糖 質 制 限 で 糖 尿 病 が 悪 化 す る (ToT)/~~~


五山の送り火「鳥居形」嵯峨曼荼羅山 2017/8/16五山の送り火「大文字」東山如意ヶ嶽






血 糖 値 を 上 昇 さ せ る の は 糖 質 だ け、 だ か ら 糖 質 制 限 が 糖 尿 病 の 食 事 に 最 適 。 イ ン ス リ ン は 肥 満 ホ ル モ ン、 だ か ら イ ン ス リ ン の 分 泌 を 抑 え る 糖 質 制 限 が、 肥 満 ダ イ エ ッ ト に 理 想 的 。 現 代 の よ う な 飽 食 の 時 代 に は、 誘 惑 に 満 ち た ス イ ー ツ を 控 え め に す る の は 正 し い 。 し か し 糖 質 を 30 g/日 に も 制 限 す る、 と い う 過 激 な 考 え は 危 険 で あ る 。 カ ロ リー の 大 部 分 を 脂 質 に 依 存 す る こ と に な る 。 高 脂 肪 食 は 全 身 の 炎 症 を 惹 起 し、 心 筋 梗 塞 ・ 狭 心 症、 脳 梗 塞、 が ん、 糖 尿 病 な ど の 生 活 習 慣 病 を 引 き 起 こ す 。

誘 惑 を 断 ち、 辛 い 糖 質 制 限 を 行 っ て い る の に、 糖 尿 病 が 悪 化 す る と 言 う の か  高 脂 肪 食 は 腸 内 フ ロ ー ラ を 撹 乱 す る た め ( dysbiosis )、 腸 内 の 善 玉 菌 が 減 少 し、 悪 玉 菌 で あ る グ ラ ム 陰 性 菌 が 増 殖 し、 リ ポ 多 糖 ( LPS = エ ン ド ト キ シ ン ) の 産 生 が 増 加 す る 。 こ の “ LPS ” が 血 中 の 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン を 増 加 さ せ、 全 身 の 血 管 の 炎 症 を 引 き 起 こ す 。 さ ら に 糖 尿 病 で は 腸 管 の 上 皮 細 胞 の 透 過 性 が 亢 進 し て い る た め、 LPS が 体 内 に 容 易 に 侵 入 す る 。 い ま 話 題 の Leaky gut で あ る 。

ヒ ト は 考 え る 葦 で あ る 。 文 明 の 進 化 は 脳 の 働 き に 依 存 す る 。 脳 の 重 量 は 体 重 の 2 % に 過 ぎ な い の だ が、 エ ネ ル ギ ー の 消 費 は 全 エ ネ ル ギ ー の 20 % に も 及 ぶ 。 こ れ は 安 静 時 の こ と で 頭 を 使 え ば さ ら に 増 え る 。 主 食 の 栄 養 素 で あ る 糖 質 は、 脳 血 管 関 門 を 容 易 に 通 過 で き、 脳 の 活 動 に 途 切 れ な く 供 さ れ る 。 脳 の 海 馬 で の 長 期 記 憶 の 維 持 に は グ リ コ ー ゲ ン が 必 須 で あ る 。 過 激 な 糖 質 制 限 を 行 う と、 成 績 が ガ タ 落 ち と な る 。 脂 肪 は 脳 血 管 関 門 を 通 過 す る こ と は で き な い 。

糖 尿 病 な の で 糖 質 を 断 つ 。 本 末 転 倒 で あ る 。 糖 尿 病 で は 血 中 の ブ ド ウ 糖 の 利 用 が で き な い 。 細 胞 へ の 糖 の 供 給 が 不 足 し て い る 。 糖 を 利 用 で き る よ う に す る こ と が 第 一 義 で あ る 。 糖 を 細 胞 に 取 り 込 み、 エ ネ ル ギ ー に 転 換( 燃 焼 / 異 化 )す る の だ 。 だ が、 糖 尿 病 で は イ ン ス リ ン 抵 抗 性 や イ ン ス リ ン の 不 足 に よ り、 糖 の 取 り 込 み が で き な い 状 態 に あ る 。 し か し 生 体 に は イ ン ス リ ン が 働 か な く て も、 糖 を 利 用 で き る イ ン ス リ ン 非 依 存 性 の 経 路 が 存 在 す る 。

ヒ ト で の エ ネ ル ギ ー の 産 生 は 80 % が 骨 格 筋 で 行 う 。 筋 肉 の 収 縮 運 動 は、 AMP 活 性 化 プ ロ テ イ ン キ ナ ー ゼ( AMPK )の 働 き を 活 発 に し、 イ ン ス リ ン に 依 存 せ ず に、 筋 肉 細 胞 内 の GLUT 4 を 細 胞 膜 へ ト ラ ン ス ロ ケ ー シ ョ ン し、 血 中 の 糖 を 細 胞 内 に 取 り 込 み、 エ ネ ル ギ ー( ATP )に 変 換 で き る 。 筋 ト レ を 行 え ば イ ン ス リ ン の 働 き が 悪 く て も、 糖 を ATP に 転 換 で き る た め、 高 血 糖 が 改 善 し、 イ ン ス リ ン 抵 抗 性 や イ ン ス リ ン 分 泌 能 が 回 復 し、 糖 尿 病 の 完 治 も 夢 で は な い  儲 け 主 義 の 糖 質 制 限 ビ ジ ネ ス で、 お 金 を な く し て は い け ま せ ん 。

血 糖 値 を 上 げ な い た め、 糖 は 避 け、 代 わ り に 脂 肪 を 摂 る 。 イ ン ス リ ン は 肥 満 ホ ル モ ン な の で、 ダ イ エ ッ ト の た め 糖 は い ら な い 。 し か し、 イ ン ス リ ン が 分 泌 し な い と、 脂 肪 酸 は 脂 肪 組 織 に 蓄 え ら れ な い 。 過 剰 な 脂 肪 酸 は ど こ へ 行 く の で す か  あ ち こ ち の 臓 器 に 沈 着 し 異 所 性 脂 肪 に な る の で す ぞ  膵 臓 に 沈 着 す れ ば 糖 尿 病 が 発 症 / 進 行 す る 。 過 激 な 糖 質 制 限 で 脂 肪 を 食 べ 過 ぎ て、 皮 肉 な こ と に 糖 尿 病 が 悪 化 す る  こ れ を 「 脂 肪 毒 性 」 と い う 。 糖 負 荷 試 験 を 受 け る と、 そ の 値 に 驚 愕 す る こ と で あ ろ う 。


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出 口 だ け じ ゃ な い! 入 口 に も 乙 字 湯



東京有楽町晴海通りのJRガード下宮沢賢治の銀河鉄道のモチーフ「めがね橋」






世 界 陸 上 で 日 本 サ ニ ブ ラ ウ ン 200 M 決 勝 7 位、 男 子 4 X 100 M リ レ ー 銅 メ ダ ル 。 だ が 世 界 レ ベ ル で は 黒 人 が 大 活 躍 。 こ れ は 筋 肉 の 構 成 の 違 い に よ る と こ ろ が 大 き い 。 黒 人 の 筋 肉 の 70 % が 白 筋( タ イ プ II 線 維 )、 白 人 は 50~60 %、 そ れ に 対 し 日 本 人 は 70 % が 赤 筋( タ イ プ I )と 言 わ れ る 。 白 筋 は 瞬 発 力 を 発 揮 し 短 距 離 に 有 利、 赤 筋 は 持 久 力 に 働 き 長 距 離 に 有 利 。 ヒ ラ メ は 白 筋 優 位 で す ば や く 獲 物 を 捕 え る、 マ グ ロ は 赤 筋 優 位 で 大 海 原 を 回 遊 す る 。 体 質 も ス ポ ー ツ に 影 響 す る 。

中 年 女 性 。 以 前 か ら 胃 も た れ の た め 少 食 で あ っ た 。 1 週 間 前、 排 便 時 多 量 の 出 血 を 認 め た た め 外 科 受 診 。 内 視 鏡 検 査 で 肛 門 部 に イ ボ 痔 を 認 め た が、 そ れ 以 外 は 回 盲 部 ま で と く に 異 常 は 認 め ら れ な か っ た 。 イ ボ 痔 か ら の 出 血 で し ょ う と の こ と で、 便 秘 に な ら な い よ う 指 導 を 受 け た 。 し か し そ の 後、 長 時 間 立 位 で い る と 肛 門 か ら 痔 が 脱 出 す る よ う に な っ た 。 痔 の 還 納 は 可 能 で あ っ た が 心 配 に な り、 漢 方 治 療 を 希 望 し 受 診 と な っ た 。

便 通 は 以 前 か ら 便 秘 傾 向 で あ っ た が、 ト イ レ で 力 む の が こ わ く な り、 出 て も ほ ん の 少 量 で ス ッ キ リ し な い 。 排 便 時 に 疼 痛 は な い 。 脈 は 沈 細 滑、 舌 は 暗 紅 で 湿 潤 し 胖 大 。 胃 内 停 水 を 認 め る 。 痔 に 対 し て は 乙 字 湯、 胃 内 停 水 を 認 め る た め 五 苓 散 も 投 与 。 服 薬 し た 翌 日 か ら 排 便 が ス ム ー ズ に な り、 胃 も た れ も 消 失 し た 。 そ の 後 は 毎 日 排 便 が み ら れ よ う に な り、 痔 の 脱 出 や 出 血 も み ら れ て い な い 。

本 例 の 痔 疾 の 主 症 状 は 痔 核 の 脱 出 と 出 血 で あ る 。 疼 痛 は み ら れ ず 炎 症 所 見 に 乏 し い 。 乙 字 湯 の 構 成 生 薬 は、 柴 胡、 升 麻、 当 帰、 黄 芩、 甘 草、 大 黄 で あ る 。 脱 出 や 出 血 が 主 体 の 痔 疾 で、 炎 症 所 見 が 軽 い 場 合 の 方 剤 で あ り、 本 例 に マ ッ チ す る 。 柴 胡 ・ 升 麻 の 昇 堤 作 用 で 痔 核 を 還 納 さ せ、 当 帰 で 止 血 す る 。 大 黄 は 排 便 を 促 す 。 痔 は 簡 単 に 言 う と、 静 脈 の 鬱 滞 と そ れ に 伴 う 浮 腫 で あ る 。 本 例 で は 胃 内 停 水 を 認 め た た め 五 苓 散 を 使 用 し た が、 こ れ が 痔 核 の 浮 腫 に も 有 効 に 働 い た も の と 考 え る 。

と こ ろ で、 乙 字 湯 は 出 口 ば か り に 効 く の で は な い 。 入 り 口 に も 効 く の で あ る 。 口 唇 や 周 囲 の 皮 膚 炎 に も 有 効 と さ れ る 。 ★ 著 者 に も 経 験 が あ る 。 二 十 歳 前 の 女 性 で 軽 い ア ト ピ ー で 通 院 し て い た 。 乾 燥 性 の 肌 で 掻 破 痕 が 全 身 に 散 在 性 に 認 め ら れ る 。 押 し 黙 っ て い る こ と が 多 く、 母 親 が い つ も 付 き 添 っ て い た 。 皮 膚 の 乾 燥 や 痒 み は 大 分 改 善 し て い る の だ が、 口 唇 周 囲 の 肌 荒 れ と 痒 み だ け は 執 拗 に 訴 え る 。 乙 字 湯 を 投 与 。 1 カ 月 後 の 診 察 時、 症 状 は 消 失 し て い た 。 そ し て 以 前 よ り も 発 話 が 多 く な っ て い た 。

乙 字 湯 で お 口 の 機 能 も 良 く な っ た の で あ る 。 乙 字 湯 は 柴 胡 剤 で も あ る 。 柴 胡 は 肝 気 の 流 通 を 改 善 し、 黄 芩 は 肝 鬱 に よ る 化 火 を 清 す 。 自 律 神 経 を リ ラ ッ ク ス す る 働 き が 想 定 さ れ る 。 皮 膚 病 の 外 用 薬 使 用 後 に 発 症 す る 精 神 疾 患 に も 有 用 と さ れ る 。 口 周 囲 や 肛 門 周 囲 ・ 陰 部 の 皮 膚 病、 自 律 神 経 を 病 む ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎、 著 者 は こ れ ら に 対 す る 選 択 肢 の 1 つ に 乙 字 湯 を 推 奨 す る 。 乙 字 湯 は 中 心( こ こ ろ )に も 効 き そ う だ


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前 白 血 病 状 態 「骨 髄 異 形 成 症 候 群」


明治10年創業の銀座二葉鮨ビルのなかに昭和20年代の木造建築が






先 月 昼、 銀 座 「 二 葉 鮨 」 を 初 め て 訪 れ て み た 。 お 店 は 周 囲 か ら 隔 絶 し た 古 い 木 造 建 築 。 暖 簾 を く ぐ る と、 遠 い 昔 の 懐 か し い 情 景 が 目 に 入 っ て き た 。 創 業 は 明 治 10 年、 い ま の 店 舗 は 昭 和 20 年 代 の も の と い う 。 5 代 目 当 主 の 握 り は 丹 念 で 隙 が な い 。 甘 く な く 酢 の 利 い た 好 み の 味 だ 。 5 貫 づ け の 真 子 に は 感 銘 。 時 期 な ら 10 貫 づ け も 握 る と か 。 ま た 来 よ ー ッ と 。

7 0 代 初 め の 男 性 。 5 年 前 に 全 身 倦 怠 感 出 現 し た た め 総 合 病 院 を 受 診 。 血 液 内 科 を 紹 介 さ れ 骨 髄 生 検 や 染 色 体 の 検 査 を 受 け、 骨 髄 異 形 成 症 候 群 と 診 断 さ れ た 。 治 療 は 骨 髄 移 植 し か な い と 言 わ れ 経 過 観 察 と な っ た 。 し か し 倦 怠 感 が 持 続 す る た め、 知 人 の 紹 介 で 漢 方 治 療 を 希 望 し 受 診 と な っ た 。 以 前 か ら 尿 酸 値 が 高 く ア ロ プ リ ノ ー ル を 服 用 し て い る の だ が、 受 診 時 は痛 風 発 作 を 発 症 し て い た 。 母 趾 基 部 が 発 赤 腫 脹 し、 疼 痛 で 歩 行 が 困 難 な 状 態 で あ っ た 。 漢 方 的 に は 湿 熱 が 母 趾 部 に 下 注 し て い る も の と 診 断 。 

治 療 は 清 熱 化 瘀 化 痰 と す る 。 麻 黄 5、 芍 薬 9、 牡 丹 皮 9、 桃 仁 5、 忍 冬 藤 9、 知 母 9、 黄 耆 9、 人 参 3、 蒼 朮 9、 茵 陳 蒿 15、 木 通 6、 甘 草 2、 生 姜 0.5、 石 膏 35( 先 煎 )を 投 与( す べ て 保 険 で 処 方 ) 。 ア ロ プ リ ノ ー ル は 重 篤 な 副 作 用 と し て 再 生 不 良 性 貧 血 が あ る た め、 本 人 希 望 も あ り 中 止 と し た 。 2 週 間 後 に は 痛 風 発 作 は 消 失 。 そ こ で 本 格 的 に 骨 髄 異 形 成 症 候 群 の 治 療 を 行 う こ と に し た 。

舌 に 白 膩 苔 が 満 布 し て い る が 、 全 体 に 化 燥 し て い る 。 お 酒 が 大 好 き な た め か、 湿 熱 が 停 滞 し て い る の だ が、 熱 の た め 傷 津 さ れ、 陰 津 が 不 足 し た 状 態 に 変 化 し て い る 。 治 療 は 滋 陰 養 血 を 主 と し、 化 痰 を 従 と し 補 気 を 兼 ね た 。 補 気 剤 で あ る 人 参 ・ 黄 耆 に は 免 疫 力 を 高 め る 働 き が あ る が、 黄 耆 に は 骨 髄 の 造 血 能 の 回 復 を 促 進 す る 働 き が あ る た め、 骨 髄 異 形 成 症 候 群 や 再 生 不 良 性 貧 血 に は 必 須 の 生 薬 と な る 。 処 方 は、 柴 胡 3 、乾 地 黄 6、 玄 参 4、 麦 門 冬 6、 当 帰 6、 芍 薬 6、 五 味 子 6、 人 参 3、 黄 耆 8、 茵 陳 蒿 5、 陳 皮 4、 大 棗 6 と し た( す べ て 保 険 調 剤 )。

そ の 後、 上 記 の 加 減 方 を 3 年 間 服 用 し、 エ キ ス の 参 耆 剤 に 変 更 し 服 用 し て い る 。 骨 髄 異 形 成 症 候 群 の 欧 米 で の 5 ~ 10 年 生 存 率 は 10 ~ 20 % と さ れ る が、 診 断 か ら か れ こ れ 5 年 に も な る の だ が、 貧 血 や 白 血 球 数 も 改 善、 毎 日 お 酒 も 楽 し ん で い る 。 仕 事 も 年 齢 以 上 の 働 き で、 と き に は 重 労 働 も こ な し て い る 。 が ん 医 療 は 現 代 医 学 が 主 戦 場 で あ る 。 進 行 が ん で も 治 療 に よ り 寛 解 と 悪 化( 一 進 一 退 )を 繰 り 返 し な が ら、 し ば ら く 小 康 状 態 を 得 る こ と も 珍 し く な い 。 漢 方 は あ く ま で も 補 助 で あ り、 過 剰 に 評 価 し て は い け な い 。 本 例 は 白 血 病 に は 未 だ 移 行 し て い な い 病 態 で あ る 。


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頻 用 処 方 「 柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 」 を 使 い こ な す


京都五花街の1つ宮川町で舞子さんに遭遇 7/29「祇園祭宵山」人人で通れない 7/16










 祇 園 よ り 京 都 ら し い 宮 川 町

症 例 1 : 70 代 女 性 。 以 前 か ら 頭 が ボ ワ ー ッ と し ス ッ キ リ し な い の だ が、 2 週 間 前 か ら ひ ど く な っ た 。 表 情 が 硬 く 暗 い 。 食 欲 ・ 便 通 は 問 題 な い 。 睡 眠 は 眠 剤 を 服 用 中 。 顔 が ほ て り た り、 の ぼ せ た り し や す い 。 口 が 乾 き や す い 。 足 は 冷 え る 。 首 か ら 上 に よ く 汗 を か く 。 動 悸 は な い が、 背 中 が 時 々 ド カ ド カ す る 。 肩 こ り あ り 。 不 安 感 が あ り、 気 分 が ス ッ キ リ し な い 。 脈 は 80 で 細 滑 弱 。 舌 は 暗 紅 で 少 苔、 化 燥 。 典 型 的 な 症 状 と 考 え、 柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 を 投 与 。 1 週 間 後、 頭 が ス ッ キ リ し て き た 。 の ぼ せ も 減 少 。 表 情 が 明 る く な り、 話 し 方 が 穏 や か に な っ た 。

症 例 2 : 50 代 女 性 。 以 前 か ら 便 秘 傾 向 で あ っ た が、 数 日 前 か ら 下 痢 と な り、 胃 痛 も 出 現 。 胃 痛 は 以 前 か ら 時 々 み ら れ、 薬 が 効 き に く く、 治 る の に 時 間 が か か る 。 神 経 を 使 う 方 だ 。 脈 は 76 沈 細 滑 で 有 力 。 舌 は 淡 紅 で 白 薄 苔 み ら れ 潤 。 腹 診 で 心 下 痞 鞭、 心 下 支 結、 右 に 軽 い 胸 脇 苦 満 を 認 め る 。 腹 力 4/5 。 柴 胡 桂 枝 湯五 苓 散 を 投 与 。 1 週 間 後、 胃 痛 消 失 。 下 痢 も 止 ま っ た が、 便 が ス ッ キ リ 出 な い 。 の ぼ せ、 首 上 の 汗、 肩 こ り を 認 め る 。 寝 つ き が よ く な い 。 神 経 を 使 う 方 だ 。 柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 を 投 与 。 2 週 間 後、 便 通 が ス ッ キ リ 出 る よ う に な っ た 。 の ぼ せ や 汗 や 肩 こ り も 改 善 。 睡 眠 も 少 し は 良 く な っ て き た 。

柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 の 構 成 生 薬 は、 柴 胡、 黄 芩、栝 楼 根、 桂 皮、 牡 蛎、 甘 草、 乾 姜 で あ る 。 半 夏 が な く、 栝 楼 根 が 含 ま れ て い る 点 が、 小 柴 胡 湯 や 柴 胡 桂 枝 湯 や 大 柴 胡 湯 な ど の 「 柴 胡 剤 」 と は 異 な る 。 半 夏 の 働 き は 化 痰 で あ り、 栝 楼 根 は 生 津 で あ る 。 柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 証 に は 痰 飲 が 存 在 せ ず、 津 液 が 不 足 し て い る こ と が 分 か る 。 柴 胡 と 黄 芩 は 上 記 の 柴 胡 剤 と 同 様 に み ら れ る こ と か ら、 肝( 胆 )気 が 鬱 滞 し、 少 陽 は 熱 を 帯 び て い る 。 し か し 柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 に は 辛 温 の 乾 姜 も 含 ま れ る 。 中 ・ 下 焦 に は 寒 邪 も 存 在 し て い る こ と に な る 。 桂 枝 に は 清( 正 )気 を 上 達 し、 邪 気 を 降 ろ す 働 き が あ る 。

以 上 を 踏 ま え 柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 を 考 察 す る と、 痰 飲 が な く 津 液 が 不 足 し て い る 体 内 環 境 に あ っ て、 肝 気 が 鬱 滞 し た た め、 気 が 火/熱 と 化 し、 邪 と な っ て 上 衝 し た 場 合 の 方 剤 と な る 。 頭 痛 ・ の ぼ せ ・ 首 上 の 発 汗 ・ 動 悸 ・ 胸 悶 ・ イ ラ イ ラ ・ 不 安 ・ 不 眠 ・ 肩 こ り な ど、 熱 性 の 症 状 が み ら れ る 。 柴 胡 は 肝 気 を 疎 泄 し、 黄 芩 は 少 陽 の 熱 を 清 し、 栝 楼 根 で 津 液 を 補 い 潤 し、 桂 枝 で 上 衝 を 降 ろ し 清 気 を 布 達 す る 。 牡 蛎 は 陰/津 を 補 い 気 の 上 昇 を 降 ろ す 。 下 半 身 は 寒 性 に 傾 く た め 乾 姜 で 温 め る 。 症 例 2 で は 上 熱 の 症 状 が 認 め ら れ た が、 胃 痛 や 便 秘 や 下 痢 は 冷 え の 症 状 で あ っ た 可 能 性 が 大 。 当 初 か ら 柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 の 証 で あ っ た

柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 は 喘 息 に も 有 効 で あ る 。 多 汗 で 肥 満 の 自 律 神 経 の 女 性 に 著 効 し た 経 験 を も つ 。 柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 に は 小 柴 胡 湯 や 柴 胡 桂 枝 湯 に 含 ま れ る 人 参 が な い 。 本 方 の 適 用 は、 著 者 の 経 験 で は、 世 間 で 言 わ れ る よ う な、 「 虚 証 」 の 方 は 意 外 と 少 な い よ う に 感 じ て い る 。


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糖 質 制 限 で 成 績 ガ タ 落 ち (ToT)/~~~


「六道珍皇寺」小野篁 冥土通いの井戸六道珍皇寺 黄泉がえりの井戸 京都東山






過 激 な 糖 質 制 限 を 行 な っ て い る も の が、糖 負 荷 試 験 を 受 け る と、 そ の 結 果 に 驚 愕 す る こ と で あ ろ う 。 血 糖 値 が sky rocket の よ う に 上 昇 し て い る か ら で あ る 。 糖 質 を と ら な い 食 事 は、 必 然 的 に 高 脂 肪 食 と な る た め、 糖 尿 病 は 悪 化 す る 。 糖 を と ら な い た め の 見 か け 上( virtual )の 改 善 だ っ た の だ 。 浦 島 太 郎 と 気 づ い た 時 は も う 遅 い

「 高 齢 者 」 が 糖 質 制 限 を 行 う と 特 に 危 険 で あ る 。 高 齢 者 で は 糖 質 中 心 の 食 事( 炭 水 化 物 85 % )が、 イ ン ス リ ン 分 泌 β 細 胞 の 働 き & イ ン ス リ ン の 作 用 効 率 が と も に、 炭 水 化 物 41 % の 食 事 に 比 べ 良 好 で あ っ た 。 昔 は 老 夫 婦 が 日 の 丸 弁 当( ご 飯 の 真 ん 中 に 梅 干 し )片 手 に 野 良 仕 事 に 精 を だ し て い た 。 米( 糖 質 )と 肉 体 労 働  筋 肉 増 強 で エ ネ ル ギ ー を 効 率 よ く 生 み 出 す 。 厳 し い 糖 質 制 限 食( 高 脂 肪 食 )は、血 中 の 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン を 増 加 さ せ、 全 身 の 炎 症 を 引 き 起 こ す 。 老 化 を 加 速 さ せ、 寿 命 を 縮 め る 。 と く に 糖 尿 病 で は、 全 身 の 炎 症 が 顕 著 に 現 れ る 。

炎 症 は イ ン ス リ ン の 働 き を 低 下 さ せ る 。 イ ン ス リ ン 抵 抗 性 を 高 め る 。 過 激 な 糖 質 制 限 を 続 け て い く と、 糖 尿 病 は 際 限 な く 悪 化 し て い く 。 悪 し き 糖 質 制 限 食( 高 脂 肪 食 ・ ケ ト ン 食 )か ら 抜 け 出 せ な く な る 。 飢 餓 状 態 を 人 工 的 に つ く る に 等 し い ダ イ エ ッ ト で、 糖 尿 病 が 改 善 し て い る わ け じ ゃ な い 。 む し ろ 悪 化 す る 。 姑 息 で 上 塗 り な 方 法 で は な く、 筋 肉 を 鍛 え る べ き だ 。 今 年 の 欧 州 糖 尿 病 学 会 誌 Diabetologia に よ る と、 筋 肉 量 と 糖 尿 病 の リ ス ク の 間 に は 逆 相 関 が 存 在 す る と い う 。 「 筋 肉 が 減 少 す る と 糖 尿 病 が 悪 化 す る 」 と い う の が エ ビ デ ン ス で あ る 。

高 脂 肪 食 は 脳 の 発 達 障 害 を 引 き 起 こ す 。 こ れ だ け で も 大 変 な こ と な の に、 脳 で 糖 が 不 足 す る と、 長 期 記 憶 が 障 害 さ れ る と い う の だ 。 脳 内 の “ 血 管 ‐ ア ス ト ロ サ イ ト ‐ 神 経 細 胞 ” は、 1 つ の 機 能 的 コ ン パ ー ト メ ン ト を 形 成 し て い る の だ が、 ア ス ト ロ サ イ ト は 蓄 積 し て い る グ リ コ ー ゲ ン か ら 乳 酸 を 産 生 し、 神 経 細 胞 に ト ラ ン ス ポ ー ト し、 海 馬 に お け る 長 期 記 憶 の 形 成 に 利 用 す る 。 糖 が 不 足 す る と グ リ コ ー ゲ ン も 不 足 す る た め、 記 憶 の 保 持 に 必 須 な 乳 酸 が 産 生 さ れ な く な る 。 糖 質 制 限 を し て い る と 成 積 は 急 降 下  お 母 さ ん 昔 の 偉 く な っ た 人 は み な、 ご 飯 を 食 べ て 育 っ た ん で す よ 。 朝 食 を 抜 く と 成 績 不 振 に 陥 る と の 報 告 も あ る ん で す 。


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治 ら な い ・ 治 せ な い 「 ア ト ピ ー 」 (ToT)/~~~  



スヌーピー 歳時記 博多人形スヌーピー ピーナッツ生誕50周年記念プレート






40 代 男 性 。 小 学 入 学 前 か ら の 全 身 性 の ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 で 通 院 中 。 ス テ ロ イ ド 軟 膏 と 抗 ヒ ス タ ミ ン 薬 を 服 用 し て い た が、 症 状 の 改 善 が な い た め、 数 か 月 前 か ら ス テ ロ イ ド の 経 口 薬 が 開 始 さ れ た 。 し か し 症 状 は 一 進 一 退 の た め 紹 介 で 受 診 と な っ た 。 脈 は 80 で 滑、 有 力 。 舌 は 暗 紫 紅、 白 膩 苔 で 被 わ れ る 。 食 欲 は 良 好、 二 便 も 正 常 。 睡 眠 は よ く な い 。 皮 膚 は 全 体 に 粗 造 で 乾 燥 し 暗 赤褐 色 に 変 色 し て い る 。 四 肢 に は イ ボ(結 節)状 に 隆 起 し た 病 変 が 多 数 認 め ら れ、 痒 み が ひ ど く 掻 く と 出 血 す る 。 顔 は ほ て り、 汗 か き で あ る が、 口 渇 は そ れ ほ ど で は な い 。

湿 熱 が 内 蘊 し、 は け 口 を 求 め 肌 表 に 游 溢 し、 皮 膚 を 薫 蒸 し て い る 。 湿 熱 の 一 部 は 血 分 に も 波 及 し て い る 。 こ の た め 四 肢 は 結 節 性 痒 疹 と 化 し て い る 。 治 療 は 化 痰 清 熱 が 中 心 で あ る 。 蒺 梨 子 9、 芍 薬 9、 牡 丹 皮 9、 半 夏 9、 茯 苓 9、 栝 楼 仁 15、 枳 実 6、 黄 連 5、 山 梔 子 9、 夏 枯 草 9、 黄 柏 9、 甘 草 5( 処 方 は す べ て 保 険 適 用 )を 投 与 。 2 週 間 後、 痒 み が 減 少 し 皮 膚 の ガ サ ガ サ も 改 善 し て き た 。 四 肢 の ボ コ ボ コ し た 結 節 性 病 変 も 少 な く な っ て き た 。 釣 藤 鈎 10( 後 下 )を 前 方 に 加 え る 。 4 週 間 後、 さ ら に 改 善 し て き た 。 ス テ ロ イ ド の 経 口 が 中 止 と な っ た 。 顔 が 多 少 赤 い 。 石 膏 30 を 前 方 に 加 え る 。 そ の 後 順 調 に 経 過 し 略 治 と な っ た

飽 食 の 時 代 に 暮 ら す 現 代 人 は、 過 食 に よ り 胃 に 湿 濁 と 熱 が 停 滞 し、 湿 熱 を 形 成 し や す い 状 況 に あ る 。 湿 熱 が 陽 明 の 表 で あ る 肌 膚 に 游 溢 し、 皮 膚 を 燻 蒸 す る と、 皮 膚 炎 と し て 顕 性 化 し て く る 。 皮 膚 は 熱 の た め 赤 黒 く 変 色 し、 湿 の た め 湿 潤 し 隆 起 性 病 変 も 形 成 す る 。 熱 が 血 分 に 及 ぶ と 出 血 し や す い 。 湿 は 直 接 神 経 を 刺 激 し、 熱 は 風 を 呼 ぶ た め、 痒 み が ひ ど く な る 。 炎 症 が 長 引 く と 陰 血 が 損 耗 し 皮 膚 の 乾 燥 が 著 し く な る 。 本 例 は 傷 陰 ま で は 進 ん で は い ず、 湿 熱 が 主 因 の ア ト ピ ー で あ る 。 治 療 は 痰 を 化 し、 熱 を 清 す る こ と に あ る 。 痒 み が ひ ど い の は 風 に よ る も の と 言 わ れ る が、 ア ト ピ ー の 場 合、 風 は 外 邪 で は な く 体 内 で 生 じ た “ 内 風 ” で あ る 場 合 が 圧 倒 的 に 多 い 。

袪 風 薬 で あ る 防 風 や 荊 芥 は、 風 火 を 煽 る た め、 皮 膚 症 状 を 悪 化 さ せ る 危 険 が あ る 。 そ こ で 本 例 で は 釣 藤 鈎 を 用 い 熄 風 し た 。 最 近 皮 膚 病 の 痒 み に 抑 肝 散 が 有 効 と の 報 告 が 散 見 さ れ る 。 釣 藤 鈎 は 興 奮 性 神 経 伝 達 物 質 で あ る グ ル タ ミ ン 酸 を 抑 制 す る た め、 認 知 症 の 異 常 行 動 や 不 眠 や 痒 み に も 奏 功 す る 。 胃 に 湿 熱 が 存 在 す る 状 況 で は、 胸 ・ 膈 ・ 心 下 に も 湿 熱 が 存 在 す る 。 袪 湿 清 熱 し 湿 熱 が 除 去 さ れ る と、 胃 気 が 全 身 に 布 達 さ れ、 抗 病 能 力 が 高 ま り 治 癒 を 促 進 す る 。 小 陥 胸 湯( 半 夏 ・ 栝 楼 仁 ・ 黄 連 )は 胸 ~ 膈 の 湿 熱 を 排 除 す る 。 本 例 で 用 い た 漢 方 薬 は 小 陥 胸 湯 加 味 方 と 見 做 す こ と も で き る 。 病 邪 を 除 く だ け で な く、 正 気 を 流 通 さ せ る、 こ れ が 漢 方 の 極 意 で あ る 。

ア ト ピ ー と 言 え ば、 も う 20 年 も 前 に 診 察 し た 小 さ な 女 の 子 の こ と を、 と き ど き 思 い 出 す 。 ア ト ピ ー は 「 治 ら な い / 治 せ な い 」、 こ の よ う な 状 況 に な っ た の は、 一 体 だ れ の せ い な の か


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五 苓 散 の 季 節 到 来


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40 代 の 男 性 。 こ の と こ ろ の 猛 暑 の た め、 例 年 に 比 し 水 分 摂 取 や ビ ー ル の 量 が 多 い 。 そ の た め か 水 様 の 下 痢 が 続 い て い る 。 排 便 後 ス ッ キ リ す る た め 気 に は 留 め て い な か っ た 。 5 日 前 イ ワ シ の 刺 身 を 食 べ て か ら 胃 が も た れ、 夜 中 に 胃 液 の 逆 流 を 感 じ る よ う に な っ た 。 胃 薬 を 服 用 し た が 改 善 が な い 。 昨 日 か ら は み ぞ お ち に 物 が 痞 え て い る よ う で、 ス ッ キ リ せ ず 食 欲 が な く な っ た 。

発 熱 ・ 悪 寒 は な い 。 暑 く て 喉 が 乾 く が 飲 み た く な い 。 飲 ん だ ら 口 に 逆 流 し て き そ う だ 。 患 者 は 生 来 健 康 で、 ガ ッ チ リ し た 体 格 。 血 圧 正 常 。 脈 は 64 で 沈 滑 。 舌 は 暗 紅 で 歯 痕(+)、 苔 は 白 滑 。 水 飲 が み ぞ お ち に 停 滞 ・ 貯 留 し た も の と 考 え 五 苓 散 エ キ ス を 投 与 し た 。 後 日、 奥 さ ん か ら 漢 方 薬 を 1 包 服 用 し た だ け で 翌 朝 に は 良 く な っ た、 と の 報 告 を 受 け た 。 五 苓 散 は 浮 腫( 水 停 )の 治 療 薬 で あ る こ と は よ く 知 ら れ て い る が、 効 能 は こ れ だ け に と ど ま ら な い 。

『 傷 寒 論 』 第 156 条 に 「 本 以 下 之, 故 心 下 痞, 与 瀉 心 湯, 痞 不 解, 其 人 渇 而 口 燥 煩, 小 便 不 利 者, 五 苓 散 主 之 」 と あ る 。 「 下 し た 後、 み ぞ お ち が 痞 え る 場 合 は、 甘 草 瀉 心 湯 を 与 え な さ い 。 痞 え ( 水 痞 ) が と れ ず、 口 が 渇 い て、 小 便 が 少 な い の で あ れ ば、 五 苓 散 を 投 与 し な さ い 」 と の 指 示 で あ る 。

さ ら に、 第 159 条 に 「 傷 寒, 服 湯 薬, 下 利 不 止, 心 下 痞 鞕, 服 瀉 心 湯 已 。 復 以 他 薬 下 之, 利 不 止, 医 以 理 中 与 之, 利 益 甚 。 理 中 者, 理 中 焦, 此 利 在 下 焦, 赤 石 脂 禹 余 糧 湯 主 之 。 復 不 止 者, 当 利 其 小 便 」 と あ る 。 「 寒 に 傷 ら れ、 下 痢 し、 み ぞ お ち が 痞 え る と き は、 甘 草 瀉 心 湯 を 投 与 す べ き で あ る の に、 他 の 薬 を 与 え た た め に 下 痢 が 良 く な ら な い 。 理 中 湯 や 赤 石 脂 禹 余 糧 湯 を 与 え て も だ め な 場 合、 水 飲 を 小 便 か ら 去 る 五 苓 散 を 投 与 す べ き で あ る 」 と い う 意 味 で あ る 。 み ぞ お ち が 痞 え て 下 痢 す る 場 合 「 五 苓 散 証 」 が 意 外 と 多 い 。

ま た、 第 74 条 に は 「 水 入 則 吐 者, 名 曰 水 逆, 五 苓 散 主 之 」 と あ る が、 心 下 の 水 飲 が 著 し い と “ 噴 水 状 ” の 嘔 吐 が 現 れ る こ と を 述 べ て い る 。 五 苓 散 は 冷 た い ド リ ン ク 類 を 多 飲 す る “ 夏 場 ” の 特 効 薬 で あ る 。 だ が、 冬 期 の 下 痢 に も 有 効 で あ る 。 ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 感 染 性 胃 腸 炎、 そ う 霍 乱 病 で あ る 。 ほ か に も 「 頭 痛 」 や 「 め ま い 」 や 「 浮 腫 」 や 「 PMS 」 や 「 筋 肉 痛 」 な ど な ど に 広 く 用 い ら れ て い る 。


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脊 椎 管 狭 窄 症 に 八 味 地 黄 丸 + 疎 経 活 血 湯


縁切り 縁結び「安井金比羅宮」京都 旧花街 島原 の 角屋






糖 尿 病 の 中 肉 中 背 の 後 期 高 齢 者 の 御 婦 人 。 脊 椎 管 狭 窄 症 が あ る た め、 100 m ほ ど 歩 く と 下 肢 の し び れ と 痛 み が 生 じ、 立 ち 止 ま り 小 休 止 し な け れ ば な ら な い( 間 欠 性 跛 行 ) 。 病 院 で 手 術 を 奨 め ら れ て い る 。

食 事 は な る べ く 炭 水 化 物 を 摂 ら な い よ う に し( 糖 質 制 限 )、 お 魚 を 沢 山 食 べ て い る 。 薬 は 服 用 し て い な い が、 血 糖 の 指 標 で あ る HbA1c は 6 台 前 半 と 安 定 し て い る 。 食 欲 ・ 便 通 良 好 。 寝 付 き も よ い が、 夜 間 尿 が 多 い 。 尿 失 禁 は な い 。 血 圧 は 正 常 。 脈 は 88 滑 有 力 。 舌 は 暗 紅、 少 苔 で 湿 潤 。 舌 下 静 脈 の 怒 張 あ り 。 腹 壁 は 薄 く、 正 中 芯 を 認 め る 。 臍 傍 に 動 悸 を 触 れ る 。 浮 腫 な し 。 

疎 経 活 血 湯八 味 地 黄 丸 を 投 与 。 服 薬 す ぐ に は 変 化 は 認 め ら れ な か っ た が、 有 害 事 象 な い た め 服 薬 を 継 続 。 数 カ 月 後 に は 痛 み と し び れ が 軽 減、 立 ち 止 ま る こ と な く、 歩 行 が で き る よ う に な っ た 。 食 事 も 糖 質 制 限 食 を 中 止 し、 三 食 穀 類( 朝 夕 は 玄 米 ・ 昼 に 全 粒 粉 パ ン )を 食 べ る よ う に し、 和 菓 子 も 楽 し ん で い る が、 Hb A1c は 6 台 の 前 半 の ま ま で 安 定 し て い る 。 歩 行 状 態 に 満 足 で き る の で、 手 術 は し な い こ と に し た 。 益 々 お 元 気 に な ら れ た 。

年 齢 と と も に 腎 陰 は 虧 損 し て く る 。 さ ら に 女 性 の 場 合 は、 月 経 や 出 産 や 授 乳 な ど で 肝 腎 の 陰 血 が 不 足 す る 。 八 味 地 黄 丸 は 腎 の 陰 陽 と も に 補 う 。 疎 経 活 血 湯 は 陰 血 が 不 足 し た た め、 骨 ・ 筋 肉 を 養 う こ と が で き な い 場 合 の 処 方 。 陰 血 が 不 足 す る と、 血 脈 が 満 た さ れ な い た め、 血 流 は 勢 い を 失 い 淀 む 。 疎 経 活 血 湯 に は 陰 血 を 補 う 四 物 湯 に 駆 瘀 血 薬 が 加 え ら れ て い る 。 本 剤 に 含 ま れ る 袪 風 湿 薬 は、 血 流 障 害 に と も な う 二 次 的 な 浮 腫 を 除 く た め で あ る 。

