「 炭 水 化 物 」 , 食 べ と く れ や す . 健 康 長 寿 の た め ど す . ケ ト ン 産 生 食 , お お こ わ . や め な は れ .



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プ ロ バ イ オ テ ィ ク ス の 重 要 性 が 日 増 し に 明 ら か と な っ て き て い

る 。 本 邦 の 死 因 第 1 位 の が ん の 発 生 や 治 療 に も、 腸 内 細 菌 叢

が 重 要 な 役 割 を 担 っ て い る 。 大 腸 が ん の 治 療 が 腸 内 細 菌 を

コ ン ト ロ ー ル す る こ と で 可 能 と さ れ る 。 い ま 熱 い 視 線 を 集 め て

い る が ん の チ ェ ッ ク ポ イ ン ト 治 療 ( オ プ シ ー ボ )、 こ れ に も 腸 内

細 菌 が 関 与 し て い る 。 ま さ に パ ラ ダ イ ム シ フ ト の 様 相 を 呈 し て い

る 。 メ タ ボメ ン タ ル な ど 腸 内 細 菌 に 関 す る エ ビ デ ン ス は 多 い 。


腸 内 細 菌 叢 は 宿 主 の 恒 常 性 維 持 に 働 く た め、 肥 満 や 糖 尿 病 に

代 表 さ れ る 生 活 習 慣 病 の 予 防 や 治 療 に 応 用 で き る 。 腸 内 細 菌

が 宿 主 の 代 謝 機 構 に 関 与 し、 生 命 の 根 源 で あ る 恒 常 性 に 携 わ っ

い る 。 腸 内 善 玉 菌 は 生 命 維 持 機 構 に 欠 か せ な い 。 肥 満 は 生 活

習 慣 病 の 原 因 と な る 。 ダ イ エ ッ ト を い ろ い ろ 行 っ た の に 痩 せ な い

方 は、 腸 内 細 菌 叢 に 問 題 が あ る よ う だ 。 善 玉 菌 を 増 や す こ と だ 。


一 時 の よ う な ブ ー ム は 去 っ た が、 未 だ に 一 部 で は 原 理 主 義 者

の よ う に 厳 し い 糖 質 制 限 が 行 わ れ て い る よ う だ 。 糖 質 制 限 の

危 険 性 を い ま ま で い ろ い ろ 述 べ て き た 。 糖 質 制 限 と は 必 要 な

カ ロ リ ー の 大 部 分 を 脂 質 か ら 摂 る ダ イ エ ッ ト で あ る 。 高 脂 肪 食

は 大 腸 の 炎 症 を 引 き 起 こ し、 イ ン ス リ ン 抵 抗 性 を 生 じ、 糖 尿 病

を 発 症 さ せ る 。 慶 応 大 学 の 研 究 で 明 ら か と な っ た 。 腸 の 善 玉 菌 

は 大 腸 の 炎 症 も 防 ぐ 。 そ の 生 育 に は 炭 水 化 物 が 必 要 と な る 。


厳 し い 糖 質 制 限 ( ケ ト ン 産 生 食 ) は、 中 年 ま で の 肥 満 者 が、 緊 急

避 難 的 に 行 う も の で あ る 。 痩 せ て い る 方 や 高 齢 者 や イ ン ス リ ン

の 分 泌 が 少 な い 方 に は 危 険 で あ る 。 伝 統 的 な 日 本 食 が お 薦 め 。

糖 尿 病 で は 間 食 を 控 え、 主 食 の 量 に も 気 を 配 る、 の は 当 然 で

あ る が、 食 べ る 順 番 も 重 要 と 言 わ れ る 。 食 後 の 高 血 糖 を 抑 え る 

食 べ る 順 番 ダ イ エ ッ ト で あ る 。 で も、 こ の 食 べ る 順 番、 京 料 理 の  

コ ー ス
 と 同 じ で は な い か  伝 統 と は、そ う い う も の、と 感 嘆 す 。



テーマ : 糖質制限食は危険
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 厳しい糖質制限は危険 厳しい糖質制限食≒ケトン産生食

潰 瘍 性 大 腸 炎 に 胃 風 湯


隅田川花火大会 2016 d隅田川花火大会 2016 e








隅田川花火大会 2016隅田川花火大会 2016








          Kyoto Dancing in Tokyo



「 幾 松 物 語 」 ( 美 原 研 ) に 「 都 を ど り 」 に つ い て の 記 述 が あ っ た 。

( 著 者 注 : 幾 松 と は 木 戸 孝 允 参 議 夫 人 と な っ た 松 子 の 芸 名 )


天 皇 行 幸 ・ 東 京 遷 都 の 後、 衰 退 し た 京 都 の 活 性 化 の 目 的 で、

第 一 回 京 都 博 覧 会 が 明 治 5 年 に 開 催 さ れ る は こ び と な っ た 。

そ の 余 興 と し て 「 京 都 の 舞 」 を 行 う こ と に な っ た の だ が、 役 所 側 

か ら 名 称 と し て 「 み や び 踊 り 」 が 提 案 さ れ た 。 京 は 雅 な の だ 。


が、 幾 松 の 舞 の 姉 弟 子 春 子 ( 著 者 注 : 後 の 井 上 流 三 世 家 元 )

が、 「 井 上 流 京 舞 は 踊 り で は お へ ん、 舞 ど す 」 と 強 く 主 張 し、

府 側 と 喧 々 諤 々 の 論 争 と な っ た 。 結 果、 「 み や び 」 を  「 都 」 に、

「 踊 り 」 を 「 を ど り 」 に、 変 え る こ と で 妥 協 が 図 ら れ た の で あ る 。


ス ト レ ス 社 会 の た め か 潰 瘍 性 大 腸 炎 が 増 加 し て い る 。 以 前、 本

症 に 当 帰 芍 薬 散 + 桂 枝 人 参 湯 が 奏 功 し た 症 例 を 紹 介 し た 。 使

用 し た エ キ ス 剤 の 方 意 は 胃 風 湯 で あ る 。 胃 風 湯 に は 粟 ( ア ワ )

が 含 ま れ て い る が、 そ の 効 能 に つ い て 論 じ た 文 献 を 知 ら な い 。


著 者 は 粟 の 効 能 は、 米 ぬ か に も 含 ま れ て い る フ ェ ル ラ 酸 に よ る

も の と 考 え て い る 。 紹 介 し た 症 例 で も 米 ぬ か を 毎 日 摂 取 す る よ

う に な り、 さ ら に 症 状 が 改 善 し て い る 。 検 索 し た と こ ろ、 米 糠 由 来

植 物 性 ス テ ロ ー ル フ ェ ル ラ 酸 エ ス テ ル の 抗 酸 化 お よ び 抗 炎 症 作

用 の 研 究、 と い う 論 文 が ヒ ッ ト し た 。 γ-oryzanol が key と い う の だ 。


論 文 で は 米 ぬ か に 含 ま れ る γ-oryzanol が、 DSS 誘 発 潰 瘍 性

大 腸 炎 モ デ ル の 腸 炎 を 著 明 に 抑 制 し た 。 γ-oryzanol と は フ ェ ル

ラ 酸 に ア ル コ ー ル が エ ス テ ル 結 合 し た 物 質 で、働 き は フ ェ ル ラ 酸

そ の も の で あ る 。 粟 や 米 糠 が 潰 瘍 性 大 腸 炎 の メ シ ア と な る か

ハ イ ゼ ッ ト と し て 薬 価 収 載 さ れ て い る 。 認 知 症 に も 有 効 で あ る 。



111   9 月 22 日 ( 水 ・ 祝 ) 開 催

 今 年 2016 年 の 「 大 船 渡 さ ん ま 祭 り 」 は

 9 月 22 日 ( 秋 分 の 日 ) に 行 わ れ ま す 。
 

 会 場 は 東 京 タ ワ ー の 野 外 広 場 で す 。

 多 数 の 御 来 場 を お 待 ち し て お り ま す 。

 333 m の 高 さ の 東 京 タ ワ ー に ち な み

 3333 匹 の さ ん ま  が 振 舞 わ れ ま す 。





テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 粟や米糠が潰瘍性大腸炎に効く

高 齢 者 や 慢 性 疾 患 の 便 秘 に 「 潤 腸 湯 」


京都伏見にある明治天皇御陵明治天皇妃昭憲皇太后御陵








明治天皇御陵から10数分「桓武天皇柏原陵」(石田三成)治部少輔の伏見屋敷跡の治部池








021平安神宮神苑b








平安神宮神苑2016 7 18平安神宮 鷺








五山の送り火 2016/8/16五山の送り火 2016/8/16












出 産 後 の 難 治 性 便 秘 に 小 建 中 湯 + 麻 子 仁 丸 が 著 効 し た 症 例

を 以 前 報 告 し た 。 女 性 は 妊 娠 中 胎 児 を 育 て る た め、 母 体 の 陰 血

を 大 量 に 使 用 す る た め、 産 後 は 体 内 の 滋 陰 物 質 が 不 足 す る 。

産 後 の 便 秘 に は、 潤 腸 通 便 の 代 表 薬 「 麻 子 仁 丸 」 、と 云 わ れ る

所 以 で あ る 。 し か し、 分 娩 ( labor ) 時 に は、 気 陰 も 消 耗 す る た め、

産 後 の 頑 固 な 便 秘 に は、 便 を 潤 す 麻 子 仁 丸 だ け で な く、 太 陰 の

気 虚 ( 虚 労 ) に も 配 慮 し た、 小 建 中 湯 が 必 要 に な る 場 合 が あ る 。


麻 子 仁 丸 は 陽 明 ( 胃 ・ 大 腸 ) を 潤 し 便 を 下 す 。 『 金 匱 要 略 』 に

「 趺 陽 の 脈 浮 に し て 濇、 浮 な れ ば 則 ち 胃 気 強 し、 濇 な れ ば 則 ち 小

便 数 な り、 浮 濇 相 搏 て ば、 大 便 則 ち 堅 し、 そ の 脾 約 を 為 す、 麻 子

仁 丸 之 を 主 る 。 」 と あ る 。 胃 は 陽 明 に 属 す た め、 胃 陰 が 不 足 し

乾 燥 す る と 熱 化 す る 。 胃 熱 は 胃 気 強 と 同 義 で あ り、 趺 陽 の 脈

( 足 背 動 脈 ) は 浮 と な る 。 胃 熱 は 表 裏 の 関 係 の 脾 陰 を 灼 損

す る た め、 趺 陽 の 脈 は 濇 と な る 。 穀 道 は 乾 燥 し 便 は 堅 く な る 。


で は 陰 血 の 不 足 に よ る 便 秘 に は、 麻 子 仁 丸 が 第 1 選 択 な の か

麻 子 仁 丸 の 主 薬 は 潤 腸 通 便 の 麻 子 仁 で あ る が、 陰 血 を 補 う 力 は

弱 い 。 若 く て 体 力 の あ る よ う な 産 後 に は 適 す る が、高 齢 者 や 慢 性

疾 患 を 有 す る よ う な 場 合 に は、役 不 足 の 感 を 否 め な い 。 高 齢 者 や

慢 性 疾 患 で は 肝 腎 の 陰 血 不 足 が 存 在 す る 。 パ ー キ ン ソ ン 病 に

麻 子 仁 丸 、と の 論 文 が あ る が、 い た だ け な い 。 著 者 は パ ー キ ン ソ

ン 病
 の 漢 方 治 療 で は、 腎 陰 へ の 配 慮 の 重 要 性 を 報 告 し て い る 。


す な わ ち 高 齢 者 や 慢 性 疾 患 で は、 肝 腎 に 対 す る 滋 陰 養 血 を 考 慮

し な け れ ば 片 手 落 ち で あ る 。 地 黄 や 山 茱 萸 や 何 首 烏 や 当 帰 な ど

の 生 薬 が 必 要 と な る 。 そ の 点、 透 析 患 者 の 便 秘 に 潤 腸 湯 、と す る

論 文 は 貴 重 だ 。 潤 腸 湯 に は 麻 子 仁 丸 に な い、 地 黄当 帰 が 含 ま

れ る 。 潤 腸 湯 は 便 秘 だ け で な く、 加 齢 や 慢 性 疾 患 に も 有 効 だ



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : パーキンソン病の便秘に潤腸湯 透析患者の便秘に潤腸湯

下 剤 は 便 秘 を 悪 化 さ せ 大 腸 が ん の 原 因 に


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     2016 五 輪 開 幕 in Rio de Janeiro 



高 齢 者 や 女 性 の 大 き な 悩 み の ひ と つ に 便 秘 が あ る 。 市 中 に は

便 秘 薬 の コ マ ー シ ャ ル が 溢 れ、 医 療 機 関 で も 便 秘 薬 が 多 数 処 方

さ れ て い る 。 手 軽 に 使 用 さ れ て い る 便 秘 薬 で あ る が、下 剤 の 常 用

者 は、常 用 し て い な い 便 秘 の 方 よ り、 大 腸 が ん の リ ス ク が 高 い 。

日 本 女 性 の が ん の 死 亡 率 ト ッ プ が 大 腸 が ん で あ る 。 大 腸 が ん

が 死 亡 率 1 位 の 国 は 世 界 に 類 を み な い 。 便 秘 薬 と 関 係 あ り や


慢 性 便 秘 は 腸 の 動 き が 悪 い た め 弛 緩 し 発 症 す る ( 弛 緩 性 便 秘 )

