生 理 痛 ・ 月 経 不 順 に 柴 胡 桂 枝 湯


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  雨 天 で も 「 大 船 渡 さ ん ま ま つ り 」 盛 大 で し た

小 柴 胡 湯 や 柴 胡 桂 枝 湯 や 大 柴 胡 湯 は、 柴 胡 剤 と も 呼 ば れ、 頻 用 処 方 で あ る 。 柴 胡 剤 は 「 柴 胡 - 黄 芩 」 の 組 み 合 わ せ を も つ 漢 方 薬 で あ る 。 本 来 は 『 傷 寒 論 』 に み ら れ る よ う に、 寒 邪 が 体 表か ら 半 表 半 裏 に 侵 入 し た 場 合 に 用 い ら れ る 。 現 代 では 転 用 し、 傷 寒 で な い 場 合 で も、 肝 気 ( 胆 気 ) が 鬱 滞 ( 肝 気 鬱 結 ) し、 肝 に 熱 が 産 生 さ れ た 病 態 に も 使 用 さ れ て い る 。 生 理 不 順 や 月 経 痛 に も 加 味 逍 遥 散 で は な く、 柴 胡 剤 が よ い 場 合 が あ る と 述 べ た こ と が あ る 。 現 代 ス ト レ ス 社 会 で は、 欠 か せ な い 重 要 処 方 で あ る 。

60 代 の ガ ッ チ リ し た 女 性 。 若 い こ ろ か ら 不 安 や 抑 鬱 や イ ラ イ ラ が み ら れ て い た が、 最 近 は お 腹 が 張 り、 ガ ス が 多 く、 ス ッ キ リ し な い 。 食 欲 は あ る が 便 が で に く い 。 睡 眠 は 安 定 剤 を 服 用 し 眠 れ る 。 若 い こ ろ は 生 理 が 不 順 で 月 経 痛 が ひ ど か っ た 。 降 圧 剤 を 服 用 し て い る 。 脈 は 90、 細 弦 。舌 は 暗 紅 で 白 苔 満 布、 舌 下 静 脈 が 怒 張 。 腹 部 膨 満 し 腹 壁 緊 張 。 肝 鬱 と 考 え、 大 柴 胡 湯 を 投 与 。 便 通 改 善、 気 分 も 安 定 し て き た 。 そ の 後、 安 定 剤 を 中 止 で き た 。

20 代 女 性 。 生 理 痛 と 生 理 前 の イ ラ イ ラ が ひ ど い 。 月 経 周 期 は 35 ∼ 45 日 前 後 と 不 規 則 。 食欲 ・ 便 通 は 良 好 。 睡 眠 は 良 い が 起 床 が つ ら い 。 と き ど き 立 ち く ら み や 動 悸 が み ら れ る 。 脈 は 72 で 細 滑 弦 。 舌 は 淡 紅 で 薄 白 苔 あ り 。 舌 下 静 脈 は 軽 度 怒 張 。 腹 診 で 触 れ る と く す ぐ っ た が る 。 腹 力 4/5、 季 肋 部 が 軽 度 緊 張 し、 臍 傍 に 動 悸 を 触 れ る 。 基 本 は 肝 鬱 な の だ が、 立 ち く ら み & 動 悸 ( 気 の 上 逆 ) も み ら れ、 桂 枝 が 必 要 な 状 態 だ 。 触 診 で お 腹 を く す ぐ っ た が り、 季 肋 部 の 緊 張 も あ る 。 柴 胡 桂 枝 湯 を 投 与 。 症 状 速 や か に 改 善 。

女 性 で も 肝 鬱 に よ る 気 滞 が 顕 著 な ら、 躊 躇 せ ず、 大 柴 胡 湯 を 投 与 す べ き で あ る 。 肝 気 が 疎 通 し、 気 滞 が 解 消 し、 気 分 も お 腹 も ス ッ キ リ す る 。 柴 胡 桂 枝 湯 は、 小 柴 胡 湯桂 枝 湯 を 合 方 し た も の で あ る 。 小 柴 胡 湯 に、 気 の 流 通 を よ く す る 桂 枝、 柔 肝 作 用 の あ る 芍 薬、 が 加 味 さ れ、 応 用 範 囲 が 広 い 。 月 経 痛 や 月 経 不 順、 更 年 期 障 害 に 加 味 逍 遥 散 が 頻 用 さ れ る が、 「 血 」 を 補 う 当 帰 が 含 ま れ て い る た め、 柴 胡 桂 枝 湯 に 比 べ、 処 方 が ク ド ク ( 濃 く ) な っ て い る 。 肝 血 の 不 足 の な い 10 ∼ 30 代 の 方 な ら、 柴 胡 桂 枝 湯 の 方 が ス カ ッ と 効 く 。 柴 胡 桂 枝 湯 は 半 夏 で 胸 膈 の 痰 濁 を 排 除 し、 桂 枝 で 正 気 を 上 達 さ せ る か ら だ 。 起 立 性 調 節 障 害 に も 頻 用 さ れ る 。