高 齢 者 の 脊 椎 管 狭 窄 症 に は 疎 経 活 血 湯 + 八 味 地 黄 丸 や 六 味 丸 が 奏 功 す る 場 合 が 多 い 。 先 日 も 腰 が 弱 く な り 歩 行 も お ぼ つ か な く な っ て き た 80 代 の 男 性 が、 こ の 処 方 で 足 元 が し っ か り さ れ 覇 気 も で て き た 。 高 齢 者 以 外 の 脊 椎 管 狭 窄 症 で は、 ス ト レ ス が 影 響 す る こ と も 多 く、 柴 胡 剤 が 必 要 と な る ケ ー ス も 多 い 。 著 者 は 四 逆 散群 発 頭 痛 が 改 善 し た 経 験 も も つ 。

本 例 で は 症 状 が 改 善 し、 体 調 が 非 常 に よ く な っ た の は、 漢 方 薬 だ け で な く、 玄 米全 粒 粉 パ ン が 寄 与 し た も の と 思 わ れ る 。 エ ネ ル ギ ー 産 生 の 場 で あ る 「 筋 肉 」 は、 ブ ド ウ 糖( 糖 質 )を 利 用 し 効 率 の 良 い 働 き が 得 ら れ る 。 糖 質 を 摂 ら な い と 見 か け の 血 糖 値 は 改 善 す る が、 筋 肉 は 痩 せ 衰 え、 糖 尿 病 は 取 り 返 し の つ か な い 状 態 に 陥 る 。 患 者 さ ん は 糖 質 制 限 を 中 止 し 活 動 的 に な っ た  糖 質 制 限 を 続 け て い け ば サ ル コ ペ ニ ア が 待 っ て い た ~  人 類 を 進 化 さ せ た の は 糖 質 で あ る 。


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「 雨 乞 い 」 に 捧 げ る : 知 母 と 黄 耆


醍醐寺の五重の塔世界遺産「醍醐寺」三宝院庭園






70 代 の 女 性 。 数 ヶ 月 前 か ら 体 調 が す ぐ れ な い た め 数 ヶ 所 の 医 療 機 関 を 受 診 。 血 液 検 査、 X 線 検 査、 心 電 図、 CT ス キ ャ ン な ど を 受 け 治 療 す る も 改 善 な し 。体 が だ る く 疲 れ や す い 。 横 に な っ て い た い 。 体 が 浮 い て い る 感 じ が し て、 歩 い て い る と フ ラ フ ラ す る 。 時 々 の ぼ せ る 。 血 圧 は 140 / 80 。 脈 は 66 で 滑、 両 尺 弱、 左 尺 細 。 舌 は 淡 紅、 化 燥 し 剥 苔 あ り 。

陰 虚 陽 亢 で あ る 。 治 療 は 陰 を 補 い 火 を 消 す 。 乾 地 黄 7、 玄 参 5、 麦 門 冬 6、 五 味 子 5、 括 楼 根 6、 山 茱 萸 5、 芍 薬 5、 人 参 3、 知 母 6、 貝 母 4、 大 棗 3、 牡 蠣 6 ( 先 煎 )( す べ て 保 険 調 剤 )を 投 与 。 10 日 後、 症 状 改 善 。 疲 れ と の ぼ せ は ほ と ん ど 消 失 。 肩 が 痛 い 。 葛 根 7 を 加 え、 五 味 子 を 除 く 。 20 日 後、 ゴ ー ゴ ー 耳 鳴 り が す る 。 桂 枝 3、 黄 耆 5 を 加 え、 玄 参、 貝 母、 人 参 を 除 く 。 14 日 後、 耳 鳴 り は ほ ぼ 消 失 。 身 体 が 元 に 戻 っ た 。

患 者 は じ っ と し て い ら れ な い 働 き 者 。 い わ ゆ 陰 虚 体 質 で あ る 。 そ こ に 無 理 が た た り、 “ 陰 ” が 急 速 に 不 足 す る よ う に な っ た 。 そ こ で 陰 血 の 吸 収 ・ 産 生 を 促 進 さ せ る た め、 代 償 的 に エ ネ ル ギ ー 代 謝 を 亢 進 さ せ る 必 要 に 迫 ら れ た 。 こ れ が 恒 常 化 し た も の が 陰 虚 陽 亢 で あ る 。 乾 地 黄、 玄 参、 麦 門 冬 の 組 み 合 わ せ は 増 液 湯、 麦 門 冬、 五 味 子、 人 参 の 組 み 合 わ せ が 生 脈 散 で あ 。 陰 虚 が 長 引 け ば 正 気 も 不 足 す る( 陰 損 及 陽 )こ と に な る た め 人 参 が 必 要 と な る 。

陰 虚 陽 亢 で は 火( 陽 )が 上 亢 し、 の ぼ せ ・ め ま い ・ 頭 痛 ・ 耳 鳴 り な ど が 出 現 す る た め、 山 茱 萸、 五 味 子、 芍 薬、 牡 蠣 で 気 を 収 斂 し た 。 張 錫 鈍 は 黄 耆 と 知 母 の 組 み 合 わ せ を、 「 黄 耆 の 働 き は、 雨 が 降 ろ う と す る と き に 上 昇 す る 陽 気 で あ り、 知 母 は 雨 が 降 ろ う と す る と き 四 合 す る 陰 雲 で あ る 」 と 述 べ て い る 。 慈 雨 に よ り 大 地( 人 体 )が 潤 い、 生 命 が 甦 る 。

陰 虚 陽 亢 で は 火 が 上 昇 す る た め、 頭 が フ ワ フ ワ し た り、 体 が 浮 い て い る よ う な 感 じ や、 の ぼ せ た 感 じ が 出 現 す る 。 陰 の 不 足 は 月 経 や 出 産 を 経 験 す る 女 性 や 高 齢 者 に 多 く み ら れ る 。 長 命 で 元 気 な 高 齢 者 が 増 え る に つ れ、 陰 虚 陽 亢 は 日 常 的 に 経 験 さ れ る 。 一 方、 同 じ よ う な 症 状 は 湿 熱 で も み ら れ る 。 飽 食 の 時 代、多 く の 人 び と に 湿 熱 が 伏 在 し て い る の で あ る 。 陰 虚 陽 亢 と 湿 熱 は 漢 方 か ら み た 現 代 病 と 言 え そ う だ 。


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「 卵 か け ご 飯 」 で 糖 尿 病 が 良 く な る (@^^)/~~~


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糖 尿 病 の 中 年 男 性 。 運 動 を し な け れ ば い け な い と 思 っ て き た の だ が、 若 い こ ろ か ら の 膝 関 節 痛 の た め で き ず に い た 。 と こ ろ が、 卵 黄 か ら つ く ら れ る 健 康 食 品 を 服 用 す る よ う に な り、 嘘 の よ う に 痛 み が 消 失 し た 。 い ま で は 下 腿 に 重 り を つ け 膝 関 節 の 屈 伸 運 動( 筋 ト レ )を お こ な っ て い る 。 当 然 HbA1c は 改 善 著 し い こ の 健 康 食 品、 iHAタ マ ゴ サ ミ ン )と い う の だ が、 な ん と 京 都 の ベ ン チ ャ ー 企 業 フ ァ ー マ フ ー ズ の 創 製 な の だ 。 京 都 に は 日 本 電 産 を は じ め、 京 セ ラ ・ 村 田 製 作 所 ・ 島 津 製 作 所 ・ ロ ー ム ・ 新 日 本 製 薬 ・ オ ム ロ ン ・ ワ コ ー ル ・ 宝 酒 造 な ど な ど、 日 本 を 代 表 す る 一 流 企 業 が 目 白 押 し で あ る 。

閑 話 休 題 。 朝 食 に 卵 を と る と 空 腹 を 感 じ な く な る、 と い う 研 究 結 果 が あ る 。 消 化 管 か ら 分 泌 さ れ る ホ ル モ ン に グ レ リ ンペ プ チ ド YY( PYY )が あ る の だ が、 前 者 は 食 欲 を 増 進 さ せ、 後 者 に は 食 欲 を 抑 制 す る 働 き が あ る 。 卵 に は こ の PYY の 分 泌 を 高 め る 働 き が あ る 。 糖 尿 病 に は も っ て こ い の 食 品 で は な い か 。 さ ら に、 よ く 噛 ん で 食 事 を と る と GLP-1 と PYY の 分 泌 が 亢 進 す る と い う の で あ る 。 GLP-1 は イ ン ス リ ン の 分 泌 を 促 進 す る 働 き を も つ ホ ル モ ン 「 イ ン ク レ チ ン 」 で あ り、 GLP-1 受 容 体 作 動 薬 は 糖 尿 病 治 療 薬( 皮 下 注 射 )と し て 使 用 さ れ て い る 。

糖 尿 病 患 者 は 毎 日 卵 を 食 べ、 よ く 噛 ん で、 筋 ト レ を 行 う 。 も ち ろ ん 3 度 の 主 食( 炭 水 化 物 )も 欠 か せ な い 。 過 激 な 糖 質 制 限 な ど に 嵌 れ ば、 生 き て 行 く た め に 必 要 な エ ネ ル ギ ー を 確 保 で き な い た め、 大 量 の 脂 肪 を 摂 取 し な け れ ば な ら な く な る( 高 脂 肪 食 ) 。 エ ネ ル ギ ー 産 生 の 場 で あ る 筋 肉 に 脂 肪 が 沈 着 し、 グ リ コ ー ゲ ン が 不 足 す る た め、 筋 肉 の 代 謝 機 能 が 衰 え、 糖 を 利 用 で き な く な る 。 糖 代 謝 は 崩 壊 す る 。 さ ら に 怖 い こ と は、 脳 の ア ス ト ロ サ イ ト の グ リ コ ー ゲ ン も 不 足 す る た め、 長 期 記 憶 の 形 成 に 必 要 な 乳 酸 を、 海 馬 の 神 経 細 胞 に ト ラ ン ス ポ ー ト で き な く な る 。

こ れ は 考 え る 葦 に と っ て 大 問 題 で あ る 。 そ う 糖 質 を 制 限 す る と 認 知 機 能 が 低 下 す る( 世 界 屈 指 の 医 学 雑 誌 Cell に 掲 載 )。 さ ら に 運 動 の 持 久 力 も 低 下 す る こ と が 判 明 し た の だ 。 ヒ ト の 高 次 脳 機 能 を 維 持 す る た め に は、 ブ ド ウ 糖 か ら 転 化 さ れ る グ リ コ ーゲ ン が 必 須 で あ る 。 ケ ト ン 体 は、 神 経 細 胞 が 正 常 の 機 能 を 失 っ た( 傷 害 さ れ た )場 合、 利 用 さ れ る 災 害 用 の 代 替 エ ネ ル ギ ー に 過 ぎ な い 。 神 経 細 胞 は 生 理 的 な 状 態 で は、 ケ ト ン 体 を 利 用 し な い 。 人 間 の 尊 厳 の 源 で あ る 「 脳 」、 生 存 に 必 要 な エ ネ ル ギ ー を 産 生 す る 「 筋 肉 」、 と も に 糖 質 が 十 分 に 供 給 さ れ な け れ ば 機 能 不 全 に 陥 る  

過 激 な 糖 質 制 限 食 の 危 険 性 が、 徐 々 に 浸 透 し て き て い る 。 当 然 の 成 り 行 き と 考 え て い る 。 こ の 食 事 を 続 け て 行 く と、 サ ル コ ペ ニ ア で 苦 し む こ と が、 容 易 に 想 像 さ れ る か ら で あ る 。 極 端 な ダ イ エ ッ ト の 喧 伝 は、 金 の た め の 商 売 と 考 え た 方 が よ い 。 人 類 を 進 化 さ せ て き た の は 穀 物 で あ る 。 卵 に 多 く 含 ま れ る レ シ チ ン は、 脳 の 機 能 を 高 め、 認 知 症 を 予 防 す る 。 美 味 し い 「 卵 か け ご 飯 」 で、 健 康 を 維 持 し、 人 生 を 謳 歌 し ま し ょ う  や せ 我 慢 す る と ス ト レ ス で、 血 糖 値 が 益 々 上 が り ま す よ ~

PS : 以 前 の グ レ リ ン に 関 す る ブ ロ グ も ご 参 照 く だ さ い 


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不 登 校 に 抑 肝 散 加 陳 皮 半 夏


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起 立 性 調 節 障 害( OD )は 学 童 期 や 中 高 生 に み ら れ る 疾 患( 症 候 群 )で あ る 。 起 立 時 に 血 圧 を 保 持 す る こ と が で き な く な り、 脳 へ の 循 環 血 液 量 が 減 少 す る た め 発 症 す る 。 起 立 時 に め ま い が し た り、 立 っ て い る と 頭 が ク ラ ク ラ し、 倒 れ そ う に な っ た り す る 。 ま た 嫌 な こ と が あ る と 気 持 ち が 悪 く な る 。 午 前 中 は 調 子 が 悪 く、 し ば し ば 頭 痛 や 腹 痛 が 出 現 す る 。 起 立 性 の 循 環 障 害 だ け で は、 説 明 が つ か な い 徴 候 が 認 め ら れ る 。

こ れ ら は、 こ こ ろ( 自 律 神 経 や ホ ル モ ン ) の 失 調 な ど に 原 因 を 求 め ざ る を 得 な い 。 小 児 期 か ら 思 春 期 に お け る、 自 律 神 経 失 調 症 と 考 え ざ る を 得 な く な る 。 罹 患 率 は 小 学 生 で 5-10 %、 中 学 生 で 10-20 % と も い わ れ、 意 外 に ポ ピ ュ ラ ー な 疾 患 で あ る 。 起 床 が つ ら く 午 前 中 は 体 が ス ッ キ リ し な い た め、 本 人 の 意 思 に 反 し て、 不 登 校 に 陥 る ケ ー ス も あ る 。 不 登 校 は な に も 「 い じ め 」 だ け と は 限 ら な い 。

中 学 生 の 女 子 。 2 ヶ 月 以 上 前 か ら と く に 誘 因 な く 体 調 不 良 と な っ た 。 立 っ て い る と 頭 が ク ラ ク ラ し、 倒 れ そ う に な る た め、 8 週 間 前 に 公 立 病 院 の 小 児 科 を 受 診 。 OD を 疑 わ れ 低 血 症 治 療 薬 を 投 与 さ れ も 効 果 な し 。 と き ど き 頭 痛 や 腹 痛 や 嘔 気 や の ぼ せ も 出 現 す る 。 頭 痛 は 曇 り や 雨 の 日 に 悪 化 す る 。 朝 礼 や 人 混 み な ど で は、 空 気 が 入 っ て 来 な い よ う な 息 苦 し さ が 現 れ る 。 水 を 飲 む と 良 く な る 。 朝 は 体 が だ る く 起 床 が つ ら い 。

1 週 間 に 1 回 は 学 校 を 休 む 。 不 感 は な い が イ ラ イ ラ す る 。 睡 眠 は 良 好 だ が、 生 理 痛 が 8 ヶ 月 前 か ら ひ ど く な っ て き て つ ら い 。 脈 は 80 で 細 滑 弦、 両 尺 弱 。 舌 は 淡 紅、 薄 白 苔 。 腹 部 は 筋 力 充 実 し、 動 悸 や 腹 直 筋 の 緊 張 は み ら れ な い 。 邪 気 が 上 逆 し、 清 気 が 脳 に 到 達 し な い 。 抑 肝 散 加 陳 皮 半 夏 を 投 与 。 再 診( 10 日 後 )、 調 子 が 良 く な っ た 。 服 用 3 日 で ほ と ん ど 症 状 消 失  人 混 み で 頭 が 重 く な る 程 度 と な っ た

「 抑 肝 散 加 陳 皮 半 夏 」 は 『 保 嬰 撮 要 』 に あ る 「 抑 肝 散 」 に、 本 邦 で 陳 皮 と 半 夏 を 加 え、 常 用 処 方 と し て 用 い ら れ て き た 。 抑 肝 散 に 湿 痰( 濁 )を 除 く 力 が 加 わ り、 湿 濁 に 侵 さ れ や す い 日 本 人 に 適 し て い る も の と 思 わ れ る 。 神 経 症 や ノ イ ロ ー ゼ、 小 児 の 夜 泣 き や 癇 癪 持 ち や 不 眠 症 な ど の よ う に、 精 神 が 興 奮 し て い る 状 態 に 使 用 す る 。 認 知 症 の BPSD に も 使 用 さ れ る 。

抑 肝 散 加 陳 皮 半 夏 は 朮 ・ 茯 苓 ・ 陳 皮 で 脾 胃 の 働 き を 高 め、 湿 濁 を 除 く 。 柴 胡 と 川 芎 は 気 血 の 流 れ を 疎 通 し、 脳 に 清 気 を 昇 ら せ る 。 清 気 の 上 達 は、 気 血 の 鬱 滞 が 疎 通 さ れ た こ と で 得 ら れ る の で あ る 。 釣 藤 鈎 は 鬱 滞 し 化 火 し た 肝 気( 肝 火 )を 冷 や し、 脳 に 上 逆 す る 肝 火 を 降 ろ す 。 こ の 昇 清 ‐ 降 火 が シ ナ ジ ー と し て 働 き、 脳 の 働 き が 正 常 に 行 わ れ る 。

OD の 頻 用 処 方 に 補 中 益 気 湯 が あ る 。 人 参 と 黄 耆 で 補 気 し、 柴 胡 と 升 麻 と 黄 耆 で 清 気 を 昇 ら せ る 。 補 中 益 気 湯 は 虚 証 や 気 が 不 足 し て い る 者 に 用 い る た め、 気 を 発 散 さ せ る 働 き の あ る 柴 胡 や 升 麻 は、 少 量 の 使 用 に 止 め て い る 。 一 方、 抑 肝 散 加 陳 皮 半 夏 の 柴 胡 の 作 用 は、 本 来 は 気 の 鬱 滞 を 疎 通 す る た め で、 昇 清 は 二 次 的 に 得 ら れ る も の で あ る 。 し か し エ キ ス 製 剤( ツ ム ラ )の 柴 胡 の 量 は 1 日 量 7.5 g 中 2 ㌘ と 少 な い 。

こ れ は 抑 肝 散 証 で は 肝 火 が 上 逆 し 擾 乱 し て い る た め、 疎 通( 疏 散 )が 強 い と、 火 を ま す ま す 炎 上 さ せ る こ と に な る た め、 火 に 油 を 注 が な い た め の 配 慮 と 思 わ れ る 。 だ が 日 本 人 の 場 合 は、 慢 性 的 な 病 態 で あ れ ば、 少 量 の 柴 胡 で あ っ て も、 気 の 鬱 滞 を 疎 通 す る こ と が で き る の か も し れ な い 。 尚、 今 回 の よ う な 小 児 期 の 不 登 校 で は、 柴 胡 桂 枝 湯 と の 鑑 別 が 必 要 に な る 。 柴 胡 桂 枝 湯 は OD の 頻 用 処 方 で あ る 。

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ゴ キ ち ゃ ん が 漢 方 薬 に (ToT)/~~~


555新宿駅南口






飽 食 の 時 代 。 食 べ 物 番 組 が 多 い 。 以 前 は ゲ テ モ ノ 番 組 も あ っ て、 タ レ ン ト が キ ャ ー キ ャ ー 大 騒 ぎ す る の が 好 評 を 博 し て い た 。 ハ チ や ゴ キ ブ リ や ウ ジ 虫 の 唐 揚 げ や 佃 煮 な ど も が で て き た 。 ヒ ト が 食 す る に は 似 つ か わ ぬ も の だ が、 食 物 連 鎖 を 考 え る と、 ヒ ト も 間 接 的 に は 昆 虫 を 食 べ て い る こ と に な る 。 ゲ テ モ ノ 料 理、 単 な る 好 奇 心 に と ど ま ら ぬ、 な に が し か の 必 然 性 を 感 じ る 。

中 医 学 で は 日 本 に は 少 な い 動 物 性 生 薬( 血 肉 有 情 )が し ば し ば 用 い ら れ る 。 そ の 中 に は な ん と 昆 虫 が 多 い の で あ る 。 古 来 よ り 瘀 血 を 除 く 薬 と し て、 抵 当 丸大 黄 庶 虫 丸 が あ る が、 前 者 に は ア ブ( 虻 虫 )と ヒ ル( 水 蛭 )が、 後 者 に は ゴ キ ブ リ( 庶 虫 )も 含 ま れ て い る 。 ア ブ と ゴ キ ブ リ は メ ス が 用 い ら れ る 。 ♀ に 特 有 の ホ ル モ ン が 関 与 す る の か? 動 物 性 生 薬 は 植 物 性 生 薬 に 比 べ 作 用 が 峻 烈 な た め、 気 を 損 耗( 消 耗 )し や す い 。 そ の た め 単 な る 生 理 不 順 や 生 理 痛 な ど で は 使 用 さ れ な い 。