と、 腸 の 収 縮 運 動 が 過 剰 に な り 過 ぎ て 蠕 動 運 動 が 停 滞 す る た め

発 症 す る ( 痙 攣 性 便 秘 ) に 大 別 さ れ る 。 本 邦 で は ド イ ツ 医 学 の

影 響 か、 古 く か ら 便 秘 の 原 因 を 弛 緩 性 と 考 え、 腸 を 刺 激 し 動 き を

活 発 に す る 便 秘 薬 ( ア ン ト ラ キ ノ ン 系 下 剤 ) が 主 流 と し て 使 用 さ

れ て き て い る 。 が、 最 近 の 研 究 に よ る と 混 合 型 が 半 数 を 超 え る 。


弛 緩 性 と 痙 攣 性 の 要 因 が 混 在 し て い る 便 秘 で は、 ア ン ト ラ キ ノ ン

系 下 剤 で は、 ス ッ キ リ し た 排 便 が 得 ら な い こ と に な る 。 さ ら に 弛

緩 性 と 痙 攣 性 の 便 秘 の 比 率 が 同 程 度 と も い わ れ、 本 邦 で 使 用 さ

れ て い る 下 剤 の 多 く が、 効 果 を 発 揮 し て い な い 可 能 性 が あ る 。

痙 攣 性 便 秘 の 場 合、 刺 激 性 の 便 秘 薬 は 症 状 を 悪 化 さ せ る 危 険

が あ る 。 痙 攣 性 の 要 因 の 多 く は、 自 律 神 経 の 失 調 に 起 因 す る 。


交 感 神 経 の 緊 張 が、 痙 攣 性 便 秘 や 混 合 性 便 秘 を 誘 発 す る た め

漢 方 で は 柴 胡 桂 枝 湯 や 大 柴 胡 湯 の よ う な 柴 胡 剤 が 有 用 と

な る 。 気 の 鬱 滞 が 著 し く 陽 明 腑 気 が 不 通 と な れ ば、 大 黄 ・ 厚 朴 ・

枳 実 を 含 む 大 承 気 湯 や 小 承 気 湯 を 投 与 す る 。 柴 胡 剤 と 合 方

す る 場 合 も あ る 。 漢 方 で は 便 秘 の 原 因 を、 弛 緩 性 や 痙 攣 性 の よ

う に、 腸 の 動 き に 限 定 し て 考 え る だ け で な く、 腸 内 の 環 境 や 糞 便

の 状 態 ( 乾 燥 の 度 合 い ) を も 考 慮 し、 き め の 細 か い 治 療 を 行 う 。



糖 尿 病 で は 便 秘 は 危 険 だ 。 厳 し い 糖 質 制 限 食 で は 動 物 性 蛋 白

質 を 多 く 食 す る た め、 便 秘 に な る 場 合 が 多 く、 悪 玉 腸 内 細 菌 が 増

え、 健 康 を 害 す る 。 同 じ タ ン パ ク 質 で も 小 麦 の グ ル テ ン か ら つ く

ら れ る 「 麩 」 は、 便 秘 を 防 ぎ、 糖 尿 病 に も 有 効 で あ る 。 美 肌 効 果 も

抜 群 で、女 性 の 力 強 い 味 方 だ 。 不 眠 や 夜 間 頻 尿 に も お 薦 め だ 。


         潤 腸 湯 や 麻 子 仁 丸 の 解 説 は 次 回 に


テーマ : 大腸がん
ジャンル : ヘルス・ダイエット

プ ロ バ イ オ テ ィ ク ス が メ ン タ ル ヘ ル ス を 改 善



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         Rio 2016 開 幕 ( 日 本 時 間 2016/8/6 8:00 )



人 体 に 有 益 な 微 生 物 で あ る プ ロ バ イ オ テ ィ ク ス ( ビ フ ィ ズ ス 菌 

や 乳 酸 菌 や 酪 酸 菌 な ど ) に、 今 日 熱 い 視 線 が 注 が れ て い る 。

ス ー パ ー に は 各 種 の ヨ ー グ ル ト が 所 狭 し と 並 べ ら れ、 熾 烈 な 販

売 競 争 が 繰 り 広 げ ら れ て い る 。 で も こ れ は、 産 業 界 に 限 っ た こ と

で は な い 。 医 療 界 で も 種 々 の 研 究 が な さ れ、 多 数 の 研 究 成 果 が

報 告 さ れ て い る 。 メ ン タ ル ヘ ル ス や が ん や メ タ ボ 等 々 で あ る 。


中 年 の 男 性 。 30 代 の 頃 よ り 朝 は ほ と ん ど 水 様 性 の 下 痢 で あ る 。

そ の 時 は ザ ー ッ と 出 て ス ッ キ リ す る の だ が、 ま た す ぐ に ト イ レ に

行 き た く な る 。 で も 今 度 は 小 量 し か 出 ず ス ッ キ リ し な い 。 と き ど

き 便 が で な い 日 も あ る 。 食 欲 は 良 好 だ が 食 後 に お 腹 が ゴ ロ ゴ ロ

鳴 る 。 ビ ー ル 500 ml + 日 本 酒 1 合 を 毎 日 。 睡 眠 は 良 い が、 気 分

が 落 ち 込 み や す く、 不 安 が 強 い 。 一 人 で 電 車 に 乗 る と 緊 張 す る 。


半 夏 瀉 心 湯 を 投 与 。 2 週 間 後、 便 は 下 痢 だ が、 水 様 性 で な い と き

や 軟 便 程 度 の と き も あ る 。 食 後 の 腹 鳴 も 多 少 は 軽 減 し た 。 本 人

の 希 望 で 継 続 と し た 。 し か し 数 ヶ 月 服 用 す る も 進 展 が な い た め 、

プ ロ バ イ オ テ ィ ク ス ( ラ ッ ク B 3 g / 日 ) を 追 加 し た 。 す る と 数 日 も

し な い う ち に、 10 年 来 の 下 痢 が 消 失 し 有 形 便 と な っ た 。 腹 鳴 も

消 失 し た 。 し か も、 不 安 感 や 気 分 の 落 ち 込 み が な く な っ た


100 年 以 上 も 前 か ら、 腸 の 状 態 が メ ン タ ル を コ ン ト ロ ー ル す る

こ と が 知 ら れ て い た 。 メ ン タ ル ヘ ル ス は 腸 内 細 菌 に 依 存 す る

と 考 え ら れ て き た 。 腸 内 細 菌 が 不 安 や う つ 病 や 気 分 障 害 を

治 療
す る 。 腸 内 細 菌 と メ ン タ ル ヘ ル ス の 関 係 は も は や 動 か し

難 い 事 実 と な っ た 。 漢 方 薬 の 薬 効 も 腸 内 細 菌 叢 に 依 存 す る



テーマ : プロバイオティクス
ジャンル : ヘルス・ダイエット

汗 疹 ( あ せ も ) の 漢 方 治 療



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             長 岡 の 花 火  2016/8/3



本 格 的 な 夏 の 到 来 。 汗 を 多 く か く た め、 女 性 の お 化 粧 が 大 変 に

な る 季 節 で あ る 。 さ ら に 汗 疹 ( あ せ も ) や 汗 疱 な ど、 汗 が 原 因

と な る 皮 膚 病 に 悩 ま さ れ る 。 汗 疹 は 額、 首 か ら 前 胸 部 や 背 中 の

肩 甲 骨 の 間 が 好 発 部 位 で、 赤 い 丘 疹 が 集 蔟 し か ゆ み を 伴 う 。

汗 疱 は 毛 の な い 手 掌 や 足 底 に 出 現 す る、 小 さ な 水 疱 で あ る 。

当 初 は か ゆ み を 伴 わ な い が、 掻 破 行 為 な ど で 内 容 が 周 囲 の 皮

膚 に 浸 み 出 す と、 炎 症 が 生 じ、 か ゆ み が 出 現、 湿 疹 化 し 広 が る 。


汗 疹 も 汗 疱 も 発 汗 量 が 増 し て い る の に、 汗 が 十 分 に 排 泄 さ れ な

い こ と に よ り 発 症 す る 。 汗 孔 の 狭 窄 や 閉 塞 で、 出 し 尽 く さ れ て い

な い 汗 が、 汗 管 内 に 貯 留 し て い る こ と が 原 因 だ 。 し か し 発 汗 を

促 す 麻 黄 湯 や 葛 根 湯 な ど の 解 表 薬 で は 問 題 の 解 決 に な ら ず、却

っ て 症 状 を 悪 化 さ せ る 危 険 が 生 じ る 。 出 口 が な い の に 押 し 込 め

ば ど う な る か 。 発 想 の 転 換 。 汗 を 尿 と し て 排 泄 す れ ば ど う か  

著 者 は 多 汗 症 を 尿 よ り 排 泄 す る こ と で 治 し た 経 験 が あ る 。 


汗 疹 に は 越 婢 加 朮 湯 が 奏 功 す る 。 構 成 生 薬 で あ る 麻 黄 と 石 膏

が 皮 膚 に 停 滞 す る 水 ( 湿 熱 ) を 尿 と し て 排 除 す る 。 朮 も こ れ を

助 け る 。 た だ 炎 症 所 見 が 著 し け れ ば 石 膏 を 増 量 し、 清 熱 生 津 を

強 め る た め 知 母 を 含 む 白 虎 加 人 参 湯 を 加 え る 。 汗 か き で 水 太

り で 疲 れ 易 い 御 婦 人 に は、 越 婢 加 朮 湯 よ り 防 已 黄 耆 湯 か な 。

越 婢 加 朮 湯 に は 麻 黄 が 含 ま れ る 。 尿 閉 や 不 眠 に は ご 注 意 を 。



PS : 夏 場 に は 「 ニ キ ビ も ど き 」 も 増 加 す る 。 首 ・ 肩 ・ 背 中 に 好 発

す る マ ラ セ チ ア 毛 包 炎 で あ る 。 誤 診 ・ 誤 治 さ れ て い る 場 合 が 非

常 に 多 く 、患 者 さ ん は 辛 い 思 い を し て い る 。 マ ラ セ チ ア は 脂 漏 性

皮 膚 炎 の 原 因 で も あ り、 ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 の 悪 化 要 因 で も あ る 。



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 汗疹 ニキビもどき

中 年 女 性 の 自 律 神 経 失 調 症 に 大 柴 胡 湯 + 桂 枝 加 竜 骨 牡 蠣 湯


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中 年 女 性 。 以 前 か ら 高 血 圧 で 他 院 で 降 圧 剤 を 服 用 中 。 肩 こ り と

便 秘 が ス ッ キ リ せ ず 来 院 。 体 格 は ガ ッ チ リ し 食 欲 良 好 。 腹 力 充

実 し 胸 脇 苦 満 を 認 め る 。 脈 は 80 で 滑 弦 で 有 力 。 舌 は 暗 紫 紅 で

胖 大 。 白 苔 に 被 わ れ 舌 下 静 脈 の 怒 張 が 目 立 つ 。 大 柴 胡 湯 を 投

与 。 2 週 間 後、 便 秘 と 腹 の 張 り は 楽 に な っ た 。 肩 こ り は あ ま り 変

わ ら な い 。 本 人 曰 く、 と き ど き 動 悸 を 感 じ 不 安 に な る 。 寝 付 き も

悪 く 嫌 な 夢 も 多 い 。 大 柴 胡 湯桂 枝 加 竜 骨 牡 蠣 湯 を 加 え 投 与 。


2 週 間 後、 動 悸 が し な く な り、熟 睡 が で き る よ う に な っ た 。 不 安 な

感 じ も な く な り 体 調 が 非 常 に 良 く な っ た 。 こ の く す り は 自 分 に 合

っ て い る、 と 。 大 柴 胡 湯 と 桂 枝 加 竜 骨 牡 蠣 湯 。 あ ま り 使 わ れ な

い 組 み 合 わ せ で あ る? 大 柴 胡 湯 は い わ ゆ る 実 証 タ イ プ に、 桂 枝

加 竜 骨 牡 蠣 湯 は む し ろ 虚 証 に 使 用 さ れ る 。 し か し 人 間 、 長 所 も

あ れ ば 弱 点 も あ る も の だ 。 現 実 は 虚 実 挟 雑 症 が 多 い の で あ る 。


本 例 は も っ て 生 ま れ た 体 質 に 環 境 ( ス ト レ ス? ) が 影 響 し、 気 の

う つ 滞 ( 肝 気 鬱 結 ・ 肝 鬱 ) が 引 き 起 こ さ れ、 排 便 が 不 通 と な り ガ

ス が 停 滞 す る よ う に な っ た 。 そ こ で 正 気 を 疎 通 し、 う つ 滞 す る

気 ( 邪 気 ) を 破 気 ・ 外 泄 す る 目 的 で 大 柴 胡 湯 を 投 与 し た 。 陽 明

の 腑 気 が 通 じ 便 秘 は 解 消 さ れ る よ う に な っ た が、 不 安 や 動 悸 や

不 眠 に は 無 効 で あ っ た 。 こ れ は 肝 鬱 に よ り 正 気 が 邪 気 に 転

化 し、 正 気 が 消 耗 さ れ 虧 損 ( 壮 火 食 気 ) さ れ た た め と 思 わ れ る 。


本 例 は 邪 気 と 正 気 の 不 足 が 併 存 し て い る 状 態 で あ っ た 。 正 気 が

心 に 昇 ら な く な っ た た め、 心 の 主 で あ る 神 が 安 寧 を 得 ら れ な く

な り、 不 安 や 動 悸 や 不 眠 が 生 じ る よ う に な っ た 。 正 気 が 不 足 し

た た め 、 邪 気 が 上 逆 し て い る こ と も 問 題 で あ る 。 正 気 を 昇 ら せ

邪 気 を 降 ろ す た め に は 桂 枝 が 必 要 と な る 。 さ ら に 鎮 心 安 神 作 用

の あ る 竜 骨 ・ 牡 蠣 も 必 要 だ 。 桂 枝 加 竜 骨 牡 蠣 湯 を 合 方 す る 。

柴 胡 加 竜 骨 牡 蠣 湯 に 芍 薬 ・ 枳 実 ・ 大 黄 を 加 え た も の に な る 。



PS : 女 性 東 京 都 知 事 誕 生 。 英 国 首 相 メ イ、 米 国 大 統 領 候 補 ク リ

ン ト ン、 そ し て 小 池 氏 。 ウ ー マ ン パ ワ ー さ く 裂 。 と 言 う か、 男 性

が 不 甲 斐 な い の か 。 い や、 不 安 定 な 時 代 は 女 性 に お 任 せ で す



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

女 性 の 自 律 神 経 失 調 症 に 柴 胡 桂 枝 湯 + 香 蘇 散



夜の宵山前祭り(長刀鉾)長刀鉾











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山伏山(今年の前祭り・山壱番籤)蟷螂山(大カマキリのからくりあり)