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不 妊 症 に 効 く 「 滋 陰 至 宝 湯 」









    祝 ・ 東 京 オ リ ン ピ ッ ク 2020 年 開 催 決 定

オ リ ン ピ ッ ク を 機 に 、 国 民 の 夢 と 希 望 と 自 信 を 育 ん で い く こ と が 大 切 と な る 。 建 設 だ け で は な く 、 旧 弊 を 破 壊 す る 努 力 も 必 要 で あ る 。 増 税 に 頼 ら ぬ 、 国 力 の 高 揚 に 基 づ く 、 税 収 の 増 加 を め ざ す 絶 好 の 機 会 で あ る 。 オ リ ン ピ ッ ク が 、 そ の 起 爆 剤 に な ら ん こ と を 。

友 人 か ら 今 日 電 話 が あ っ た 。 彼 は 東 雲 の マ ン シ ョ ン に 住 ん で い る 。 最 近 元 気 が な か っ た の に 明 る い 力 強 い 声 で あ っ た 。 地 価 が 2 ~ 3 割 上 昇 す る ら し い 。 ダ ン プ カ ー の 音 が う る さ く な り ま す が 、 と 。 明 日 建 設 株 を 買 い ま す よ 、 と も 。 も う 株 は や ら な い と 言 っ て い た の に 。 東 京 オ リ ン ピ ッ ク の 誘 致 で 、 マ イ ン ド に も 変 化 が 現 わ れ て き て い る 。

70 代 女 性 。 自 律 神 経 失 調 症 で 不 安 発 作 や 動 悸 や 睡 眠 障 害 が み ら れ て い た が 、加 味 帰 脾 湯 エ キ ス 2 包 で 症 状 が 安 定 し て い た 。 昨 日 よ り 咳 と 鼻 水 が で る 。 咽 喉 が 嗄 れ る 。 悪 寒 や 熱 は な い 。 食 欲 は あ る。 脈 は 68 で 細 滑 。 舌 は 暗 紅 で 乾 燥 。 滋 陰 至 宝 湯 3 包 を 投 与 す 1 包 服 用 し た と こ ろ 咽 喉 が ス ー ッ と し て 症 状 が 消 失 し て し ま っ た 。

40 代 女 性 。 自 律 神 経 失 調 症 で 安 定 剤 を 服 用 中 。 数 日 前 か ら 鼻 水 、ク シ ャ ミ 、咳 が で る 。 痰 は 少 量 。 咽 頭 が イ ガ イ が す る 。 昨 晩 は 37.8 ℃ の 微 熱 が あ っ た 。 悪 寒 は な い 。 顔 が ボ ー っ と す る 。 食 欲 は あ る 。 脈 は 100 で 滑 。 舌 は 暗 紅 で 乾 燥 。 滋 陰 至 宝 湯 3 包 を 投 与 。1 包 服 用 し た と こ ろ ス ー ッ と し て 症 状 が 改 善 。 び っ く り し た と 。 こ の 方 は い つ も 薬 が 効 い て も 素 直 に は 認 め な い 。 今 回 は 余 程 効 い た の で あ ろ う 。

そ れ で は 滋 陰 至 宝 湯 を 解 剖 し て み る 。 構 成 生 薬 は 香 附 子 3 、柴 胡 3 、麦 門 冬 3 、当 帰 3 、芍 薬 3 、知 母 3 、地 骨 皮 3 、貝 母 2 、陳 皮 3 、茯 苓 3 、白 朮 3 、薄 荷 1 、甘 草 1 で あ る ( ツ ム ラ 製 ) 。 香 附 子 と 柴 胡 は 気 の 鬱 滞 を 改 善 ( 疏 肝 解 鬱 ) す る 。 麦 門 冬 と 当 帰 は 気 道 を 潤 し て 咳 を 止 め る 。 当 帰 と 芍 薬 は 肝 の 陰 血 を 補 い 疏 泄 ( 気 の 流 通 ) を 助 け る 。 知 母 と 地 骨 皮 は 気 道 の 虚 熱 を 除 く 。 貝 母 は 気 道 を 潤 し 痰 の 排 泄 を 促 す 。 茯 苓 と 白 朮 は 消 化 管 の 働 き を 良 く し 、 滋 養 物 質 を 吸 収 す る 。 陰 血 不 足 の た め 内 熱 の 産 生 が 亢 進 し て い る と こ ろ に 、 外 邪 の 侵 襲 も し く は 内 的 矛 盾 が 生 じ 、気 血 の 流 れ が 鬱 滞 し た 状 態 に 適 用 。

