 に 拮 抗 す る と 思 わ れ る 場 合 は 使 用 は 控 え る 。 前 胡 を 用 い る べ き だ 。

痰 飲 が 原 因 で な い 場 合 で よ く 知 ら れ て い る の が 腎 の 納 気 作 用 の 失 調 で あ る 。 肺 の 宣 散 粛 降 作 用 を 胸 式 呼 吸 と す る と、 納 気 と は 腹 式 呼 吸 で 気 を 丹 田 に 集 中 す る こ と に コ ン ペ ア で き る 。 納 気 不 摂 に よ る 喘 息 は 高 齢 者 や 小 児 に 認 め ら れ る こ と が 多 い 。 治 療 は 腎 陰 を 補 う こ と で 八 味 地 黄 丸 や 六 味 丸 の 加 減 方 が 用 い ら れ る 。

幻 冬 舎 社 長 の 見 城 徹 氏 が T V に 出 演 し て い た 。 新 刊 を 出 し た、 と い う 。 前 著 ( 憂 鬱 で な け れ ば 、仕 事 じ ゃ な い ) に は 氏 の 努 力 の 軌 跡 が 述 べ ら れ て い た 。 そ の な か の 感 銘 し た 件 は : 「 あ い つ は、 運 が よ かっ た の だ 」 僕 は そ れ に 対 し て、 「 あ り が と う ご ざ い ま す 。 ラ ッ キ ー で し た 」 と だ け 答 え る 。 そ して 微 笑 し な が ら、 心 の 中 で こ う つ ぶ や く 。 「 運 と 言 い た い な ら 言 え ば い い 。 た だ 僕 は、 あ ん た の 百 倍、 血 の 滲 む よ う な 努 力 を し て い る よ 」 ; 早 速、 新 刊 を 買 い に 行 こ う、っ と 。


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気 管 支 喘 息 も 漢 方 薬 で 楽 々



デズニーシ―, July 24th, 2011Thanks for visiting. Lets dance with us.





Do you have a good time ?デズニーシー





Do you know where we are leaving for ?syusyupoppo. We are leaving for the happiness. 






nyanyanya~eeeee





hahahaha~8888





wah~o~wah~o~gagagha~





I am sure you all will be happy.hihihih~. He almost has someone.





            
気 管 支 喘 息 。 5 年 前 に 旧 ブ ロ グ に 掲 載 し た も の に 加 筆 し た 。
2 0 数 年 前 、三 陸 海 岸 の へ き 地 の 診 療 所 に 7 年 間 勤 務 し た 。 人 口 四 千 人 に 医 師 ひ と り 。 休 み は 2 週 に 1 度 。 夜 中 の 急 患 、 往 診 、入 院 患 者 の 急 変 や 救 急 車 で 真 夜 中 だ っ て 起 こ さ れ る 。 2 4 時 間 営 業 の コ ン ビ ニ だ っ て 交 替 制 で あ る 。 当 時 の へ き 地 医 療 は 想 像 を 絶 す る 激 務 だ っ た 。 今 は 公 務 員 で 周 5 日 勤 務 。

手 に 負 え な い 患 者 は 基 幹 病 院 ま で 搬 送 す る が 、病 院 ま で は 運 転 を 誤 れ ば 谷 底 と い う 険 し い 道 を 車 で 1 時 間 。 救 急 車 が サ イ レ ン を 鳴 ら し た っ て 変 わ ら な い 。 道 は 空 い て い る の だ が 、デ コ ボ コ で カ ー ブ が 多 く 、ス ピ ー ド を 上 げ れ な い 。 冬 場 は 氷 。 東 京 を 離 れ 1 時 間 と は こ ん な に 長 い も の か と 初 め て 知 っ た 。 頼 れ る の は 自 分 だ け ダ 。 神 に 祈 る 孤 独 と の 闘 い で あ っ た

長 い 長 い 道 の り の 思 い 出 。 5 0 代 の 男 性 が 喘 息 発 作 で 来 院 。 呼 吸 困 難 が は げ し く 、み る み る う ち に 顔 が 紫 ( チ ア ノ ー ゼ ) に 。 痙 攣 が 始 ま っ た ( 重 積 発 作 )。 職 員 が 数 人 で 体 を 押 さ え つ け 、や っ と の こ と で 気 管 挿 管 。 鎮 静 剤 が 無 効 の た め 、気 道 抵 抗 が つ よ く 、バ ッ ク で 空 気 を 送 る の が や っ と ダ 。 救 急 車 で 1 時 間  病 院 に 到 着 し て み る と 、指 先 の 皮 が す べ て 剥 け て い た 。 で も 、彼 の 意 識 は 戻 り 助 か っ た 。 赴 任 早 々 の 忘 れ が た い 思 い 出  