日 本 で 使 わ れ る 駆 瘀 血 薬 は、 主 に 桃 の 種( 桃 仁 )と ベ ニ バ ナ( 紅 花 )で あ る 。 下 剤 と し て 使 用 さ れ る 大 黄 も 強 力 な 駆 瘀 血 薬 で あ る 。 酒 で 蒸 し て 炒 っ て 炭 化 し 少 量 服 用 す る と、 婦人 科 の 止 血 剤 と し て 働 く 。 血 余 炭 を ご 存 じ で あ ろ う か 。 人 の 頭 髪 を 焼 い た も の で、 中 国 で は 止 血 薬 と し て 使 用 さ れ て い る 。 炭 化 す る と 止 血 効 果 を 現 わ す 。 た だ 駆 瘀 血 薬 に は 流 産 の 危 険 が あ る た め、 妊 婦 に は 原 則 使 用 禁 止 で あ る 。 紅 花 は 江 戸 時 代 に は 堕 胎 薬( 稽 留 流 産 )と し て 使 わ れ て い た

失 笑 散 と い う 笑 い 出 し そ う な 名 の 薬 が あ る 。 ガ マ の 穂( 蒲 黄 )、 ム サ サ ビ の 糞 便( 五 霊 脂 )の 二 味 よ り な る 。 駆 瘀 血 作 用 が あ る た め、 ガ ン の 疼 痛 な ど に 中 国 で は 頻 用 さ れ る。 動 物 の フ ン ま で も ク ス リ と な る の だ 。 と こ ろ が 驚 い た こ と に、 人 中 黄 と い っ て、 ヒ ト の 糞 便 も 漢 方 薬 と し て 用 い ら れ て い た の で あ る 。 解 毒 作 用 が あ る ら し い 。 犬 猫 が 糞 を 舐 め て い る 姿 を よ く 見 る 。 大 国 主 命 が 身 ぐ る み 剥 ぎ 取 ら れ た 因 幡 の 白 兎 を、 蒲 黄 で 包 ん で あ げ た の は、 ガ マ の 穂 に は 止 血 作 用 が あ る た め だ 。

中 国 で は ミ ミ ズ( 地 竜 )や サ ソ リ( 全 蝎 )や ム カ デ( 蜈 蚣 )が、 顔 面 神 経 麻 痺 に 用 い ら れ る 。 動 物 性 薬 は 病 巣 深 く 侵 入 す る 。 そ の た め 神 経 麻 痺 を も 治 す こ と が で き る 。 地 竜 の 解 熱 作 用 は ア ス ピ リ ン に 優 る と も い う 。 顔 面 神 経 麻 痺 に 地 竜 が 著 効 し た の だ が、 強 い 冷 え を 訴 え ら れ た 経 験 が あ る 。 昆 虫 の ハ ン ミ ョ ウ の 抗 が ん 作 用 も 注 目 さ れ て い る 。 飽 食 の 時 代 。 運 動 不 足 も 重 な り、 体 内 に 不 要 な も の が 排 除 さ れ ず、 堆 積 さ れ て 行 く 。 こ れ ら が 生 活 習 慣 病 の 原 因 と な り、 ひ い て は が ん や 心 筋 梗 塞 や 脳 卒 中 の 引 き 起 こ す 。 現 代 こ そ、 ゲ テ モ ノ が 必 要 な 時 代 だ 。


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火 は 血 を 妄 迫 し (ToT)/~~~


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症 例 は 50 代 の 女 性 。 数 年 前 か ら 高 血 圧 を 指 摘 さ れ る も 放 置 。 2 ヶ 月 前 に、 ご 主 人 を 病 気 で 亡 く し て い る 。 そ の た め 不 安 感 が 出 現 し、う つ 的 と な っ た 。 1 ヶ 月 前 よ り 耳 閉 感 と 腰 か ら 下 肢 に か け て つ れ る 感 じ が 出 現 。 整 形 外 科 を 受 診 し、 鎮 痙 薬 と 安 定 剤 を 服 用 し て い る 。 床 に 入 る と 胸 が ド カ ド カ し て 眠 れ な い 。 の ぼ せ る 。 顔 貌 は 抑 う つ 状 。

漢 方 治 療 を 希 望 し 来 院 。 血 圧 190 / 110 。 脈 は 100、 細 滑 弦、 左 尺 無 力 。 舌 は 暗 紅、 薄 白 苔、 全 体 に 化 燥 。 陰 虚 陽 亢 と 考 え、 玄 参 5、 山 茱 萸 6、 芍 薬 6、 牡 丹 皮 6、 麦 門 冬 6、 百 合 6、 知 母 9、 黄 柏 4、 茯 苓 6、 遠 志 4、 蓮 肉 5、 酸 棗 仁 15 ( す べ て 保 険 適 応 ) を 投 与 す る 。

1 週 間 後、 う そ の よ う に 明 る い 顔 に な っ た 。 初 診 時 よ り 安 定 剤 は 中 止 し て い る が、 不 安 感 や う つ 状 態 が よ く な っ た 。 動 悸 も な く 眠 れ る 。 驚 い た こ と に 下 肢 の つ れ る 感 じ も な く な っ た 。 血 圧 は 160 / 90 。 脈 は 84、 沈 細 。 同 方 を 2 週 間 分 投 与 。 初 診 3 週 間 後、 耳 閉 感 が ま だ 少 し あ る が、 他 の 症 状 は 消 失 。 血 圧 132 / 90、 脈 も 80 と 改 善 。 前 方 の 玄 参、 蓮 肉 を 中 止 し、 乾 地 黄 7、 黄 耆 4 を 加 え る 。 体 調 は 元 通 り に な っ た 。

女 性 は 月 経 や 分 娩 ・授 乳 が あ る た め、 男 性 に 比 べ 陰 血( 体 の 構 成 物 質 )が 不 足 が ち と な る 。 加 齢 と と も に 陰 血 は さ ら に 不 足 す る よ う に な る 。 そ の た め、 閉 経 は 陰 血 の 損 耗 を 防 ぐ と い う 意 味 で は 合 目 的 で あ る 。 し か し 年 齢 と と も に 基 礎 代 謝 は 低 下 す る 。 女 性 は 閉 経 後 も 男 性 に 比 し、 陰 血 不 足 に 起 因 す る 疾 患 の ハ イ リ ス ク な の で あ る 。

体 の 構 成 成 分 が 不 足 す る( 痩 せ る )と、 代 償 機 転 が 働 き、 血 肉 の 素 を 吸 収 し、 そ の 素 材 を 用 い、 体 の 修 復 が 行 わ れ る 。 こ の た め 体 内 の 熱 産 生( 代 謝 )が 亢 進 す る 。 こ れ が 陰 虚 内 熱 の 本 態 で あ る 。 こ の 熱 産 生 が 異 常 に 亢 進 し た、 病 的 状 態 を 陰 虚 陽 亢 と 規 定 す る 。 熱( 火 )が 上 昇 し を 衝 く と 動 悸 が 出 現 し た り、 血 圧 が 上 昇 す る 。 ま た 心( 陰 )に 鎮 座 す る 「 神 」 が 不 寧 と な る と( 神 不 守 舎 )、 不 安 ・ い ら い ら ・ 焦 燥 感 や 不 眠 が 出 現 す る 。

火 を 鎮 火 す る た め に は 黄 柏 や 知 母 が 必 要 に な る( 標 治 )。 し か し 熱( 火 )の 産 生 は 陰 血 が 不 足 し た 結 果 で あ る た め、 滋 陰 養 血 を 主 と し、 清 熱 を 従 と す る( 滋 陰 清 熱 ) 。 こ れ を 本 治 と い う 。 “ 臭 い も の に は 蓋 ” 式 の 治 療 で は い け な い 。


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「 認 知 症 」 は 改 善 す る (@^^)/~~~



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米 国 で は 認 知 症 患 者 が 減 少 し て い る 」 と い う サ プ ラ イ ズ を 以 前 報 告 し た 。 わ が 国 で は 2012 年 の 時 点 で 認 知 症 患 者 が 462 万 人 で あ っ た が、 2025 年 に は 700 万 人 に な る も の と 推 計 さ れ て い る 。 急 激 な 増 加 で あ る 。 戦 後 生 ま れ の 団 塊 の 世 代 が 75 歳 以 上 と な る た め で、 2025 年 問 題 と し て 国 家 的 戦 略 が 必 要 と さ れ る 。 一 方 で、 米 国 で は 認 知 症 の 有 病 率 が、 2000 年 で 11.6 %、 2012 年 に は 8.8 % と 減 少 し て い る の だ 。 日 本 は 米 国 と 肩 を 並 べ る 世 界 の 先 進 国 で あ る 。 厚 労 省 の 推 計 の よ う に、 2025 年 に は 認 知 症 患 者 が、 700 万 人 と 倍 近 く も 増 え る の だ ろ う か 。

認 知 症 の 前 段 階 の 認 知 機 能 障 害 を MCI( 軽 度 認 知 障 害 )と い う。 約 400 万 人 が 該 当 す る と さ れ る 。 こ れ ら の ひ と び と を 認 知 症 に 進 行 さ せ ず、 現 状 維 持、 あ わ よ く ば 少 し で も 改 善 す る こ と が で き れ ば、 認 知 症 患 者 を 大 幅 に 減 少 さ せ る こ と が 可 能 と な る 。 認 知 症 患 者 を 改 善 さ せ る こ と が 困 難 な 現 況 を 考 え る と、 多 少 は 現 実 的 手 段 と 考 え ら れ ま い か 。 そ ん な 折、 国 立 長 寿 医 療 セ ン タ ー か ら ビ ッ グ サ プ ラ イ ズ が も た ら さ れ た 。 MCI の 半 数 近 く が 正 常 範 囲 に 戻 っ た と い う の だ ~

愛 知 県 大 府 市 の 住 民 約 4200 人 の 認 知 機 能 を 2011 年 か ら 4 年 間 追 跡 調 査 し た 。 調 査 対 象 に 認 知 症 患 者 は 含 ま れ て い な い 。 研 究 当 初、 約 740 人 が MCI と 診 断 さ れ た が、 4 年 後 に は そ の 46 % が 正 常 に 復 し て い た 。 一 方、 4 年 間 に 認 知 症 と 診 断 さ れ た 人 の 割 合 は、 MCI で 14 %、 正 常 者 で は 5 % で あ っ た 。 MCI で は 正 常 者 に 比 べ 認 知 症 に な る 確 率 が 高 い の は 当 然 で あ る が、 MCI の 46 % が 正 常 な 認 知 機 能 に 回 復 し て い た こ と に は お ど ろ き で あ る 。 こ れ は 認 知 機 能 障 害 が 初 期 の 段 階 で は、 正 常 な 認 知 機 能 に 回 復 す る 可 能 性 を 意 味 す る 。

神 経 病 理 学 的 な 改 善 に つ い て は 不 明 で あ る が、 お そ ら く 否 定 的 と 思 わ れ る 。 し か し 臨 床 的 な 回 復 は、 正 常 な 生 活 の 継 続 ・ 維 持 を 意 味 す る 。 青 天 井 の 医 療 費 の 増 大 や 介 護 パ ワ ー の 不 足 の 問 題 も、 一気 に 解 決 に 向 か う こ と に な る 。 問 題 は 如 何 に す れ ば、 MCI の 段 階 で 認 知 機 能 を 回 復 さ せ る こ と が で き る か だ 。 お そ ら く 生 活 習 慣 ( 食 事 ・ 睡 眠 ・ 運 動 ・ ス ト レ ス な ど ) の 見 直 し に あ る と 考 え る 。 そ れ は 脳 内 に 老 廃 物 Aβ が 沈 着 す る こ と が、 認 知 症 を 発 症 さ せ 進 行 さ せ る か ら だ 。

老 廃 物 は 睡 眠 中 に 排 除 さ れ る た め、 良 質 の 睡 眠 が 必 要 に な る 。 適 度 な 運 動 は 血 行 を 促 進 す る た め、 老 廃 物 の 排 除 に は 欠 か せ な い 。 海 馬 の 神 経 細 胞 の 長 期 記 憶 保 持 の た め に は、 ア ス ト ロ サ イ ト に 蓄 積 さ れ て い る “ グ リ コ ー ゲ ン ” 由 来 の 乳 酸 が 重 要 な 働 き を す る 。 御 飯 は 3 食 欠 か せ な い 。 そ の 意 味 か ら も 過 激 な 糖 質 制 限認 知 症 の ハ イ リ ス ク と 考 え る べ き だ ~  ス ト レ ス は 活 性 酸 素 を 増 加 さ せ る た め 避 け る べ き 。 神 経 細 胞 が 死 滅 す る 。

漢 方 薬 で は 甘 麦 大 棗 湯 や 五 苓 散 や 当 帰 芍 薬 散 な ど、 さ ら に は 六 味 地 黄 丸 や 八 味 地 黄 丸 な ど の 滋 陰 薬 も 認 知 症 の 予 防 に 有 用 と 考 え る 。


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湿 熱 型 皮 膚 病 2 題


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妻 が 奥 様 と お 知 り 合 い に な っ た こ と か ら、 御 主 人 様 か ら 京 都 一 の 中 華 料 理 店 に ご 招 待 さ れ た 。 そ こ で 出 て き た の が 写 真 の キ ッ ピ ン ア ワ ビ 。 キ ッ ピ ン ア ワ ビ と は、 戦 前 か ら 本 場 中 国 に も 輸 出 さ れ て い る、 最 高 級 の ア ワ ビ の こ と 。 【 ア ワ ビ 】 は 漢 方 薬 に も な る 。 産 地 は 三 陸 海 岸 に あ る 三 陸 町 吉 浜 で あ る 。 キ ッ ピ ン を 吉 品 と 思 っ て い る 方 が い る が、 吉 浜 を 意 味 す る 。 中 国 人 の 店 長 も 吉 品 と 誤 解 し て い た 。

著 者 は 30 代 後 半 か ら 7 年 間、 岩 手 県 三 陸 町 の 無 医 村 に 勤 務 し た 。 三 陸 町 の 名 は 三 村 ( 綾 里 ・ 越 喜 来 ・ 吉 浜 ) が 合 併 し た こ と に 由 来 す る 。 三 陸 町 は そ の 後 大 船 渡 市 と 合 併 し て い る 。 三 陸 海 岸 で 採 れ る ア ワ ビ は エ ゾ 鮑 ( 黒 鮑 ) で、 漁 期 が 冬 場 で あ る た め、 身 が 引 き 締 ま り、 さ ら に 旨 味 を 増 す 。 そ れ を 屋 外 で 寒 風 に 晒 し 乾 燥 さ せ、 太 陽 の エ ネ ル ギ ー を 蓄 積 し た 乾 鮑 は、 山 海 の 珍 味 と 呼 ぶ に 相 応 し い 。

症 例 1 : 20 代 女 性 。 全 身 に 紅 色 膨 疹 ( 蕁 麻 疹 ) が 出 現 し 治 ら な い 。 皮 膚 科 か ら 抗 ヒ ス タ ミ ン 薬 を 投 与 さ れ て い る が、 薬 を 中 止 す る と 発 疹 が 出 現 す る 。 も う 3 年 近 く も 服 用 し て い る 。 便 秘 で あ る も 食 欲 良 好 。 脈 は 70 で 滑 。 舌 は 淡 紅 で、 薄 白 苔 あ り 。 茵 蔯 蒿 湯 エ キ ス 7.5 g を 投 与 。 数 日 で 蕁 麻 疹 が 出 現 し な く な っ た 。 1 ヶ 月 服 薬 し 中 止 す る も 再 発 は み ら れ な い 。

症 例 2 : 70 代 女 性 。 20 年 以 上 も 乳 房 下 か ら 上 腹 部 に か け て の 広 範 な 発 疹 が 治 ら な い 。 皮 膚 科 の ス テ ロ イ ド 軟 膏 を 塗 っ て い る の で、 痒 み は 耐 え ら れ る が、 発 疹 の 改 善 は ま っ た く み ら れ な い 。 発 疹 は 紅 色 を 呈 し 触 れ る と 熱 感 が あ る 。 「 も う 治 ら な い と 諦 め て は い る 」 と 言 う が、 漢 方 治 療 を 勧 め る 。

食 欲 よ く 便 通 も 良 好 。 胸 焼 け が と き ど き あ る 。 脈 は 80 で 滑 偏 弦 。 舌 は 暗 紅 で 白 苔 に 被 わ れ る 。 茵 蔯 蒿 湯 エ キ ス 7.5 g と 黄 連 解 毒 湯 エ キ ス 7.5 g を 投 与 す る 。 2 週 間 後、 痒 み が な く な っ た 。 紅 斑 も か な り 薄 く な っ て い る 。 予 想 以 上 の 改 善 で あ る 。 そ の 後 も 同 剤 を 続 け、 8 週 間 服 用 し た 時 点 で 完 治 と し た 。 再 発 は な い 。 胃 が ス ッ キ リ す る よ う に な っ た、 と も 。

湿 熱 が 日 本 人 の 皮 膚 病 の 原 因 の 多 く を 占 め る 。 欧 米 人 と 比 べ る と 体 質 や 飲 食 の 習 慣 や 胃 腸 の 働 き の 違 い は 明 ら か で、 胃 ( 脾 ) に 湿 熱 が 形 成 さ れ や す い 。 胃 に 湿 熱 が 貯 留 す る と、 「 膈 」 を 通 じ て 肌 に 表 出 す る こ と に な り、 皮 膚 炎 と し て 表 現 さ れ る の だ 。 茵 蔯 蒿 湯 は “ 湿 熱 ” を 除 く 代 表 的 方 剤 で あ り、 黄 疸 や 皮 膚 疾 患 に 多 用 さ れ る 。 熱 が 著 し い 場 合 は 黄 連 解 毒 湯 を 加 え る 。

蕁 麻 疹 や 乾 癬 や 掌 蹠 膿 疱 症 に、 茵 蔯 蒿 湯茵 蔯 五 苓 散 を 使 用 す る 機 会 は 多 い 。 今 日、 難 治 性 皮 膚 疾 患 が 増 え て い る 。 こ れ ら は 飽 食 の 時 代 の 落 と し 子 で あ る 。 過 剰 な エ ネ ル ギ ー の 摂 取 ( 飽 食 )、 そ れ に 加 え 労 働 環 境 の 変 化 に よ る エ ネ ル ギ ー 消 費 ( 発 散 ) の 減 少 。 生 活 習 慣 病 や 奇 怪 な 皮 膚 病 の 増 加 は、 漢 方 的 に は “ 湿 熱 ” の 停 滞 ( 貯 留 ) に 起 因 す る 場 合 が 多 い の だ 。


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煎 じ 薬 で 五 十 肩 も 簡 単 に 治 る (@^^)/~~~


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      岸 壁 の 母  菊 池 章 子

一 歩 家 を で れ ば 役 者 に 変 身 。 自 分 に 与 え ら れ た 役 に 徹 し、 観 衆 に 感 動 を 与 え る 。 役 者 は プ ロ で あ る 。 日 々 精 進 し 技 を 磨 く の で あ る 。 そ の 【 技 】 こ そ ひ と び と に 生 き る パ ワ ー を 与 え る 。 わ れ わ れ は 天 賦 の 使 命 を 携 え 前 進 す る の だ

(1) 50 代 女 性 。 3 週 間 前、 右 肩 の 運 動 制 限 と 痛 み を 自 覚 。 次 第 に 症 状 が 悪 化 。 5 日 前 か ら 疼 痛 の た め、 夜 中 に な ん ど も 目 が 覚 め る 。 も と も と 寝 つ き は 悪 い 。 元 気 な 方 で、 疲 れ や 冷 え は 感 じ な い 。 食 欲 も 良 好 。 咽 喉 が 乾 く 。 便 秘 で あ る 。 血 圧 正 常 。 脈 は 76 で 沈 細、 按 じ て無 力 。 舌 は 淡 紅、 少 苔 で 乾 燥 。 陰 血 不 足 に よ り 肩 周 囲 の 筋 脈 を 養 う こ と が で き な い 。