陰 血 不 足 で は 代 償 機 転 が 働 き 、 不 足 し た 陰 血 を 生 成 し よ う と し 、 通 常 は 異 化 が 亢 進 す る 。 そ の た め 気 の 産 生 が 高 ま り 内 熱 を 帯 び る よ う に な る た め 、滋 陰 至 宝 湯 証 で は 気 道 粘 膜 が 熱 化 し 乾 燥 し、外 来 刺 激 へ の 感 受 性 が 亢 進 す る 。 そ こ に 外 邪 ( 燥 邪 ? ) が 侵 入 す る と 、容 易 に 咳 や 鼻 水 や 咽 喉 の イ ガ イ が 出 現 す る 。 し か し 滋 陰 至 宝 湯 を 単 な る の ど 風 邪 の 薬 と 考 え る こ と は で き な い 。 滋 陰 至 宝 湯 の 生 薬 構 成 は 加 味 逍 遥 散 に 似 て い る 。 そ う か 逍 遥 散 の 加 減 方 な の だ 。

逍 遥 散 ( 柴 胡 、当帰 、芍 薬 、茯 苓 、朮 、薄 荷 、生 姜 、甘 草 ) に 山 梔 子 と 牡 丹 皮 を 加 え た も の が 加 味 逍 遥 散 。 香 附 子 、陳 皮 、知 母 、地 骨 皮 、麦 門 冬 、貝 母 を 加 え 、 生 姜 を 除 い た も の が 滋 陰 至 宝 湯 。 逍 遥 散 証 で ス ト レ ス が 強 く 、自 律 神 経 症 状 が 著 し い 場 合 に 、 滋 陰 至 宝 湯 を 用 い る 。 知 母 ・ 地 骨 皮 は  の 熱 を 清 し 、 麦 門 冬 は 灼 損 し た 心 肺 の 陰 を 補 い 、貝 母 は 気 道 を 潤 す 。 香 附 子 と 陳 皮 は 気 の 流 れ を 改 善 す る 。 加 味 逍 遥 散 は 山 梔 子 と 牡 丹 皮 で 肝 ( 血 ) を 清 熱 す る 。

加 味 逍 遥 散 で は 肝 血 が 熱 化 し て い る た め 、 生 理 に 関 す る ト ラ ブ ル が 多 い 。 生 理 痛 ・ 生 理 不 順 ・ 生 理 前 の 気 分 の 不 安 定 、 不 妊 や お 肌 の 乱 れ な ど で あ る 。 一 方 滋 陰 至 宝 湯 で は 心 肺 も 熱 化 し 傷 陰 し て い る た め 、 不 安 、イ ラ イ ラ 、動 悸 、不 眠 や 咽 喉 の 不 快 な ど 多 彩 な 自 律 神 経 症 状 を 訴 え る 。 だ が 、 そ の 元 は 肝 気 鬱 結 か ら 発 す る 。

滋 陰 至 宝 湯 で は 気 の 鬱 滞 ( 肝 鬱 ) に よ る 化 熱 ( 火 ) が 、 心 肺 に 及 んで い る 。 加 味 逍 遥 散 で は 化 熱 は下 焦 ( 肝 ・ 婦 人 科 ) で 生 じ て い る 。 滋 陰 至 宝 湯 で 云 わ れ て い る 主 な 症 状 は 、 心 ・ 肺 に 現 わ れ て い る の だ が 、 香 附 子 や 当 帰 ・ 芍 薬 が 含 ま れ る こ と か ら 、 婦 人 科 疾 患 に も 用 い ら れ る べ き で あ ろ う 。 木 鬱 に は 金 を 治 す こ と が 有 効 だ か ら だ 。

五 行 で は 金 克 木 と 云 わ れ る の だ が 、 ) を 補 う こ と で 、 ) の 緊 張 を 和 ら げ る こ と が で き る 。 婦 人 科 の 妙 薬 で も あ る 。 肝 だ け で な く 心 肺陰 血 も 補 い “ 宝 に 至 る ” と は ?  宝 と い え ば 山 上 憶 良 の 歌 を 思 い 出 す 。 「 銀 ( し ろ か ね ) も 金 ( く が ね ) も 玉 も 何 せ む に ま さ れ る 宝 子 に し か め や も 」 。 子 が 授 か る 。 不 妊 症 薬