船鉾鶏傘鉾. 「初期の鉾」の形という








kaori & hiromi in Husimi-inari伏見稲荷1











伏 見 稲 荷 山 頂 踏 破  往 復 2 時 間 を 切 る 快 拳 



30 代 女 性 。 3 年 前 か ら 倦 怠 感 が 現 れ、 横 に な る と ド ン ド ン と 動 悸

を 感 じ る よ う に な っ た 。 動 作 時 に は 動 悸 を 感 じ な い 。 立 ち く ら み

も み ら れ る 。 5 ∼ 6 年 前 か ら 体 重 が 13 ㎏ 減 っ た 。 食 欲、 便 通 は 良

好 。 睡 眠 は 時 々 怖 い 夢 を み る 。 月 経 は 順 調 だ が、 生 理 前 1 週 間

は 頭 痛 や イ ラ イ ラ が 出 現 し、 微 熱 を 感 じ る 。 生 理 が 始 ま る と 楽 に

な る 。 血 塊 は 少 量 。 天 気 が 悪 く て も 頭 痛 が 現 れ る た め 床 に 就 く 。


脈 は 72 で 沈 細 。 舌 は 淡 紅 で 薄 白 滑 苔 で 被 わ れ る 。 舌 下 静 脈 の

怒 張 は な い 。 腹 診 で は 腹 力 3/5 で 軟、 臍 傍 に 動 悸 を 強 く 触 れ る 。

胸 脇 苦 満 な く、 心 下 痞 鞭 も な い 。 柴 胡 桂 枝 湯 + 香 蘇 散 を 投 与 。 

2 週 間 後、 体 調 が 改 善 し た 。 動 悸 も 感 じ な く な っ た 。 頭 痛 も 起 き

な い 。 熟 睡 で き る よ う に な っ た 。 就 職 し 仕 事 を 始 め た が 良 好 と 。


こ の 方 は 出 産 歴 2 回 で あ る が、 そ の た び に 体 重 が 20 kg も 増 加 し

て い る 。 生 理 前 や 天 候 が 悪 い と 頭 痛 も 出 現 す る 。 痰 飲 ( 水 ) が

停 滞 し や す い 体 質 で あ る 。 さ ら に 夫 婦 間 の ト ラ ブ ル に 悩 ん で い

た 。 肝 気 の 流 れ が う つ 滞 ( 肝 鬱 ) す る た め、 気 血 水 の 流 通 も 停 滞

す る 。 そ の た め、 気 の 不 足 や 水 の さ ら な る 蓄 積 ( 悪 循 環 ) が 生 じ、

病 状 は 悪 化 す る 。 疎 肝 解 鬱 し 気 の 流 れ を 流 通 さ せ、 痰 飲 を 除 く 。


女 性 の 肝 鬱 で 痰 飲 が 主 病 因 の 場 合 は、 柴 胡 桂 枝 湯 + 香 蘇 散

著 者 の 頻 用 処 方 で あ る 。 柴 胡 桂 枝 湯 は 小 柴 胡 湯 に 比 べ、 柔 肝

作 用 の あ る 芍 薬、 気 血 の 流 通 を 促 進 す る 桂 枝 が 含 ま れ る た め、

比 較 的 体 力 の 低 下 し て い る 女 性 に も 安 心 し て 使 え る 疏 肝 薬 だ 。

香 蘇 散 は 女 性 の 気 鬱 に は 最 適 。 柴 胡 剤 と 併 用 し て 効 果 抜 群



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

糖 尿 病 性 皮 膚 炎 に 大 柴 胡 湯 + 黄 連 解 毒 湯



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鳩 山 邦 夫 氏 が 67 歳 で 亡 く な ら れ 早 1 ヶ 月 で あ る 。 死 因 は 十 二 指

腸 潰 瘍 で、 糖 質 制 限 と の 関 係 も 取 り ざ た さ れ て い る が、 糖 質 制 限

と 十 二 指 腸 潰 瘍 の 間 に 因 果 関 係 な し、 と い う 医 師 の 見 解 が


し か し 今 ま で お 話 し て き た よ う に、 糖 質 制 限 食 で は 飽 和 脂 肪 酸

や 動 物 性 蛋 白 質 の 摂 取 量 が 非 常 に 多 く な る 。 こ の た め 腸 の 悪

玉 菌 が 増 え、腸 の 炎 症 が 生 じ や す く な る 。 因 果 関 係 大 い に あ り


漢 方 で 糖 尿 病 を 診 る と、 実 証 で は 湿 熱 タ イ プ が 多 い 。 長 期 罹 患

で は、 次 第 に 筋 肉 で の エ ネ ル ギ ー 産 生 が 低 下 す る よ う に な り、

陰 血 不 足 タ イ プ が 多 く な る 。 糖 尿 病 で は 血 糖 値 が コ ン ト ロ ー ル

さ れ て い て も、 い ろ い ろ な 体 調 不 良 を 訴 え る 方 が 多 い 。 漢 方 に

相 談 に 来 ら れ る も の に 皮 膚 ト ラ ブ ル が あ る 。 湿 疹 や 化 膿 症 だ ~


60 代 の 男 性 。 数 年 前 か ら 頭 髪 内 に 化 膿 性 の 発 疹 が 多 数 出 現 し

皮 膚 科 に 通 院 中 。 抗 生 物 質 を 服 用 し、 抗 菌 軟 膏 を 塗 布 し て い る

が、 効 果 が あ ま り み ら れ ず、 最 近 は 抗 生 物 質 が 効 か な く な っ た 。


糖 尿 病 で 血 糖 降 下 剤 を 服 用 中 。 体 格 は ガ ッ チ リ と し 赤 ら 顔 。 食

欲 良 好 。 暑 が り で 汗 か き 。 イ ラ イ ラ し た 感 じ 。 頭 髪 内  に は 毛 根

部 に 一 致 し 多 数 の 膿 瘍 を み る 。 脈 は 86、滑 弦 有 力 。 舌 は 偏 紅 で

微 黄 苔 あ り 。 舌 下 静 脈 怒 張 。 大 柴 胡 湯 + 黄 連 解 毒 湯 を 投 与 。


1 ヶ 月 後 。 膿 瘍 が 小 さ く な り、 数 も 減 っ て 来 た 。 体 も 軽 く な っ た よ

う で 体 調 良 好。 そ の 後 順 調 に 経 過 し、 半 年 後 に は 完 治 と な っ た

が、 本 人 の 希 望 で 服 薬 中 。 本 例 は 典 型 的 な 熱 > 湿 の 湿 熱 タ イ プ

の 糖 尿 病 だ 。 湿 熱 は 疏 肝 し、 水 の 流 れ を 改 善 し な が ら、 清 熱 泄 熱

す る 。 疏 肝 に は 大 柴 胡 湯 。 清 熱 解 毒 に は 黄 連 解 毒 湯 で あ る 。


本 例 は 抗 菌 薬 が 効 か な く な り、 漢 方 治 療 を 希 望 し て 来 院 し た 。

最 近 、 痤 瘡 治 療 で も、 抗 菌 薬 に 対 す る 耐 性 が 増 加 し 問 題 と

な っ て い る 。 抗 菌 薬 を 服 用 し て い る と、 呼 吸 器 感 染 症 に 約 2 倍

罹 患 し や す く な る 。 ニ キ ビ の 治 療 は 、 漢 方 が 得 意 と す る も の だ 。



テーマ : 糖質制限食は危険
ジャンル : ヘルス・ダイエット

糖 質 制 限 食 は や っ ぱ り 危 険



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米 ハ ー バ ー ド 大 学 公 衆 衛 生 大 学 院 よ り 30 年 に 渡 る 研 究 が 報 告

さ れ た 。 「 飽 和 脂 肪 酸 は 体 に 悪 い 」 と い う も の で あ る 。 飽 和 脂 肪

酸 は 融 点 が 高 い と い う 特 性 が あ る 。 こ の た め ス テ ー キ や ポ ー ク

の 肉 汁 は、 冷 め る と す ぐ に 固 ま り、 白 い ベ ト ベ ト し た 脂 に 変 わ る 。

こ れ を 見 た だ け で、 「 飽 和 脂 肪 酸 は 体 に 良 く な い 」 と 本 能 的 に

感 じ て い た の だ が、 や は り 早 死 に リ ス ク を 高 め て い た の で あ る 。


糖 質 制 限 食 の 問 題 の ひ と つ は、 糖 質 を 減 ら す 代 わ り に、 エ ネ ル

ギ ー 源 と し て、 脂 質 を 多 く 摂 る よ う 、 推 奨 し て い る こ と で あ る 。

「 ス テ ー キ を ド ン ド ン 食 べ な さ い 」 、と 。 こ れ で は 飽 和 脂 肪 酸 が

増 え、 寿 命 を 縮 め る こ と に な る 。 さ ら に マ ウ ス の 実 験 で あ る が、

飽 和 脂 肪 酸 を 大 量 に 与 え る と、 マ ウ ス は 肥 満 し、 脳 内 の 炎 症 性

物 質 が 増 加 す る 。 動 物 性 蛋 白 質 だ け 食 し て い る と、 腸 内 細 菌 叢

が 変 化 し、 悪 玉 菌 が 増 え る 。 腸 の 炎 症 や が ん 化 を 促 進 す る 。


50 代 男 性 。 普 段 は 便 秘 傾 向 で あ る が、 2 週 間 前 か ら 下 腹 部 が ス

ッ キ リ せ ず、 日 に 4‐5 回 下 痢 が 続 い て い る 。 排 便 後 も 肛 門 が 不

快 で あ る 。 嘔 気 は な い が 食 が 細 く な っ て き た 。 暑 が り で 汗 か き 。

脈 は 70 で 滑 弦 有 力 。 舌 は 偏 紅 で 薄 い 微 黄 苔 に 被 わ れ て い る 。

腹 診 で 腹 力 は 5/5、 右 に 強 い 胸 脇 苦 満 と 心 下 痞 鞭 を 認 め る 。

湿 熱 に よ る 下 痢 と 考 え、 大 柴 胡 湯 を 投 与 。 翌 日 に は 改 善 し た 。


大 柴 胡 湯 に は 瀉 下 作 用 の あ る 大 黄 が 含 ま れ る が、 清 熱 瀉 火

清 化 湿 熱 の 作 用 が あ る 。 熱 の 著 し い 湿 熱 性 下 痢 に 有 効 で あ る 。


本 方 は 黄 芩 湯 加 味 方 で あ る 黄 芩 加 半 夏 生 姜 湯 に 柴 胡 ・ 枳 実

大 黄 を 加 え た も の で あ る 。 よ り 消 炎 作 用 が 強 化 さ れ て い る 。



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tag : 糖質制限食は短命か

糖 質 制 限 は 予 後 不 良  寿 命 を 縮 め る ?





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  都 心 の オ ア シ ス  等 々 力 渓 谷  東 京 都 世 田 谷 区

             た だ し ヤ ブ 蚊 に は ご 注 意 を



第 59 回 日 本 糖 尿 病 学 会 学 術 集 会 で 京 都 府 立 医 大 内 分 泌 代 謝

内 科 学 の 福 井 道 明 教 授 が 「 糖 質 制 限 の 長 期 的 予 後 は 不 良 」 

と の 報 告 を 行 っ た 。 6 月 30 日 の 鳥 羽 慎 一 モ ー ニ ン グ シ ョ ー で も 

「 糖 質 制 限 食 が 寿 命 を 縮 め る 」 と の 報 道 が な さ れ て い た 。 先 日

亡 く な っ た 鳩 山 邦 夫 氏 が 糖 質 制 限 を 行 っ て い た、 と の 報 道 も 。


著 者 は 前 か ら、中 高 年 の 方 や 痩 せ て い る 方、 そ し て イ ン ス リ ン の

分 泌 が 低 下 し て い る 方 に は、 糖 質 制 限 は 危 険 と 繰 り 返 し 述 べ

て き た 。 2∼30 代 の 肥 満 の 方 に は 極 端 で な け れ ば 宜 し い 。 し か し

体 重 が 標 準 体 重 に 近 づ け ば、 軽 い 糖 質 制 限 に し な け れ ば な ら な

い 。 糖 質 は 脳 の 働 き に 必 須 で あ る 。 糖 質 制 限 で は エ ネ ル ギ ー を

脂 肪
 か ら 得 る よ う に す る た め、 脳 の 炎 症 を 引 き 起 こ し、 腸 内 の

善 玉 細 菌 が 減 少 す る 。 肥 満、 炎 症 や が ん の 発 生 を 誘 発 す る 。


著 者 も 昼 に ス ー パ ー 糖 質 制 限 食 を 食 し て い た が、 中 止 し て か ら

は お 腹 の 調 子 が 良 く な り、 お ど ろ い た こ と に 頭 が ス ッ キ リ す る

よ う に な っ た 。 腸 脳 相 関 と 言 わ れ る よ う に、 腸 の 働 き ( 環 境 ) と

脳 ( 精 神 神 経 ) の 働 き は、 互 い に 強 く 影 響 し 合 う 。 ヒ ト と 共 生 す る

腸 内 細 菌 の 研 究 は、 未 来 の 医 療 の 主 役 と な る 。 腹 が 黒 け り ゃ、

こ こ ろ も  く な る の だ 。 古 人 曰 く、 元 氣 は 米 か ら 作 ら れ る、と 。



話 は 飛 ぶ が、 今 話 題 の 抗 が ん 剤 オ プ シ ー ボ 。 す ば ら し い 効 果 の

よ う だ が、 残 念 な が ら そ の 恩 恵 に 与 る こ と が で き な い 方 も 多 い 。

こ の 効 か な い 方 々 は 腸 内 細 菌 に 問 題 が あ る の か も し れ な い 。

こ の よ う な 方 々 に は、 プ ロ バ イ オ テ ィ ク ス や 糞 便 移 植 が 有 効

糖 質 制 限 は 有 益 な 腸 内 細 菌 に ダ メ ー ジ を 与 え る 。 有 害 だ ~



テーマ : 糖質制限食は危険
ジャンル : ヘルス・ダイエット

女 性 に 多 い 「 う っ 滞 性 皮 膚 炎 」 に 腸 癰 湯



第23回京都五花街合同公演 (2016/6/26)yyy








      祇 園 小 唄



女 性 に は 下 肢 静 脈 の 拡 張 ・ 怒 張 ( 静 脈 瘤 ) が 多 く み ら れ る 。 男 性

と 異 な り、 女 性 器 に よ る 下 大 静 脈 の 圧 迫 や 出 産 分 娩 に よ る 腹 腔

内 圧 の 上 昇 に 伴 う 下 肢 静 脈 の 還 流 障 害、 下 肢 筋 力 の 不 足 に よ る

静 脈 の 弛 緩 拡 張 な ど に よ り 発 症 し や す い 。 静 脈 の 還 流 が う っ 滞

し 血 液 が 外 に 漏 れ 出 す と、 む く み や 皮 膚 の 変 色 ( 赤 褐 色 ) が 出 現

す る 。 血 流 障 害 は 風 邪 を 生 む た め (血 虚 生 風) 痒 み が 生 じ、掻 破

行 為 に よ り 皮 膚 は 湿 疹 化 す る ( う っ 滞 性 皮 膚 炎 ) 。 さ ら に 皮 膚 の

肥 厚 や 苔 癬 化 や 皮 膚 潰 瘍 が 現 れ、 感 染 を 繰 り 返 す よ う に な る 。


皮 膚 に 感 染 を 起 こ せ ば 第 一 世 代 の セ フ ェ ム 系 抗 生 物 質 が 第 一

選 択 と な る が、 治 療 に 抵 抗 し 感 染 が 慢 性 化 す る 場 合 も 多 い 。 通

常 で あ れ ば 皮 膚 の 感 染 症 は、 抗 生 剤 に よ く 反 応 す る の で あ る が、

う っ 滞 性 皮 膚 炎 の よ う に 循 環 障 害 が 存 在 す る と、ジ ク ジ ク と 長 引

い て し ま う 。 「 血 行 れ ば 風 自 ず か ら 滅 す 」 と 云 わ れ る が、 風 邪 は

痒 み を 生 じ さ せ る だ け で な く、 い ろ い ろ な 病 邪 の 媒 体 と も な り、 病

を 長 引 か せ る 原 因 と な る 。 血 流 が 回 復 す れ ば、 風 は 消 え 去 る ~


後 期 高 齢 者 の 女 性 。 下 腿 が む く み 皮 膚 が 褐 色 調 を 呈 し、 中 心 部

に 潰 瘍 が み ら れ る 。 熱 感 を 伴 い 圧 痛 が 認 め ら れ る 。 整 形 外 科 で

抗 生 剤 を 投 与 さ れ て い る が 治 ら な い 。 両 下 肢 に 静 脈 瘤 が み ら れ

る 。 脈 は 滑 で 有 力 。 舌 は 胖 大 で 白 苔 に 被 わ れ、 舌 下 静 脈 の 怒 張

が 目 立 つ 。 元 気 で あ る 。 腸 癰 湯 を 投 与 。 1 週 間 で 消 炎 鎮 痛 し た 。


腸 癰 湯 は 牡 丹 皮 ・ 桃 仁 で 涼 血 化 瘀 し、 冬 瓜 子 ・ 薏 苡 仁 で 消 炎

排 膿 す る 。 温 剤 を 含 ま ず、 1 剤 で 瘀 血 を 去 り、 炎 症 を 止 め る 働 き

が あ る 。 本 方 は 大 黄 牡 丹 皮 湯 か ら 大 黄 ・ 芒 硝 を 除 き、 薏 苡 仁

加 え た も の で あ る た め、 皮 膚 病 変 に は 腸 癰 湯 を 用 い る こ と が

圧 倒 的 に 多 い 。 一 方、 婦 人 科 疾 患 に は 大 黄 牡 丹 皮 湯 を 用 い る

こ と は あ る が、 腸 癰 湯 を 用 い る こ と は な い 。 以 前 20 代 の 女 性

苔 癬 化 し た 全 身 性 の ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 に、大 黄 牡 丹 皮 湯 が 著 効