乾 地 黄 7、 当 帰 7、 芍 薬 7、 麦 門 冬 7、 栝 楼 根 7、 桂 皮 7、 知 母 5、 黄 耆 6、 茯 苓 6、 威 霊 仙 4、 木 瓜 4、 酸 棗 仁 12、 大 黄 3 ( 後 下 )す べ て 保 険 適 用 ) を 投 与 。 1 週 間 後、 痛 み が 2 日 で 治 ま っ た 。 肩 の 動 き も 自 由 に な り 痛 み も 感 じ な い 。 ビ ッ ク リ し た、 と 述 べ る 。 陰 血 が 不 足 す る と、 肩 関 節 周 囲 の 筋 や 腱 の 滋 養 が 枯 燥 す る た め、 疼 痛 や 運 動 制 限 が 出 現 す る 。 陰 血 不 足 の 治 療 は 漢 方 の 独 壇 場 で 本 領 発 揮 だ 。 滋 陰 養 血 に よ り 著 効 が 得 ら れ た 。

(2) 50 代 男 性 。 半 年 前 に 左 の 肩 関 節 痛 が 出 現 。 こ こ 数 週 間、 酒 宴 が 続 い た た め か、 挙 上 困 難 と 疼 痛 が 悪 化 し た 。 降 圧 剤 を 服 用 中 。 食 欲、 便 通 良 好 。 睡 眠 も 良 い が、 寝 汗 を か く こ と が あ る 。 痛 み は 入 浴 で も 改 善 し な い 。 天 気 が 悪 い と よ り 痛 む 。 脈 は 72 で 滑 。 舌 は 暗 紅 で、 苔 が 微 黄 で 厚 い 。 湿 熱 が 筋 脈 を 阻 塞 し た た め 疼 痛 が 発 症 し た 。

二 朮 湯 エ キ ス 製 剤 を 2 週 間 分 投 与 す る も 変 化 な し 。 そ こ で、 葛 根 9、 芍 薬 9、 防 已 9、 蒼 朮 9、 薏 苡 仁 15、 木 通 6、 知 母 9、 竜 胆 4、 独 活 4、 威 霊 仙 4、 甘 草 3す べ て 保 険 適 用 ) を 投 与 。 2 週 間 後、 痛 み が 楽 に な り 肩 が 回 る よ う に な っ た 。 同 方 を 2 週 間 分 投 与 。 ほ と ん ど 痛 み が な く な っ た 。 さ ら に 2 週 間 分 の 投 与 で 完 治 。 余 分 な 水 ( 病 理 産 物 ) が 肌 肉 に 停 滞 す る と、 必 要 な 気 血 水 の 流 れ が 阻 滞 さ れ、 筋 や 腱 へ の 栄 養 が 枯 渇 す る た め 疼 痛 が 発 症 す る 。

漢 方 で の 疼 痛 の 因 果 関 係 が 不 通 則 痛、 治 療 原 則 は 通 則 不 痛 で あ る 。 寒 冷 に 暴 露 す る と 血 脈 が 収 縮 し 気 血 が 不 通 と な る た め、 手 足 に し び れ や 痛 み が 生 じ る 。 温 め る と 血 流 が 再 開 し 症 状 は 消 え る 。 非 生 理 的 な 水 が 停 滞 し て も、 血 脈 は 圧 迫 ・ 閉 塞 さ れ 疼 痛 が 出 現 す る 。 血 脈 が 枯 渇 す る 陰 血 不 足 や、 血 脈 が よ ど む 瘀 血 で も、 同 じ よ う に 疼 痛 が 引 き 起 こ さ れ る 。 病 因 病 理 を 見 極 め 治 療 を 施 せ ば、 難 治 性 疼 痛 も 容 易 に 解 決 す る 。 四 逆 散 が 著 効 し た 五 十 肩 も ご 参 照 く だ さ い 。


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危 険 だ ら け の 過 激 な 糖 質 制 限 食 (T_T)


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原 始 の 時 代、 生 命 は ミ ト コ ン ド リ ア と 共 生 し、 効 率 的 な エ ネ ル ギ ー 産 生 シ ス テ ム を 獲 得 し た 。 そ の 後、 生 物 は 急 速 進 化 を 遂 げ、 高 等 生 物 が 誕 生 す る こ と に な っ た 。 そ の よ う な 共 進 化 関 係 が、 腸 内 フ ロ ー ラ と 宿 主 の 間 に も 存 在 す る 。 昨 今、 食 物 繊 維 を 原 料 ( エ サ ) と し て、 腸 内 細 菌 が 作 り 出 す 物 質 に、 医 学 的 関 心 が 集 ま っ て い る 。 特 に 注 目 さ れ て い る の が、 脂 肪 酸 の 代 謝 を 活 発 に し、 肥 満 を 防 ぐ 働 き が あ る 短 鎖 脂 肪 酸 で あ る 。 イ ン ス リ ン の 分 泌 を 促 進 す る、 イ ン ク レ チ ン の 分 泌 も 促 進 す る 。 イ ン ク レ チ ン の 1 つ、 GLP-1 の 受 容 体 刺 激 薬 は、 糖 尿 病 の 注 射 治 療 薬 と し て 使 用 さ れ て い る 。

し か し、 共 生 と 言 っ て も 宿 主 が 不 利 益 を 受 け る 場 合 も 多 い 。 2014 年 6 月、 順 天 大 学 と ヤ ク ル ト 中 央 研 究 所 の 共 同 研 究 グ ル ー プ が、 衝 撃 的 な 研 究 発 表 を し た 。 糖 尿 病 患 者 の 血 液 中 に 生 き た 腸 内 細 菌 が い た、 と い う の だ( 腸 内 フ ロ ー ラ 10 の 真 実, NHK ス ペ シ ャ ル 取 材 班 ) 。 正 常 者 で も ま れ に 生 き た 細 菌 が 見 つ か る が、 糖 尿 病 患 者 で は そ の 7 倍 も 多 い 。 糖 尿 病 で は 腸 の バ リ ア 機 能 が、 障 害 さ れ て い る た め だ 。 さ ら に だ、 以 前 お 話 し た LPS( エ ン ド ト キ シ ン / 内 毒 素 )の 血 中 濃 度 も、 糖 尿 病 患 者 で は 高 値 を 示 す 。 高 脂 肪 食 で LPS が 高 値 と な る の は、 よ く 知 ら れ た エ ビ デ ン ス で あ る 。 こ れ で は 大 変 な こ と が 起 こ る  そ れ は ~

過 激 な 糖 質 制 限 食 は 高 脂 肪 食 だ か ら で あ る 。 こ の よ う な 食 事 を 行 っ て い る 糖 尿 病 の 方 々 は、 す で に 血 中 の LPS 濃 度 が 高 い の だ が、 そ れ に ま た ま た 大 量 の 脂 肪 を 食 す る 。 LPS の 値 は う な ぎ 上 り に 高 値 を 呈 す る 。 LPS は マ ク ロ フ ァ ー ジ や 樹 状 細 胞 の 表 面 に 存 在 す る TLR( Toll-like recepter )を 活 性 化 し、 種 々 の 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン を 放 出 し、 全 身 の 血 管 内 皮 細 胞 の 炎 症 を 引 き 起 こ す 。 血 管 の 炎 症 は イ ン ス リ ン 抵 抗 性 を 高 め る( 糖 尿 病 の 悪 化 )だ け で な く、 虚 血 性 心 疾 患 や 脳 梗 塞 な ど の 血 管 死 の 原 因 と な る 。 高 脂 肪 食 は が ん の ハ イ リ ス ク で も あ る 。

現 代 ス ト レ ス 社 会 で は 精 神 に 変 調 を き た し や す い 。 些 細 な こ と で 不 安 に な っ た り、 落 ち 込 ん だ り、 イ ラ イ ラ し た り、 攻 撃 的 に な っ た り、 と き に は 鬱 積 し た エ ネ ル ギ ー を 爆 発 さ せ る 方 も い る 。 傷 害 事 件 に で も 発 展 す れ ば 大 変 だ 。 ク レ ー マ ー で 教 育 現 場 も 混 乱 し て い る と い う 。 こ れ に は、 昨 今 の 飽 和 脂 肪 酸 の 多 い 食 事 や ジ ャ ン ク フ ー ド が、 関 与 し て い る も の と 思 わ れ る 。 食 事 の 変 化 と と も に、 腸 内 フ ロ ー ラ も 変 化 す る 。

メ ン タ ル ヘ ル ス は 腸 内 細 菌 に コ ン ト ロ ー ル さ れ て い る と も 言 わ れ る 。 糖 尿 病 に は “ う つ ” が 高 率 に 合 併 す る 。 過 激 な 糖 質 制 限 は 精 神 面 に も 悪 影 響 を 与 え る 。 と く に 痩 せ て い る 方高 齢 者 に は、 非 常 ~~~ に 危 険 だ

行 き 過 ぎ た 糖 質 制 限 の 推 奨 は、 ビ ジ ネ ス( 宣 伝 広 告 )と 考 え た 方 が よ い 。 患 者 さ ん の た め と 言 い な が ら、 自 分 の 利 益 に 専 念 し て い る 方 も い る 。 医 師 が 実 質 的 オ ー ナ ー の ネ ッ ト 通 販 も あ る  ま さ に 利 益 誘 導 で あ る 。 過 激 な 糖 質 制 限 は 飢 餓 と 同 じ で、 痩 せ る の は 当 た り 前 。 で も 糖 代 謝 の 要 で あ る 筋 肉 が 痩 せ 衰 え て は、 糖 代 謝 は 完 全 に 崩 壊 す る 。 痩 せ て( skinny )、 風 と と も に 去 り ぬ ~~~ で は

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唐 辛 子 ( カ プ サ イ シ ン ) で 片 頭 痛 を 治 す

東京駅丸の内口東京の下町「谷中ぎんざ」






塩 は 味 を 引 き 立 た せ 料 理 を 旨 く す る 。 塩 味 は 甘 味 と 同 じ 舌 の 先 で 感 じ、 う ま み と 油 味 は 奥 で 感 じ る 。 舌 先 の 味 覚 は 顔 面 ( 鼓 索 ) 神 経、 奥 は 舌 咽 神 経 が 支 配 す る 。 と こ ろ が 味 の 刺 激 が 強 す ぎ る と、 三 叉 神 経 を 刺 激 す る こ と に な る 。

唐 辛 子 の 辛 味 は カ プ サ イ シ ン 受 容 体 ( TRPV1 ) を 刺 激 す る 。 TRPV1 は 痛 み や 熱 刺 激 を 三 叉 神 経 を 通 し て 大 脳 に 伝 え る 。 ブ ー ム の 激 辛 は 味 覚 で は な く、 too hot な 痛 み 刺 激 な の だ 。 汗 を 流 し、 咳 を し、 鼻 水 を 垂 ら し な が ら 食 べ る、 マ ゾ ヒ ズ ム で あ る 。 こ れ ら は 三 叉 神 経 か ら の 刺 激 が、 迷 走 神 経 や 舌 咽 神 経 を 介 し て 生 じ る 反 射 な の だ 。

陳 さ ん の マ ー ボ 豆 腐 を、 汗 を た ら し、 咳 込 み な が ら 食 べ た 。 こ の 刺 激 が 病 み つ き に な る の で あ る 。 ヒ ト は 生 来 マ ゾ ヒ ス テ ィ ッ ク な の か? 病 み つ き は 脳 か ら 分 泌 さ れ る オ ピ オ イ ド が 原 因 ら し い 。 痛 み 刺 激 は、 大 脳 皮 質 感 覚 野 の ほ か、 扁 桃 体 に も 伝 え ら れ、 そ の 後 → 視 床 下 部 → 下 垂 体 へ と 伝 え ら れ、 β - エ ン ド ル フ ィ ン が 分 泌 さ れ る 。 β - エ ン ド ル フ ィ ン は、 鎮 痛 作 用 を 有 す る 快 感 ホ ル モ ン で あ る 。 ド ー パ ミ ン も 病 み つ き に は 関 係 す る は ず な の だ が 。

食 事 の 美 味 し さ は 味 覚 や 食 感 だ け で な く、 に お い も 関 与 す る 。 鼻 を つ ま ん で 食 事 を す る と、 美 味 し さ が が 感 じ ら れ な い 。 風 味 ( flavor ) と い う も の だ 。 flaor ( に お い ) と sovor ( 味 ) の 合 成 語 と い う 。 食 事 は 目 で 見、 に お い を か ぎ、 想 像 を た く ま し く し て 楽 し む も の だ 。 だ が こ の 嗅 覚、 ア ル ツ ハ イ マ ー 病パ ー キ ン ソ ン 病 で は 早 期 か ら 障 害 さ れ る ら し い 。 こ れ じ ゃ、 踏 ん だ り 蹴 っ た り で は あ り ま せ ん か ~~~

片 頭 痛 の 発 症 に は、 TRPV1 の 関 与 が 明 ら か に な っ て き た 。 脳 の 硬 膜 に 生 じ た 微 小 な 炎 症 が、 硬 膜 に 存 在 す る TRPV1 受 容 体 を 介 し、 三 叉 神 経 に 伝 え ら れ る た め 発 症 す る と い う 。 そ こ で TRPV1 受 容 体 の ア ン タ ゴ ニ ス ト ( 拮 抗 薬 ) が、 片 頭 痛 発 作 に 有 効 と の こ と だ 。 こ れ は 以 前 紹 介 し た、 「 立 効 散 の 片 頭 痛 に 対 す る 有 効 性 」 に 矛 盾 す る よ う に 感 じ る 。 立 効 散 の 鎮 痛 効 果 は 細 辛 に 因 る と こ ろ が 大 き い か ら だ 。 だ が 細 辛 の 主 成 分 は カ プ サ イ シ ン で あ る 。 確 か に 矛 盾 す る 。

し か し、 カ プ サ イ シ ン は TRPV1 受 容 体 を 刺 激 し 疼 痛 を 引 き 起 こ す の だ が、 一 方 で TRPV1 受 容 体 の 過 分 極 ( 不 応 期 ) を 生 じ さ せ る 。 つ ま り TRPV1 受 容 体 を 痛 み 刺 激 に 反 応 さ せ な く す る の だ 。 既 に カ プ サ イ シ ン ゲ ル の 有 効 性 を 示 す 報 告 が み ら れ る 。 細 辛 の 薬 効 も TRPV1 受 容 体 の 過 分 極 に 因 る も の と 考 え た い 。 呉 茱 萸 は 漢 方 用 生 薬 中、 最 強 の TRPV1 活 性 化 能 を 示 す と い う 。 呉 茱 萸 湯 が 片 頭 痛 に 有 効 な の も 頷 け る 。

Korean red pepper に は AMPK や PPAR-γ を 活 性 化 す る 働 き も あ る 。 こ れ ら は 筋 肉 内 に お い て、 イ ン ス リ ン と は 異 な る 経 路 で、 血 糖 を 筋 肉 内 に 取 り 込 み、 エ ネ ル ギ ー と し て 利 用 す る 。 イ ン ス リ ン を 必 要 と せ ず 糖 を 利 用 で き る 。 唐 辛 子 に は 肥 満 や 糖 尿 病 を 予 防 す る 効 果 が 存 在 す る こ と に な る 。 た だ 筋 ト レ に は こ れ 以 上 の 効 果 が あ る こ と も お 忘 れ な く 。 穀 類 ( で き れ ば 未 精 製 ) を 摂 取 し、 運 動 を 行 い、 筋 肉 を 鍛 え る 。 過 激 な 糖 質 制 限 は 生 命 を 縮 め ま す よ ~

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が ん 治 療 「 血 痺 」 を 治 す


銀座東芝ビル東芝ビルの跡地に Tokyu Plaza Ginza






地 方 の 夜 の 街 は 静 寂 に 包 ま れ て い る 。 こ れ で も 4 ∼ 5 年 前 ま で は、 建 設 ( 土 建 ) 業 者 で に ぎ わ っ て い た 。 親 睦 ゴ ル フ や 視 察 旅 行 と 称 す る 勉 強 会、 帰 っ て 来 て か ら は 反 省 会、 で あ る 。 こ れ が お 決 ま り の ド ン ち ゃ ん 騒 ぎ で、 ほ か の 客 へ の 配 慮 な ど 微 塵 も な か っ た 。 お 互 い に 接 待 費 ( 経 費 ) で 落 と し て い る の で、 ふ と こ ろ を 気 に す る 必 要 も な か っ た 。

ど れ ほ ど の 公 共 事 業 費 が、 尿 と と も に 消 え 去 っ た こ と か 。 し か し そ れ は、 遠 い 過 去 の お 話 。 カ ウ ン タ ー に は 中 年 夫 婦 が い る だ け 。 垂 れ 流 し は 急 速 に 収 束 し た 。 キ リ ギ リ ス は 消 え 往 き、 夜 の 街 は 不 況 の 闇 に 飲 み こ ま れ て い る 。 あ ち こ ち か ら 恨 み 節 が 聞 か れ て 来 る が、 周 り の だ れ も 憐 れ む 者 は い な い 。 誰 も が 自 業 自 得 と 冷 淡 に 囁 き 合 っ て い る 。 こ れ は 小 泉 政 権 時 の 妻 の 実 家 が あ る 大 船 渡 市 の お 店 で の こ と 。

60 代 男 性 。 1 年 前 に 膵 臓 癌 が 発 見 さ れ る も 手 術 不 能 の た め、 抗 が ん 剤 の 点 滴 を 受 け て い る 。 体 重 が 20 kg も 減 少 し る い 痩 が 著 し く、 食 欲 も 低 下 し て き た た め 漢 方 治 療 も 希 望 し 受 診 。 血 圧 90 / 60 。 脈 は 78、 細 滑、 按 じ て 無 力 。 舌 は 暗 紅、 潤、 白 苔 が 目 立 つ 。 胃 部 が 痞 え る 感 じ で 食 欲 が な い 。 左 腹 部 が と き ど き 痛 く な る 。 便 は 軟 ら か い 。 睡 眠 は 良 い が 起 床 が つ ら い 。 体 が だ る く 冷 え る 。 黄 疸 は み ら れ な い 。

脾 陽 虚、 血 脈 瘀 阻、 気 鬱 ( 気 滞 ) と 弁 証 し、 六 君 子 湯 エ キ ス 剤 5 g、 安 中 散 5 g、 香 蘇 散 5 g を 投 与 す る 。 2 週 間 後、 顔 色 が 明 る く な っ て き た 。 胃 も ス ッ キ リ し て 食 欲 も 出 て き た 。 痛 み も あ ま り 起 こ ら な い 。 初 診 4 週 後、 体 の だ る さ も 楽 に な っ て き た 。 初 診 8 週 後、 体 重 が 2 kg 増 え た 。 そ の 後 も 経 過 観 察 中 で あ る が、 今 の と こ ろ 痛 み の コ ン ト ロ ー ル も 良 好 で あ る 。

が ん が あ る 程 度 進 行 す る と、 気 が 虧 損 す る た め、 闘 病 力 が 低 下 す る 。 そ の た め、 血 の 推 進 力 ( 気 は 血 の 帥 ) は 低 下 し、 血 流 は 鬱 滞 す る 。 す る と 「 不 通 則 痛 」 と い う こ と で、 疼 痛 が 出 現 す る 。 気 の 産 生 を 高 め る た め 六 君 子 湯 を 用 い た 。 安 中 散 は 体 内 を 温 め 血 流 を 改 善 す る 。 さ ら に 構 成 生 薬 の 延 胡 索 は、 ケ シ 科 の 植 物 で あ り、 ( ケ シ で は な い が ) 鎮 痛 作 用 を 有 す る 。 香 蘇 散 に は 気 を 疎 通 す る 働 き が あ る た め、 気 血 の 流 れ を 促 進 す る 。 柴 胡 剤 は 疏 散 作 用 が 強 く、 気 を 損 耗 す る 危 険 が あ る た め、 本 例 で は マ イ ル ド な 香 蘇 散 を 使 用 し た 。

が ん の 治 療 の 主 役 は 現 代 医 学 で あ る 。 漢 方 の 役 割 は 生 体 の 抗 病 能 力 の 増 強、 鎮 痛 の 補 助 作 用 で あ る 。 エ ネ ル ギ ー 代 謝 を 活 発 に し 免 疫 力 を 高 め る 。 鎮 痛 は 「 通 則 不 痛 」 の 原 則 に 則 り、 活 血 化 瘀 を 行 う 。 近 代 の 名 医 張 錫 純 は 「 虚 労 を 治 す と き に は、 血 が 痺 し て 行 ら な く な る の を 防 ぐ べ き 」 と 述 べ て い る 。 が ん で は 生 体 が 虚 し て い る 場 合 が 多 い た め、 活 血 化 瘀 ( 血 流 促 進 ) は 闘 病 に 有 益 に 働 く 。 た だ 活 血 化 瘀 、 と く に 虚 し て い る 場 合 は、 気 を 損 耗 す る 危 険 が あ る こ と を 忘 れ て は な ら な い 。