  
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月 経 前 症 候 群 の 原 因 と 対 策



立山とみくりが池(室堂)残雪が残る快晴の立山連峰





危険なのはこの人物?黒部平でいつものポーズ







女 性 は 現 実 的 だ 。 オ ス は 寝 転 ん で ば か り だ が 、 メ ス は 狩 り に 出 る 。男 性 は 縦 社 会 で 広 が り が 少 な い 。 女 性 は 横 社 会 の た め 社 交 的 だ 。 オ リ ン ピ ッ ク で も そ の 活 躍 は 著 し い 。 彼 女 ら は 現 実 に 生 き て い る 。自 分 の 夢 を 実 現 す る た め 確 実 に 実 行 し て い く 。 男 性 は 語 る だ け だ 。

彼 女 ら は 迅 速 に ビ ジ ネ ス を 展 開 し て い く 。 尻 ご み な ど し て い な い 。 女 性 は 社 交 性 を い か ん な く 発 揮 し 、 人 の 意 見 を 実 利 に つ な げ る 。生 来 の 女 性 の 才 能 が 今 日 、開 花 し だ し た に 過 ぎ な い よ う に 感 じ る 。

男 は 他 人 に 聞 く こ と は 、 無 能 と 判 断 さ れ る の で は な い か と 恐 れ る 。 草 食 系 男 子 よ ! 知 恵 は 人 か ら 借 り ら れ る聞 く は 一 時 の 恥 だ 。 し か し 度 胸 は 人 か ら 借 り ら れ な い 荒 波 に も ま れ 己 を 鍛 え よ  


今 回 は 女 性 ホ ル モ ン を 一 度 整 理 ( 生 理 ? ) し て お き ま し ょ う 。 マ タ ニ テ ィ ー ブ ル ー と は 産 後 に 生 じ る 不 快 な 気 分 で あ る 。 普 通 は 自 然 に 消 退 す る の で あ る が 時 に は 症 状 が ひ ど く 、 産 後 う つ 病 と し て 治 療 が 必 要 と な る 。 妊 娠 中 に 高 ま っ て い た プ ロ ゲ ス テ ロ ン ( 黄 体 ホ ル モ ン ) が 急 激 に 低 下 す る た め 大 脳 辺 縁 系 に 影 響 し 発 症 す る と 思 わ れ る 。

PMS ( 月 経 前 症 候 群 ) と は 生 理 の 1 ~ 2 週 間 前 か ら 精 神 の 緊 張 や 気 分 の 動 揺 や 乳 房 の 脹 痛 な ど 不 快 な 症 状 が 始 ま る 。 卵 巣 か ら 排 卵 が お き る と 黄 体 が 形 成 さ れ ( 黄 体 期 ) 、 プ ロ ゲ ス テ ロ ン が 分 泌 さ れ る の で あ る が 、 黄 体 の 形 成 が 不 十 分 で あ る と 、 プ ロ ゲ ス テ ロ ン の 分 泌 が 低 下 し 、 相 対 的 に エ ス ト ロ ゲ ン ( 卵 胞 ホ ル モ ン ) が 優 位 と な る 。 月 経 前 の エ ス ト ロ ゲ ン の 優 位 は 精 神 の 不 調 と 疼 痛 を 招 く 。

エ ス ト ロ ゲ ン ( estrogen ) の 語 源 は 「 ESTRUS 」 、 発 情 で あ る 。 エ ス ト ロ ゲ ン は 排 卵 の 直 前 に サ ー ジ ( 大 量 分 泌 ) し て 排 卵 を 促 す 。 そ の た め 霊 長 類 以 外 の 哺 乳 類 の メ ス は 、 排 卵 時 に 性 行 動 ( 発 情 ) が 現 わ れ 妊 娠 に 結 び つ く 。 ヒ ト で は 月 経 周 期 ( 排 卵 ) に 関 係 な く い つ で  性 行 動 が 可 能 で あ る 。 類 人 猿 の ボ ノ ボ も ヒ ト と 同 じ よ う に セ ッ ク ス を 出 産 の 目 的 以 外 に 用 い る 。 チ ン パ ン ジ ー と 異 な る 点 だ 。