し た こ と が あ る が、 月 経 痛 と 月 経 不 順 が 著 し い 症 例 で あ っ た 。



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : うっ滞性皮膚炎に腸癰湯

ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 / 慢 性 皮 膚 疾 患 に 七 物 降 下 湯



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    Tokyo Tower

      built in 1958





湿 疹 と は 読 ん で 字 の ご と く、 皮 膚 が グ ジ ュ グ ジ ュ 湿 潤 化 し て い る

状 態 で あ る 。 し か し 治 ら ず ア ト ピ ー の よ う に 慢 性 化 す る と、 皮 膚

は 乾 燥 し、 ゴ ワ ゴ ワ 厚 く な り、 皮 膚 の キ メ が 粗 く な る ( 苔 癬 化 ) 。

こ の よ う な 場 合 の 漢 方 治 療 は、 陰 血 を 補 い 活 血 し、 状 況 に よ り

清 熱 解 毒 剤 を 加 え る 。 基 本 方 剤 は 温 清 飲 で あ る 。 皮 膚 の 防 衛 力

を 高 め、 内 風 を 熄 風 す る 働 き が あ る 七 物 降 下 湯 も 頻 用 さ れ る 。


漢 方 で は 皮 膚 の 痒 み は 風 邪 に よ り も た ら さ れ る と 考 え る 。 そ れ

ゆ え 痒 み に は 防 風 や 荊 芥 な ど の 袪 風 薬 が 用 い ら れ る 。 し か し

慢 性 皮 膚 病 ( 内 因 性 ) の 痒 み は、 「 血 行 れ ば 風 自 ず か ら 滅 す 」 と

言 わ れ る よ う に、 陰 血 不 足 や 瘀 血 に よ る 場 合 が 多 い 。 ア ト ピ ー

な ど の 慢 性 皮 膚 炎 は、 長 年 炎 症 を 繰 り 返 し、 血 流 も 障 害 さ れ、 皮

膚 を 構 成 す る 物 質 ( 陰 血 ) が 不 足 し 苔 癬 化 す る 。 痒 み の た め

掻 破 行 為 が 止 ま ず、 皮 膚 は 傷 つ け ら れ る 。 こ れ で は 治 ら な い ~                   


七 物 降 下 湯 は 温 清 飲 か ら、 黄 連 ・ 黄 芩 ・ 山 梔 子 を 除 き、 釣 藤 鈎 と

黄 耆 を 加 え た も の で あ る 。 温 清 飲 よ り 清 熱 作 用 は 弱 い が、 皮 膚

の 防 衛 力 と 熄 風 ( 止 痒 ) 作 用 が 備 わ る 。 本 方 は 熄 風 が 特 徴

的 と 考 え る 。 精 神 的 な 怒 り や イ ラ イ ラ が み ら れ る 場 合 に よ い 。 

70 代 男 性 。 長 年 に わ た り 項 部 に 苔 癬 化 し た、 痒 み を 伴 う 皮 膚 病

変 あ り 。 降 圧 剤 服 用 中 。 脈 64 で 滑 有 力 。 舌 淡 紅 で や や 乾 燥 。 七

物 降 下 湯 が 著 効 し、 4 週 後 に は 皮 膚 病 変 が ほ と ん ど 消 失 。 た だ

服 薬 3 日 程 は 痒 み が 増 悪 。 同 様 の 症 例 が も う 1 例 あ り 。 瞑 眩 


テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

逆 流 性 食 道 炎 ・ 蓄 膿 症 に 黄 連 湯



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逆 流 性 食 道 炎 で は 胃 液 が 逆 流 す る た め、胸 や け や 咽 喉 の 痛 み や

咳、 時 に は 喘 息 様 症 状  や 胸 部 不 快 感 や 狭 心 症 が 疑 わ れ る ほ

ど の 胸 痛 が 出 現 す る こ と が あ る 。 ま た 耳 鼻 科 疾 患 で あ る 中 耳 炎

や ア レ ル ギ ー 性 鼻 炎 や 副 鼻 腔 炎 etc. も 発 症 す る 場 合 が あ る 。

さ ら に は 近 年、 好 酸 球 性 副 鼻 腔 炎 と の 関 連 も 示 唆 さ れ て い る 。


中 年 の 女 性、 の ど の 痛、 咳、 鼻 閉 で 来 院 。 既 往 歴 と し て 5 年 前 に

蓄 膿 症 の 手 術 を 受 け て い る 。 症 状 は 10 年 前 か ら の 逆 流 性 食 道

炎 に よ る も の だ が、 PPI 阻 害 薬 を 服 用 し て い て も 症 状 の 改 善 が み

ら れ な い 。 咽 喉 の 痛 み だ け で も 漢 方 で 何 と か な ら な い か と の 訴

え で 来 院 。 胃 部 が も た れ る 感 じ で 食 が す す ま な い 。 便 通 は 軟 便

傾 向 。 脈 は 細 滑 弱 。 舌 は 淡 紅 で、 全 体 が 厚 い 白 苔 に 被 わ れ る 。

腹 力 は 3/5 。 臍 傍 に 動 悸 を 触 れ、 心 下 痞 満 と 臍 下 不 仁 を 認 め る 。

黄 連 湯 + 桔 梗 湯 を 投 与 。 2 週 間 後、 咽 の 痛 み ・ 咳 ・ 鼻 閉 が 消 失

し、 胃 の 具 合 も 良 く な っ た 。 し ば ら く 黄 連 湯 を 服 用 す る こ と に 。


黄 連 湯 に は 半 夏 瀉 心 湯 と 同 じ く、 人 参 ・ 乾 姜 ・ 甘 草 ・ 大 棗 が 含

ま れ て い る 。 こ れ は 脾 ( 消 化 機 能 ) が 虚 弱 で 冷 え て い る こ と を

示 す 。 一 方 で 黄 連 が 半 夏 瀉 心 湯 よ り 多 く 含 ま れ、 そ し て 特 徴

的 な 違 い は、 黄 芩 が な く 桂 枝 が 含 ま れ て い る こ と で あ る 。 桂 枝

の 働 き は、 清 気 を 昇 ら せ 邪 気 を 降 ろ す ( 昇 清 降 濁 ) こ と で あ る 。


脾 が 虚 し て 痰 飲 が 産 生 さ れ て い る た め、 胃 の 正 気 ( 清 気 ) を 上 昇

さ せ る パ ワ ー が 不 足 し て い る 。 そ の た め 胃 の 正 気 が 鬱 滞 し て 

化 熱 ・ 化 火 し た た め、 邪 気 ( 火 邪 ) に 転 化 し 上 逆 す る よ う に な

っ た の で あ る 。 黄 連 は 火 邪 を 清 し、 胃 の 正 気 を 回 復 さ せ る 。

黄 連 は 「 壮 火 食 気 」 を 防 ぎ、 少 火 ( 正 気 ) を 回 復 さ せ る の で あ る 。

桂 枝 は 上 逆 し て い る 邪 気 を 降 し、 清 気 を 上 達 さ せ る の で あ る 。


脾 に 寒 飲、 胃 に 火 邪 が 存 在 し、 火 邪 が 上 逆 す る の で 黄 連 湯 に

特 徴 的 な 症 状 が 出 現 。 胃 痛 や 胸 や け な ど の 胃 液 の 逆 流 症 状 。

口 内 炎 。 の ぼ せ や 頭 痛 。 熱 が 心 に 上 衝 す れ ば 心 煩 ( 不 安 ・ 動 悸

や 不 眠 な ど ) も 生 じ る 。 熱 が 鼻 に 上 衝 す れ ば、 花 粉 症 が 生 じ る 。

本 例 で は 蓄 膿 症 の 手 術 を し て い る が、 黄 連 湯 が 有 効 で あ っ た


黄 連 湯 症 は 上 熱 中 寒 と い わ れ る が、 「 上 熱 中 寒 熱 」 が 正 し い 。

追 記 : 逆 流 性 食 道 炎 に は 茯 苓 飲 合 半 夏 厚 朴 湯 も 有 効 で あ る 。


テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 上熱中寒熱挾雑が黄連湯証

四 逆 散 が 奏 功 し た 1) ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 2) 筋 肉 痛