★ 幼 稚 園 に 通 う 双 子 の 男 児 。 二 人 と も 以 前 か ら の 喘 息 も ち 。 今 回 は 呼 吸 器 科 で 治 療 を 受 け 通 院 す る も 発 作 が 治 ま ら な い 。 吸 入 器 を 使 う も あ ま り 効 か な い 。 1 月 も 幼 稚 園 を 休 ん で い る 。 疲 れ や す く 、食 欲 は あ る の だ が 痩 せ て き た 。 喘 鳴 が 聴 か れ る 。顔 面 は や や 紅 潮 。 床 で は ほ て る 。 脈 は 90 で 細 滑 。 舌 は 淡 紅 、 滑 苔 (+) 。 小 青 竜 湯 + 桔 梗 石 膏 を 投 与 。1 週 間 後 、発 作 消 失 。 西 洋 薬 は す べ て 中 止 し た 。 咽 喉 は と き ど き ゴ ロ ゴ ロ 鳴 る が 、 幼 稚 園 に も 行 け る よ う に な っ た 。 そ の 後 、症 状 は 完 全 に 消 失 。 現 在 (2年間) ま で 家 人 の 希 望 で 漢 方 薬 を 服 用 中 。 発 作 は な い 。

小 児 は 三 焦 の 発 達 が 未 熟 な た め 、体 内 に 水 が 停 滞 し や す い 。 余 分 な 水 が 胸 ( 肺 ) に 壅 滞 す る た め 、喘 息 が 引 き 起 こ さ れ る 。 そ れ ゆ え 、三 焦 水 道 が 成 熟 す る 年 齢 に 達 す る と、自 然 と 治 る 。

小 青 竜 湯 の 麻 黄 は 肺 の 宣 散 作 用 、芍 薬 は 粛 降 作 用 を 助 け る 。 桂 枝 は 清 気 を 肺 に 上 送 さ せ 、邪 気 ( 寒 水 気 )の 上 逆 は 降 ろ す 。 乾 姜 と 細 辛 は 肺 を 温 め 、余 分 な 水 を 排 除 す 。 『 金 匱 要 略 』 の 「 病 痰 飲 者 、当 以 温 薬 和 之 」 が 云 う 、温 め て 水 を 排 除 す る 也 。 五 味 子 は 収 斂 作 用 に よ り 肺 気 の 散 逸 を 防 ぎ 、吸 気 を 助 け る 。

小 青 竜 湯 は 成 人 と 異 な り 、小 児 で は し ば し ば 用 い ら れ る が 、慢 性 化 し て く る と 、炎 症 の た め 水 飲 (余分な水) が 熱 化 し て く る 。こ の た め 、熱 化 を 清 熱 す る 必 要 が 生 じ 、桔 梗 石 膏 を 合 方 す る 。 小 青 竜 湯 は 冷 え た 水 飲 が 肺 に 上 逆 し た 喘 息 を 治 療 す る 薬 だ 。 成 人 は 虚 弱 な 方 を 除 く と 、熱 化 し 易 い 体 質 の た め 使 用 は 低 い 。 成 人 の 場 合 は 、柴 陥 湯 + 五 虎 湯 加 減 を 使 用 す る 機 会 が 多 い 。

麻 黄 は 気 を 上 向 さ せ る 。 『 傷 寒 論 』 は 喘 息 で は 除 く よ う 指 示 。 小 青 竜 湯 は 寒 水 が 肺 を 上 射 し た 喘 息 を 治 療 す る た め で あ る 。 病 気 の ベ ク ト ル が 上 へ 向 か う た め 、下 さ な け れ ば な ら な い  気 を 上 げ る 麻 黄 は 除 き 、気 を 下 げ る 杏 仁 を 加 え る の が 正 解 。 ス テ ロ イ ド が 効 か な い 喘 息 に も 漢 方 薬 は 有 効 な 場 合 が 多 い 。