排 卵 周 期 が 規 則 的 で あ る 人 間 に も 進 化 の 過 程 に お け る 野 生 の 発 情 ( 排 卵 ) 様 式 が 秘 め ら れ て い る 可 能 性 は な か ろ う か 。 欲 情 が 高 ま る と ヒ ト で も 排 卵 が 誘 発 さ れ る こ と が あ る の だ   忍 び 会 う ふ た り が で き ち ゃ っ た と な る 原 因 で も あ る   不 倫 は 高 く つ く こ と を 認 識 せ ね ば 。 異 常 な 欲 情 は 排 卵 日 で な く と も 妊 娠 す る こ と が あ る 、 と 。

ヒ ト で も 排 卵 時 に は 女 性 か ら の ア ク テ ィ ブ な 性 行 動 が 多 い と の 報 告 も あ る 。 エ ス ト ロ ゲ ン 優 位 が 続 け ば 発 情 期 の 精 神 構 造 が 黄 体 期 ( 本 来 は プ ロ ゲ ス テ ロ ン が 優 位 ) に 出 現 し て も 不 思 議 で は な い 。

黄 体 の 形 成 に は 排 卵 が 必 要 で あ る 。 月 経 は あ る が 排 卵 が 認 め ら れ な い の が 無 排 卵 性 月 経 で あ る 。 無 排 卵 性 月 経 は 初 潮 後 1~2 年 や 閉 経 前 1~2 年 で は 普 通 に み ら れ る 。 し か し 、最 近 は 20 代 や 30 代 で も 高 率 に み ら れ る 。 ダ イ エ ッ ト の し 過 ぎ ( 痩 せ ) も い け な い 。 ひ ど い と 月 経 も 停 止 す る 。 エ ス ト ロ ゲ ン 優 位 な た め P M S に な り や す い 。

無 排 卵 の 多 く は ス ト レ ス や 環 境 ホ ル モ ン が 原 因 と な る 。 ス ト レ ス は 脳 内 神 経 伝 達 物 質 を 変 動 さ せ 、 ホ ル モ ン の 分 泌 や 自 律 神 経 の 活 動 に 影 響 を 与 え る 。 排 卵 は 脳 下 垂 体 か ら LH ( 黄 体 形 成 ホ ル モ ン ) が サ ー ジ す る こ と で 誘 発 さ れ る 。 ス ト レ ス は L H の 分 泌 を 低 下 す る 。 

環 境 ホ ル モ ン と は 日 常 の 生 活 環 境 に 存 在 し 、 微 量 で も 生 体 に 影 響 を 与 え る 人 工 の ホ ル モ ン 様 物 質 の こ と で あ る 。 多 く は エ ス ト ロ ゲ ン 様 活 性 を 有 す る 。 家 畜 に も 成 長 を 早 め る た め 人 工 の エ ス ト ロ ゲ ン が 投 与 さ れ る 。 知 ら ず 知 ら ず の 内 に 環 境 ホ ル モ ン が 体 内 に 侵 入 し て い る 。 環 境 ホ ル モ ン が 月 経 周 期 を 攪 乱 し 無 排 卵 を 誘 発 し て い る 可 能 性 が あ る 。 初 潮 の 早 発 化 ・ 豊 乳 に も 環 境 ホ ル モ ン が 関 与 す る?

女 性 は エ ス ト ロ ゲ ン 優 位 と な り キ レ や す く な っ た ?  男 性 は 男 性 ホ ル モ ン の 働 き が 環 境 ホ ル モ ン の 影 響 で 薄 め ら れ る よ う に な っ た 。 女 性 の サ デ ィ ズ ム と 男 性 ホ ル モ ン の で 草 食 系 男 子 が 誕 生 し た 。 か 弱 き 少 女 へ の 非 法 は 断 罪 だ 。 成 人 女 性堂 々ア タ ッ ク せ よ 。



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女 性 の 敵 「 陰 血 不 足 」 、 漢 方 で 治 す



 黒部ダム Aug 18, 2012黒部の太陽






椿 山 荘 の 裏 を 神 田 川 が 流 れ て い る 。 地 下 鉄 江 戸 川 橋 駅 に 向 か っ て 川 沿 い を 歩 い て い る と 、学 生 時 代 に ヒ ッ ト し た 歌 謡 曲 を 思 い だ す 。 そ ッ か ぐ や 姫 の 神 田 川 。 石 鹸 を カ タ カ タ な ら し て 通 っ た あ の 銭 湯 。 裸 の 他 人 同 士 が 湯 船 に ジ ッ と 浸 か っ て い る 不 思 議 な 世 界 だ っ た 。