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異 病 同 治. 同 病 異 治 (;一_一)


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「 キ チ ン と し た 病 院 で 診 て も ら っ た の 」 叔 母 ・ 叔 父 や 小 姑 か ら、 嫁 が 訊 か れ る 言 葉 で あ る 。 普 段 は い な い 兄 嫁 た ち も、 こ れ に 加 担 す る 。 姑 や 舅 の 容 態 が 悪 化 で も し た ら、 嫁 の せ い と で も 言 い た げ だ 。 丸 投 げ し な が ら 八 つ 当 た り ( イ ジ メ ) 。 家 で 看 取 る と 決 め て て も、 板 ば さ み の 嫁 の と る 道 は 最 期 は 救 急 車 で 送 り 出 す 。 こ の よ う な シ ー ン を 何 度 も 見 て き た 。 国 が 声 高 に 叫 ん で も、 在 宅 介 護 は 土 台 ム リ 。 権 利 は 主 張 す る け れ ど、 痛 い こ と は 聞 こ え ま せ ん 。 こ の 国 で ま と も な 議 論 は で き ま せ ん 。

異 病 同 治 。 異 な る 病 を 同 じ 治 療 法 で 治 す こ と を い う 。 喘 息 も 腰 痛 も 湿 熱 が 原 因 で あ る 場 合 が 多 い 。 治 療 は 清 熱 化 痰 と な る 。 一 方、 同 病 異 治 と い う 言 葉 も あ る 。 喘 息 は 湿 熱 だ け で な く、 陰 虚 や 気 虚 や 瘀 血 で も 発 症 す る 。 さ ら に 黄 帝 内 経 に 「 五 臓 六 腑 皆 能 令 人 咳 非 独 肺 矣 」 と あ る よ う に、 咳 は 肺 だ け の 問 題 で は な く、 五 臓 六 腑 が 互 い に 関 連 し 合 い 発 症 し 得 る 。 異 病 同 治、 同 病 異 治 と も、 漢 方 で は 日 常 的 で あ る 。

50 代 の 男 性 。 1 ヶ 月 前 腰 痛 出 現 し 歩 け な く な る 。 整 形 外 科 で 腰 椎 ヘ ル ニ ア ( L 4-5 )と 診 断 さ れ 治 療 ( 消 炎 鎮 痛 剤 と 理 学 療 法 ) を 受 け る も 改 善 な し 。 10 日 前 よ り 夜 に 喘 鳴 を と も な う 咳 が 出 現 し て 眠 れ な い 。 現 在 糖 尿 病 で 加 療 中 。 以 前 か ら カ ゼ を 引 く と 喘 息 が 起 き や す い 。 腰 を か ば う よ う に し て や っ て 来 た 。 脈 は 80 で 滑 弦 有 力 。 舌 は 暗 紅 で 苔 が 厚 い 。

処 方 は、 麻 杏 甘 石 湯小 胸 陥 湯 加 減 と し た 。 麻 黄 5、 杏 仁 7、 芍 薬 9、 牡 丹 皮 9、 半 夏 7、 茯 苓 9、 括 楼 仁 9、 防 已 9、 枳 実 5、 生 甘 草 3、 乾 生 姜 1、 石 膏 40 ( 先 煎 ) ( す べ て 保 険 適 用 ) を 投 与 。 2 週 間 後、 普 通 に 歩 け る よ う に な っ た 。 咳 も 止 ま っ た が、 痰 が ま だ で る 。 杏 仁 と 半 夏 を 9 に、 石 膏 も 50 に 増 量 し、 防 已 を 厚 朴 4 に 変 更 。 2 週 間 後、 喘 息 も 完 治 し た た め 治 療 を 終 了 。 そ の 後 も 再 発 な し 。

本 例 は 肥 満 タ イ プ の 糖 尿 病 患 者 。 飲 食 の 節 制 で き ず、 定 期 的 な 運 動 も 行 わ な い 。 こ の タ イ プ に は 症 状 が な く て も、 湿 熱 が 潜 在 し て い る も の で あ る 。 湿 熱 が 顕 在 化 し、 肺 の 宣 散 粛 降 作 用 を 阻 害 す る と 喘 息 が、 腰 に 下 注 し 気 血 の 運 行 を 阻 滞 す る と 腰 痛 が 出 現 す る 。 ま た、 肺 の 宣 散 粛 降 作 用 は 横 隔 膜 の 上 下 運 動 に 比 定 さ れ る た め、 宣 散 粛 降 が 阻 害 さ れ る と、 三 焦 水 道 の 流 通 も 阻 害 さ れ、 湿 熱 を 悪 化 さ せ る こ と に な る 。

急 ぎ 宣 散 粛 降 を 回 復 さ せ、 化 痰 清 熱 す る 必 要 が あ る 。 麻 黄 は 宣 散 に、 杏 仁 ・ 石 膏 は 粛 降 に 働 く 。 半 夏 ・ 茯 苓 ・ 括 楼 仁 は 肺、 防 已 は 腰 と 肺 の 両 方 の 湿 熱 を 除 く 。 芍 薬 は 筋 の 緊 張 を 緩 め、 牡 丹 皮 は 血 中 の 熱 を 排 除 す 。 石 膏 は 気 分 の 熱 を 冷 ま す 。 治 療 が 当 を 得 て 著 効 が 得 ら れ た 。 尚、 今 回 の 喘 息 に は 整 形 で 投 与 さ れ た 消 炎 鎮 痛 薬 の 影 響 も 考 え ら れ る 。 脳 梗 塞 の 予 防 薬 と し て、 医 師 か ら 投 与 さ れ た ア ス ピ リ ン で 喘 息 発 作 が 発 症 し、 亡 く な っ た 高 齢 の 御 婦 人 を 知 っ て い る

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難 治 性 「 片 頭 痛 」 の 治 療


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介 護 施 設 は 高 齢 者 で 溢 れ か え る 。 な か に は 介 助 や 介 護 を 必 要 と し な い ほ ど 元 気 な 方 も い る 。 巷 で は、 「 手 の か か ら な い 方 に は、 誘 い の 手 を 差 し 伸 べ、 救 い の 手 が 必 要 な 方 か ら は、 手 を 引 い て い る 」 と の 声 も 聞 か れ る 。 入 所 を 断 ら れ 介 護 地 獄 に 陥 っ て い る 家 庭 も 見 聞 さ れ る 。 ど ん な に 理 念 が す ば ら し い も の で あ っ て も、 評 価 は 現 場 で 下 さ れ る 。 「 戦 略 は 細 部 に 宿 る 」 と ~~~

30 代 女 性 。 思 春 期 よ り 片 頭 痛 も ち 。 半 年 前 か ら 仕 事 の ス ト レ ス の た め か 頭 痛 が 悪 化 し て き た 。 と く に 生 理 前 か ら 生 理 中 に ひ ど く な る た め 鎮 痛 剤 を 乱 用 し て し ま う 。 数 ヶ 月 前 か ら は 起 床 時 に 体 も だ る く な り 気 力 が 湧 か な い 。 今 ま で い ろ い ろ な 医 療 機 関 を 受 診 し た が 改 善 し な い 。 眠 り は 良 い 。 胃 が 弱 く も た れ や す く、 疲 れ や す い 。 手 足 が 冷 え る 。 頭 痛 は ガ ン ガ ン し、 音 や 光 で 悪 化 し、 嘔 気 を 伴 う 。 生 理 は 規 則 的 。 血 圧 正 常 。 脈 は 80、 沈 細、 按 じ て 無 力 。 舌 は 淡 紅、 白 苔 で 被 わ れ る 。

脾 胃 の 機 能 が 低 下 し て い る た め 湿 濁 が 産 生 さ れ、 清 気 を 脳 に 搬 送 す る 心 下 - 膈 - 胸 の 国 道 ① 号 線 を 塞 い で い る 。 こ の た め 気 力 が 低 下 し だ る さ を 感 じ る 。 さ ら に と き ど き 病 理 産 物 で あ る 湿 濁 が、 Route 1 を 逆 走 し 脳 に 上 逆 す る た め、 激 し い 頭 痛 が 出 現 す る 。 治 療 は 袪 湿 化 痰 ・ 昇 清 降 濁 し、 清 気 を 脳 に 上 達 さ せ 湿 濁 を 降 ろ す 。 柴 胡 3、 香 附 子 5、 細 辛 3、 川 芎 4、 羗 活 3、 半 夏 5、 茯 苓 6、 蒼 朮 6、 陳 皮 3、 黄 耆 6、遠 志 4、 生 姜 1、 生 甘 草 2 ( す べ て 保 険 適 用 ) を 投 与 。 2 週 間 後、 頭 痛 は 著 明 に 改 善 し、 鎮 痛 剤 を 使 用 す る こ と が な く な っ た。

湿 濁 は 半 夏 ・ 茯 苓 ・ 蒼 朮 ・ 陳 皮 で 排 除 す る 。 胃 で 産 生 さ れ る 清 気 を 脳 に 運 搬 す る の は、 柴 胡 ・ 細 辛 ・羗 活・ 黄 耆 の 働 き で あ る 。 『 神 農 本 草 経 』 に は 細 辛 の 働 き に つ い て 、「 頭 痛 脳 動 を 治 し、 九 竅 を 利 す 」 と あ る よ う に、 「 体 の 隅 々 ま で 気 を 通 し、 頭 痛 ・ 眩 暈 を 治 す こ と が で き る 」 の で あ る 。 川 芎 に つ い て は 「 風 が 脳 に 入 り 頭 痛 す る も の を 治 す 」 と あ り、 頭 痛 の 妙 薬 で あ る 。 遠 志 は 化 痰 し 清 気 を 布 達 し、 脳 を 賦 活 す る 。

本 邦 の 頭 痛 も ち は、 約 3,000 万 人 と 言 わ れ る 。 筋 緊 張 型 頭 痛 が 一 番 多 く、 次 い で 偏 頭 痛 で 約 840 万 人 が 罹 患 し て い る と 推 測 さ れ て い る 。 片 頭 痛 の 特 効 薬 で あ る ト リ プ タ ン が 使 用 さ れ る よ う に な っ た が、 効 果 が 不 十 分 な ケー ス も 多 い 。 鎮 痛 薬 を 離 せ な く な る と、 痛 み を 感 じ る 閾 値 が 低 下 し、 頭 痛 が 頻 繁 に 発 症 す る こ と に な る ( 薬 物 乱 用 頭 痛 ) 。

ト リ プ タ ン の ノ ン レ ス ポ ン ダ ー に は、 エ キ ス 製 剤 な ら、 立 効 散呉 茱 萸 湯柴 胡 桂 枝 湯 な ど。 現 代 医 学 で は、 デ パ ケ ンク ロ ル プ ロ マ ジ ン と い う 選 択 肢 が あ る  著 者 は 難 治 性 の 片 頭 痛 に 抑 肝 散釣 藤 散竹 筎 温 胆 湯 が 著 効 し た 経 験 も も つ 。


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高 脂 肪 食 ( ケ ト ン 食 ) は な ぜ 短 命 か (ToT)/~~~


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体 を 動 か す こ と の 少 な い、 飽 食 の 時 代 に 暮 ら す 現 代 人 。 健 康 維 持 に は 運 動食 事 が 大 切 と な る 。 か と 言 っ て、 イ ン ス リ ン を 肥 満 ホ ル モ ン と 断 罪 す る よ う な、 過 激 な 糖 質 制 限 食 は 厳 禁 だ 痩 せ て も 糠 喜 び す る だ け に な る 。 ヒ ト が 生 き て い く 上 で 必 要 な、 エ ネ ル ギ ー 産 生 の 場 で あ る、 筋 肉 が 痩 せ 衰 え て し ま う か ら だ 。 運 動 を せ ず 高 脂 肪 食 を 続 け る と、 膵 臓 の β 細 胞 の ア ポ ト ー シ ス が 促 進 さ れ、 廃 用 性 萎 縮 を き た す 。 糖 尿 病 の 方 な ら、 見 か け の 血 糖 値 は 改 善 し て い て も、 糖 尿 病 は 確 実 に 悪 化 し て い る 。 普 通 に 糖 質 を 食 し た だ け で、 血 糖 測 定 器 は 振 り 切 れ る

過 激 な 糖 質 制 限 食 は 高 脂 肪 食 [] 。 高 脂 肪 食 は 腸 内 フ ロ ー ラ を 撹 乱 す る た め ( dysbiosis )、 腸 内 グ ラ ム 陰 性 菌 の 細 胞 壁 由 来 の リ ポ 多 糖 ( LPS = エ ン ド ト キ シ ン ) の 産 生 が 亢 進 す る 。 さ ら に 高 脂 肪 食 は 腸 管 を 傷 害 し、 透 過 性 を 亢 進 さ せ る た め ( Leaky gut )、 エ ン ド ト キ シ ン は 血 中 に 侵 入 し、 上 昇 す る 。 糖 尿 病 で は 健 常 者 に 比 べ 有 意 に 高 値 を 呈 し、 高 脂 肪 食 摂 取 後 4 時 間 で も 血 中 に 存 在 す る 。 エ ン ド ト キ シ ン は TLR4 (Toll 様 受 容 体 4 ) と 結 合 し、 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン を 放 出 し、 全 身 に 炎 症 を 引 き 起 こ す 。 さ ら に デ オ キ シ コ ー ル 酸 を 増 加 さ せ、 細 胞 老 化 を 引 き 起 こ し、 が ん を 発 症 さ せ る 。 糖 尿 病 は “ が ん ” の ハ イ リ ス ク で あ る 。 糖 尿 病 で 高 脂 肪 食 を 続 け る と ダ ブ ル パ ン チ と な る

要 略 す る と、 糖 尿 病 の 方 が 過 激 な 糖 質 制 限 食 ( 高 脂 肪 食 ) に 嵌 っ て い る と、 糖 尿 病 は さ ら に 悪 化 ・ 進 行 す る こ と に な り、 糖 質 を 摂 取 す る と、 血 糖 が ス カ イ ロ ケ ッ ト の よ う に 上 昇 し、 昏 睡 を 来 た す リ ス ク が 高 ま る 。 こ の た め、 危 険 な ダ イ エ ッ ト か ら、 抜 け 出 す こ と が 困 難 と な り、 悪 循 環 に 陥 る 。 そ も そ も、 糖 質 制 限 食 は 糖 尿 病 患 者 が、 縄 文 人 の 食 事 に 回 帰 し よ う と、 新 縄 文 糖 尿 病 食 ( SJT 食 ) と 名 づ け ら れ た 経 緯 が あ る 。 だ が チ マ ネ 族 で 明 ら か と な っ た よ う に、 古 代 人 の 食 事 は 穀 類 中 心 ( 摂 取 カ ロ リ ー の 72 % が 炭 水 化 物 ) で あ る こ と が 判 明 し て い る 。 チ マ ネ 蔟 は、 虚 血 性 心 疾 患 や 糖 尿 病 と は、ほ と ん ど 無 縁 の 優 等 生 だ

劣 悪 な 生 活 環 境 に 暮 ら す チ マ ネ 蔟 だ が、 平 均 寿 命 は 70 歳 と い う 。 彼 ら が 食 す る 未 精 製 の 穀 類 に は、 生 体 に 有 用 な 物 質 が 多 く 含 ま れ る 。 そ の 中 で も フ ェ ル ラ 酸 は、 認 知 機 能 を 改 善 す る 働 き や 抗 が ん 作 用 や 抗 炎 症 作 用 や 美 白 効 果 や 血 糖 降 下 作 用 な ど を 有 す る 。 一 方、 高 脂 肪 食 に よ り 産 生 さ れ る LPSエ ン ド ト キ シ ン ) は、 糖 尿 病 を 悪 化 さ せ る だ け で は な い 。 健 常 人 の 血 管 内 皮 細 胞 を も 傷 つ け、 心 筋 梗 塞脳 卒 中腎 不 全 の 原 因 と な る 。 LPS、 そ の 基 と な る 高 脂 肪 食、 そ れ が 万 病 の 元 と な る  非 ア ル コ ー ル 性 脂 肪 性 肝 炎 ( NASH ) の 原 因 も エ ン ド ト キ シ ン と い わ れ る 。 高 脂 肪 食 ( ケ ト ン 食 ) の 予 後 は 不 良 で あ る こ と が、 権 威 あ る 米 国 生 理 学 会 誌 に 報 告 さ れ て い る 。 長 寿 食 は や っ ぱ り 伝 統 的 な 日 本 食 で す ね 。

[] 過 激 な 糖 質 制 限 食 は ケ ト ン 食 と ほ ぼ 同 義 と 考 え て よ い 。 そ れ は 食 事 の 可 否 を、 尿 中 や 血 中 の ケ ト ン 体 で 判 定 し て い る か ら で あ る 。

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う つ 病 の 治 療 : 柴 朴 湯 か ら 加 味 逍 遥 散 へ


琵琶湖ツアーは水陸両用車で (長浜市)天気晴朗なれど波高し (琵琶湖/長浜)






京 都 ” は よ そ 者 が 住 む と こ ろ で は な い ( お 大 尽 さ ま は 除 く )、 観 光 に 来 る と こ ろ だ、 と 述 べ た こ と が あ る 。 交 通 マ ナ ー は 最 低、 イ ン フ ラ も 不 備 。 京 町 家 の 保 存 が 叫 ば れ る が、 町 家 の 住 環 境 は 劣 悪 だ 。 “ い け ず ” が 表 す 京 都 の 気 質 。 先 日 の ヘ イ ト ス ピ ー チ も、 然 も あ り な ん  故 郷 岩 手 は い な か だ が、 ひ と は 優 し く 純 朴 だ 。 も ち ろ ん as compared の 話 で は あ る 。 国 際 観 光 都 市 の 名 に 恥 じ ぬ よ う、 た だ た だ 願 う 次 第 で あ る 。 政 治 は い ま を 生 き る 人 び と ( silent majority ) の た め に あ る 。

更 年 期 の 女 性 。 半 年 前 に ご 主 人 を 亡 く さ れ て か ら、 気 力 が 低 下 し 疲 れ や す い 。 急 に イ ラ イ ラ し た り、 不 安 に な っ た り す る 。 顔 貌 は 無 欲 状 で、 寝 つ き が 悪 く、 起 床 も つ ら い 。 体 が 熱 く な っ た り 寒 く な っ た り す る 。 時 々 の ぼ せ て 汗 が で る 。 1 週 間 前 よ り む か つ き が ひ ど く な り、 食 事 が 摂 れ な い 。 咽 喉 の 奥 が 詰 ま る 感 じ が し て 不 快 だ 。 心 下 が 痞 え て 重 苦 し い 。 口 が 渇 き ネ バ ネ バ す る 。 便 は ス ッ キ リ 出 な い 。 血 圧 は 正 常 。 脈 は 80、 沈 細 滑 。 舌 は 淡 紅、 苔 は 白 く 厚 い 。 肝 気 が 鬱 結 し た た め 痰 飲 が 生 じ、 清 気 の 昇 降 が 阻 害 さ れ て い る 。 柴 朴 湯 エ キ ス 7.5 g 投 与 。

1 週 間 後、食 欲 が 出 て き た が、 他 の 症 状 は あ ま り 変 わ ら な い 。 同 方 を 2 週 間 分 投 与 。 気 力 が 出 て き て、イ ラ イ ラ や 不 安 が 少 な く な っ て き た 。 便 通 も 正 常 と な っ た 。 さ ら に 同 方 を 2 週 間 分 投 与 。 5 日 前 に 2 年 ぶ り に 生 理 が 来 た 。 体 調 が 大 部 よ く な っ た が、 舌 が 化 燥 し 少 苔 と な っ て い る。 加 味 逍 遥 散 エ キ ス 5 g に 変 更 。 2 週 間 後、 以 前 か ら の 冷 え が な く な っ た 。 気 力 が 充 実 し、イ ラ イ ラ や 不 安 も な く な っ た 。 そ の 後 1 ヶ 月 ご と に 受 診 し、 症 状 安 定 し て い る 。

柴 朴 湯小 柴 胡 湯半 夏 厚 朴 湯 を 合 方 し た も の で あ る 。 効 能 は 喘 息 や 気 管 支 炎 や 不 安 神 経 症 と あ る が、 ス ト レ ス な ど に よ る 消 化 器 症 状 や 種々の 精 神 症 状 な ど 多 方 面 に わ た り 使 用 さ れ て い る 。 気 の 流 れ が 鬱 滞 す る と、 病 理 産 物 で あ る 痰 飲 が 産 生 さ れ、 病 理 産 物 が 障 害 と な り、 さ ら な る 気 の 鬱 滞 を 招 来 し、 病 態 が 深 刻 化 し 治 り 難 く な る 。 柴 朴 湯 の 一 方 の 構 成 方 剤 で あ る 小 柴 胡 湯 は、 少 陽 三 焦 の 気 ・ 津 の 流 れ を 疎 通 し、 気 の 鬱 滞 を 解 消 し、 清 気 を 心 ・ 脳 に 上 達 さ せ る 。