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      東 京 砂 漠



「 糖 質 制 限 食 が “ 物 忘 れ ” の 原 因 」 と 認 知 症 の 名 医、 国 立 長 寿 医

療 研 究 セ ン タ ー 部 長 の 遠 藤 英 俊 氏 が 報 告 。 自 験 例 か ら も そ れ を

支 持 で き る 。 炭 水 化 物 は 腸 内 善 玉 細 菌 の 生 育 に 欠 か せ な い 。

善 玉 が 少 な く な り 悪 玉 細 菌 が 増 加 す る と、 有 害 な 物 質 が 腸 内 で

産 生 さ れ、 そ れ ら が 容 易 に 腸 壁 か ら 体 内 に 侵 入 す る こ と に な り

癌 や 種 々 の 慢 性 疾 患 の 原 因 と な る 。 糖 質 制 限 で は エ ネ ル ギ ー

の 源 と し て 脂 質 を 大 量 に 摂 取 す る 。 高 脂 肪 食 は 視 床 下 部 の 炎

症 や 小 胞 体 ス ト レ ス を 生 じ る 。 慢 性 炎 症 は 精 神 神 経 を 狂 わ す 。



20 代 の 男 性 。 痩 せ 型 で 長 身。 幼 児 期 か ら の ア ト ピ ー で 就 職 し て

か ら 悪 化 。 全 身 の 皮 膚 が ガ サ ガ サ し、 所 々 に 掻 破 痕 と そ れ に よ

る 湿 疹 化 が み ら れ る 。 毎 日 ス テ ロ イ ド 軟 膏 を 塗 布 し て い る が 改

善 が み ら れ な い 。 食 欲 良 好 で 元 気 だ が、 神 経 質 で 人 前 で か な り

緊 張 す る 。 腋 下 や 手 掌 に べ っ と り 汗 を か く 。 腹 診 で 両 側 の 腹 直

筋 の 緊 張 と 軽 度 の 胸 脇 苦 満 を 認 め る 。 四 逆 散 を 投 与 。 4 週 後、

緊 張 感 が 薄 れ、か ゆ み が 軽 減 。 そ の 後、 皮 膚 は き れ い に な っ た 。


70 代 の 女 性 。 2 週 間 前 か ら 何 の 誘 因 も な く、左 の 背 部 痛 が 出 現 。

筋 肉 が 圧 迫 さ れ る よ う な 重 苦 し い 痛 み 。 脈 は 細 滑 弦 。 イ ラ イ ラ

し て い る 感 じ は な い が、 性 格 が キ ツ イ よ う に 感 じ ら れ る 。 笑 顔 を

繕 って い る が 眼 光 が 鋭 い 。 腹 力 は 充 実 し、 心 下 痞 満 を 認 め る 。

筋 の 緊 張 に よ る 疼 痛 と 考 え、 四 逆 散 を 投 与 。 1 包 服 用 し 大 分 楽

に な り、 翌 日 に は 痛 み が 消 失 。 体 も 軽 く な っ た よ う に 感 じ る 、と 。

1 か 月 前 か ら 孫 の 世 話 で ス ト レ ス が 多 か っ た、 と 後 日 談 あ り 。



ス ト レ ス に よ る 交 感 神 経 の 緊 張 状 態 は、 筋 肉 を 緊 張 さ せ る た め

末 梢 の 血 行 障 害 が 生 じ る 。 「 不 通 則 痛 」 で 疼 痛 が 発 症 す る 。 こ

の よ う な 状 況 で の 疼 痛 に は 四 逆 散 が 有 効 で あ る 。 皮 膚 疾 患 も

皮 膚 の 血 行 が ス ム ー ズ に な れ ば、か ゆ み ( 痛 み と 同 質 ) が 少 な く

な る た め、 掻 破 行 為 が 減 少 し、 肌 へ の 損 傷 が 激 減 す る 。 さ ら に 肌

へ の 栄 養 が 行 き 渡 り、 創 傷 治 癒 機 転 が 促 進 さ れ る 。 四 逆 散 は ア

ト ピ ー だ け で な く 掌 蹠 膿 疱 症 や 主 婦 湿 疹 な ど に も 用 い ら れ る 。



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 慢性疼痛 慢性皮膚炎 四逆散

美 肌 美 人 ・ ス ト レ ス 解 消 : 麩 ( ふ ) の 健 康 パ ワ ー



4181381半兵衛での食事は3カ月待ちと言われるが取れました。








「 半 兵 衛 」 の お 麩 料 理



麩 ( ふ ) は 低 カ ロ リ ー ・ 高 タ ン パ ク の 美 容 食 で あ る 。 麩 に は 糖 質

が 多 く 含 ま れ る、 と の 誤 っ た 情 報 が 一 部 に 蔓 延 し て い る 。 本 来 グ

ル テ ン の 製 法 は、 小 麦 粉 を 水 と 一 緒 に 練 り 上 げ、 で き た 生 地 を 何

度 も 水 洗 い し デ ン プ ン を 洗 い 流 す た め、 最 終 的 に は た ん ぱ く 質

の 固 ま り で あ る グ ル テ ン が 生 成 さ れ る 。 そ れ に 再 び 小 麦 粉 を 加

え て つ く っ た の が 麩 で あ る 。 グ ル テ ン に わ ざ わ ざ 再 び 小 麦 粉 を

加 え る の は フ ワ ッ と し た 食 感 を だ す た め で あ る 。 大 変 な 作 業 だ 。


麩 が 美 容 食 と 述 べ た の は 低 カ ロ リ ー な た め だ け で は な い 。 麩 に

は プ ロ リ ン と い う ア ミ ノ 酸 が 含 ま れ て い る 。 プ ロ リ ン は コ ラ ー ゲ

ン の 生 成 を 活 発 に す る た め、 お 肌 の 弾 力 性 を 増 す 。 そ れ だ け で

な く 角 質 層 を 保 湿 す る 作 用 が あ る た め、 お 肌 が ツ ル ツ ル し て く

る 。 美 肌 美 人 の 誕 生 だ 。 タ ン パ ク 質 の 含 有 量 も 豆 腐 の 2 倍、牛 乳

の 4 倍 も あ る 。 精 神 的 安 寧 が 得 ら れ る し 夜 間 頻 尿 に も 有 効 だ 。

京 都 に は 元 禄 2 年 創 業 の 麩 ・ 湯 葉 料 理 の 名 店 半 兵 衛 が あ る 。


江 戸 時 代 に 出 版 さ れ た 食 物 和 解 大 成 に よ る と、 麩 は 腹 下 し や

消 化 不 良 に 効 く と い う 。 麩 の 成 分 に は 腸 内 の 善 玉 菌 を 増 や す

働 き が あ る、 と い う 可 能 性 が 頭 に 浮 か ぶ 。 プ ロ で は な く プ レ

イ オ テ ィ ク ス の 可 能 性 だ 。 も し そ の 仮 定 が 正 し い と す れ ば、 麩 は

発 酵 食 品 や 乳 製 品 の よ う に 善 玉 菌 を 介 し、 慢 性 疲 労 や う つ 病

や 過 敏 性 腸 症 候 群 な ど に も 効 く と い う こ と に な る 。 夢 は 広 が る 。



PS : グ ル テ ン は 腸 内 で 消 化 吸 収 さ れ、 一 部 は エ ク ソ ル フ ィ ン ( 体

内 に 存 在 し な い オ ピ オ イ ド の 総 称 ) と な り、 脳 内 オ ピ オ イ ド 受 容

体 に 働 く た め、 依 存 症 の 発 症 を 危 惧 す る 意 見 が あ る 。 し か し

こ れ は、 現 代 ス ト レ ス 社 会 で は 心 身 の 安 寧 効 果 が 得 ら れ る た

め、 精 神 衛 生 上 も 有 用 と 考 え ら れ る 。 角 が 取 れ、 益 々 美 人 に



テーマ : 食と健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 麩の健康パワー 美肌美人 ストレス解消

1) 会 陰 部 の 疼 痛 に 腸 癰 湯  2) 逆 流 性 食 道 炎 に 茯 苓 飲 合 半 夏 厚 朴 湯



除虫菊メボウキ








ヤナギダテ (鮎の蓼酢がつくられる)ムラサキバレンソウ








コウホネ(川骨)ハマスゲ (香附子)








サジオモダカ (沢瀉) オオバコ (車前子). 清熱利水剤








キャットミント(ネコが大好きなハーブ)アーティチョーク














半夏の花三島柴胡 (武田薬品薬草園)















  武 田 薬 品 工 業 京 都 薬 用 植 物 園 ( II )



糖 尿 病 に は あ る 程 度 の 糖 質 制 限 が 必 要 だ 。 こ れ は 小 学 生 で も

わ か る 。 チ ョ コ レ ー ト も カ カ オ 80 % の も の が 安 価 で 売 ら れ て い

る 。 一 方、ネ ッ ト で 販 売 さ れ て い る 糖 質 制 限 チ ョ コ は、 値 段 が 高 す

ぎ る
だ け で な く、 人 工 や 天 然 の 甘 味 料 を 使 用 し て い る 。 要 注 意!

甘 味 料 は 砂 糖 な ど と 同 様、 依 存 症 が 生 じ、 止 ま ら な く な る 。
糖 質

制 限 ス イ ー ツ は ビ ジ ネ ス だ 。 依 存 す れ ば、 お 金 も 健 康 も 失 う



50 代 男 性 。 前 立 腺 癌 の た め 前 立 腺 の 全 摘 手 術 を 受 け た 。 手 術

は 成 功 し 排 尿 ト ラ ブ ル は な い の だ が、 仕 事 で 力 ん だ り 座 っ て い

た り す る と、 会 陰 部 に 疼 痛 が 生 じ る よ う に な っ た 。 食 欲 も 良 好 で

元 気 な 方 で あ る 。 手 術 は 既 存 の 血 管 を 損 傷 す る た め、 術 後 に 血

流 の 動 態 が 変 化 し、術 創 部 周 辺 の 血 流 が う つ 滞 す る こ と に な る 。

不 通 則 痛 で 疼 痛 が 起 き る 。 駆 瘀 血 薬 ( 腸 癰 湯 ) で 疼 痛 が 消 失 。


60 代 女 性 。 胃 液 が 逆 流 し て 酸 っ ぱ い 水 が 上 が っ て く る 。 胃 部 も

痞 え て ス ッ キ リ し な い 。 ロ キ サ チ ジ ン ( H 2 ブ ロ ッ カ ー ) を 投 与 さ

れ 服 用 し て い る が、 ま っ た く 効 果 が な い 。 神 経 質 で 不 安 げ な 感 じ

に み え る 。 腹 部 は 軟 で あ る が、 心 下 満 を 認 め る 。 ガ ス も 多 い と 。

証 は 茯 苓 飲 で あ る が、 不 安 げ で 気 鬱 を 認 め る た め、 茯 苓 飲 合 半

夏 厚 朴 湯
 を 投 与 す る 。 逆 流 が 消 失 し 穏 や か な 気 持 ち と な っ た 。


腸 癰 湯 は 下 腹 部 や 陰 部 の 瘀 血 に 有 効 で あ る 。 排 膿 消 炎 作 用 も

あ る た め 利 用 価 値 が 高 い 。 茯 苓 飲 合 半 夏 厚 朴 湯 は 神 経 の か ら

む 胃 腸 や 胸 部 症 状 に 有 効 だ 。 咽 喉 ( 胸 部 ) や 胃 の 痞 え、 お 腹 の

ガ ス が 多 い、 耳 鳴 り ・ 耳 閉 や 頭 痛 な ど の、 気 の 鬱 滞 や 上 逆 症 状

が ポ イ ン ト 。 苓 飲 合 半 夏 厚 朴 湯 は ス ト レ ス 社 会 の 頻 用 処 方 だ 。



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 甘味料は依存性をつくる

下 肢 静 脈 瘤 の 漢 方 治 療



薬草園内のお屋敷(神戸より移築)薬草陳列棚








薬草園を眺める紫雲膏の構成生薬








[牛膝] の名前の由来である 茎 の 節カギカズラ (釣藤鈎). 釣藤散の主薬








ジギタリススイートクローバー. ワーファリン(右下の錠剤)が発見された








芎帰膠艾湯/四物湯の構成生薬が同じプランター内にツムラで売上高第1位の[大建中湯]の構成生薬








オケラ (白朮)日本固有のニッケイ. 準絶滅危惧種. 現在は薬用には使用されていない















武 田 薬 品 工 業 京 都 薬 用 植 物 園 ( I )  京 都 市 一 乗 寺 



武 田 薬 品 京 都 薬 用 植 物 園 を 施 設 の ご 厚 意 に よ り 見 学 さ せ て い

た だ い た ( 普 段 は 非 公 開 ) 。 職 員 の 方 々 に は 懇 切 丁 寧 な ご 説 明

を い た だ き、 大 変 勉 強 に な り 感 謝 申 し 上 げ る 次 第 で あ る 。 ツ ム ラ

の 職 員 も 見 学 に 訪 れ る と い う 貴 重 な 薬 草 園 だ 。 あ ま り そ の 存 在

が 知 ら れ て い な い が、 伝 統 医 学 の 歴 史 を 支 え る 貴 重 な 財 産 だ 。


女 性 は 男 性 に 比 べ 筋 力 が 乏 し く、妊 娠 出 産 を 経 験 す る た め、 下 肢

に 静 脈 瘤 が で き や す い 。 静 脈 瘤 や 静 脈 の 拡 張 蛇 行 は、 血 液 の 環

流 不 全 を き た す た め、 皮 膚 は 乾 燥 し 浮 腫 を 伴 う よ う に な る 。 乾 燥

は 血 虚 生 風 を 引 き 起 こ す た め、 か ゆ み が 出 現 し、 掻 爬 行 為 が み

ら れ る よ う に な り、 皮 膚 の 湿 疹 化 や 潰 瘍 を 形 成 す る こ と に な る 。


う っ 滞 性 皮 膚 炎 の 発 症 で あ る 。 桂 枝 茯 苓 丸 ( 加 薏 苡 仁 ) な ど の

駆 瘀 血 薬 が 有 効 と さ れ る が、 む く み を 伴 う 場 合 が 多 く、 利 水 剤 の

併 用 も 必 要 と な る 。 五 苓 散 や 防 已 黄 耆 湯 な ど が 用 い ら れ る 。

陰 血 不 足 に よ る 疼 痛 の 治 療 薬 で あ る 疎 経 活 血 湯 も 下 肢 静 脈 瘤

に 奏 功 す る 。 本 剤 は こ む ら 返 り に も 有 効 な こ と は 以 前 話 し た 。


加 味 逍 遥 散 も 駆 瘀 血 薬 か つ 理 気 疏 肝 薬 で あ る た め、 ス ト レ ス が

影 響 す る 場 合 に 使 用 さ れ る 。 桂 枝 茯 苓 丸 加 薏 苡 仁 で 改 善 が 今

一 の ご 婦 人 に、 加 味 逍 遥 散 を 追 加 し、 著 効 を 得 た 経 験 が あ る 。

加 味 逍 遥 散 + 桂 枝 茯 苓 丸 は、 気 鬱 に よ る 瘀 血 に 頻 用 さ れ る 。


本 方 は ス ト レ ス の 女 性 に 有 効 で あ る が、 そ れ だ け で な く 柴 胡 に

は、 気 を 升 提 す る 働 き が あ る た め、 下 肢 静 脈 血 の 還 流 を 促 進

す る も の と 思 わ れ る 。 そ の 意 味 で は 補 中 益 気 湯 に は 柴 胡 に

黄 耆 も 含 ま れ る た め、 気 虚 に よ る 下 肢 静 脈 瘤 に は 有 効 と な る 。



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

「 夜 間 頻 尿 」 の 特 効 薬 「 ふ 菓 子 」  - 京 料 理 が 尿 失 禁 を 防 止 す る ー



ヒポクラテスの木(ギリシャの原木の枝から育てられた血統書つき, 武田薬品薬草園, 京都)日本固有のニッケイ. 準絶滅危惧種. 現在は薬用には使用されていない














   ヒ ポ ク ラ テ ス の 木    準 絶 滅 危 惧 種 ニ ッ ケ イ



ふ 菓 子 が 夜 間 頻 尿 に 有 効 」 と 以 前 述 べ た 。 そ の 後 「 お 二 人 で

同 様 の 効 果 が 認 め ら れ た 」 の で 報 告 す る 。 ご 高 齢 の ご 夫 妻 で、

ふ 菓 子 を 食 し た そ の 晩 か ら 効 果 が 現 れ、 朝 ま で ぐ っ す り 休 め た

と の こ と で あ っ た 。 夜 間 頻 尿 に ふ 菓 子 を お 薦 め し た こ と を 忘 れ て

い た の だ が、先 方 か ら お 礼 の お 話 が あ り 思 い 出 し た 次 第 で あ る 。


ふ 菓 子 は 小 麦 タ ン パ ク で あ る グ ル テ ン、 黒 砂 糖、 蜂 蜜 な ど で つ く

ら れ て い る 。 グ ル テ ン の 悪 評 が ネ ッ ト 上 な ど で 流 れ て い る が、 腸

が 弱 い 方 や 発 達 障 害 な ど が な い 場 合、 そ れ ほ ど 問 題 に な る と は

思 わ れ な い 。 む し ろ 問 題 は 小 麦 ア レ ル ギ ー で あ る 。 グ ル テ ン の

悪 評 の な か に、 オ ピ オ イ ド 様 作 用 に つ い て の も の が あ る が、 現 代

ス ト レ ス 社 会 に お い て は、 む し ろ 有 用 な も と 考 え る こ と が で き る 。


グ ル テン は 腸 内 で 消 化 吸 収 さ れ、 一 部 は エ ク ソ ル フ ィ ン ( 体 内 に

存 在 し な い オ ピ オ イ ド の 総 称 ) と な り 脳 内 に 運 ば れ、 オ ピ オ イ ド

受 容 体
に 結 合 し、 オ ピ オ イ ド 作 用 を 現 す 。 オ ピ オ イ ド は い わ ゆ る

麻 薬 で あ る た め、 い ら ぬ 悪 評 の 原 因 と も な っ て い る 。 オ ピ オ イ ド

に は、 排 尿 反 射 を 抑 制 し、 外 尿 道 括 約 筋 の 収 縮 お よ び 膀 胱 容

量 を と も に 増 加 さ せ る 働 き が あ る 。 こ れ で 頻 尿 が 改 善 さ れ る 。

オ ピ オ イ ド に よ る 多 幸 感 が、 精 神 的 安 寧 を 生 じ さ せ、 深 い 睡 眠

に 導 入 し、 頻 尿 を 改 善 さ せ た 可 能 性 も 考 え ら れ る 。 課 題 は 残 る 。


夜 間 頻 尿 は 国 民 の 4,500 万 人 も が 有 し て い る と い う 。 睡 眠 の

質 の 低 下 を 齎 し 健 康 に 悪 影 響 を 与 え る 。 年 齢 と 伴 に 増 加 す る

夜 間 頻 尿 は 難 治 で あ り、 こ の 種 の く す り に は 副 作 用 も 多 い 。

ふ 菓 子 は 安 価 な 食 品 で あ る た め、 楽 し み な が ら 治 療 が で き る 。


京 料 理 に は 麩 ( ふ ) が 多 く 使 わ れ て い る 。 尿 漏 れ を 防 ぐ の か

PS : 油 麩 を 使 用 し た 料 理 。 「 油 麩 丼 の 会 」 が 活 動 中 で あ る 。


テーマ : 食と健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : ふ菓子 京料理 エクソルフィン 尿失禁

糖 尿 病 の 皮 膚 掻 痒 症 に 温 清 飲



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炭 水 化 物 を ほ と ん ど 摂 取 し な い 厳 し い 糖 質 制 限 は、 血 中 ケ ト ン