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重 症 気 管 支 喘 息 と 胆 と 肝




           変 心 な ら ぬ 変 色

池袋サンシャインビルの変色(午前)サンシャインビルが蒼色から白へ(午後)






人 間 を 本 当 に 考 え な い 技 術 は、 技 術 で も 何 で も な い 。 で す か ら ど ん な に い い 技 術 を 持 っ て い て も、 人 間 の た め に 表 現 し な い ん な ら 、 技 術 が な い の と 同 じ な ん だ 、 と 本 田 宗 一 郎 氏 は 述 べ て い る 。

医 療 に は こ の 技 術 す ら な く な っ て 久 し い 。 診 断 は 器 械、 治 療 は マ ニ ュ ア ル に 依 存 す る 。 オ ー ト メ ー シ ョ ン 工 場 と な ん ら 変 わ ら な い 。 “ 漢 方 ” を 学 ん で き て よ か っ た こ と は、 ひ と を 総 体 と し て 診 る 目 が で き た こ と 。 顔 を 見 て、 話 を 聴 き、 脈 に 触 れ、 舌 を 診 て 得 た 情 報 を 頭 の 中 で 整 理 し、 組 み 立 て る 。 自 分 を 信 じ、 経 験 に 照 ら し、 答 え を 絞 り 出 す 。

経 験 の 積 み 重 ね が、 医 学 セ ン ス を 身 に つ け る 。 医 療 に お け る 技 術 と は、 こ の セ ン ス の こ と で あ る 。 セ ン ス は 医 師 と し て 大 切 な “ 使 命 感 ” を も 磨 く 。 現 代 医 学 で は 治 ら な か っ た 病 の 多 く が、 漢 方 を 学 ん で き て い る と、 そ の 解 決 法 を、 彼 女 が い つ も 耳 元 で、 そ っ と 囁 い て く れ る 

以 前 COPD に よ る 難 治 性 の 喘 息 患 者 を 紹 介 し た こ と が あ る 。 某 医 大 呼 吸 器 科 で ス テ ロ イ ド の 経 口 ・ 吸 入 を 行 う も 改 善 せ ず 、あ ち こ ち の 漢 方 専 門 医 に も 通 い 治 療 を 繰 り 返 し た 症 例 で あ る 。 前 医 で 炙 甘 草 湯 +八 味 地 黄 丸 で 誤 っ た 治 療 が 行 わ れ て い た 。

弁 証 は 湿 熱 壅 肺 な の だ が、 肺 腎 気 陰 両 虚 と 誤 治 さ れ て い た 。 湿 熱 が 肺 を 壅 閉 し た た め 宣 散 粛 降 不 利 が 生 じ の で あ る 。 当 方 で す ぐ に 五 虎 湯 小 陥 胸 湯 加 減 ( 煎 じ ) で 喘 息 は 安 定 し 、そ の 後 は 柴 陥 湯 加 減 に 変 更 す る も 、問 題 な く 過 ご し て い た 。

し か し 昨 年 夏、 大 学 病 院 で の 抗 体 製 剤 に よ る 治 療 の 後 よ り、 体 調 不 良 が 現 わ れ、 動 作 時 息 切 れ や 喘 息 症 状 が 再 現 し た 。 治 療 薬 を 再 び 五 虎 湯 加 減 へ 変 更 。 麻 黄 7、 芍 薬 9、 牡 丹 皮 9、 半 夏 9、 茯 苓 1 2、 栝 楼 仁 1 5、 枳 実 6、 檳 榔 子 9、 連 翹 9、 牛 蒡 子 9、 黄 耆 5、 甘 草 5、 石 膏 1 0 0 ( 先 煎 )、 大 黄 3 ( 後 下 ) に 変 更 。

し か し 喘 息 の 改 善 が な い た め、 麻 黄 9 に 増 量、 杏 仁 9 を 加 味 。 体 動 時 の 呼 吸 困 難 は 軽 減 す る も、 一 進 一 退 の 状 態 が 続 い た 。 途 中、 頻 脈 発 作 が 出 現 し た た め、 “ 麻 黄 ” を 処 方 か ら 除 い た 。 頻 脈 は す ぐ に 消 失 し た 。 多 少 処 方 を 変 更 し な が ら 経 過 観 察 。