他 方、 半 夏 厚 朴 湯 に 含 ま れ る 半 夏 ・ 厚 朴 に は、 痰 飲 を 化 し 排 除 す る 働 き が あ る 。 茯 苓 は 心 ( 神 ) に 働 き 安 寧 作 用 を 現 わ す 。 蘇 葉 は 中 焦 ( 脾 胃 ) の 気 の 流 通 を 促 進 す る 。 さ ら に 胸 に 鬱 滞 す る 痰 飲 を 排 除 し、 清 気 の 上 達 を 助 け る 。 小 柴 胡 湯 と 相 俟 っ て、 清 気 の 上 達 を 強 力 に サ ポ ー ト す る 。 蘇 葉 が 含 ま れ る エ キ ス 剤 に は 香 蘇 散参 蘇 飲 が あ る 。

本 例 で は 「 痰 飲 」 が 除 去 さ れ る と と も に、 潜 在 し て い た 肝 の 陰 血 不 足 が 顕 在 化 し て き た 。 エ ン ジ ン を 動 か す に は 燃 料 が 必 要 で あ る 。 そ こ で 肝 ( エ ン ジ ン ) の 燃 料 と な る、 当 帰 ・ 芍 薬 が 含 ま れ る 加 味 逍 遥 散 に 変 更 し た 。 燥 性 の 強 い 生 薬 は 傷 陰 を 来 た す た め、 加 味 逍 遥 散 に は 半 夏 が な く、 疏 散 作 用 の あ る 柴 胡 の 量 も 少 な い 。 小 柴 胡 湯 と 比 べ る と 薬 味 が 重 く な る の だ が 。

PS : 大 勢 訪 れ る 観 光 客 の 足 で、 交 通 イ ン フ ラ が ダ メ ー ジ を 受 け る 。 観 光 客 の 落 と す マ ネ ー を、 こ の 方 面 に 当 て る べ き で は な か ろ う か 。 神 社 仏 閣 に は 是 非 協 力 を お 願 い し た い

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世 界 喘 息 デ ー . 過 去 は 変 え ら れ る (@^^)/~~~


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「 過 去 」 は 変 え る こ と が で き る が、 「 未 来 」 を 変 え る こ と は で き な い 。 過 去 と は 現 在 の 私 の こ こ ろ の 反 映 で あ る 。 過 去 と は い ま の 心 象 そ の も の で あ り、 い ま の 感 情 や 感 傷 に 左 右 さ れ る た め、 い か よ う に も 変 わ る 。 過 去 が 現 在 の 私 を 規 定 す る も の で は な く、 現 在 が 過 去 の 私 を 規 定 す る の だ 。 未 来 と は い ま の 刹 那 の 連 続 の 上 に あ る 。 い ま が 変 わ ら な け ら ば、 未 来 は 変 わ ら な い 。 過 去 を 悔 ん だ り 悩 む こ と は な い 。 い ま を 生 き、 明 る い 未 来 に 船 出 し よ う ~~~

5 月 2 日 は 世 界 喘 息 デ ー ( 5 月 の 第 1 火 曜 日 ) で あ る 。 気 管 支 喘 息 は 吸 入 ス テ ロ イ ド の 登 場 に よ り、 コ ン ト ロ ー ル が 良 好 に な り、 発 作 で 亡 く な る 方 は 減 少 し て き て い る 。 し か し 患 者 数 は む し ろ 増 加 の 一 途 に あ り、 吸 入 ス テ ロ イ ド の 恩 恵 に 浴 せ ず 苦 し ん で い る 方 も 多 い 。 そ の よ う な 方 は 是 非 漢 方 治 療 を 試 み て い た だ き た い 。 ほ と ん ど の ケ ー ス で 完 治 に 導 く こ と が で き る 。 む ろ ん 成 人 の 場 合 も 同 様 で あ る 。

60 代 の 男 性、 3 週 間 前 に か ぜ を 引 い て か ら、 ゼ ー ゼ ー ・ ヒ ュ ー ヒ ュ ー し て 苦 し い 。 近 医 受 診 し 治 療 す る も 改 善 し な い た め 来 院 。 関 節 リ ウ マ チ で メ ド ロ ー ル ( ス テ ロ イ ド 剤 ) 1 錠 服 用 中 。 痰 も 多 く 咽 喉 に か ら む 。 汗 が 出 て 身 体 が ほ て る 。 喘 鳴 が 聞 こ え る 。 脈 は 64 で 滑 。 舌 は 淡 紅、 舌 苔 は 薄 白 。 湿 熱 が 気 道 を 塞 い だ た め 喘 息 が 発 症 し た と 考 え、 麻 黄 5、 芍 薬 9、 杏 仁 9、 半 夏 7、 茯 苓 9、 栝 楼仁 9、 枳 実 4、 陳 皮 5、 桑 白 皮 9、 桔 梗 4、 生 甘 草 5、 石 膏 40 ( 先 煎 ) ( す べ て 保 険 適 用 ) を 投 与 。 1 週 間 後、 呼 吸 は 楽 に な っ て 来 た が、 ま だ 痰 が 咽 喉 に 付 着 し 咳 が で る。 傷 陰 ( 陰 虚 ) を 来 た し て い る 。 麻 黄、 芍 薬、 杏 仁、 陳 皮、 桑 白 皮 を 除 き、 玄 参 7、 麦 門 冬 9、 山 茱 萸 9 を 加 え る 。 1 週 間 で 完 治 し た 。

喘 息 の 原 因 を 漢 方 的 に 考 え る と、 痰 飲陰 虚 に 大 別 さ れ る 。 「 痰 飲 」 が 気 道 を 閉 塞 す る と 呼 吸 困 難 ( 喘 息 ) が 出 現 す る ( 津 液 病 ) 。 痰 飲 に は 寒 ・ 熱 の 違 い が あ り、 気 道 に 炎 症 性 サ イ ト カ イ ン 等 が 多 い ( 炎 症 が 強 い ) 場 合 を 痰 熱 ( 湿 熱 )、 そ れ ほ ど で な い 場 合 を 寒 飲 と 規 定 す る 。 こ れ は 著 者 の 考 え 方 で あ り、 一 般 に は 気 が 乏 し い 場 合 は 寒 飲、 寒 飲 で も 長 び い た 場 合 や 気 が 充 実 し て い る 場 合 を 痰 熱 と 説 明 し て い る 。 一 方、 「 陰 虚 」 で は 気 道 粘 膜 が 燥 性 を 示 す た め、 気 道 粘 液 の 産 生 ・ 分 泌 が 低 下 し、 気 道 の 易 刺 激 性 ( 過 敏 性 ) が 高 ま る 。 腎 陰 を 補 わ な け れ ば な ら な い 。

本 例 は 湿 熱陰 虚 が 併 存 し て い る 状 態 で あ っ た 。 熱 が 物 質 を 乾 燥 さ せ る よ う に、 湿 熱 も 状 況 ( 体 質 ・ 年 齢 ・ 罹 病 期 間 ・ 治 療 薬 な ど ) に よ り 陰 を 傷 ( や ぶ ) る よ う な こ と に な る ( 陰 虚 ) 。 喘 息 の 治 療 で は 痰 熱 を 除 い て も、 最 後 の 段 階 で 滋 陰 を 必 要 と す る 場 合 が あ る 。 そ の よ う な と き、 腎 気 丸 の 類 が 必 要 に な る 。 で も 初 め か ら 滋 陰 薬 を 用 い る と、 湿 熱 ( 痰 熱 ) を 助 長 ( 悪 化 ) さ せ る こ と に な り、 か え っ て 喘 息 を 悪 化 さ せ る 。 熟 慮 を 要 す る 。


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過 激 な 糖 質 制 限 に は 残 念 な 結 果 が (ToT)/~~~


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人 類 の 叡 智 の 源 泉 で あ る 脳 。 そ の 重 量 は 体 重 の 僅 か 2 % に 過 ぎ な い が、 そ の 働 き を 支 え る た め 必 要 な エ ネ ル ギ ー は、 基 礎 代 謝 の 20 % に も 及 ぶ 。 高 度 な 知 的 活 動 で は、 エ ネ ル ギ ー の 需 要 は さ ら に 高 ま る 。 こ の た め 成 長 期 の お 子 さ ん に は 十 分 な 量 の 糖 質 と、 バ ラ ン ス の と れ た 良 質 の 食 事 が 必 要 に な る 。 過 激 な 糖 質 制 限 食 ( ケ ト ン 食 ) は、 脳 の 主 食 で あ る 糖 質 を ほ と ん ど 摂 ら な い、 エ ネ ル ギ ー の 大 部 分 を 脂 質 に 依 存 す る 高 脂 肪 食 で あ る 。 と こ ろ が 脂 肪 は 脳 血 管 関 門 を 通 過 で き な い た め、 肝 臓 で 中 鎖 脂 肪 酸 か ら ケ ト ン 体 を 産 生 し、 そ れ を 脳 細 胞 に 運 搬 し 利 用 す る 。 煩 雑 な 過 程 を 経 て エ ネ ル ギ ー を 確 保 し て い る 。

し か し ケ ト ン 体 を エ ネ ル ギ ー 源 と し て 利 用 す る の は、 飢 餓 や コ ン ト ロ ー ル 不 良 の 糖 尿 病 の よ う に、 非 生 理 的病 的 ) な 場 合 に 限 ら れ る 。 生 命 を 脅 か す 非 常 事 態 で あ る 。 こ れ で は 精 巧 で 精 密 な 脳 は、 そ の 機 能 を 十 分 に 発 揮 す る こ と は で き な い 。 お 子 さ ん の 場 合、 き ち ん と 食 事 を 摂 ら な い と 成 績 不 振 に 陥 る と の 研 究 が あ る 。 糖 質 を ほ と ん ど 摂 ら な い 高 脂 肪 食 で は、 イ ン ス リ ン の 追 加 分 泌 が ほ と ん ど み ら れ な い 。 イ ン ス リ ン を 肥 満 ホ ル モ ン と 目 の 敵 に す る 糖 質 制 限 派 が い る が、 イ ン ス リ ン が 分 泌 さ れ な い と、 血 中 の 脂 肪 酸 を 脂 肪 組 織 に 蓄 え る こ と が で き な く な る 。 そ の 結 果、 糖 質 を 制 限 し た 高 脂 肪 食 で は、 血 液 は 脂 肪 で 満 た さ れ、 白 濁 し ベ ト ベ ト し、 汚 濁 さ れ た 状 態 に な る

以 前、 太 古 の 時 代 の 狩 猟 は 命 が け で、 獣 の 肉 は 希 少 で 貴 重 な た め、 普 段 は 木 の 実 や 根 菜 類 な ど、 炭 水 化 物 中 心 の 食 事 と 想 定 し た 。 そ の 考 え が ど う も 確 か ら し い の で あ る 。 南 米 ボ リ ビ ア の ア マ ゾ ン 川 流 域 に 古 く か ら 住 む チ マ ネ 族 を 対 象 と し た コ ホ ー ト 研 究文 末 に 掲 載 中 ) に よ る と、 彼 ら の 食 事 は 『 摂 取 カ ロ リ ー に 占 め る 脂 質 の 割 合 は 14 % と 低 く、 糖 分 ( 蔗 糖 な ど の 甘 味 料 ) の 摂 取 も 非 常 に 少 な く、 ω3 脂 肪 酸 や 食 物 線 維 ( 穀 類 ) は 多 く 摂 取 し て い る 』 の で あ る 。 先 史 時 代 の 人 類 の 主 食 は 炭 水 化 物 ( 摂 取 カ ロ リ ー 72 % )で あ っ た 。 運 動 に 関 し て も、 1 日 の 平 均 歩 数 は 39 歳 ま で は 2 万 歩、 40 歳 以 上 で も 1 万 5000 歩 で あ っ た 。

以 上 の よ う な 生 活 様 式 の チ マ ネ 族 と、 米 国 内 に 暮 ら す 他 民 族 に お い て、 冠 動 脈 の 石 灰 化 を 比 較 検 討 し た 研 究 が 行 わ れ た 。 40 歳 以 上 の チ マ ネ 族 で は 705 人 中 596 人 ( 85 % ) に 石 灰 化 は 認 め ら れ な か っ た 。 チ マ ネ 族 で は 冠 動 脈 疾 患 の リ ス ク が 非 常 に 低 い こ と が 判 明 し た 。 さ ら に 肥 満 や 高 血 圧 や 高 血 糖 も ほ と ん ど 認 め ら れ な か っ た 。 穀 物 を 主 食 と し、 体 を 出 来 る だ け 動 か す 。 こ れ が 心 血 管 系 の ア ク シ デ ン ト を 防 ぐ 健 康 的 な 日 常 生 活 で あ る 。 過 激 な 糖 質 制 限 は こ の 真 逆 に あ る 。 糖 質 制 限 を 行 う と 総 死 亡 率 が 高 ま る と 報 告 さ れ て い る 。

さ ら に 注 目 す べ き は、 「 過 激 な 糖 質 制 限 食 」 で あ る 「 ケ ト ン 食 」 の 予 後 に つ い て、 決 定 的 な 結 果 が も た ら さ れ て い た の だ 。 糖 質 制 限 推 進 派 の 方 々 に は、 非 常 に 残 念 な 結 果 と な っ た 。 予 後 不 良 と 判 明 し た の で あ る  世 界 有 数 の 医 学 雑 誌 『 米 国 生 理 学 会 誌 』 に 掲 載 さ れ た 研 究 論 文 で 明 ら か と な っ た 。 日 本 語 で 「 長 期 ケ ト ン 食 は 耐 糖 能 が 悪 化 し、 膵 β 細 胞 は 減 少 す る 」 と 題 し 解 説 し て い る ブ ロ グ が あ る 。 ご 参 考 に し て く だ さ い 。

チ マ ネ 族 を 対 象 と し た コ ホ ー ト 研 究

 冠動脈疾患(CAD)の発症は、現代的な生活様式と関連しているといわれる。米・University of MissouriのRandall C. Thompson氏らは、南米・ボリビアのアマゾン川流域に古くから住むチマネ族を対象としたコホート研究の結果を第66回米国心臓病学会年次学術集会(ACC 2017、3月17~19日、ワシントンD.C.)で報告。大半の住民に冠動脈の石灰化(CAC)が見られず、石灰化指数(CACS)は米国の多民族コホート研究(MESA)の数値と比較して著明に低いことが示された。

食事、運動習慣、非喫煙などがCADリスクの低下要因
 このコホート研究は、University of New Mexicoがチマネ族を対象に行っている健康と人類学に関するプロジェクト(Tsimane Health and Life History Project)の一環として行われた。
 対象は40歳以上のチマネ族705人で、コレステロール値、血圧、空腹時血糖値、喫煙頻度などを測定するとともに、CTによってCACSを評価した。
 その結果、596人(約85%)にはCACが認められなかった。また、対象をCACSが0および100超の群に分け、同様に層別化したMESAのデータと比較すると、CACSが100超の群はチマネ族全体では約3%で、MESAの群の約10分の1、80歳時点での割合も約8%でMESAの群の約51%と比較して低かった(図)。

図. チマネ族のコホート研究およびMESAにおける年齢別CACS (略)

(Lancet 2017年3月17日オンライン版)
 Thompson氏はチマネ族の食習慣や運動習慣について触れ、「平均的な摂取カロリーにおいて脂質の占める割合が約14%と低く※、糖分の摂取量も非常に少ないが、ω3脂肪酸や食物繊維は多く摂取している」と説明した。
 運動習慣については、「農作業や狩猟、家事、育児などの活動に1日のおよそ4〜7時間を費やし、日中動かずにいる時間は10%に満たない」と述べた。ちなみに、一般的な都市生活を送る人は、起きている時間の半分以上はほぼ身体を動かしていないという。
 また、チマネ族の1日における平均歩数は、39歳までは約2万歩、40歳以上でも約1万5,000歩前後に達することも示した。さらに、チマネ族では喫煙習慣がほぼないことも補足された。
 これらを踏まえて同氏は、「チマネ族では心臓病の発症要因となる炎症がよく見られるが、そういった問題を抱えていても、食習慣や生活習慣、喫煙習慣のなさなどによりCADリスクは非常に低いといえる。多くの人々にとって、チマネ族のようなライフスタイルはCADリスクを避ける方策になりうる」と総括した。
※わが国の食事摂取基準(2015年版)では、摂取総カロリーに占める割合は20〜30%とされている。


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な ぜ? 粟 が 胃 風 湯 に あ る の

東寺五重の塔と散りゆく桜. 4/16/2017弘法大師「身は高野、心は東寺におさめをく」






潰 瘍 性 大 腸 炎 の 虚 証 に 用 い ら れ る 方 剤 に 胃 風 湯 が あ る 。 構 成 生 薬 は 、 当 帰 ・ 芍 薬 ・ 川 芎 ・ 人 参 ・ 白 朮 ・ 茯 苓 ・ 桂 枝 ・ 粟 で あ る 。 当 帰 芍 薬 散 か ら 沢 瀉 を 除 き、 人 参 ・ 桂 枝 ・ 粟 ( ア ワ ) を 加 え た 生 薬 構 成 と な っ て い る 。 血 お よ び 三 焦 の 流 通 を 促 進 し、 胃 腸 の 働 き も 増 進 す る 働 き が 想 定 さ れ る の だ が、 粟 に つ い て の 働 き に 言 及 す る 文 献 が 見 当 た ら な い 。 粟 の 薬 効 が 不 明 な た め か、 粟 を 除 い て 使 用 し て い る も の も 見 ら れ る 。 イ ネ 科 の 穀 物 で あ る 粟 に、 生 薬 と し て の 薬 理 作 用 が 果 た し て 存 在 す る の だ ろ う か 。

し か し 漢 方 エ キ ス 製 剤 の 中 に も イ ネ 科 の 穀 物 が 含 ま れ て い る も の が 存 在 す る 。 白 虎 加 人 参 湯 の 粳 米、 甘 麦 大 棗 湯 の 小 麦 で あ る 。 と も に 精 製 前 の も の が 用 い ら れ る 。 精 製 前 の イ ネ や 小 麦 の 種 子 に は フ ェ ノ ー ル 性 化 合 物 で あ る フ ェ ル ラ 酸 が 多 く 含 ま れ て い る 。 フ ェ ル ラ 酸 に は 種 々 の 薬 理 作 用 が 報 告 さ れ て い る が、 ト ピ ッ ク と な る の が 認 知 症 を 改 善 さ せ る 働 き で あ ろ う 。 フ ェ ル ラ 酸 は コ ウ ノ メ ソ ッ ド で 喧 伝 さ れ て い る 健 康 食 品 の 主 要 成 分 で あ る 。 こ の 健 康 食 品 は 未 精 製 米 を 精 製 し た 後 に で き る 米 ぬ か か ら 製 造 さ れ る 。

話 が そ れ て し ま っ た 。 本 題 に 戻 ろ う 。 潰 瘍 性 大 腸 炎 に 対 す る “ 粟 ” の 薬 効 で あ る が、 上 記 か ら 推 測 す る と フ ェ ル ラ 酸 の 効 能 と 考 え て よ い の で は な か ろ う か 。 米 ぬ か 中 に は、 植 物 性 ス テ ロ ー ル と フ ェ ル ラ 酸 が エ ス テ ル 結 合 し た、 γ-オ リ ザ ノ ー ル が 多 く 含 ま れ て い る 。 こ の γ-オ リ ザ ノ ー ル を 潰 瘍 性 大 腸 炎 モ デ ル 動 物 に 経 口 投 与 す る と、 潰 瘍 性 大 腸 炎 が 顕 著 に 抑 制 さ れ た、 と の 報 告 が 見 い だ さ れ た 。 こ れ が 胃 風 湯 に 粟 が 含 ま れ て い る 理 由 と 考 え ら れ る 。