体 が 増 加 し ケ ト ア チ ド ー シ ス の 危 険 が 生 じ る 。 あ る 程 度 の 糖 質

摂 取 が な け れ ば、 TCA サ イ ク ル が 回 転 し な く な る た め で あ る 。


ア ル ツ ハ イ マ ー 病 の 治 療 に ケ ト ン 体 を 利 用 す る の は、 ア ル ツ

ハ イ マ ー 病 で は 脳 細 胞 の エ ネ ル ギ ー 産 生 が 著 し く 低 下 し て い る

た め ( 3 型 糖 尿 病 )、 効 率 は 悪 い が、 ケ ト ン 体 を 利 用 し た 解 糖 系

で エ ネ ル ギ ー を 得、 何 と か 残 存 す る 脳 細 胞 を 働 か せ よ う と す る 。


だ が 健 常 人 の 場 合、 ケ ト ン 体 を 必 要 と す る の は、 飢 餓 や 胎 児 が

出 産 す る 際 の 酸 欠 状 態 etc. で、 糖 質 か ら エ ネ ル ギ ー を 得 ら れ な

い 緊 急 の 場 合 に 限 ら れ る 。 ケ ト ン 体 は 我 々 健 康 人 に は な ん

ら 益 な し で 有 害 だ 。 厳 し い 糖 質 制 限 は 今 ま で の 代 謝 状 態 を

急 激 に 変 化 さ せ る た め、 却 っ て 体 調 を 崩 す 場 合 が 多 い の だ 。


高 齢 者 や 痩 せ て い る 方 や イ ン ス リ ン 分 泌 が 低 下 し て い る 場 合 は 

ハ イ リ ス ク で あ る 。 炭 水 化 物 は、 腸 内 の 善 玉 細 菌 叢 の 生 育 に

欠 か せ な い 重 要 な 物 質 で あ る 。 腸 内 細 菌 叢 の バ ラ ン ス が 崩 れ

る と、 免 疫 機 能 が 障 害 さ れ、 ガ ン が 発 生 し や す く な っ た り、 病 気

に 対 す る 抵 抗 力 が 低 下 す る 。 炭 水 化 物 は 必 須 栄 養 素 で あ る 。

昨 今 の 糖 質 制 限 ブ ー ム は 異 常 。 “ 学 ” の 名 を 語 る business だ 。


70 代 の 糖 尿 病 患 者 。 皮 膚 が 乾 燥 し 黒 褐 色 調 を 呈 し か ゆ み を 訴

え る 。 以 前 か ら 抗 ヒ ス タ ミ ン 剤 を 服 用 し て い る が、 効 果 を 実 感 し

て い な い 。 ガ ッ チ リ し た 元 気 な 方 だ が、 コ ン ト ロ ー ル が 不 良 で あ

る 。 内 熱 と 陰 血 不 足 が 認 め ら れ る た め 温 清 飲 を 投 与 。 4 週 間

後、 か ゆ み が 大 分 消 退 し 体 調 良 好 。 漢 方 薬 の 継 続 を 希 望 し た 。

糖 尿 病 が 長 期 に な る と 陰 血 が 不 足 し て く る 。 単 純 だ が 温 清 飲



テーマ : 糖質制限食
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 糖尿病性皮膚炎 温清飲

ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 に 七 物 降 下 湯




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ミシュラン★★「いっしん」祇園北新橋通











中 年 の 男 性 。 幼 少 期 か ら の ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 で、 全 身 の 皮 膚 が

黒 褐 色 調 に 変 色 し、 粗 造 で 一 部 は 苔 癬 化 し て い る 。 そ れ に 加 え、

下 肢 の 静 脈 が 怒 張 し、 静 脈 瘤 を 形 成 し、 皮 膚 潰 瘍 の 瘢 痕 が 散 在

し て み ら れ る 。 頻 繁 に 下 肢 に 蜂 窩 織 炎 を 発 症 す る た め 入 院 が

必 要 と な る 。 血 栓 防 止 の た め 抗 凝 固 薬 & 降 圧 剤 etc. を 服 用 中 。


長 年 の ア ト ピ ー ( 皮 膚 の 慢 性 炎 症 ) の た め、 皮 膚 の 陰 血 不 足 が

全 身 に お よ ん で い る 。 舌 が 乾 燥 し、 口 乾 が み ら れ る の も、 そ れ を

支 持 す る 。 皮 膚 の イ ン フ ラ も 炎 症 の た め 破 壊 さ れ、輸 送 網 が 寸 断

さ れ て い る 。 滋 陰 養 血 し、 血 行 を 回 復 す る 必 要 が あ る 。 本 例 で は

下 肢 の 静 脈 鬱 滞 が 著 し く、 皮 膚 の 傷 害 も 激 し い 。 七 物 降 下 湯

腸 癰 湯 を 投 与 。 4 週 後、か ゆ み が 軽 減 し、下 肢 に 炎 症 も 起 き な い 。

体 調 良 好 。 8 週 後、 肌 の 黒 色 調 が 薄 く な っ て き た 。 服 薬 を 希 望 。


七 物 降 下 湯 は 温 清 飲 加 減 で あ る た め、 陰 血 を 補 い、 血 行 を 促 進

し、 炎 症 を 抑 え る 。 さ ら に 構 成 生 薬 で あ る 黄 耆 は 皮 膚 の 免 疫 力

を 高 め、 釣 藤 鈎 は 熄 風 薬 で あ る た め、止 痒 し 消 炎 作 用 を 助 け る 。

腸 癰 湯 は 牡 丹 皮 ・ 桃 仁 で 涼 血 ・ 散 瘀 し、 冬 瓜 子 ・ 薏 苡 仁 で 消 炎 ・

排 膿 す る 。 本 例 の よ う な ア ト ピ ー + う つ 滞 性 皮 膚 炎 に は 最 適 。

腸 癰 湯 は 皮 膚 疾 患 に 頻 用 さ れ る 。 瘀 血 の あ る 皮 膚 病 に 有 用 だ 。



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 押し売り医療 七物降下湯 腸癰湯

五 十 肩 に も 四 逆 散




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東急プラザ銀座 (5/4/2016)銀座熊本館くまもと (5/4/2016)











東 急 プ ラ ザ は 東 芝 ビ ル の 跡 地 に 建 つ



現 代 ス ト レ ス 社 会 で は 日 常 的 に ス ト レ ス に 晒 さ れ て い る た め、

気 の 流 れ が 鬱 滞 し、 難 治 性 疼 痛 が 発 症 し や す い と 以 前 述 べ た 。

そ こ で、 鬱 滞 し た 気 の 流 れ を 疎 通 す る こ と が で き る、 四 逆 散 etc.

の 柴 胡 剤 の 使 用 が 有 用 と な る 。 以 前、 柴 胡 桂 枝 湯 が あ ら ゆ る 痛

み に 有 効 と す る 論 文 が あ っ た? 所 で、治 り 難 い 疼 痛 で 日 常 的 に

遭 遇 す る も の に 五 十 肩 が あ る 。 こ れ に も 柴 胡 剤 が 使 用 さ れ る 。


柴 胡 剤 は 経 絡 の 通 路 に あ る、 耳 介 ∼ 顎 関 節 ∼ 側 頚 部 ∼ 肩 関 節 ∼

上 腕 外 側 etc.、 体 側 の 疼 痛 や 炎 症 に 有 用 な 場 合 が 多 い 。 さ す れ

ば 柴 胡 剤 が 五 十 肩 に 有 効 と 考 え る の は 当 然 で あ ろ う 。 著 者

の 経 験 で も 柴 胡 桂 枝 湯 加 減 が 五 十 肩 に も し ば し ば 奏 功 し た 。

4/20 述 べ た 四 逆 散 も 柴 胡 剤 な の だ が、 五 十 肩 に も 奏 功 す る 。


3 月 前 よ り 左 肩 の 疼 痛 と 運 動 制 限 が あ る 。 整 形 で 五 十 肩 と 診 断

さ れ、 鎮 痛 剤 や 湿 布 を 使 用 す る も、 一 向 に 改 善 が 認 め ら れ な い 。

特 に 既 往 歴 は な く、 肩 以 外 問 題 は な い 。 血 圧 正 常 。 脈 は 68 で 滑

偏 弦 。 舌 は 淡 紅、 胖 大 で 白 苔 満 布 。 舌 下 静 脈 の 怒 張 が 目 立 つ 。


腹 診 で は 胸 脇 苦 満 ・ 心 下 痞 満 を 認 め る 。 腹 直 筋 の 緊 張 は 認 め

な い 。 手 足 に 冷 え や 発 汗 は み ら れ な い 。 妻 の 病 気 の こ と が 心 配

で あ る 。 顔 に 覇 気 が 感 じ ら れ ず、 う つ 的 に み え る 。 腹 直 筋 の 緊 張

が み ら れ な い た め、 大 柴 胡 湯 か と も 考 え ら れ た が、 少 量 の 胸 毛 を

認 め た た め、 四 逆 散 を 投 与 。 2 週 間 で 症 状 が ほ と ん ど 改 善 し た 。


本 例 は 四 逆 散 に 特 徴 的 と さ れ る、 腹 直 筋 の 棒 状 の 緊 張 は 認 め ら

れ な か っ た 。 し か し こ の 腹 直 筋 の 緊 張 は 経 験 的 に は、6 割 程 度 の

頻 度 と 感 じ て い る 。 軟 弱 な お 腹 で あ っ て も 使 用 し て い る 。 本 例 の

腹 診 は 柴 胡 剤 の な か の 大 柴 胡 湯 が 想 起 さ せ ら れ た が、 胸 毛

認 め ら れ た た め 四 逆 散 を 用 い た 。 胸 毛 は 四 逆 散 を 選 択 す る

場 合 の 重 要 な 徴 候 と し て 知 ら れ る 。 中 田 敬 吾 氏 は 眉 間 の 縦 皺 と

胸 毛 が 望 診 上 の ポ イ ン ト と 述 べ て い る が、 眉 間 の 縦 皺 は 桂 枝 加

竜 骨 牡 蠣 湯 や 柴 胡 桂 枝 乾 姜 湯 で も 見 ら れ る よ う に 感 じ て い る 。



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 四逆散 五十肩

糖 尿 病 性 壊 疽 に 紫 雲 膏 ( 華 岡 青 州 )




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「AUDREY」GLACIAIMG_0388











紫 雲 膏 は 江 戸 時 代 中 後 期 に 活 躍 し た 華 岡 青 州 の 創 製 で あ る 。

痔 や 焼 け ど や 踵 の ひ び 割 れ や 肌 の カ サ ツ キ etc. に 現 代 で も

重 宝 さ れ る 名 方 で あ る 。 著 者 ら は 以 前、 東 京 の 特 養 入 所 中 で 仙

骨 部 の 褥 瘡 が 治 り に く い 方 々 に、 紫 雲 膏 を 用 い た と こ ろ、 す ば ら

し い 治 療 効 果 が 得 ら れ た た め 報 告 し た 。 褥 瘡 に も 有 効 な の だ 。


紫 雲 膏 は 基 剤 と し て ミ ツ ロ ウ を 使 用 し て い る た め、 バ タ ー 状 の 硬

さ で あ り、 創 面 に 厚 く 塗 布 し た 方 が 効 き 目 が は や い 。 や け ど の 場

合 、創 面 に 塗 布 す る と、 熱 感 や 痛 み が ス ー ッ と 引 い て い く、 と 多 く

の 方 が 述 べ る 。 も ち ろ ん 創 傷 の 治 癒 も は や い 。 痔 の 場 合 も 肛 門

部 に 塗 布 す る と、 イ ボ 痔 で あ ろ う が 切 れ 痔 で あ ろ う が、 速 や か に

疼 痛 や 出 血 が 消 退 し、 数 日 で ト ラ ブ ル は 解 消 す る 。 転 倒 な ど で

皮 膚 が 剥 離 し た 場 合 も、 創 傷 治 癒 は お ど ろ く 程 は や い の で あ る 。


ご 婦 人 の 踵 の ひ び 割 れ に は 絶 対 の お 薦 め で あ る 。 大 変 よ ろ こ

ば れ る 。 ア ト ピ ー の ゴ ボ ゴ ボ と 粗 造 で 乾 燥 し た 褐 色 調 の 皮 膚 病

変 に も 使 用 さ れ る 。 ア ト ピ ー の 滲 出 部 位 に は よ く な い が、 苔 癬 化

し た 病 変 に は 有 効 で あ る 。 高 齢 の 男 性 。 糖 尿 病 に よ る 末 梢 循 環

障 害 が あ る と こ ろ に 足 を 打 撲 し、 母 趾 の 皮 膚 が 黒 色 調 に 変 色 し、

い ろ い ろ 治 療 す る も 改 善 な く、 最 悪 の 場 合、 切 断 も 考 慮 さ れ る 状

況 に な っ た 。 そ こ で 紫 雲 膏 を 用 い た と こ ろ、 数 週 間 で 完 治 し た


紫 雲 膏 は ゴ マ 油 と 当 帰 と 紫 根 で 構 成 さ れ る 。 ゴ マ に は 強 力 な 抗

酸 化 作 用 を 有 す る セ サ ミ ノ ー ル が 含 ま れ る 。 当 帰 と 紫 根 に は

活 血 作 用 が あ る た め、 血 行 促 進 ・ 創 傷 治 癒 / 効 果 が み ら れ、 鎮 痛

作 用 も 有 す る 。 当 帰 は 補 血、 紫 根 に は 殺 菌 作 用 も 認 め ら れ る 。

放 射 線 皮 膚 炎 に も 有 効 な 紫 雲 膏 。 前 途 は 洋 洋 と し て 広 い ~



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 紫雲膏 褥瘡 糖尿病性壊疽

う つ 病 & ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎




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6、7 年 前 井 原 裕 氏 の 「 激 励 禁 忌 神 話 の 終 焉 」 を 読 ん だ 。 当 時