遠 い 昔 の 話 。 夕 方 、 ガ キ 同 士 で 銭 湯 に 行 く 。 運 悪 く 今 日 も あ の じ い さ ん と 一 緒 だ 。 い つ も 小 う る さ い こ と を 言 い 、 怒 鳴 っ て ば か り い る 。 親 た ち に も 嫌 わ れ 、 煙 た が ら れ て い た 。 暑 が り 好 き で 浴 槽 の 温 度 計 は い つ も 45 度 。 水 で う す め よ う と す る と 「 水 を 出 す な 」 と 怒 鳴 る 。 赤 ら 顔 の が ん こ ジ ジ イ 。 数 年 後 に は 脳 卒 中 で 亡 く な っ た と 聞 い た 。

こ の 爺 さ ん 陰 虚 火 旺 で あ っ た と 思 わ れ る 。 陰 虚 火 旺 と は 、か ら だ を 構 成 す る 物 質 ( 陰 ) が 不 足 し て い る と き に 、 こ れ を 補 給 ( 栄 養 物 質 の 吸 収 と 同 化 ) す る た め に 、 エ ネ ル ギ ー ( 気 ) の 産 生 が 異 常 に 亢 進 し て い る 状 態 で あ る 。 気 が 大 量 に 産 生 ( 火 ) さ れ る た め 、年 で も や け に 元 気 が い い 。 ジ ッ と し て い る こ と が で き ず 神 出 鬼 没 。 お 節 介 や き で 、 ち ょ っ と し た こ と で も す ぐ 怒 鳴 る 。 体 温 も 血 圧 も 高 く、赤 ら 顔 。 イ メ ー ジ は 赤 鬼 の 意 地 悪 じ じ い 。 昔 は こ の タ イ プ の ジ ジ イ 、よ く い た も ん だ 。 ポ ッ ク リ 逝 っ た り 、 急 に 老 け 込 ん で し ま う こ と が 多 い よ う だ 。

治 療 は 地 黄 、玄 参 、麦 門 冬 、天 花 粉 、百 合 、芍 薬 、女 貞 子 、当 帰、何 首 烏 な ど の 滋 陰 養 血 薬 に 清 熱 薬 を 組 み 合 わ せ る 。 陰 虚 火 旺 の 川 上 は 陰 血 不 足 で あ る た め 、 そ れ ら を 補 え ば よ い の で あ る が 、 交 感 神 経 が 亢 進 し て 気 の 異 常 な 産 生 ( 火 ) が 存 在 し て い る 。 そ の た め イ ラ イ ラ や 不 安 や 易 怒 や 不 眠 な ど の 精 神 症 状 ( 心 陽 偏 亢 ) が 現 わ れ る た め 、清 熱 剤 を 加 え る 場 合 が 多 い 。 知 柏 地 黄 丸 が 代 表 処 方 だ 。

年 齢 と と も に 陰 血 は 不 足 す る が 、大 病 や 手 術 後 に は 若 く て も み ら れ る 。 と く に 女 性 は 月 経 や お 産 が あ る た め 、 陰 血 不 足 に な り や す い 。 産 後 う つ 病 や 更 年 期 障 害 の 多 く は 陰 血 の 不 足 が 関 係 し て い る 。



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小 柴 胡 湯 で 生 理 痛 が 消 え た



陸前高田市民体育館の全景、July 14. 2012体育館の中は破壊され尽くした





中には車も





時計は津波到達の3時半を示している天井まで数十センチと迫る巨大津波が





大船渡市屋台村、東京から来た見物客たち仮設の屋台村











屋台村は陸の孤島だ昔よくウォーキングした盛川、太平洋セメントのトロッコ列車が行く







海 の 日 の 連 休 は 陸 前 高 田 経 由 で 大 船 渡 ( 自 宅 ) に 行 っ て 来 た 。 陸 前 高 田 市 は あ の 一 本 松 で 有 名 に な り 、 今 回 の 震 災 に よ る 犠 牲 者 も 甚 大 で あ る 。 著 者 よ り 若 い 開 業 医 が 2 人 も 犠 牲 に な っ た 。 大 船 渡 と 陸 前 高 田 は 同 じ 医 師 会 で あ る の で よ く 知 っ た 仲 間 で あ る 。 陸 前 高 田 は 平 坦 地 が 多 か っ た こ と と 、 前 回 の チ リ 沖 地 震 津 波 で 被 害 が 少 な か っ こ と が 災 い し た 。 震 災 対 策 が 甘 か っ た?