そ こ で、 著 者 も 当 帰 芍 薬 散 桂 枝 人 参 湯 が 奏 功 し て い た 潰 瘍 性 大 腸 炎 の 患 者 に、 米 ぬ か を 毎 日 小 さ じ 1 杯、 服 用 す る よ う 指 示 し た と こ ろ、 さ ら な る 効 果 を 示 し た 症 例 を 経 験 し た 。 私 見 例 と 同 様 の 症 例 を 検 索 し た と こ ろ 「 粟 を 加 味 し た 後 に、 粘 血 便 が 著 明 に 減 少 し た 潰 瘍 性 大 腸 炎 の 一 例 」 が ヒ ッ ト し た 。 こ の 報 告 は、 第 60 回 日 本 東 洋 医 学 会 関 東 甲 信 越 支 部 学 術 総 会 で の、 東 京 女 子 医 大 東 洋 医 学 研 究 所 池 田 郁 雄 ら に よ る も の で あ る 。 「 粟 の 役 割 は フ ェ ル ラ 酸 に よ る 抗 炎 症 作 用 に あ る 」 と の 著 者 の 仮 定 が、 確 信 に 変 わ っ た の で あ る 。

と こ ろ で 半 夏 秫 米 湯 と い う 方 剤 が あ る 。 半 夏 と 粟 の 二 剤 で 構 成 さ れ て い る 。 効 能 は 不 眠 症 で あ り、 粟 に 含 ま れ る フ ェ ル ラ 酸 の 働 き に よ る も の と 考 え ら れ る 。 粟 は 自 律 神 経 系 に 作 用 し、 免 疫 系 を 介 し、 二 次 的 に 潰 瘍 性 大 腸 炎 の 治 癒 促 進、 に 働 く の で は な か ろ う か 。 い ず れ に せ よ、 漢 方 薬 に 含 ま れ る 粟 ・ 粳 米 ・ 小 麦 な ど の 研 究 が 急 が れ る

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ア ト ピ ー の 叫 び : も と の 肌 に 戻 し て


東京スカイツリー&隅田川&さくら並木ぽかぽか陽気の東京 (4/12/2017)










20 代 の 男 性 。 生 後 よ り の ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 。 ス テ ロ イ ド 軟 膏 で 安 定 し た 状 態 で あ っ た が、 高 校 に 入 学 し て か ら 悪 化 。 顔 が 紅 色 ( 赤 鬼 状 ) と な り、 グ ジ ュ グ ジ ュ と 滲 出 液 が 噴 き 出 る よ う に な っ た 。 顔 以 外 の 皮 膚 も 暗 紅 色 調 を 呈 し 発 疹 も 出 現 し、 掻 く と 滲 出 液 が 出 る よ う に な っ た 。 ス テ ロ イ ド の 内 服 と ス テ ロ イ ド 軟 膏 の 全 身 塗 布 で 浸 出 液 は 止 ま っ た が、 皮 膚 は く す み、 乾 燥 肥 厚 し、 ガ サ ガ サ ・ ボ コ ボ コ し た 粗 造 な 状 態 と な っ た 。 掻 く と 多 少 の 滲 出 は ま だ み ら れ る 。 ス テ ロ イ ド の た め か 黒 色 の 色 素 沈 着 も 目 立 つ 。

本 人 は 皮 膚 科 の 治 療 を 諦 め、 最 近 は 保 湿 剤 の み で ス テ ロ イ ド は 使 っ て い な い 。 漢 方 治 療 を 希 望 し 来 院 。 元 気 が よ く、 食 欲 も 便 通 も よ い 。 運 動 し た り 入 浴 後 は 痒 み が ひ ど く な る 。 体 は ほ て る 方 で、 寒 が り で は な い 。 血 圧 正 常 。 脈 は 74、 細 滑 有 力 だ が 尺 脈 が 弱 い 。 舌 は 暗 紅 で 薄 白 苔 ( + ) 。 腹 部 と 背 中 に 発 疹 が み ら れ る が、 ほ と ん ど の 皮 膚 は 焼 け 野 原 の よ う で、 暗 褐 色 を 呈 し、 乾 燥 し、 粗 造 で ボ コ ボ コ と 隆 起 し て い る 。 湿 熱 の 停 滞 も あ る の だ が、 現 況 の 課 題 は 破 壊 さ れ た 皮 膚 の イ ン フ ラ の 再 構 築 に あ る 。

治 療 は 陰 血 の 補 給 と 内 熱 の 鎮 火 で あ る ( 滋 陰 清 熱 ) 。 蒺 藜 子 7、 玄 参 7、 天 花 粉 9、 芍 薬 9、 牡 丹 皮 9、 桃 仁 7、 知 母 9、 黄 柏 9、 薏 苡 仁 15、 甘 草 3、 牡 蠣 10 ( 先 煎 ) ( 全 て 保 険 適 用 ) を 投 与 。 2 週 間 後、 痒 み が 軽 く な っ て き た 。 顔 の 一 部 が 白 く な っ て い る 。 前 方 処 方 。 初 診 4 週 間 後、 顔 全 体 の 暗 紅 色 が か な り 薄 く な っ て き た 。 前 方 に 連 翹 9 を 加 え る 。 初 診 8 週 後、 発 疹 が ほ と ん ど み ら れ な い 。 皮 膚 の ボ コ ボ コ も 減 っ て い る 。 そ の 後 も 治 療 を 続 け、 半 年 後 に は ツ ル ツ ル し た 白 い 肌 に な っ た  そ の 時 点 で 治 療 を 終 了 し た の だ が、 5 年 経 過 す る も 再 発 な し 。

本 例 は 難 治 性 と 思 わ れ た が 治 療 に よ く 反 応 し た 。 ス テ ロ イ ド 治 療 を し ば ら く 中 止 し て い た の が “ 幸 ” し た も の と 思 わ れ る 。 玄 参 ・ 天 花 粉 ・ 牡 蠣 で 滋 陰 ( 水 ) し、 か つ 皮 膚 の ボ コ ボ コ を 軟 堅 散 結 し、 皮 膚 の 再 構 築 を 主 導 す る 。 芍 薬 ・ 牡 丹 皮 ・ 桃 仁 は 血 脈 を 通 じ さ せ 血 行 を 改 善 し、 皮 膚 の 構 築 の 素 材 を 運 搬 し 皮 膚 を 再 構 築 す る 。 内 熱 は 皮 膚 を 燻 蒸 し 皮 膚 を 破 壊 す る た め 清 熱 剤 を 加 え、 蒺 藜 子 で 熄 風 し 痒 み を 除 い た 。 ア ト ピ ー の 治 療 は 煎 じ 薬 で な け れ ば 手 こ ず る こ と が 多 い 。


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悲 し い 結 末 . 夭 折 の 天 才 棋 士


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今 か ら 16、7 年 前、 29 歳 の 若 さ で 亡 く な っ た 天 才 棋 士、 村 山 聖 八 段 を 描 い た 小 説 「 聖 の 青 春 」 を 読 ん だ 。 強 烈 な 感 動 を お ぼ え た の だ が そ の 後、 TV で 2 時 間 ド ラ マ と し て 放 送 さ れ、 再 び 深 い 感 銘 に 耽 っ た の で あ る 。 聖 を 演 じ た の が 藤 原 竜 也 で あ っ た 。 死 の 床 に あ っ て も 最 期 ま で 将 棋 の 棋 譜 を 読 み 続 け る 壮 絶 な シ ー ン に は、 皆 が 泣 か さ れ た 。

そ の 彼 の 生 涯 を 松 山 ケ ン イ チ が 演 じ 映 画 化 さ れ、 昨 年 11 月 に 封 切 り さ れ た 。 NHK で も 特 別 番 組 が 放 送 さ れ た 。 難 病 ( ネ フ ロ ー ゼ 症 候 群 ) と 闘 い な が ら も、 名 人 を 目 指 す と い う 過 酷 な 戦 い に 挑 戦 し 続 け て き た 彼 の 生 き ざ ま 。 常 人 の 及 ぶ と こ ろ に あ ら ず 。 た だ た だ 頭 が 下 が る 思 い で あ る 。 「 聖 の 青 春 」 は 読 む ひ と の 心 に、 鮮 烈 な 熱 き 思 い を 沸 き 立 た さ せ て く れ る 。

幼 き 頃 か ら ネ フ ロ ー ゼ で 免 疫 抑 制 剤 を 使 用 し て い た こ と で 膀 胱 癌 を 併 発 し、 帰 ら ぬ ひ と と な っ た 村 山 聖 。 血 尿 を 主 治 医 ( 東 京 の 某 医 大 ) に 訴 え て い た の に 放 置 さ れ、 ふ る さ と 広 島 の 病 院 で ガ ン が 発 見 さ れ た と き に は、 す で に 手 遅 の 状 態 と な っ て い た 。 予 期 さ れ た 結 末 な の か も し れ な い が、 読 ん で い る う ち に 主 治 医 に 対 し、 激 し い 憤 り を お ぼ え た の を 記 憶 す る 。

こ れ と 同 じ よ う な 話 を 聞 い た 。 ウ エ ジ ナ ー 肉 芽 腫 の 20 代 の 娘 さ ん の 症 状 が は か ば か し く な く、 東 京 の 専 門 病 院 に 転 院 と な っ た 。 精 密 検 査 の 結 果 は ガ ン が 全 身 に 転 移 し 手 の 施 し 様 が な い と の 説 明 で あ っ た 。 癌 研 有 明 病 院 の セ カ ン ド オ ピ ニ オ ン も 同 じ で あ っ た 。 そ の 話 を 父 親 か ら 伺 っ て い る と き、 あ の シ ー ン が 脳 裏 に 浮 か ん で き た 。 「 膀 胱 癌 じ ゃ な か っ た ん で す か 」 と 問 う と、 「 そ う で す 。 ウ エ ジ ナ ー の 治 療 で 免 疫 力 が 低 下 し た た た め、 ガ ン が 発 症 し た そ う で す ・ ・ ・ 」 と  本 例 は 論 文 と し て 報 告 さ れ て い ま す

ス テ ロ イ ド は 免 疫 を 抑 制 す る 。 外 用 薬 で あ っ て も 局 所 ( 皮 膚 ) の 免 疫 力 は 低 下 す る 。 全 身 に タ ッ プ リ 大 量 に 塗 っ て い る と、 感 染 症 だ け で な く 皮 膚 の 治 癒 力 の 低 下 を 引 き 起 こ す こ と は 疑 い が な い 。 現 状 の ア ト ピー 性 皮 膚 炎 の 治 療 は、 ま さ に こ の ハ イ リ ス ク な 治 療 法 な の で あ る 。 そ れ に ス テ ロ イ ド の 使 用 は ス テ ロ イ ド 依 存 症 を つ く る 。 医 師 ( 医 療 ) が 依 存 症 を 作 り 出 し て い る 。 こ れ は ス テ ロ イ ド 以 外 に 治 療 手 段 を も た な い、 医 師 の ス テ ロ イ ド 依 存 に よ る も の だ


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汗 が 出 な い 「 コ リ ン 性 蕁 麻 疹 」


祇園白川. 婚礼用の写真撮影 (4/5/2017)京の4月は“都をどり”. 祇園甲部歌舞練場










中 学 時 代、 関 連 の な い 個 別 の 事 項 を、 断 片 的 に つ な ぎ 合 わ せ、 自 分 に 都 合 の よ い ス ト ー リ ー を つ く り、 さ も 真 実 の よ う に 話 す 同 級 生 が い た 。 し ま い に は 自 分 が つ く っ た 虚 偽 な の に、 自 分 で も 真 偽 の 程 が あ や ふ や に な っ て い た 。 似 た 類 の あ や し い 話 で、 国 中 が 大 騒 ぎ と な っ て い る 。 マ リ オ ネ ッ ト の よ う に 踊 ら さ れ て は い ま せ ん か 。

症 例 : 37 歳 女 性 。 主 訴 : 体 が 温 ま る と 痒 く な る 。 汗 が 出 な い 。 既 往 歴 : 中 学 生 の 頃, 全 身 に 蕁 麻 疹 が 何 度 か 出 現 。 現 病 歴 : 20 歳 頃 か ら 汗 が 少 な い よ う に 感 じ て い た が, こ こ 数 年 は 夏 で も 汗 を か か な い よ う に な っ た 。 痒 み は 2 年 前 の 3 月 か ら 4 月 に か け 多 少 気 に な る 程 度 で あ っ た が, 昨 年 か ら 悪 化 し, 3 月 か ら 6 月 に か け 軽 い 運 動 や 入 浴 や 熱 い 飲 食 な ど で, 全 身 に 熱 が こ も っ た 感 じ と な り, 顔 を 除 く 全 身 に 痒 み を 感 じ る よ う に な っ た 。

皮 膚 に 明 ら か な 発 疹 を 認 め ず, 痒 み は 体 の 冷 却 や 冷 飲 で 20 ~ 30 分 す る と 消 え る 。 し か し 今 年 は ひ ど く, 2 月 末 か ら 部 屋 の 暖 房 や 直 射 日 光, 10 分 程 度 の 歩 行 で 痒 み が 出 現 す る よ う に な っ た め, 2015 年 5 月 8 日 受 診 と な っ た 。

現 症 : 身 長 157 cm, 体 重 48 kg 。 食 欲 ・ 便 通 良 好 。 寝 つ き は 良 い が, 布 団 の 中 で 暑 く な る と, 痒 さ で 覚 醒 す る 。 寝 汗 は な い 。 口 渇 は な い が 冷 飲 を 好 む 。 生 理 は 順 調 。 漢 方 医 学 的 所 見 : 脈 は 62/分 で 細 滑 。 舌 は 淡 紅 で 薄 白 苔 に 被 わ れ, 軽 い 歯 痕 あ り 。 舌 下 静 脈 の 怒 張 な し 。 腹 力 4/5 で 右 に 胸 脇 苦 満 を 認 め る 。 動 悸 は 触 れ な い 。

治 療 経 過 : 白 虎 加 人 参 湯 と 麻 杏 薏 甘 湯 を 投 与 。 2 週 間 後 の 再 診 時, 服 薬 か ら 1 週 間 で 歩 行 や 入 浴 中 の 痒 み が 改 善 す る も, 30 分 ほ ど 歩 く と 痒 み が 出 現 し, 相 変 わ ら ず 汗 は 出 な い と い う 。 麻 杏 薏 甘 湯 を 越 婢 加 朮 湯 に 変 更 。 数 日 服 用 後, 30 分 ほ ど 歩 い て い た ら 汗 が 出 た 。 そ の 後, 痒 み は 現 れ な く な り, 発 汗 も 認 め ら れ る よ う に な っ た 。

考 察 : 本 例 の 病 因 病 機 は, 体 内 の 熱 産 生 の 亢 進 に 反 し, 発 汗 と い う 生 理 現 象 が 出 現 し な い た め, 鬱 熱 が 皮 膚 に 貯 留 し た と 結 合 し, 湿 熱 が 産 生 さ れ, 痒 み が 発 症 し た も の と 考 え ら れ る 。 蕁 麻 疹 は 認 め ら れ て い な い が, 減 汗 性 コ リ ン 性 蕁 麻 疹 に 類 似 す る 病 態 と 思 わ れ る 。 そ こ で 白 虎 加 人 参 湯 と 越 婢 加 朮 湯 を 投 与 し 著 効 を 得 た 。

他 方, 本 例 の 無 汗 は 後 天 性 で 他 に 明 ら か な 原 因 疾 患 が 存 在 せず , 蕁 麻 疹 も 認 め ら れ な い こ と よ り, 特 発 性 後 天 性 無 汗 症 が 疑 わ れ る 。 本 症 と 減 汗 性 コ リ ン 性 蕁 麻 疹 は, 蕁 麻 疹 の 有 無 の 違 い だ け で, 漢 方 的 に は 無 汗 に 伴 う 湿 熱 を 原 因 と す る 同 一 疾 患 と 考 え ら れ る 。


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糖 質 制 限 が 人 類 を 滅 ぼ す


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  消 え た 昭 和 の レ ガ シ ー in Ginza

炭 水 化 物 が 人 類 を 滅 ぼ す、 と い う 過 激 な 本 が あ っ た 。 以 前 読 ん で み た の だ が、 人 類 を 進 化 さ せ て き た 穀 類 が、 な ぜ 人 類 を 滅 ぼ す の か ? 意 味 不 明 で あ っ た 。 著 者 の 頭 の 構 造 を 疑 っ て し ま っ た 。 ヒ ト の 生 活 環 境 は 文 明 の 進 化 と 共 に 変 化 し て き た 。 肉 体 労 働 が 減 少 し デ ス ク ワ ー ク が 増 え、 食 品 の 増 産 ・ 改 良 で 豊 か な 食 事 生 活 を 手 に 入 れ る こ と が で き る よ う に な っ た 。 ひ い て は 今 日 の 生 活 習 慣 病 が 蔓 延 す る 結 果 と な っ た 。 炭 水 化 物 に そ の 責 任 を 転 化 す る の は 御 門 違 い で あ ろ う 。

主 食 が 穀 類 で な く 肉 や 魚 で あ れ ば 良 い の か そ れ で は 食 物 連 鎖 の 構 図 か ら 分 か る よ う に、 食 料 不 足 と な る の は 明 ら か で、 人 類 の 発 展 ・ 進 化 は あ り 得 な か っ た 。 炭 水 化 物 が 人 類 を 進 化 さ せ た の で あ る 。 現 代 の よ う に エ ネ ル ギ ー 消 費 ( 発 散 ) が 少 な く、 豊 か な 食 事 を 楽 し む こ と が で き る 環 境 で は、 糖 質 を タ ン パ ク 質 や 脂 質 中 心 の 食 事 に 代 え て も 同 じ こ と で あ る 。 い や 糖 質 を 厳 格 に 制 限 す れ ば ( 過 激 な 糖 質 制 限 食 )、 エ ネ ル ギ ー は 主 に 脂 質 か ら と る 食 事 と な る ( 高 脂 肪 食 ) 。 却 っ て 危 険 と な る 。 ポ ジ テ ィ ブ な 糖 尿 病 対 策 が 必 要 と な る 。

ヒ ト は 誕 生 か ら 何 百 万 年 も の 間、 狩 猟 ( 肉 食 ) 中 心 の 生 活 で あ っ た 。 農 耕 ( 糖 質 ) 中 心 の 生 活 と な っ た の は、 僅 か 数 千 年 前 の こ と で あ る 。 こ の よ う に 話 す 糖 質 制 限 推 進 派 が い る 。 糖 尿 病 の 元 凶 は 糖 質 に あ る と の 主 張 で あ る 。 そ れ で あ れ ば、 農 耕 を 開 始 し た 数 千 年 前 に す で に、 糖 毒 と な る 糖 尿 病 の た め、 人 類 は 絶 滅 の 危 機 に 瀕 し て い た は ず で あ る だ が 事 実 は 異 な る 。 糖 尿 病 患 者 が 急 激 に 増 加 し た の は、 こ こ 2 0 ~ 30 年 前 の こ と で あ る 。

近 代 の 鷹 狩 り や hunting を み て も、 獣 を 捕 ま え る の は 難 し い 。 ま し て、 太 古 の 時 代 に は 命 が け で、 獣 の 肉 は 希 少 で 貴 重 な タ ン パ ク 源 で あ っ た は ず だ 。 普 段 は 木 の 実 や 根 菜 類 な ど、 炭 水 化 物 中 心 の 食 事 で あ っ た と 思 わ れ る 。 時 代 を 経 て、 野 山 を 駆 け 回 る 狩 猟 生 活 か ら、 定 住 の 農 耕 生 活 へ と 一 大 転 換 。 次 第 に 食 料 の 供 給 は 安 定 し 豊 富 に な り、 肉 体 中 心 の 労 働 環 境 も 変 化 し て い っ た 。 そ し て 今 日 の グ ル メ 社 会 / 情 報 化 時 代 を 迎 え た 。

糖 尿 病 が 爆 発 的 に 増 加 し て い る 。 こ れ は 己 の 不 摂 生、 不 甲 斐 な さ に よ る 。 こ れ を 棚 上 げ に し、 炭 水 化 物 を 人 身 御 供 に す る と は 。 男 ら し く な く 卑 怯 で あ る 。 人 類 の 叡 智 を 育 ん で き た の は 糖 質 で あ る 。 数 千 年 の 時 を へ て 来 た 漢 方 薬 も 穀 物 ・ 炭 水 化 物 か ら 構 成 さ れ て い る 。 過 激 な 糖 質 制 限 食 は 高 脂 肪 食 で 危 険 が い っ ぱ い な の だ 。 本 稿 で 述 べ て い る 糖 質 制 限 と は 過 激 な 糖 質 制 限 の こ と で、 マ イ ル ド な 糖 質 制 限 の こ と で は な い 。 飽 食 の 時 代 に は ロ ー カ ー ボ diet は む し ろ 推 奨 さ れ る 。 た だ 運 動 ( 筋 ト レ ) も 忘 れ な い で ~


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テーマ:糖質制限食は危険 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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