う つ 病 患 者 を “ 励 ま す ” こ と は 禁 忌 と さ れ て い た 。 大 胆 な タ イ ト

ル と 感 じ た も の だ 。 著 者 は 精 神 科 医 で は な い が 、漢 方 で 多 く の 患

者 さ ん を 治 療 し て き た 長 年 の 経 験 か ら み る と 、う つ 病 の 患 者 さ ん

は 激 励 と い う 積 極 的 な 介 入 が な け れ ば 、う つ 病 の 殻 を 打 ち

破 ろ う と す る 力 を 鼓 舞 す る こ と が で き な い よ う に 感 じ て き た 。


激 励 は う つ 病 患 者 の も つ 希 死 念 慮 を 高 め る と い わ れ る 。 し か

し 、彼 ( 女 ) ら は 、心 の 底 で は 周 囲 か ら の ア ク シ ョ ン を 求 め て い

る よ う に 感 じ る 。 孤 独 感 は 治 癒 力 を 奪 う 。 孤 独 感 は う つ 病 を 

悪 化 さ せ る 。 マ ッ チ 売 り の 少 女 の 悲 話 に し て は な ら な い の だ 。


そ の 井 原 裕 氏 の 著 書 に 「 生 活 習 慣 病 と し て の う つ 病 」 が あ る 。

氏 は で き る だ け 薬 に 頼 ら な い 精 神 科 医 療 を 実 践 し て い る 。 し

か し 現 状 の 精 神 科 医 療 で は 薬 が 山 の よ う に 処 方 さ れ て い

る 。 無 医 村 時 代 検 死 に 立 ち 会 っ た こ と が あ る が 、部 屋 に は 精 神

科 か ら の 多 種 の 錠 剤 や 散 剤 が 残 さ れ て い た 。 こ れ ほ ど 多 く

の 化 学 物 質 を 服 用 し て い る と 、い か な る 変 化 が 脳 内 に 生 じ

る の で あ ろ う か 。 想 像 に 難 く な い 。 押 し て ダ メ な ら 引 い て み る


井 原 氏 は 先 の 著 書 で 「 薬 物 療 法 依 存 」 は 「 薬 物 依 存 」 と 同 質

の も の と 断 じ て い る 。 医 療 機 関 が 薬 物 依 存 症 を つ く り 出 し て い

る の で あ る 。 同 じ こ と が ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 の 治 療 に も 言 え そ う

だ 。 生 活 習 慣 や 体 内 の 歪 を 是 正 せ ず 、安 易 に ス テ ロ イ ド に

頼 る 。 漢 方 医 も 自 信 が な い た め 、 ス テ ロ イ ド に 依 存 す る 。 ア ト

ピ ー の 「 治 癒 」 と は ど の よ う な 状 態 を 言 う の で あ ろ う 。 ス テ ロ イ ド

か ら 離 脱 で き る の だ ろ う か 。 ア ト ピ ー の 予 後 に つ い て の 確 た る

情 報 が な い 。 ス テ ロ イ ド 治 療 の 歴 史 は ま だ ま だ 浅 い 。 ス テ ロ

イ ド を 長 期 間 使 用 し 続 け た 場 合 の “ 結 果 を ま だ だ れ も 知 ら

な い 。 そ れ な の に ス テ ロ イ ド に 依 存 し き っ て い る 現 実 。 ス テ ロ

イ ド か ら の 「 離 脱 」 な く し て ア ト ピ ー の 「 治 癒 」 は な い の だ



テーマ : 健康で過ごすために
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 薬物依存症 うつ病 アトピー性皮膚炎

ア ト ピ ー に ス テ ロ イ ド を タ ッ プ リ 塗 る と 治 り ま せ ん


IMG_0368山梨県日蓮宗身延山よりのダイヤモンド富士








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  本 栖 湖 か ら 眺 め る 元 旦 の 

  Diamond Fuji も ご 鑑 賞 を

   ( ⇪ を ク リ ッ ク )






理 研 か ら ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 の 治 療 に 対 す る ブ レ イ ク ス ル ー な 発

表 が あ っ た 。 ア ト ピ ー に 使 用 で き る 軟 膏 は 著 者 が 以 前 か ら 推 奨

し て い る ワ セ リ ン だ け で あ る こ と が、 こ れ に よ り 再 確 認 さ れ た 。


顔 に 塗 布 す る 場 合 は 純 正 ワ セ リ ン で あ る プ ロ ペ ト と な る 。 ア ト

ピ ー の 治 療 薬 と して は JAK 阻 害 剤 が ポ テ ン シ ャ ル を 有 し て い る

と の こ と 。 こ れ は ア ト ピ ー で 優 位 と な っ て い る 免 疫 系、 ヘ ル パ ー

T 細 胞 2 型 ( Th2 )
 の 活 動 を 抑 制 す る 。 さ ら に Th2 に よ り 抑 制 さ

れ て い た Th17 の 働 き を 活 性 化 し、 皮 膚 の 防 御 機 能 を 高 め、 か つ

表 皮 細 胞 の 新 陳 代 謝 を 高 め、 皮 膚 の 新 生 を 促 進 す る の で あ る 。


ス テ ロ イ ド は 皮 膚 を 菲 薄 化 し、 皮 膚 の 血 管 を 収 縮 さ せ る 。 さ ら に

細 菌 や 前 回 お 話 し た マ ラ セ チ ア の 感 染 を 助 長 す る 。 そ の た め

皮 膚 の 再 生 能 力 を 奪 い、 ス テ ロ イ ド か ら 離 脱 し な い 限 り、 永 遠 に

治 ら な い こ と に な る 。 ス テ ロ イ ド は 一 時 的 に 効 い た り す る た め、

安 易 に 使 用 さ れ、 そ れ が 慢 性 化 ・ 難 治 化 へ と、 終 わ り の み え な い

戦 い に 誘 う 。 ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 は 薬 物 依 存 性 皮 膚 炎 の 様 相 を

呈 し て い る 。 ス テ ロ イ ド を タ ッ プ リ 塗 る な ど、 も っ て の ほ か だ

ス テ ロ イ ド を 厚 く 塗 り、 漢 方 も 多 剤 投 与 。 め ち ゃ く ち ゃ な 治 療 だ 。


尋 常 性 乾 癬 も 難 治 性 疾 患 で あ り、 ス ト レ ス や 飽 食 の 時 代 の

影 響 か、 近 年 増 加 し て い る よ う に 感 じ る 。 内 科 診 察 で も 乾 癬 に

遭 遇 す る の は 珍 し く な い 。 皮 膚 科 で 治 療 を 受 け て い る と い う の

だ が、 慢 性 湿 疹 と 診 断 さ れ て い る と い う 方 が 実 に 多 い の で あ る 。

皮 膚 科 で 乾 癬 が 診 断 で き て い な い と は 。 暗 赤 色 の 皮 膚 が 地 図

状 に 盛 り 上 が り 広 が っ て い れ ば、 診 断 は 容 易 で あ る が、 丘 疹 や

斑 疹 が 散 在 す る よ う な タ イ プ は 湿 疹 に 類 似 す る 。 し か し、内 科 医

で あ る 著 者 で も 簡 単 に 判 別 で き る 。 皮 膚 科 医 の 方 々 は 努 力 を 。


乾 癬 に ス テ ロ イ ド 軟 膏 や 経 口 剤 が 投 与 さ れ て い る が、 ス テ ロ

イ ド で 紅 皮 症 に 進 展 す る 危 険 が あ る た め、 注 意 が 必 要 で あ る 。

一 般 に は 乾 癬 に は 内 熱 が み ら れ、 皮 膚 の 乾 燥 と 瘀 血 が 認 め

ら れ る た め、 虚 弱 で な い 方 に は、 ま ず 温 清 飲 を 投 与 す る 。 熱 が

強 け れ ば 黄 連 解 毒 湯 を 加 味 し、 ス ト レ ス が 著 し い と き は 女 性

で は 加 味 逍 遥 散 、 男 性 で は 四 逆 散 や 大 柴 胡 湯 な ど を 加 え る 。

温 清 飲 の 代 わ り に 七 物 降 下 湯 も あ り だ 。 七 物 に は 釣 藤 鈎 が 含

ま れ る た め 内 風 を 熄 風 す る 。 黄 耆 は 皮 膚 の 防 衛 力 を 強 め る 。



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : アトピー性皮膚炎 ワセリン ステロイド離脱

「 ニ キ ビ 」 と 誤 診 さ れ る 「 マ ラ セ チ ア 毛 包 炎 」




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4 月 26 日 は 全 国 的 に 暑 い 一 日 と な っ た が、 京 都 で は 28 度 を 超 え

る 6 月 下 旬 な み の 暑 さ に な っ た 。 汗 か き の 方 に は 辛 い 季 節 と な  

っ て き た 。 夏 場 は 汗 疹 だ け で は な く、 背 中 な ど に 膿 を も っ た よ う

な 黄 色 の 丘 疹 が 出 現 す る 。 ニ キ ビ に 見 間 違 う が、 発 疹 は ニ キ ビ

に 比 べ 均 一 で あ る 。 そ し て 顔 以 外 に ニ キ ビ が 出 現 す る こ と は 稀

で、 通 称 「 か ら だ ニ キ ビ 」 と か 「 夏 ニ キ ビ 」 と 言 わ れ る も の だ 。

著 者 は こ れ を ニ キ ビ も ど き と 称 し て い る が、 マ ラ セ チ ア 毛 包 炎

で あ り、 ニ キ ビ 菌 に 対 す る 抗 生 剤 ミ ノ マ イ シ ン で は 効 果 が な い 。


マ ラ セ チ ア は 健 康 人 に も 存 在 す る カ ビ の 仲 間 で あ る ( 常 在 菌 ) 。

皮 脂 を 栄 養 に し て 増 殖 す る た め 夏 場 に 発 症 し や す い 。 汗 か き で

暑 が り の 方 に 好 発 す る 。 こ の マ ラ セ チ ア、 「 ニ キ ビ も ど き 」 だ け で

な く、 「 脂 漏 性 皮 膚 炎 」 や 「 ア ト ピ ー 皮 膚 炎 の 悪 化 」 の 原 因 と も な

る 。 ア ト ピ ー が 悪 化 し た た め ス テ ロ イ ド 軟 膏 を 強 力 に 塗 布 し て

も、 寛 解 ・ 悪 化 を 繰 り 返 す 場 合、 マ ラ セ チ ア の 感 染 を 疑 う べ き だ 。


ス テ ロ イ ド は 炎 症 を 鎮 静 化 し よ う と 働 く の だ が、 マ ラ セ チ ア に は

却 っ て 栄 養 を 与 え る こ と に な る た め 改 善 し な い 。 本 来、 ワ セ リ ン

以 外 は 皮 膚 に 塗 布 す べ き で は な い 。 脂 漏 性 皮 膚 炎 で も 同 じ だ ~

漢 方 薬 を 投 与 す る な ら ば、 越 婢 加 朮 湯 + 白 虎 加 人 参 湯 と な る 。


先 日、 理 研 か ら ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 は 表 皮 に JAK ( ヤ ー ヌ ス キ ナ

ー ゼ ) 阻 害 剤 or ワ セ リ ン を  塗 る こ と で 発 症 を 予 防 で き る、 と の

画 期 的 な 発 表 が あ っ た 。 KO 大 学 の 吉 村 昭 彦 氏 も JAK 阻 害 剤

Th2 を 抑 制 し、そ れ に よ り Th17 を 活 性 化 す る た め、ア ト ピ ー を 治 療

す る こ と が で き る と の セ オ リ ー を 提 唱 し て い る 。 JAK 阻 害 剤 は 既

に 骨 髄 線 維 症 や 関 節 リ ウ マ チ の 治 療 薬 と し て 販 売 さ れ て い る 。


追 伸 : 患 者 さ ん は ニ ゾ ラ ー ル で 急 速 に 改 善 に 向 か い 完 治 し た


テーマ : コスメ・美容
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : マラセチア毛包炎 ニキビもどき

難 治 性 疼 痛 に 四 逆 散




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以 前、 漢 方 薬 が 著 効 し た パ ニ ッ ク 障 害 を 報 告 し た こ と が あ る 。

パ ニ ッ ク の 原 因 を ス ト レ ス に よ る 肝 鬱 生 痰 ・ 痰 濁 上 逆 と 考 え、

四 逆 散 合 半 夏 厚 朴 湯 を 投 与 し、 完 治 ・ 廃 薬 す る こ と が で き た 。

四 逆 散 は 鬱 滞 し て い る 肝 気 を 疎 通 し、 半 夏 厚 朴 湯 は 上 逆 し た 

痰 濁 を 降 逆 ・ 除 去 す る 。 正 気 が ス ム ー ズ に 生 体 内 を 循 行 す る よ

う に な れ ば 病 は 自 ず と 消 え る 。 こ こ で 用 い た 四 逆 散 は、 現 代 の

よ う な ス ト レ ス 社 会 で は 必 須 の 処 方 薬 で あ る が、 既 に 江 戸 中 期

に 活 躍 し て い た 和 田 東 郭 は 「 気 鬱 」 に よ る 病 に 頻 用 し て い た 。


四 逆 散 は 全 身 の 気 の 流 通、 そ れ に と も な い 血 の 流 通 ( 気 は 血 の

帥 )、 を 改 善 す る 。 半 夏 厚 朴 湯 は 胸 ・ 膈 ・ 胃 に 停 滞 し た 痰 飲 を 除

く こ と で、 気 の 昇 降 ( 上 下 ) を 改 善す る の だ が 、そ れ に 派 生 し 全 身

の 気 の 流 通 も 改 善 す る 。 四 逆 散 の 働 き は 全 身 に 及 び、 根 ∼ 幹 ∼

枝 先 に 至 る ま で の 交 通 網 を 円 滑 に す る 。 半 夏 厚 朴 湯 は 根 ∼ 幹

の 間 の 交 通 渋 滞 の 原 因 を 取 り 除 き、 高 速 交 通 網 を 円 滑 に す る 。


最 近、 四 逆 散 の 慢 性 疼 痛 性 疾 患 へ の 有 効 性 が 多 数 報 告 さ れ て

い る 。 疼 痛 が 治 り 難 い の は、 一 つ に は 気 の 鬱 滞 ( ス ト レ ス ) が 存

在 す る か ら で あ り、 気 の 強 力 な 疎 通 作 用 を 有 す る 四 逆 散 が 注 目

さ れ る の は 当 然 と い え よ う 。 気 鬱 が 著 し け れ ば 柴 胡 疎 肝 湯 の 方

意 で 香 蘇 散 を 加 え て 用 い る 。 と く に 脇 胸 部 か ら 背 部 に か け て の

疼 痛 に は 奏 功 す る よ う だ 。 し か し、 難 治 性 頭 痛 に 対 す る 効 果 の

報 告 は な い よ う で あ る 。 群 発 頭 痛 に 奏 功 し た 症 例 を 経 験 し た 。


大 学 病 院 で 群 発 頭 痛 と 診 断 さ れ た 男 性 。 毎 年 春 に 2 か 月 ほ ど、

毎 日 2 ∼ 3 回 左 目 を え ぐ ら れ る よ う な 頭 痛 発 作 が 起 き る 。 眼 瞼 が

腫 れ 発 汗 も と も な う 。 予 防 薬 と し て ワ ソ ラ ン 6 錠 を 服 用 し て い る

が 効 果 が な い 。 発 作 の 度 に ロ キ ソ ニ ン 2 錠 と ト リ プ タ ン 製 剤 を 服

用 し、氷 枕 も 使 用 し な ん と か 凌 い で い る 。 熱 が り で 口 が 渇 き や す

い 。 汗 か き で 手 掌 に ベ ッ タ リ 汗 を か く 。 ス ト レ ス で 頭 痛 が 起 き や

す い 。 腹 診 で 腹 力 が 5/5、 胸 脇 苦 満 ・ 心 下 痞 鞕 ・ 腹 直 筋 の 緊 張 を

認 め る。 四 逆 散 を 投 与 。 2 週 間 後、ロ キ ソ ニ ン を 使 用 し な く て も 良

く な っ た 。 ト リ プ タ ン 製 剤 1 回 / 日 だ け の 服 用 で 症 状 が 安 定 し た 。



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 四逆散 群発頭痛

「 糖 質 制 限 ビ ジ ネ ス 」 の “ 陰 ”