一 次 避 難 所 に 指 定 さ れ て い た 陸 前 高 田 市 民 体 育 館 ( 写 真 ↑ ) の 悲 劇 は マ ス コ ミ で 何 度 も 放 送 さ れ た 。 あ の 高 い 体 育 館 の 天 井 の 数 十 セ ン チ ま で 濁 流 が 迫 ま り 、 僅 か 数 名 の 生 命 が 助 か っ た の で あ る 。 大 船 渡 市 民 感 覚 な ら 、 あ そ こ に は 絶 対 逃 げ 込 ま な か っ た と 思 う 。 周 囲 に 遺 品 な ど が か た ず け ら れ ず 散 乱 し て い る の が 気 に な っ た 。

一 方 、 大 船 渡 に は 屋 台 村 が で き 、 東 京 か ら 見 学 者 が 訪 れ て い た 。 活 気 が 出 て き た や に 感 じ た が 、 夜 訪 れ て み る と 、 然 に 非 ず で あ る 。
客 は ま ば ら で 一 時 の 酔 狂 、 明 日 に 確 信 が も て な い デ カ ダ ン ス か 。
現 政 権 下 で 復 興 は 可 能 な の か 、 諦 め ム ー ド が 漂 っ て い る よ う だ 。
周 囲 は 流 さ れ 草 多 き 陸 の 孤 島 。 道 路 だ け が 真 新 し く 荒 野 を 行 く 。
「 国 破 れ て 山 河 在 り 城 春 に し て 草 木 深 し 」 幼 き こ ろ の 情 景 に 似 る 。


カ ゼ に は 葛 根 湯 。 漢 方 の 代 名 詞 の よ う な 存 在 で あ る 。 テ レ ビ で も 「 ル ル 」 な み に 宣 伝 さ れ て い る 。 昔 は 「 カ ゼ に は な ん で も 葛 根 湯 」 と い う 医 者 が 多 く い た ら し く 、 「 葛 根 湯 医 」 と 子 供 に も 揶 揄 さ れ た 。 小 柴 胡 湯 も 使 用 頻 度 で は 葛 根 湯 に 負 け て は い な い よ う で あ る 。

小 柴 胡 湯 は 以 前 、 製 薬 会 社 の プ ロ パ ガ ン ダ の ま ま に 肝 炎 に 頻 用 さ れ た た め 、 副 作 用 ( 間 質 性 肺 炎 ) が 多 発 し 、 マ ス コ ミ を 賑 わ し 社 会 問 題 と な っ た 。 小 柴 胡 湯 を 慢 性 肝 炎 に 使 用 し た た め で あ る 。 急 性 肝 炎 で あ れ ば 湿 熱 が 原 因 で あ る た め 、 小 柴 胡 湯 は 有 効 だ 。 エ キ ス 剤 で は 茵 陳 五 苓 散茵 陳 蒿 湯猪 苓 湯 な ど と 併 用 す る 。

『 傷 寒 論 』 に 、 「 嘔 而 発 熱 者 、小 柴 胡 湯 主 之 」 と い う 条 文 が あ る 。 「 熱 が で て 嘔 吐 す る カ ゼ 」 は 小 児 に 頻 発 す る 。 普 通 の 感 冒 薬 は 胃 腸 障 害 を き た し や す い 。 そ こ で 小 柴 胡 湯 を 投 与 す る の で あ る 。 少 量 の エ キ ス 製 剤 を 、 口 に 含 ま せ 唾 液 で 流 し 込 む よ う に す る と 、 容 易 に 服 薬 し て く れ る。 2 0 分 も し な い で 嘔 気 が 消 失 す る 。 熱 はは す ぐ に は 解 熱 し な い が 具 合 は 大 分 よ く な る 。 月 経 中 の か ぜ は 高 熱 が で て 治 り 難 く な り や す く な る が 、 小 柴 胡 湯 が 有 効 で あ る 。

小 柴 胡 湯 に は 半 夏 ・ 柴 胡 ・ 黄 芩 が 含 ま れ て い る た め 、 臓 器 や 組 織 を 乾 燥 す る 力 が 強 く 、 陰 血 を 損 傷 す る 危 険 が 常 に 存 在 す る 。 肝 炎 が 進 行 す る と 肝 細 胞 が 脱 落 し 、 線 維 組 織 に 置 き 換 え ら れ る 。す な わ ち 肝 臓 の 陰 血 が 不 足 し 、 乾 燥 ( 硬 化 ) す る よ う に な る の だ 。 小 柴 胡 湯 単 独 は 禁 忌 !  陰 血 を 補 う 生 薬 と の 併 用 が 必 須 に な る 。