そ の 後、 ス テ ロ イ ド 増 量 ( 大 学 病 院 ) の た め か 全 身 浮 腫 出 現 。 大 学 病 院 よ り 利 尿 剤 が 増 量 さ れ る も 浮 腫 の 改 善 が な い た め、 柴 陥 湯 加 減 に 変 更 す べ く 柴 胡 7、 そ の 後 9、 清 熱 剤 も 増 量 し、 柴 胡 9、 杏 仁 9、 芍 薬 9、 牡 丹 皮 9、 半 夏 9、 茯 苓 12、 栝 楼 仁 15、 竹 筎 9、 厚 朴 6、 陳 皮 6、 連 翹 9、 山 梔 子 9、 黄 連 6、 牛 蒡 子 9、 茅 根 1 5、 甘 草 5、 石 膏 8 0、 大 黄 5 と し た 。 1 週 間 後、 尿 も よ く 出 る よ う に な り、 喘 息 も 楽 に な っ て き た 。 そ こ で 柴 胡 1 5 に 増 量、 枳 実 6 ( 四 逆 散 の 意 ) も 追 加 し て、 安 定 状 態 を 得 た の で あ る 。

【 考 察 】
本 例 は 新 薬 に よ る 治 療 を 契 機 に 喘 息 症 状 が 悪 化 し た 。 今 回 は 五 虎 湯 で 肺 の 宣 発 粛 降 を 高 め て も 喘 息 が 改 善 せ ず、 水 湿 内 停 も 悪 化 し た た め、 三 焦 の 通 暢 不 利 が 主 因 と 考 え た 。 そ こ で 再 び 小 柴 胡 湯 加 減 ( 柴 陥 湯 ) に 変 更 し 改 善 を 得 た 。

胆 気 の 疏 泄 不 利 に よ り、 三 焦 ( 気 ・ 津 ) の 運 行 不 利 が 生 じ、 水 湿 が 内 停 し 化 熱 し た た め、 湿 ( 痰 ) 熱 と な り 肺 に 内 結 し た 。 痰 熱 が 肺 気 を 壅 閉 し、 宣 発 粛 降 が 障 害 さ れ、 喘 息 が 発 症 し た 。

三 焦 は 少 陽 に 属 す る が、 外 は 太 陽 に 開 き、 内 は 陽 明 に 合 す る 。 さ ら に 三 焦 の 水 道 は 肺 と 膀 胱 と も 合 し、 水 の 運 搬 機 能 を 担 う 。 『 霊 枢 』 ( 本 臓 篇 ) に 「 腎 は 三 焦 膀 胱 に 合 し、 三 焦 膀 胱 は 腠 理 毫 毛 を そ の 応 と す る 」 と あ る が、 そ の こ と を 述 べ て い る 。 『 経 方 薬 論 』 に も 「 柴 胡 は 膈 ・ 腠 理 の 両 者 を 共 に 開 き 」 と あ る 。

小 柴 胡 湯 は 少 陽 病 の 主 方 で あ り、 三 焦 を 通 暢 す る 。 小 柴 胡 湯 の 君 薬 は 柴 胡 で あ る が、 そ の 用 量 も 重 要 で あ る 。 難 治 性 疾 患 で は 1 5 g 以 上 、 大 量 を 用 い な け れ ば な ら な い 。

小 柴 胡 湯 は 『 傷 寒 論 』 の 「 少 陽 病 篇 」 に 1 条 文 が あ る の み 。 ほ か の 16 条 文 は 太 陽 病 篇 な ど 少 陽 病 篇 以 外 に 存 在 す る 。

少 陽 枢 機 が 開 き 三 焦 の 流 通 が 通 暢 す れ ば、 少 陽 病 以 外 の 太 陽 病陽 明 病厥 陰 病 な ど も 治 癒 さ せ る こ と が で き る 。 そ れ は 三 焦 は 「 表 」 に 開 き、 「 裏 」 に 合 し、 少 陽 胆 は 厥 陰 肝 と 少 陽 三 焦 は 厥 陰 心 包 と、 表 裏 の 関 係 に あ る か ら で あ る 。

小 柴 胡 湯 は 平 胃 散 や 五 苓 散 や 半 夏 厚 朴 湯 な ど と の 合 方 で、 「 温 病 」 の 温 疫 や 湿 温 病 な ど に 対 し て も 十 分 に 対 処 で き る 。 小 柴 胡 湯 の 治 療 薬 と し て の 運 用 範 囲 は 、果 て し な く 広 ー い


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