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    加 茂 川 ブ ル ー ス




昔、 ア ト ピ ー 本 や 美 肌 製 品 が 巷 に 満 ち 溢 れ、 「 ア ト ピ ー ビ ジ ネ ス 」

な る 言 葉 が 流 行 し た 。 昨 今 は 糖 質 制 限 が 大 ブ ー ム で 巨 大 マ ー ケ

ッ ト が 出 現 し て い る 。 カ ロ リ ー 制 限 派 と 糖 質 制 限 派 の 果 て し な い

論 争 が 繰 り 広 げ ら れ る 。 ケ ー キ な ど の 洋 菓 子 は 砂 糖 も 多 い が 

バ タ ー も 多 く、 控 え れ ば 糖 質 制 限 & カ ロ リ ー 制 限 と い う こ と に

な る 。 あ る 面 オ ー バ ー ラ ッ プ し て い る も の で、 ほ ど ほ ど に し た い 。


不 思 議 な こ と は、 糖 尿 病 専 門 医 以 外 の 医 師 や 素 人 が、 糖 尿 病

の 大 家 の よ う に、 一 部 で は 新 興 宗 教 を 彷 彿 さ せ る が ご と く、 糖 質

制 限 を 声 高 に 熱 狂 的 に 支 持 し て い る 。 糖 質 制 限 の 菓 子 や ケ

ー キ や 食 品 で、 利 益 導 入 を 目 論 む か の よ う に 。 一 方 で 糖 質 制 限

の 伝 導 師 で あ っ た 桐 山 秀 樹 氏 の 死 に は 沈 黙 を 守 る 。 糖 質 制 限

の 菓 子 類 は、こ の デ フ レ の 時 代 に 異 常 に 高 い 値 段 で あ る 。 こ れ は

も は や  で は な い 。 「 糖 質 制 限 ビ ジ ネ ス 」 と 言 わ ざ る を え な い 。

糖 質 制 限 ビ ジ ネ ス の 実 質 的 オ ー ナ ー の 医 師 も い る ご 時 世 だ 。


週 刊 文 春 (2016.3.17) に は、 朝 食 抜 き は こ ん な に 危 険!、と の 記 事

が 掲 載 さ れ て い た 。 国 立 が ん 研 究 セ ン タ ー と 大 阪 大 学 の 共 同 研

究 グ ル ー プ が、 米 国 の 国 際 的 医 学 雑 誌 に 発 表 し た も の で あ る 。


8 万 人 を 15 年 間 追 跡 調 査 し た 結 果、 成 人 の 場 合 は 脳 出 血 の

発 症 が 増 加 し、 小 児 で は 集 中 力 が 低 下 し 成 積 不 振 に つ な が る 、

と い う も の だ 。 日 本 食 の 御 飯 に 味 噌 汁 と 焼 き 魚 が 理 想 と な る 。

朝 は 覚 醒 の た め 交 感 神 経 の 働 き が 活 発 に な る の だ が、 朝 食 を

抜 く と 血 糖 値 を 維 持 す る た め、 さ ら に 交 感 神 経 の 活 動 が 亢 進

し、 血 圧 が 上 が り 脳 出 血 の 危 険 が 増 す 。 穏 や か な 糖 質 制 限 だ 。


花 粉 症 の 季 節 も そ ろ そ ろ 終 わ り に 近 づ い た が、 今 年 の 漢 方 薬 は

越 婢 加 朮 湯 が 多 か っ た 。 抗 ヒ ス タ ミ ン 薬 を 服 用 し て い る が 効 果

な く、 目 の 痒 み や 顔 が ほ て る と 言 う 方 に 奏 功 す る 。 今 年 は 昨 年

に 比 べ 花 粉 の 飛 散 量 が 多 い た め、 ア レ ル ギ ー 反 応 ( 炎 症 ) が つ

よ く、 熱 化 し て い る ケ ー ス が 多 か っ た た め と 考 え る 。 た だ し 熱 化

が 著 し く、鼻 咽 喉 粘 膜 が 傷 陰 さ れ る と、辛 夷 清 肺 湯 の 出 番 と な る 。



テーマ : 糖質制限食
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 花粉症 越婢加朮湯 辛夷清肺湯

夜 間 頻 尿 が 「 ふ 菓 子 」 で 治 っ た!


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  祇 園 白 川 に 「 か に か く に 祇 園 は こ ひ し 寝 ( ぬ ) る と き も 

  枕 の し た を 水 の な が る る 」 ( 吉 井 勇 ) と 刻 ま れ た 碑 が あ る 。

わ が 故 郷 岩 手 の 石 川 啄 木 に も、 か に か く に で 始 ま る 歌 が あ る 。

か に か く に 渋 民 村 は 恋 し か り お も い で の 山 お も い で の 川

渋 民 村 と は 啄 木 の 生 ま れ 故 郷 で、 現 在 盛 岡 市 に 合 併 し て い る 。




「 い つ も の パ ン 」 が あ な た を 殺 す ( 白 澤 卓 二 訳 )、 1 年 ほ ど 前 に 読

ん で み た 。 タ イ ト ル か ら グ ル テ ン の 有 害 性 を 述 べ て い る と 思 い き

や、 多 少 は 述 べ ら れ て い た が、 主 に 炭 水 化 物 と コ レ ス テ ロ ー ル 

の 薬 ( ス タ チ ン ) の 有 害 性 に つ い て 述 べ ら れ て い た 。 ス タ チ ン の

有 害 性 に は 賛 成 で あ る が、 糖 質 制 限 は ほ ど ほ ど に 行 わ な い と 逆

に 有 害 と な る 。 多 少 は 触 れ ら れ て い た グ ル テ ン の 有 害 性 は、 著

者 が 米 国 の 医 師 で あ る た め 理 解 で き る が、 日 本 人 に は そ れ ほ ど

の 影 響 は な く、 小 麦 に よ る ア レ ル ギ ー の 方 が 重 要 と 考 え ら れ る 。


自 閉 症 や ア ス ペ ル ガ ー 症 候 群 と グ ル テ ン の 関 係 が 指 摘 さ れ て

い る が、 腸 内 フ ロ ー ラ ( 細 菌 叢 ) と の 関 係 が よ り 重 要 で あ る こ と

が 明 ら か と な っ て き た 。 こ れ ら の 疾 患 だ け で な く 炎 症 性 腸 疾 患、

喘 息、 心 血 管 障 害、 が ん、 う つ 病 や 肥 満 な ど と 腸 内 フ ロ ー ラ と の

関 連 も 指 摘 さ れ て い る 。 そ の た め 糞 便 微 生 物 叢 移 植 が 脚 光 を

浴 び い る 。 著 者 は 糖 質 制 限 食 を 止 め て か ら、 お 腹 の 調 子 が 良

く な っ た 。 良 い 腸 内 フ ロ ー ラ に は、 穀 類 や 豆 類 や 果 物 が 必 要 だ 。


日 本 人 は 欧 米 人 と 人 種 が 異 な る た め、グ ル テ ン の 有 害 性 は 少 な

く、 グ ル テ ン に 対 す る 過 剰 反 応 の 感 を 否 め な い 。 パ ン や 麺 類 の

弾 力 性 に 欠 か せ な い も の で 、 そ れ 以 外 に も 血 圧 降 下 や 胃 液 分

泌 抑 制 や イ ン ス リ ン 分 泌 増 加 な ど の 作 用 が 知 ら れ る 。 特 記 す べ

き こ と と し て、 小 麦 の 蛋 白 成 分 で あ る グ ル テ ン は 腸 で ペ プ チ ド に

分 解 さ れ 吸 収 さ れ る が、 ペ プ チ ド の 一 部 が エ ク ソ ル フ ィ ン と し て

作 用 し、 脳 内 オ ピ オ イ ド レ セ プ タ ー と 結 合 し 生 理 的 活 性 を 現 す 。


オ ピ オ イ ド は、 が ん の 疼 痛 緩 和 薬 と し て 広 く 用 い ら れ て い る が、

眠 気 や 嘔 気 や 便 秘 な ど の 副 作 用 も 多 い 。 そ の 中 に 排 尿 障 害 も

あ る の だ が、 そ の 副 作 用 が か え っ て 夜 間 の 頻 尿 に 有 効 で あ っ た

と 考 え ら れ た 症 例 を 経 験 し た 。 ご 高 齢 の 男 性 。 頸 椎 損 傷 と 糖 尿

病 で 車 い す の 生 活 。 夜 間 頻 尿 が 泌 尿 器 科 の 薬 を 飲 ん で い る の

に 5∼6 回 も 認 め ら れ る 。 漢 方 薬 も 試 し て み た が 効 果 が 認 め ら れ

な い 。 そ れ が ふ 菓 子 を 食 べ る よ う に な り 夜 尿 が 1 回 と な っ た 。


オ ピ オ イ ド の 副 作 用 と し て、 排 尿 反 射 を 抑 制 し、外 尿 道 括 約 筋 の

収 縮 お よ び 膀 胱 容 量 を と も に 増 加 さ せ る、 と あ る 。 ふ 菓 子 は

こ ど も の こ ろ 駄 菓 子 屋 で 売 ら れ て い た、 懐 か し い お 菓 子 で あ る 。

小 麦 粉 と 小 麦 蛋 白、 黒 砂 糖 で 作 ら れ て い る 。 腸 で エ ク ソ ル フ ィ

ン に 分 解 吸 収 さ れ、 脳 内 オ ピ オ イ ド 受 容 体 に 作 用 し、 膀 胱 用 量 を

増 加 さ せ た 結 果 と 考 え ら れ る 。 ふ 菓 子 に 含 ま れ る 程 度 の グ ル テ

ン 量 が 夜 尿 症 に は ち ょ う ど 良 か っ た  災 い 転 じ て 福 と な す、と 。

★ 夕 食 後 の 「 ふ 菓 子 」 2 個 が 「 夜 間 頻 尿 」 に 有 効 な の か ど う か 。



テーマ : 食と健康
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 夜尿症 ふ菓子 グルテン オピオイドレセプター

う つ 病 の 特 効 薬 「 茯 苓 飲 合 半 夏 厚 朴 湯 + 香 蘇 散 」


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中 島 随 象 先 生 が 「 あ ま り に 訴 え が 多 く て、 何 が な ん だ か 分 か ら な

い と き に は、 分 心 気 飲 が 宜 し い 」 と 述 べ た の は 有 名 な 話 で あ る 。

い ろ い ろ と 症 状 を 訴 え て 証 が つ か み に く い 場 合 に は 分 心 気 飲 、

と い う 意 味 で あ る 。 分 心 気 飲 の 出 典 は 中 国 宋 代 末 の 『 太 平 恵 民

和 剤 局 方 』 で あ る が、 こ こ に は 構 成 生 薬 が 異 な る、 同 名 の 処 方 が

二 つ 存 在 す る 。 両 剤 と も 「 一 切 の 気 を 治 し 」、方 意 は 同 じ で あ る 。


本 邦 で 用 い ら れ て い る 分 心 気 飲 は、 桂 皮, 芍 薬, 木 通, 半 夏, 青 皮,

陳 皮, 茯 苓, 蘇 葉, 羗 活, 桑 白 皮, 大 腹 皮, 燈 心 草, 大 棗, 生 姜, 甘 草
 

構 成 生 薬 の も の で あ る 。も う 一 つ の 分 心 気 飲 の 構 成 生 薬 は、香 附

子, 藿 香, 白 朮, 人 参, 陳 皮, 厚 朴, 蘇 葉, 木 香, 草 果 仁, 桑 白 皮, 大 腹 皮,

大 腹 子, 燈 心 草, 丁 香, 桔 梗, 麦 門 冬, 大 棗, 生 姜, 甘 草
 で あ る 。 ど ち

ら も 「一 切 の 気 の 病 を 治 す 」 効 果 は、 同 じ で あ る と 記 さ れ て い る 。


分 心 気 飲 は、 気 が 鬱 滞 し 中 焦 に 痰 飲 が 生 じ た た め、 心 下 を 中 心

と す る 正 気 の 昇 降 出 入 が、 不 通 と な る た め 出 現 す る 諸 症 状 を 改

善 す る 。 正 気 が 胃 か ら 心 に 送 ら れ な い と、 不 安 や 抑 う つ や

不 眠 な ど が 引 き 起 こ さ れ る 。 胃 に 痰 飲 が 蓄 積 す る と、 心 下 が

痞 え 重 苦 し く な り、 腸 に ガ ス が 停 滞 す る 。 痰 飲 が 胃 か ら 胸 や 

口 咽 に 逆 上 す る と、 胸 苦 し さ や 咽 喉 の 痞 え や 咳 ・ 痰 や 口 粘

が 生 じ る 。 頭 に 上 逆 す る と、 眩 暈 や 耳 鳴 り や 頭 痛 が 起 き る 。


そ れ で は エ キ ス 剤 で 治 療 す る に は ど う す る か 。 先 の 二 つ の 分 心

気 飲 の 構 成 生 薬 か ら、 適 宜 生 薬 を 選 択 す る と、 茯 苓 飲 合 半 夏 厚

朴 湯
 に 香 蘇 散 を 加 え る こ と を 思 い つ く 。 高 齢 の 女 性 。 う つ 病 で

大 学 病 院 に 通 院 中 だ が 症 状 の 改 善 が 思 わ し く な い 。 気 分 が 沈 ん

で 体 が 重 だ る い 。 口 が 悪 く、 味 が せ ず、 食 欲 が な い 。 頭 が 重 く 歩

く と フ ラ フ ラ す る 。 胸 が 苦 し く 痰 が 多 い 。 風 邪 で 咳 が 治 り 難 い 。

多 夢 で 眠 り が よ く な い 。 茯 苓 飲 合 半 夏 厚 朴 湯 + 香 蘇 散 を 投 与 。


こ れ で 諸 症 状 が 急 速 に 改 善 に 向 か っ た の で あ る 。 高 齢 者 や 胃 腸

の 虚 し て い る 女 性 で、 痰 飲 が 生 じ て い る 気 の 病 に は、 分 心 気 飲

の 方 意 で、 茯 苓 飲 合 半 夏 厚 朴 湯 + 香 蘇 散 が 有 効 と 考 え ら れ る 。

肝 鬱 が 著 し い 場 合 に は、 半 夏 厚 朴 湯 + 四 逆 散 が 宜 し い よ う だ 。



テーマ : 漢方・東洋医学
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : 分心気飲 茯苓飲合半夏厚朴湯 香蘇散

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