今 日 で は ウ イ ル ス 性 肝 炎 の 治 療 は 、 西 洋 医 学 の 領 域 に な っ た 。 小 柴 胡 湯 は 本 来 の か ぜ ( 鼻 咽 頭 炎 ) の 治 療 薬 と な っ た 。 蓄 脳 症に は 小 柴 胡 湯 の 加 減 方 が し ば し ば 奏 功 す る 。 升 麻 葛 根 湯 や 葛 根 湯 の 加 減 方 も 有 効 だ 。 月 経 不 順 や 月 経 痛 で 湿 濁 が 多 い 場 合 、 加 味 逍 遥 散 な ど よ り 、 小 柴 胡 湯 や 柴 胡 桂 枝 湯 が 宜 し い の だ 。



陸前高田市・スーパーマイヤ大船渡市・銘菓 “かごめ の 玉子” さいとう製菓本店





「 さ い と う 製 菓 」 の 屋 根 の 青 い ボ ー ド が 、 今 回 の 巨 大 津 波 の 高 さ
近 く の チ リ 沖 地 震 津 波 の ボ ー ド 4 .0 4 m と 比 べ 、巨 大 さ が わ か る
チリ沖地震津波の到達高さ(第一生命ビル・大船渡市)











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産 後 う つ 病 は 百 合 病 ー 漢 方 薬 だ ~



月光仮面 is coming from Sky Tower concealing in the dark at the full moon night.  







      小 学 生 の こ ろ の 憧 れ で あ っ た 月 光 仮 面
      “ ど こ の だ れ か は 知 ら な い け れ ど ・ ・ ・ ”
      そ れ を 背 に し て 、白 バ イ に 跨 り 現 わ れ る
      遠 く 帰 ら ぬ 思 い で は 、荒 涼 た る 月 の 光
      感 傷 を と も な う 、あ の 頃 に タ イ ム ス リ ッ プ


幻 覚 や 妄 想 や 興 奮 に 悩 む 、「 統 合 失 調 症 」 の ク ラ イ ア ン ト が 、長 ら く 漢 方 治 療 を 受 け て い た 。 ほ と ん ど 治 療 効 果 が な い た め 当 方 の 診 察 に 訪 れ た 。 抑 肝 散加 味 逍 遥 散柴 胡 加 竜 骨 牡 蠣 湯釣 藤 散 な ど 、種 々 の エ キ ス 剤 の 組 合 わ せ を 投 与 さ れ て い た 。

診 察 して み る と “ 陰 虚 火 旺 ” に よ る こ と が 容 易 に 理 解 で き た 。 乾 地 黄 ・ 玄 参 ・ 麦 門 湯 ・ 栝 楼 根 ・ 牡 丹 皮 ・ 芍 薬 ・ 知 母 ・ 黄 柏 ・ 黄 連 ・ 釣 藤 鈎 ・牡 蠣 ・ 竜 骨 を 投 与 し 、著 し い 改 善 が 得 ら れ た 。

心 の 病 も 百 合 病 で で も 、統 合 失 調 症 の 治 療 に つ い て 述 べ た 。 治 療 薬 は 、乾 地 黄 9 、玄 参 9 、麦 門 冬 9 、括 楼 根 9 、百 合 9 、麻 子 仁 9、何 首 烏 9 、知 母 9 、茯 苓 9 、遠 志 4 、枳 実 3 、黄 耆 5 、車 前 子 9 、大 棗 3 、牡 蠣 9 ( 先 煎 ) 、竜 骨 9 ( 先 煎 ) で あ っ た 。

本 例 と 極 め て 類 似 す る 。 百 合 病 の 本 態 は 「 陰 虚 内 熱 」 で あ り 、「 陰 虚 陽 亢 」 や 「 陰 虚 火 旺 」 と 、基 本 的 に 同 一 病 態 と い え る 。

そ の 患 者 さ ん と は 音 信 不 通 で あ っ た が 、先 日 連 絡 が と れ た 。 薬 が な く て も 、体 調 が 良 く 、新 聞 に エ ッ セ イ を 書 い て い る 、と 。 「 陰 虚 は 漢 方 の 独 壇 場 」 な る 主 旨 を 、以 前 述 べ た こ と が あ る 。 物 質 の 不 足 ( 陰 血 の 不 足 ) は 、 “ 補 え ” ば 改 善 す る の で あ る 。 現 代 医 学 に 点 滴 や ビ タ ミ ン 剤 は あ る が 、滋 陰 養 血 薬 は な い 。

滋 陰 養 血 薬 が 必 要 な 精 神 疾 患 は 、用 量 依 存 的 に 改 善 す る !? 少 量 で は 効 か な い 場 合 が 多 い 。 エ キ ス 剤 で 内 因 性 精 神 疾 患 に 対 処 す る の が 難 し い 。 「 中 医 学 の 秘 密 、そ の 量 に あ り 」 か



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テーマ:漢方・東洋医学 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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